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ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換える(MNP)手順を徹底解説

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換える(MNP)手順・メリット・デメリット・注意点を解説。

ahamoのSIMのみを他社から乗り換えで契約するとdポイント(期間・用途限定)が20,000ポイント貰える!

ahamo公式キャンペーンサイトからエントリーし、ahamoサイトでSIMのみの他社からの乗り換え(MNP)で、dポイント(期間・用途限定)が20,000ポイントもらえます。(4,000円分が5ヶ月間毎月進呈)

キャンペーンのエントリーおよびahamoの申し込みにはdアカウントが必要です。持っていない人は作成しましょう。

【エントリー期間】2022年5月13日(金)~終了日未定で実施中
【対象手続き】エントリー翌月末までに、他社から乗り換え+SIMカードのみ/eSIMのみ契約して開通手続き(利用開始手続き)を完了させる
【特典進呈時期】進呈条件を満たした月の翌々月以降 5ヶ月間毎月10日までに進呈

目次

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え手順を解説

ahamoの申込手順

手順
  • dアカウントを作成しておく
  • ahamoで動作確認されている端末かどうかを確認
  • ソフトバンクで購入したAndroidスマホやiPhoneを利用する場合は、My au等でSIMロック解除手続きを行う
  • ソフトバンクでMNP予約番号を発行するか、MNPワンストップを利用するか決める
  • 本人確認書類、契約者名義のクレジットカード・口座情報、MNP予約番号など必要なものを用意する
  • ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
  • 質問に沿って以下を選択
    • 「どちらで申し込みますか」→【今の電話番号をそのまま使う】
    • 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」→【docomo以外】
    • 「申し込みと一緒にスマホを買いますか」→【買う】または【買わない】
    • 【買わない】場合 : SIMカードまたはeSIMを選択する
    • 【買う】 場合 : 後の画面で端末の種類、本体カラー、容量、補償サービス、支払い方法、SIMタイプの選択などを行う
  • データ通信量、ポイ活オプション、かけ放題オプション、NBA docomoに申し込む・申し込まないを選択
  • 利用者が18歳以上の大人か、18歳未満の子供かを選択
  • dアカウントでログイン
  • MNP情報・本人確認書類・支払い情報を入力
  • 申し込み完了(SIMカードのみ、端末セット契約の場合は商品到着を待つ)

ahamoの開通・初期設定の手順

ahamoで回線切替手続きを行い、端末にahamoのSIMカードを入れる/eSIMをダウンロードしてください。回線切替手続きの受付時間は午前9時から午後9時までです。

SIMカードや端末セット契約時は手元に商品が届いてから回線切替手続きを実施してください。

eSIM契約時は「eSIM利用開始手続きのご案内」というタイトルのメールが届くとeSIM開通手続きできるようになります。メールが届かない場合は、ahamoサイトにログインして「手続き状況」が完了の場合は開通手続きができます。

手順
  • ahamoアプリまたは手続きサイトを起動し、申し込み時に登録したdアカウントでログイン
  • 商品が出荷されると、切り替え(開通)手続きのボタンが表示される
  • 開通する電話番号や注意事項を確認し、問題なければ「開通する」ボタンを押す
  • 「開通手続きの完了」画面が表示されたら、開通手続きは完了
  • 開通手続き完了と同時に、ソフトバンクとの契約が自動で解約されてahamoが開通する

SIMカードの場合

開通手続き完了後、ahamoのSIMカードを利用したいスマホに入れてください。

eSIMの場合

ahamoのeSIMは、状況に応じて3通りの方法でダウンロードできます。

①新しいスマホの初期設定中に自動でeSIMがダウンロードされる場合があるほか、②スマホにプッシュ通知が届き、案内に従ってタップするだけでダウンロードできることもあります。①②どちらもうまくいかない場合は、③手動でeSIMのダウンロードも可能です。

Androidスマホの場合は、[設定] → [ネットワークとインターネット]→[モバイルネットワーク]の順にタップし、SIMをダウンロード(eSIMを追加)をタップ、eSIMの開通手順 | 申し込みの流れ | ahamoに掲載されているQRコードを読み取ると、eSIMのダウンロードが可能です。

iPhoneの場合は、[設定] > [モバイル通信]→[eSIMを追加]の順にタップし、eSIMを設定をタップすると、eSIMのダウンロードが可能です。iPhoneはahamoサイトのQRコードの読み取りは不要です。

APN設定・発信テストを行いahamoの利用開始

iPhoneはAPN設定不要で利用できます。ahamoサイトでAndroidスマホやiPhoneをセット契約している場合も、APN設定不要です。

AndroidsスマホはSIMカード挿入後、自動で通信可能となる一部端末ではAPN設定は不要です。自動で通信できなかった場合は手動でAPN設定してください。APN設定完了後は繋がりにくいことがあります。機内モードオン・オフするとすぐに繋がりやすいです。

発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認してください。発信テスト用番号へ電話をかけると着信が来ます。着信後「ただいま着信試験をおこなっております。」というガイダンスが流れたら正常に利用できています。

Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信ができることを確認し、問題がなければこれでahamoの開通完了です。

AndroidのAPN設定

APN設定方法はドコモが公開しているアクセスポイント(APN)設定について |他社製品のケータイなどをご利用されるお客様へを確認してください。

手順
  1. 「設定」アプリ→「ネットワークとインターネット」をタップ
  2. 「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」をタップ
  3. 右上の「+」ボタンをタップ
  4. 「名前」はahamoなどと入力し、「APN」を「spmode.ne.jp」に設定する
  5. 「認証タイプ」を「未設定」あるいは「なし」を選択する。「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定する
  6. 右上の「︙」ボタンを選択し、「保存」する
  7. 先ほど設定したAPNをチェックする

ahamoでスマホを購入する場合はデータ移行が必要

ahamoサイトで販売されているAndoirdスマートフォンやiPhoneを使うという場合は、ahamoの開通手続きの前後で、新スマホの初期設定や旧スマホから新スマホへのデータ移行を実施しておきましょう。

ahamoではSIMカードのみを契約し、手持ちのスマホをそのままahamoでも使うという人はデータ移行は不要です。

iPhoneは、クイックスタート、iCloud、iTunesまたはFinderを使ってデータ移行できます。ほとんどの人はクイックスタート機能を使うでしょう。

Androidスマホは、スマホ内のコンテンツ・データ・設定は、Google アカウントにバックアップできます。バックアップした情報は、元のスマートフォンや他の Android スマートフォンに復元できます。

スマートフォン各メーカーサイトでもデータ移行方法を案内していますし、メーカー独自のデータ移行アプリもあるので調べてみてください。同じメーカー同士なら移行も簡単です。

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えで用意するもの・必要なものまとめ

ahamoに乗り換える手順

ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使う場合も、ahamoで端末を新たに購入する場合も、基本的な流れは以下の通りです。

使いたいスマホがahamoで動作確認されているかをチェックする

ahamoに対応しているか確認する

ahamoでSIMカードのみ/eSIMのみ契約する場合は、利用予定の端末がahamoで動作確認されていることを確認してください。

チェックリスト
  • SIMを入れて使いたいスマホがahamoで動作確認されているかを対応端末一覧 | ahamoでチェック
  • iPhoneはSIMフリー版iPhoneでも、SIMロック解除済みキャリア版iPhoneどちらも絶対に使える
  • ソフトバンクの公開しているSIMロックが解除可能な機種及びSIMフリー機種の周波数帯一覧を見て、自分の使いたいソフトバンクのAndroidスマホがLTE Band 1/3/19に対応していることを確認
  • Androidスマホはドコモ回線(LTE Band 1/3/19)に対応しているか確認。SIMフリー版Androidは絶対にドコモ回線に対応、ソフトバンク版Androidスマホは要確認
  • eSIMを契約するなら対応スマホであることを確認する
eSIMを契約して利用するなら、eSIM対応スマホであることを確認する

dアカウントの発行/ahamoの契約に必要なものを事前に用意する

ahamoの契約に必要なもの

他社から乗り換えでahamoを契約するときは、

  • dアカウント
  • 本人確認書類
  • 契約者名義のクレジットカード/キャッシュカード(口座情報)
  • 連絡先フリーメールアドレス(ahamoがフリーメールアドレスを推奨)
  • MNP予約番号(MNPワンストップを利用しない場合)

が必要です。

dアカウントの発行等が必要

ahamoを契約するときはdアカウントの発行が必要になります。新規作成ガイド | dアカウントを参考にして、dアカウントを発行してください。 dアカウント作成時には、メールアドレスとSMSが受信できる携帯電話端末が必要です。

本人確認書類

利用できる本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
  • 療育手帳
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード

ahamoの契約者名義とソフトバンクの契約者名義が同一でない場合は名義変更が必要です。ソフトバンクショップに契約者と使用者の本人確認書類を持って行って手続きしてください

ソフトバンクスマホを使うなら、My SoftBank等でスマホのSIMロック解除手続きをする

ソフトバンクのスマホのSIMロック解除が必要かどうかについて

ソフトバンクから発売されたAndroidスマホやiPhoneは、購入時期によってSIMロックあり・SIMロックなしが異なります。

2021年6月1日以降以降にソフトバンクから発売された機種(Xperia 1 III を除く)は、SIMロックがかかっていないSIMフリー状態で発売されています。

2021年5月11日までにソフトバンクでスマホを購入

ソフトバンクのスマホをSIMロック解除する方法

2021年5月11日までにソフトバンクから販売されたスマホは「SIMロックあり」で販売されています。ahamoを契約する前にMy SoftBankなどでSIMロック解除手続きをしてください。

ahamoのSIMカードを入れて利用するときも、eSIMをインストールして利用するときも、SIMロック解除手続きが絶対に必要です。

My SoftBankやソフトバンクショップでSIMロック解除手続き可能で、SIMロック解除手数料は無料です。(2023年9月13日から無料)

SIMロック解除手続きの流れ
  • SIMロックを解除したい機種の電話番号でMy SoftBankにログイン
  • SIMロック解除したい機種の「IMEI番号」を入力して「次へ」をタップ
  • 「解除手続きする」をタップ
  • SIMロック解除完了
  • Google Pixel以外のAndroidスマホは、SIMロック解除コードが発行される。iPhoneは解除コードはない

MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するか決める

従来の方法とMNPワンストップの違い

ソフトバンクからahamoに乗り換える際に、MNPワンストップ方式を利用して申し込むか、従来どおりにソフトバンクでMNP予約番号を発行して申し込むかどうか決めてください。どちらでも申し込めます。

MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の発行・取得手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。

ソフトバンクでMNP予約番号を発行する方法

ソフトバンクでMNP予約番号を取得する方法

ソフトバンクでMNP予約番号を発行する方法は大きく分けて、①携帯電話や一般電話からソフトバンクに電話、②My SoftBankで発行、③ソフトバンクショップで発行、の3つあります。

MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間で、ahamoを他社から乗り換えで申し込む場合は10日以上残っている状態での申し込みが必要です。発行したらすぐに申し込むようにしましょう。

電話での手続き

  • ソフトバンク携帯電話から : *5533(通話料無料)
  • 一般電話から : 0800-100-5533(通話料無料)
  • 受付時間 : 9時から20時まで(年中無休)

電話がつながったらガイダンスにしたがって「1」を押してください。

My SoftBankでの手続き

My SoftBankにログインするとMNP予約番号発行の手続きができます。また、手続きの前に解約時にかかる費用も確認できます。

  • 受付時間 : 9時から20時まで(年中無休)
  • 20時以降の予約番号発行受付は、翌朝9時以降に順次SMSで通知

ソフトバンクショップでの手続き

運転免許証などの本人確認書類が必要です。受付時間は各店の営業時間によります。

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時に利用できるキャンペーン

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えるときに利用できるオススメのキャンペーンは以下の通り。

ahamoのSIMのみを他社から乗り換えで契約するとdポイント(期間・用途限定)が20,000ポイント貰える!

ahamo公式キャンペーンサイトからエントリーし、ahamoサイトでSIMのみの他社からの乗り換え(MNP)で、dポイント(期間・用途限定)が20,000ポイントもらえます。(4,000円分が5ヶ月間毎月進呈)

項目内容
エントリー期間2022年5月13日(金)~終了日未定で実施中
特典進呈条件①ahamoサイトで、端末購入を伴うことなく、他社から乗り換え(MNP)し、ahamoを開通する
②ahamo開通日の前月か当月に、キャンペーンサイトからキャンペーン期間内にエントリーすること
特典付与時期進呈条件を満たした月の翌々月以降 5ヶ月間毎月10日までに進呈
  • エントリーしたdアカウントとahamoを申し込む際に使用したdアカウントが異っている場合、エントリーの翌々月以降にahamo開通した、またはahamo開通日の翌月以降にエントリーした場合は対象外

機種代金割引(5G WELCOME割)

5G WELCOME割

ahamoサイトでは、対象の5Gスマートフォンを新規契約または他社から乗り換え(MNP)で購入すると、機種代金の割引 or dポイント(期間・用途限定)の進呈が受けられる【5G WELCOME割】が実施されています。

たとえば2025年11月1日時点だと、iPhone 17 Pro(256GB/512GB/1TB)が乗り換えで11,000円割引、iPhone 17(256GB)は34,540円割引されます。割引額は変動するため、最新情報はahamoサイトで確認してください。

ソフトバンクからahamoに乗り換えるメリット

ahamoに乗り換えるメリット
メリット
  • ソフトバンクよりも月額料金が安くなる
  • 4Gネットワークだけでなく5Gネットワークにも対応。高速・大容量のドコモの瞬速5Gをahamoでも体験できる
  • 月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GBまで、大盛りオプション(月額1,980円)契約で月110GBまで使える
  • 30GB/110GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できる(1GB/550円で追加購入可能)
  • 海外91の国と地域で追加料金無しで30GB使える(海外ローミング・海外データ通信が30GBまで無料)
  • 1回5分以内の国内通話が無料、かけ放題オプションもあり
  • 2年縛りや解約金は無く、契約事務手数料無料、MNP転出手数料無料
  • dカードで支払うとデータ容量が最大5GB増える「dカードボーナスパケット特典」がある
  • 対象サービス契約でdポイント(期間・用途限定)が貰える「爆アゲセレクション」
  • ahamoでSIMのみ契約しても、ドコモオンラインショップで機種変更手続きが可能
  • ソフトバンクは契約解除料(違約金)・MNP転出手数料無料

ソフトバンクからahamoに乗り換えると月額料金を大きく抑えやすい

ソフトバンクからahamoへ乗り換えると、多くのケースで毎月のスマホ料金を下げられる可能性が高くなります。

ソフトバンクの「ペイトク無制限」はデータ無制限で月額9,625円とかなり高額です。また「メリハリ無制限+」も、2GB以下の月であれば5,775円に収まるものの、2GBを超えた瞬間に月額7,425円まで上がります。「ミニフィットプラン+」を選んだ場合でも、1GBまで3,278円、1~2GBで4,378円、2~3GBで5,478円と、使った容量に応じて段階的に料金が増えていきます。

ahamoは月額2,970円で30GBまで利用可能です。さらにデータを多く使う人でも、「大盛りオプション」を追加すれば月額4,950円で110GBまで使えるため、ソフトバンクの無制限プランと比べてもかなり割安と言えるでしょう。

また、ahamoはテザリングに特別な制限はなく、契約しているデータ容量の範囲内で自由にテザリングが利用できます。大盛りオプションを付けている場合は、合計110GBまでの容量を、テザリングを含めてそのまま使える点も魅力です。

ドコモ回線を利用した安定した通信品質

ahamoは、ドコモが提供する料金プランのひとつであり、利用している通信回線もドコモと同じネットワークです。

このため、ドコモとahamoの間でサービスエリアに差はありません。「ドコモならつながるのにahamoだと圏外になる」といったことは基本的になく、安定した通信品質が期待できます。都市部はもちろん、郊外や地方でもドコモ回線のエリアの広さをそのまま享受できます。

さらに、ahamoは4G LTEだけでなく5Gにも対応しています。5Gエリア内で対応スマホを使えば、ドコモが提供する高速・大容量通信「瞬速5G」を追加料金なしで利用できるため、動画視聴や大きなファイルのやり取りなどもスムーズです。

制限後も最大1Mbpsで通信できる

ahamoでは、30GBまたは110GBの上限を使い切っても、通信が完全に止まることはなく、最大1Mbpsの速度でデータ通信を続けることができます。最大1Mbpsあれば、YouTubeは画質を落とせば視聴が可能で、InstagramやX(Twitter)のタイムライン閲覧、LINEのメッセージ送受信など、日常的な利用であれば大きなストレスを感じにくいレベルです。

さらに、どうしても高速通信に戻したい場合は、1GBあたり550円でデータチャージが可能です。ソフトバンクでは追加データ1GBあたり1,100円かかるため、同じ容量を追加する場合でも、ahamoの方が半額程度で済みます。

ソフトバンクでは、毎月の定められたデータ量を超過して速度制限がかかった場合、通信速度は最大128kbps~300kbps程度にまで落ちます。これと比較すると、制限時でも最大1Mbpsで使えるahamoは、かなりユーザーフレンドリーな仕様と言えるでしょう。

海外でも月30GBまで追加料金なしで利用可能

ahamoは、事前の申し込みやオプション加入をしなくても、そのまま海外ローミングが利用できます。対応しているのは91の国と地域で、日本人の主な渡航先の約98%をカバーしています。海外での利用分も、国内利用と合わせて月30GBまでは追加料金なしで使えるため、旅行や出張でも特別な準備なしでデータ通信を使えるのが大きなメリットです。

なお、ahamoで大盛りオプションを追加して月110GBまで使える場合でも、海外で利用できる上限は月30GBまでとなっており、それを超えると速度制限がかかります。

1回5分以内の国内通話が無料、かけ放題オプションも追加可能

ahamoの基本料金には、1回あたり5分以内の国内通話が無料になるサービスが標準で含まれています。

お店の予約やちょっとした連絡など、短時間の通話であれば追加料金を気にせず利用できます。5分を超えた通話については、30秒ごとに22円の通話料がかかります。

より長時間の通話を頻繁に行う人向けには、月額1,100円で国内通話が時間無制限でかけ放題になるオプションも用意されています。長電話が多い人でも、通話料金を気にせず利用できる構成です。

ソフトバンクで同様に5分かけ放題にするには、「準定額オプション+」(月額880円)の加入が必要でした。ahamoでは、5分かけ放題が最初から基本料金に含まれているため、ソフトバンクから乗り換えることで、この分のオプション料金を節約できる形になります。

dカードボーナスパケット特典で毎月のデータ量が増える

ahamoの利用料金を。「dカード PLATINUM」「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード」で支払うよう設定すると、「dカードボーナスパケット特典」によって毎月のデータ容量が自動的に上乗せされます。

dカード PLATINUM、dカード GOLD、dカード GOLD Uで支払う場合は、毎月+5GB、通常のdカードで支払う場合でも毎月+1GBが付与されます。つまり、30GBプランであれば実質31GB~35GB、110GBプランであれば実質111GB~115GB相当まで使えるイメージとなり、dカードを持っている人にとっては、さらにお得に利用できます。

ソフトバンクからahamoに乗り換えるデメリットまとめ

ahamoに乗り換えるデメリット・注意点まとめ
ソフトバンクからahamoに乗り換えるデメリット
  • ソフトバンクとドコモは通信可能エリアが異なる。ソフトバンクだと通信できたけどドコモだと通信できない場所がある、みたいなことが発生するかもしれない
  • ahamoはデータ無制限プランはないので、ソフトバンクで無制限プランを利用していた人はahamoだとあっという間にギガ不足になる可能性がある
  • ソフトバンクの「新みんな家族割」「おうち割光セット」「PayPayカード割」などの割引が利用できなくなる
  • ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる。継続したいならahamoへの乗り換え完了後にソフトバンク側の「メールアドレス持ち運び」に申し込むこと
  • ソフトバンクのAndroidスマホはドコモ回線に対応していない可能性あり。iPhoneはSIMロックを解除すれば絶対に使える
  • PayPayポイントが溜まりにくくなる。PayPayのソフトバンクユーザー向けクーポンが利用できなくなる
  • Yahoo!ショッピングでのPayPay支払いでの還元額が落ちる
  • LYPプレミアム(Yahoo!プレミアム)が無料で利用できなくなる
  • ソフトバンクからahamoに乗り換え後も、ソフトバンク側で「「あんしん保証パックサービス」や「新トクするサポート」、「トクするサポート+」、「トクするサポート」などがサービス継続する
ahamoの一般的なデメリット
  • ahamoのデータ容量は30GBまたは110GB。プラン・データ容量の選択肢が少ない
  • ahamoは余ったデータ容量を翌月に繰越できない。毎月30GBまたは110GBスタート
  • ahamoではドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は提供していない
  • 着信転送(転送電話)サービス・留守番電話サービス・キャッチホンがない
  • ahamoはドコモの割引は適用されない。ドコモの契約回線数にはカウントされる
  • ahamoが契約できるのは18歳以上(親権者名義で契約し、18歳未満を利用者登録は可能)
  • ahamo契約後の相談は「専用チャット」の利用が必要。ドコモショップやインフォメーションセンターでは受け付けていない。ドコモショップでのサポートを希望する場合は有料の「お手続きサポート」等を利用

ソフトバンクのようなデータ無制限プランはない。30GBまたは110GBの2択

ahamoで選べる月間データ容量は、30GBの基本プランと、大盛りオプションを追加した110GBプランの2種類だけです。ソフトバンクの「ペイトク無制限」や「メリハリ無制限」のように、データ通信量そのものが無制限になるプランは用意されていません。

そのため、毎月100GBを超えるようなヘビーユーザーの場合、ソフトバンクからahamoに乗り換えると、料金は安くなる一方で、上限到達後の速度制限が不便に感じられる可能性があります。「とにかく使い放題で制限を気にしたくない」という使い方には向いていません。

ahamoはドコモ回線で提供。ソフトバンク回線とはエリアが少し異なる

ahamoはドコモのオンライン専用料金プランのひとつであり、利用している通信回線もドコモ回線です。

ドコモ回線とソフトバンク回線では、基地局の配置やエリア設計の考え方が異なるため、カバーしている地域や電波の入り方に細かな差があります。ソフトバンク利用時には問題なくつながっていた場所でも、ドコモ回線に切り替えることで電波が弱くなる可能性があります。

おうち割などソフトバンクの割引サービスは使えなくなる

ソフトバンクからahamoへ変更すると、ソフトバンク契約中に適用されていた各種割引はすべて対象外になります。具体的には、家族割引、新みんな家族割、おうち割光セットなどが挙げられます。

乗り換えによってソフトバンクの契約回線数が減ると、割引条件を満たさなくなり、残っている家族の割引額が減ったり、割引そのものが適用対象外になる可能性があります。おうち割光セットは1人契約でも適用されるため、そのままソフトバンク回線に残している人がいれば、割引自体は継続されます。

なお、ahamo側にはドコモ光やhome 5Gとのセット割、家族回線数に応じた割引といった仕組みはありません。hamo単独での料金があらかじめ割安に設定されている代わりに、セット割や家族割は利用できない設計になっています。

PayPayポイントが貯まりにくくなる

ソフトバンク契約中は、PayPayポイントが貯まりやすくなっています。

ペイトク無制限利用時の特典や、初回ペイトク適用でのポイント還元、スーパーPayPayクーポンによる最大半額相当のポイントバック、Yahoo!ショッピングでのPayPay支払い時の高倍率還元など、さまざまな施策が用意されています。さらに、長期継続特典やエンタメ特典、LYPプレミアムの無料利用なども利用できます。

ahamoへ乗り換えた場合、こうしたソフトバンク会員向けの特典はすべて対象外となります。PayPayポイントの代わりにdポイントが貯まるようになりますが、正直にいうとPayPay

ソフトバンクのキャリアメールは無料では使えなくなる(有料で持ち運び可能)

ソフトバンクからahamoに乗り換えると、「~~~@softbank.ne.jp」などのソフトバンクが提供しているキャリアメールアドレスは、無料のままでは利用できなくなります。

乗り換え後もソフトバンクのキャリアメールを継続利用したい場合は、ahamoへの乗り換えが完了した後に、ソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」サービスへ別途申し込む必要があります。このサービスは1メールアドレスあたり月額330円、または年額3,300円がかかります。

今後キャリアメールを使う予定がないのであれば、乗り換え前にソフトバンクのキャリアメールアドレスで登録している各種Webサービス、Apple ID、ショッピングサイト、金融系サービスなどの連絡先を、GmailやYahoo!メールといったフリーメールアドレスに切り替えておきましょう。

留守番電話・転送電話・キャッチホンは利用できない

ahamoでは、ソフトバンクで提供されていたような留守番電話サービス、転送電話サービス、キャッチホン(通話中の着信を通知するサービス)は利用できません。

ただし、ahamo契約者でも「着信通知サービス」は利用できます。電源を切っている時や圏外にいる場合、または通話中で着信を受けられなかった際に、SMSで不在着信のお知らせが届きます。

また、スマートフォン機種によっては、端末に「伝言メモ」や「簡易留守録」などの留守番電話機能が標準搭載されている場合があります。利用できる機能や設定方法、注意点については、それぞれのメーカーのサポートページなどで確認しておきましょう。

手厚いサポートを求める場合は有料になる

ahamo契約に関するサポートは、基本的にオンライン前提の体制になっています。申込後の問い合わせや手続きは、専用チャットを通じて行う形が中心で、ドコモショップ窓口やインフォメーションセンターでの相談は原則として対象外です。

ドコモショップでスタッフにサポートしてほしい場合は、有料の「ahamo WEBお申込みサポート」や「ahamo WEBお手続きサポート」を利用する必要があります。

どちらも利用料金は3,300円で、「WEBお申込みサポート」は新規契約や他社からの乗り換え、ドコモのギガプランからahamoへのプラン変更手続きなどをショップで一緒に進めてもらえるサービスです。「WEBお手続きサポート」は、ahamo契約後の各種手続きについてショップスタッフが申し込みを手伝ってくれる内容になっています。

ソフトバンクからahamoに乗り換えでよくある質問

ahamoに乗り換えでよくある質問

ahamoに乗り換えるベストのタイミングは?

乗り換えのベストタイミングは様々な考え方がありますが、ソフトバンクの請求締め日前に乗り換えが完了するようにahamoを申し込むことをおすすめします。

ソフトバンクの請求締め日は20日または月末です。どちらかはMy SoftBankで確認できます。

ソフトバンクは、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、プランにもよりますが日割り計算されずに1ヶ月分の支払いが必要になります

ahamoは、月の途中で契約した場合は、月額料金は日割り計算されて請求されます。

請求締め日ギリギリになってahamoを他社から乗り換えで申し込むと、ahamo開通が翌月になり、ソフトバンクの利用料金を2ヶ月分支払い、ahamoの利用料金もほぼ1ヶ月分支払う羽目になるのでご注意ください。

ソフトバンクで違約金は発生する?

ソフトバンクは契約解除料(違約金)やMNP転出手数料は無料です。

端末代金の支払いが終わっている人が支払うのはソフトバンクの利用料金くらいです。

ソフトバンクからahamoに乗り換えた月のソフトバンクの利用料金の支払いが必要です。基本的に日割り計算されず1ヶ月分満額請求されます。

ソフトバンクでスマホ分割払いが残っている状態でもahamoに乗り換えできる?

乗り換えできますが、ソフトバンクからahamoに乗り換えても、ソフトバンクで購入したスマホの機種代金の残りの支払いは続きます。

残りの機種代金や支払回数はMy SoftBankから確認できます。 分割支払金の残金は一括でお支払いすることができます。

手続きはMy SoftBank、ソフトバンクショップ、チャットサポート(解約済みの場合は対応不可)にて受け付けしています。ahamoに乗り換える前に手続きするといいでしょう。

ソフトバンクを解約後の分割支払金の残金支払方法は、別の口座振替またはクレジットカード支払いに変更ができます。ソフトバンクショップでの現金支払いには変更できません。

スマホのデータバックアップは必要?

SIMカードのみ・eSIMのみ契約する場合はスマホ内のデータのバックアップは不要です。SIMを入れ替えただけ・差し替えただけでスマホ内のデータは消えません。

ahamoへの乗り換え時にソフトバンク解約手続きは必要?

ahamoからソフトバンクに乗り換える際に、ソフトバンクの解約手続きは不要です。

ahamoのSIMカードや端末セットが届いた後に、ahamo側で「開通手続き」を実施すると、ソフトバンクとの契約が自動で解約されます。

もしもあなたが、「ソフトバンクで今使っている携帯電話番号が使えなくなっていい。ahamoには引き継ぎしない」、「ahamoを契約して新しい携帯電話番号がほしい」という場合は、ソフトバンクを解約してahamoを新規契約で申し込むといいでしょう。

ahamoに関する注釈

ahamoでは、一部利用できないサービスがあります。

サポートについてahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) を利用してください。
なお、申し込み時の端末操作は契約者自身で実施することになります。また、端末初期設定およびデータ移行などは 本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する人は「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申し込んでください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
オンライン手続きについてオンラインで24時間いつでも受付可能ですが、サイトメンテナンス中など受付できない場合があります。
月額料金についてahamoは30GB使えて月額2970円です(機種代金別途)。
国内通話料金についてahamoは国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。SMSや他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
海外パケット通信について海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまで無料ですが、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です
端末の契約について利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がされていない場合については、ahamoを利用することはできません。利用中の機種が対応しているかどうかはahamoサイトにてご確認ください。
SIMカードの契約についてMNP予約番号を取得の上、ahamoサイトからMNPによる新規申し込み手続きが必要です。
契約解除料について・契約解除料(※1) 1,100円
・2025年3月1日新規申込分より条件を満たす場合は契約解除料が適用されます

条件:「1年以内の解約(※2)」かつ以下(1)もしくは(2)の条件を満たした場合
(1)「利用実態がない場合(契約初日および解約日の通話通信を除く(※3)」
(2)「(利用実績を問わず)当該回線解約から過去1年間に同一名義の他回線で1年以内の解約があった場合(法人除く)」
※1 契約解除料を下回る料金プランの場合は、月額料金を上限。(ahamoでは該当なし)
※2 対象は申出解約・PO(強制解約含む)
※3 MNP(PO)の場合、予約番号発行前日までの利用で判定
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