
ドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」の提供エリアについて解説
ドコモのホームルーターhome 5Gの提供エリアについて
ドコモの5G/4Gエリアで利用できる
ドコモのホームルーターhome 5Gは、ドコモの5G/4Gエリアで利用できます。提供エリアはドコモのスマートフォンと共通で、home 5G専用の電波や特別な通信エリアは存在しません。
そのため、スマホが5G・4G通信できる地域であれば、home 5Gも同じように高速通信が可能です。逆に、スマホで圏外になる場所ではhome 5Gも通信できません。
| 機種名 | 通信速度 |
|---|---|
| home 5G HR01 | 【5G】 受信時最大4.2Gbps/送信時最大218Mbps 【4G】 受信時最大1.7Gbps/送信時最大131.3Mbps |
| home 5G HR02 |
ドコモhome 5Gの提供エリアはドコモの「サービスエリアマップ」で確認できる

ドコモhome 5Gの提供エリアやドコモ5Gnoサービスエリアマップは、サービスエリアマップ | 通信・エリア | NTTドコモで確認できます。
「ご利用機種」は「SHARP」と「home 5G HR02」または「home 5G HR01」を選択すると、home 5Gでが利用できるエリアが確認できます。
「エリア拡充予定」では、現在から2ヶ月後末、5ヶ月後末までの間に拡充予定のエリアが表示されます。
「電波のお困りごと窓口」で問い合わせる
NTTドコモ -電波のお困りごと窓口-という窓口でドコモに問い合わせるという手法があります。
「知りたい場所がある 主に、ドコモの電波状況について知りたい場所がある方」をタップして、home5Gを利用したい場所の電波状況について問い合わせるといいでしょう。
「お困りの範囲」、「知りたい場所」、「番地・号」、「建物名・施設名・会社名・部屋番号」、「ご利用の階」、補足情報、詳細内容を入力して問い合わせましょう。
ドコモhome 5Gを利用するときの注意点
登録した設置場所住所以外で使えない(旅行やキャンプ等で持ち運びできない)
ドコモのhome 5Gは、契約時に登録した設置場所でのみ利用できます。旅行で持ち運んだり、家族でキャンプするときに固定回線代わりに使うといったことはできないようになっています。
登録した設置場所住所以外での利用をドコモが確認した場合、home 5Gプラン申込時に新規で発行したdアカウントの連絡先メールアドレスに通知し、利用を停止します。
連絡先メールアドレスの登録がされていない場合は、事前通知なしで利用停止となります。
設置場所以外での利用を複数回繰り返すなどの禁止行為をドコモが確認した場合、ドコモが回線解約を行うことがあります。
時間帯によって通信速度が遅くなる可能性がある
ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。ネットワークの安定運用のため、利用が集中している時間帯に特定エリアで通信が遅くなる(たとえば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する)ことがあります。
周辺環境によって電波が悪い可能性がある
障がい物の有無、建物の材質や電波状況など、利用環境によっては電波が届かない場合があります。
home 5G(ホームルーター)本体を窓際や利用する部屋へ移動するなど、場所を変えてみましょう。
5Gは電波が建物の中に届きにくい
5G通信は利用している電波の性質上、遮蔽物があると電波が弱くなってしまう、4Gと比べて電波が建物の中へ届きにくいため、5Gサービスエリア内であっても5G通信の利用ではなく、4G通信となる場合があります。
周りに高層マンションが密集している、窓が少ない、鉄筋コンクリート等の場合
5G提供エリアは限られる/設置場所住所が4Gエリアなら4G通信のみ
5Gは「5G提供エリア内」でのみ利用できます。ドコモのhome 5Gは5G通信に対応していますが、設置場所住所が4Gエリアの場合には、4G通信での利用となります。今後設置場所住所が5Gエリアになれば、5G通信が利用できるようになります。
なお同じ住所でも、設置場所の向きや室内の位置・建物構造などで電波の入り方が変わるため、5Gエリア内でも状況によっては4Gに切り替わることがあります。
4Gと5Gの境界だと通信が不安定になる可能性がある
ギリギリ5G提供エリアの場所で利用すると、端末側が4Gと5Gを頻繁に切り替わって通信が不安定になる可能性があります。

