ドコモからIIJmioに乗り換え(MNP)手順、IIJmioに乗り換えるメリット・デメリット・注意点を徹底解説!
ドコモからIIJmioに乗り換え(MNP)手順を解説
【手順①】SIMを入れて使いたいスマホが動作確認されているか確認する
- IIJmioでは音声SIMカード(物理)のみ、音声eSIMのみ契約する
- 自分で用意したAndroidスマホやiPhoneを使う
というときは、SIMを入れて使いたいAndroidスマホやiPhoneがIIJmioで動作確認されているか確認してください。
たとえばGoogleのAndroidスマートフォン「Google Pixel 7」がSIMカード+ドコモ回線で動作確認されているか確認するときは、
- 【メーカー】「Google」を選択
- 【端末名】「Google Pixel 7」と入力
- 【SIM種別】「SIMカード対応」を選択
- 【回線タイプ】「タイプD/ドコモ網」を選択
すると、動作確認情報が表示されます。 こちらがGoogle Pixel 7の動作確認状況です。データ通信、音声通話、5G通信どれも問題なく利用できることが分かります。
【手順②】My docomo等でスマホのSIMロック解除手続きをする

ドコモから販売されたAndroidスマホやiPhoneに、IIJmioのドコモ回線SIMカードを入れて利用する場合はSIMロック解除手続き不要ですが、SIMロック解除手続きを強く推奨します。
それはなぜかというと、ドコモから販売された一部のAndroidスマホやiPhone 6s/6s Plus/SE(第1世代)以降の全てのiPhoneは、SIMロックを解除してSIMフリー状態にすれば、ドコモ回線だけでなくau回線/ソフトバンク回線/楽天モバイル回線にフル対応するものがあるからです。
ドコモから発売されたAndroidスマホやiPhoneは、発売時期によってSIMロックがかかっているかどうかが異なります。IIJmio申し込み前に絶対にSIMロックの有無を確認してください。
2021年8月27日以降に新たにドコモから発売される機種
最初からSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。ドコモでSIMロック解除手続きは不要です。IIJmioのドコモ回線SIMカードとau回線SIMカードがそのまま利用できます。
2021年8月26日までにドコモから発売された機種
「SIMロックあり」状態で販売されていたため、IIJmioを契約する前にSIMロック解除手続きを推奨します。
ドコモ回線SIMカードを入れて利用する場合はSIMロック解除不要ですが、au回線SIMカードを入れて利用する場合はSIMロック解除手続きが必須です。
SIMロック解除手続きについて
SIMロック解除手続きは、My docomo(WEB)、電話、ドコモショップで手続きが可能です。2023年10月1日からはすべての申込方法でSIMロック解除手数料が無料になっています。
- 携帯電話の製造番号(IMEI)の確認方法を知りたい | よくあるご質問(FAQ) | NTTドコモを見て、スマホのIMEI番号を確認しておく
- My docomo(Web)にログインする
- 「SIMロック解除を行う機種の製造番号(IMEI)」を入力する
- 「SIMロック解除を申込む」にチェックを入れ、注意事項を開いて内容を確認し、「同意する」にチェックを入れる
- 受付確認メールの送信先を選択し、「次へ」を押す
- 手続き内容を確認し、「手続きを完了する」を押す
Android(Pixelを除く)の場合は、IIJmioのSIMカードを挿入後に表示される画面で「SIMロック解除コード」を入力すると、SIMロック解除が完了します。
iPhone・iPadは、解除準備完了メール受信後にIIJmioのSIMカードを入れると、自動的にSIMロック解除が完了します。
【手順③】MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するか決める
ドコモからIIJmioに乗り換える際に、MNPワンストップを利用して申し込むか、従来通りにドコモでMNP予約番号を発行して申し込むかどうか決めてください。
MNPワンストップとは、他社から電話番号を変えずに乗り換えるために従来必要だったMNP予約番号の取得が不要になる方式です。
ドコモとIIJmioは「MNPワンストップ」に対応しています。IIJmioは2024年3月26日からMNPワンストップに対応しました。
ドコモでMNP予約番号を発行する方法

ドコモでMNP予約番号を発行する方法は、電話、WEB(My docomo)、店舗の3つが用意されています。
MNP予約番号の有効期限は発行日当日を含めて15日間です。IIJmioを他社から乗り換えで申し込む場合、申込時にMNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があります。
| 利用方法 | MNP予約受付窓口 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 携帯電話 | [ドコモの携帯電話から] 151(無料) | 9:00~20:00 |
| 一般電話 | 0120-800-000 | 9:00~20:00 |
| Web | My docomo→ 契約内容・手続き →よく利用される項目 →ドコモオンライン手続き | 9:00~21:30 |
| ドコモショップ | ドコモショップ店頭 | 店舗によって異なる |
この中でオススメするのは、My docomoでMNP予約番号を取得することです。
24時間対応ですし、人と話す必要がないですし、電話と違ってすぐに手続きができます。時間のロスがありません。面倒な引き止めとかアンケートも無いです。どうしてもやりかたが分からないという人はドコモに電話してMNP予約番号を発行してもらいましょう。
MNP予約番号を発行しただけでドコモが解約されることはありません。
【手順④】IIJmioの契約に必要なものを用意する
IIJmioを契約するときは以下の物が必要です。
- 契約者本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、特別永住者証明書)
- IIJからの連絡を受信できるメールアドレス
- スマートフォン(音声eSIM申込の場合、本人確認のためにスマートフォンでの撮影が必要)
- MNP予約番号(MNPワンストップを利用しない場合)
なお、MNP転入時に契約者名義と転入元名義が異なる場合、転入元名義本人の本人確認書類も必要になります。
【手順⑤】IIJmioの音声SIMカード/音声eSIM/スマホセットを申し込む
契約に必要なものを用意したら、IIJmio公式サイトから音声SIMカード/音声eSIM/スマホセットを申し込んでください。
IIJmio公式サイトにアクセスして、【ご購入・お申し込み】ボタンをタップしてください。

「お申し込みの前にご用意ください」画面が表示されるので、「量販店やオンラインショップなどで、事前支払いされたものはありますか?」では、【事前支払いしたものはない(通常)】をタップしてください。

「現在の携帯電話の番号はそのまま使いますか?」は、【他社から乗り換え】をタップしてください。
「利用するSIMをお選びください」では、【SIMカード】または【eSIM】をタップしてください。
「端末も一緒にお求めですか?」は、SIMのみ契約するなら【SIMだけを購入する】を、スマホセットを契約するなら【端末とSIMのセットを購入する】をタップしてください。

「SIMカードの種類をお選びください」では、【音声通話+SMS+データ通信】を選択してください。

「料金プランをお選びください」では、自分の好きなプランを選択してください。キャンペーンによっては対象プランが限定されています。自分の利用したいキャンペーンの対象プランを確認してください。

「docomo、auどちらの回線を使いますか?」は、【docomo回線(タイプD)を使う】か【au回線(タイプA)を使う】どちらか好きな方を選択してください。

「通話定額は何分必要ですか?」は、好きなものを選択してください。

「利用者はどなたですか?」では、【契約者本人】か【契約者本人以外】を選択してください。
契約者本人以外を選択した場合は、契約者から見た続柄、SIMの利用者の氏名・性別・生年月日を入力してください。
あとは画面の指示に従って操作・入力して、IIJmioの申し込みを完了させてください。
スマホセット契約時は上記の手順に加えて、自分の申し込みたいスマホ、本体カラー、容量、支払い回数、端末保証の有無の選択が必要です。
本人確認書類に不備がない場合、約1~2日後に「申込完了メール」、「ご契約者の本人確認完了のご連絡」メールが届きます。
SIMカード契約時は、発送の準備が整うと、本人確認書類に記載の住所宛に「転送不可」で発送されます。

「端末も一緒にお求めですか?」で、【端末とSIMのセットを購入する】をタップすると、次の画面で「1枚目のSIMと同時に申し込む端末を選択してください」画面が表示されます。
端末を選択し、本体カラー、支払回数、端末補償サービスの有無を選択してください。
あとは画面の指示に従って操作・入力し、IIJmioの申し込みを完了させてください。
IIJmioの開通手順を解説
【手順①】音声通話の開通手続きをする(他社から乗り換え時のみ)
音声SIMや音声eSIMを契約した場合は、「音声通話の開通手続き」が必要です。
MNP予約番号の有効期限の前日までに必ず開通手続きをしてください。開通手続きを行わない場合、有効期限当日内に自動的に開通されます。
- IIJmioのSIMカードに差し替える前に行うこと
- 現在利用可能なスマホや自宅の固定電話から、IIJmioオンデマンド開通センターに電話をかける(9時から19時まで)
- 音声ガイダンスに従い、「2」(携帯電話番号ポータビリティ)を選択
- 「乗り換え対象の電話番号」と「SIMカードのICCID(識別番号下4桁)」を入力して、開通手続きを行う
- 開通手続きが完了してから10分程度で、以前の利用回線が使用できなくなる
- IIJmioのSIMカードが開通する(IIJmioに回線切り替え完了)
【手順②】スマホにIIJmioSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールする
MNP開通手続きが完了したら、スマホにIIJmioのSIMカードを入れる/IIJmioのeSIMプロファイルをインストールしてください。
【手順③】AndroidスマホやiPhoneでAPN設定をする
IIJmioのSIMカードをスマホに入れたら、次はスマホ側で「APN設定」が必要です。
APN設定を簡単に言うと、スマホがIIJmioの回線を使ってデータ通信できるようにするための設定のことです。
喫茶店とかホテルとかで提供されているWi-Fiサービスを利用するときに、SSIDを選んでパスワードを入力しますよね。それと同じ感じと思えばOKです。
iPhoneのAPN設定(APN構成プロファイルインストール)の手順
iPhoneのAPN構成プロファイルをインストールする方法は以下の2つの方法があります。この記事では①の方法で解説します。上級者は②のほうがやりやすいでしょう。
- ①My IIJmioアプリの、APN構成プロファイルインストール機能を利用する行う方法
- ②APN構成プロファイル配布ページから、直接APN構成プロファイルをダウンロードする方法
- 「My IIJmio」アプリをダウンロードして起動
- ログイン画面の下にある「APN構成プロファイルダウンロード」をタップ
- ダウンロードの許可を求められるので「許可」をタップ
- プロファイルがダウンロードされるので「閉じる」をタップ
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ
- 「ダウンロード済みプロファイル」内の「(Cellular) IIJmioモバイルサービス」をタップ
- 「インストール」をタップして、パスコードを入力して、「次へ」をタップ
- 「インストール」を2回タップして、「完了」をタップ
- 「構成プロファイル」内に、「(Cellular) IIJmioモバイルサービス」が表示されていれば設定完了
iPhoneは「他社APN構成プロファイル」があるなら削除
iPhoneはAPN構成プロファイルは1台につき1つしかインストールできません。
iPhoneにIIJmioではない、他社格安SIMのAPN構成プロファイルをインストールしている場合は削除してください。
他社格安SIMのAPN構成プロファイルの削除後、IIJmioのAPN構成プロファイルをインストールしてください。
- ホーム画面から、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」または「プロファイルとデバイス管理」をタップ
- 他社APN構成プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードの入力を求められた場合は、画面に従って入力
- 「削除」をタップ
- 削除完了
AndroidのAPN設定
【のりかえガイド】初期設定(APN設定) | IIJmioを参考にして、APN設定を完了させてください。
- AndroidスマホにIIJmioのSIMカードを入れる
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「SIM」をタップして、「アクセスポイント名」をタップ
- 「IIJmio」を選択して設定完了。「IIJmio」が無ければ次の手順に進む
- 右上のメニュー(または「+」)から「新しいAPN」を選択し、APN設定情報を入力
- 右上のメニューから「保存」を選択する。そのうえで「IIJmio」を選択して設定完了
AndroidスマホでAPN設定情報を手動で入力する場合は、文字の打ち間違い(ijjmio、iijmiio.jpなど)、不要なスペースを入力しないように気をつけてください。
| Name | iijmio |
|---|---|
| APN | iijmio.jp |
| ユーザ名 | mio@iij |
| パスワード | iij |
| 認証タイプ | PAPまたはCHAP |
【手順④】発信テスト・モバイルデータ通信テストを行う
発信テスト・モバイルデータ通信テストを行いましょう。どちらも問題なく確認できれば設定完了です。
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけてください。音声ガイダンスが流れたあと、電話が自動で切れたら完了です。
Wi-Fiをオフにして、SafariやChromeなどのブラウザアプリを起動して、モバイルデータ通信を利用してWEBサイトが閲覧できるかどうか確認してください。
ドコモからIIJmioに乗り換えるメリット・特徴まとめ
- 余ったデータ容量翌月繰り越し、バースト機能、高速通信オンオフ機能あり
- 同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアできる「データシェア機能」や「データ容量プレゼント」機能あり。データ量が余ったり足りなくなっても家族で分け合えるので無駄なく便利に使える
- IIJmioの光回線(IIJmioひかり)とIIJmioをセットで契約していると660円割引
- 音声SIMを契約しているならLINEの年齢認証ができる
ドコモ回線かau回線か選べ、2ギガなら月額850円、55ギガでも月額3,900円で利用できる
| データ容量 | 1回線のみ通常料金 |
|---|---|
| 2ギガ | 月額850円 |
| 5ギガ | 月額950円 |
| 10ギガ | 月額1,400円 |
| 15ギガ | 月額1,800円 |
| 25ギガ | 月額2,000円 |
| 35ギガ | 月額2,400円 |
| 45ギガ | 月額3,300円 |
| 55ギガ | 月額3,900円 |
IIJmioの音声SIMカードや音声eSIMはドコモ回線またはau回線が選択できて、データ容量は2GBから55GBまで幅広い選択肢があります。
2回線以上で利用すると「家族割引」が適用され毎月100円割引されます。IIJmioのSIMサービスとIIJmioひかりを同時に利用すると「mio割」が適用され、毎月660割引されます。
毎月のスマホ代が圧倒的に安くなる
ドコモからIIJmioに乗り換えると、毎月のスマホ代が圧倒的に安くなります。
ドコモの現行料金プランの1つである「ドコモmini」とIIJmioの料金を比較すると以下の通り。
| 容量 | ドコモmini | IIJmio | 月額差額 | 年間差額 |
|---|---|---|---|---|
| 4GB | 2,750円 | 950円(5ギガ) | 1,800円 | 21,600円 |
| 10GB | 3,850円 | 1,400円 | 2,450円 | 29,400円 |
ドコモminiの月額基本料金は、4GBが月額2,750円、10GBが月額3,850円です。割引適用後の「4GB 月額880円」「10GB 月額1,980円」にするには、dカードお支払割・ドコモ光セット割またはhome5Gセット割・ドコモでんきセット割の3つをすべて満たす必要があります。光回線やでんきセットを使わない人、dカードで支払わない人は本来料金のまま使用することになります。
割引なしで比較すると、IIJmioのほうが月額1,800円~2,450円安く、年間だと21,600円~29,400円お得になります。
ドコモminiは、複数の割引条件をすべて満たせるごく一部の家庭だけが「安く見える」料金設計ですが、IIJmioは最初から割引前提ではなく誰でも同じ料金で使えます。
家族間の通話料金割引や通話定額オプションがある
IIJmioには家族間の無料通話はありませんが、家族間の通話が20%割引される「ファミリー通話割引」、通話定額オプションが提供されています。
同一mioID内で契約しているみおふぉん同士であれば対象となります。オプションの契約などは必要ありません。家族間通話であれば、通話料が通常税込11円/30秒のところ、税込8.8円/30秒となります。
通話定額オプションは3つ用意されており、専用アプリ不要、標準電話アプリからの発進で通話オプション対象になります。
| 月額料金 | 国内通話 | |
|---|---|---|
| 通話定額5分+ | 月額500円 | 1回5分以内の国内通話無料 |
| 通話定額10分+ | 月額700円 | 1回10分以内の国内通話無料 |
| かけ放題+ | 月額1,400円 | 無制限で国内通話無料 |
販売しているスマートフォンの種類が充実
IIJmioではAndroidスマートフォンや中古・未使用品のiPhoneなど多くのスマートフォンが購入できます。
販売価格が20万円近いハイエンドモデルから、2~3万円台のエントリーモデルまで、非常に多くのスマートフォンが販売されています。IIJmioに乗り換えする際に同時にスマートフォンを購入することで、端末が大幅割引されてお得に購入できます。エントリーモデルであれば一括1,000円以下になる機種もあります。
もちろんハイエンドモデルも、アマゾンなどの通販サイトで自分で端末を単体購入するよりも、IIJmioの乗り換えと同時に購入すれば大幅に安くなりますよ。
ドコモからIIJmio(MNP)に乗り換えるデメリット
- 格安SIMの通信速度は大手キャリアに比べて劣る。利用者の増える昼休みの時間帯、通勤時間帯は通信速度が確実に低下する傾向にある
- ドコモと比べると、IIJmioは確実に通信速度が遅くなる
- ドコモのAndroidスマホはドコモ回線は問題なく使えるが、au回線に対応していない機種があるのでau回線での利用は自己責任
- 最新の新品iPhoneは販売していない
- ドコモのキャリアメール(docomo.ne.jp)が無料で使えなくなる
- ドコモの各種割引サービスが適用されなくなる
- IIJmioには家族間の無料通話がない
- ドコモショップ店頭におけるサポートが受けられない
- dポイントが溜まりにくくなる。dアカウントを持っていない場合はdポイントが失効してしまうので、IIJmioに乗り換え後もdポイントを使いたい・貯めたい場合はdアカウントの作成を強く推奨
ドコモのキャリアメールが無料で使えなくなる
IIJmioに乗り換える際、ドコモで利用していたキャリアメール「〜@docomo.ne.jp」が無料で使えなくなります。
ドコモでは現在「ドコモメール持ち運び」という有料サービスが提供されており、月額330円を支払えば、回線契約がなくてもキャリアメールの継続利用が可能です。このサービスを使えば、IIJmioに乗り換えても、長年使っていたアドレスを維持できます。
とはいえ、これを機にGmailやYahoo!メールといったフリーメールへ切り替えるのもひとつの選択肢です。キャリアに縛られず、今後の乗り換えや複数デバイスでの利用が格段にラクになります。
IIJmioではキャリアメールアドレスは提供していないので、GmailやYahoo!メールなどを利用するようにしてください。 Apple IDにドコモのキャリアメールアドレスを使っている場合も変更しておきましょう。
ドコモの割引が適用されなくなる
ドコモからIIJmioに乗り換えると、ドコモ側で適用されていたみんなドコモ割、ドコモ光セット割などの割引サービスが利用できなくなる、または割引額が減額される可能性があります。
- みんなドコモ割
-
ファミリー割引グループの人数に応じて回線ごとの月額料金が最大1,100円割引されるサービスです。乗り換えによって人数が減ると、残った家族の割引額も減額される可能性があるため、家族内での乗り換えは慎重に検討する必要があります。
- ドコモ光セット割/home 5Gセット割
-
「ドコモ光セット割」や「home 5Gセット割」は、スマホと固定回線をセット契約することで、スマホ料金が最大1,100円割引されるサービスです。
店舗サポートがない
ドコモでは困ったことがあればドコモショップに行けばどうにかなりましたが、IIJmioは店舗が存在しないため、店頭での直接サポートができません。
その代わり、年中無休9時から19時までのWEBチャット、年中無休9時から19時までの電話サポート、1700件以上のFAQを掲載したサポートサイト、ツイッターサポート、メールサポートなどのサポートが充実しています。
ドコモからIIJmio(MNP)に乗り換えでよくある質問
ドコモからIIJmioに乗り換えのベストタイミングは?
SIMカードは遅くても25日頃までに、eSIMは月末日3日前くらいまでに申し込むといいでしょう。
ドコモ解約時やドコモから他社へ転出した月のドコモの利用料金は、日割り計算されずに1ヶ月分満額請求されます。申込と開通が同月内で完了すれば1ヶ月分の支払いだけで済みます。
もしもドコモからIIJmioへの回線切替が月をまたいでしまった場合は、翌月のドコモの月額料金の支払いが必要になります。
たとえば、
- ドコモからIIJmioに乗り換える
- 1月29日にIIJmioのSIMカードを「他社から乗り換え」で申し込んだ
- 2月1日にSIMカードが届いた
- 2月1日にIIJmioでMNP開通手続きをした
場合は、2月1日付けでドコモが自動解約されます。
ドコモ側で発生する費用は何がある?
ドコモで分割払いの支払いがない場合は、ドコモからIIJmioに乗り換えるときはドコモの利用料金くらいしは支払うものはありません。
- 契約解除料 : 無料(2021年10月1日から無料)
- MNP転出手数料 : 無料(2021年4月1日から無料)
- ドコモからIIJmioに乗り換えた月のドコモの利用料金(1ヶ月分満額請求)
- スマホの分割払いの残りの支払い
- SIMロック解除手数料無料
IIJmioの初期費用は何がある?
IIJmioでは事務手数料・SIMカード発行手数料・IIJmioを契約した月の利用料金が請求されます。
また、利用できるデータ量(ギガ数)も日割りで付与されます。
- 事務手数料 : 3,300円
- SIMカード発行手数料433.4円(タイプD)/446.6円(タイプA)
- 契約した月の利用料金(日割り計算)
dアカウントやdポイントはIIJmioに乗り換えても使える?
dポイントおよび、dポイント(期間・用途限定)については、ドコモ回線解約前にその回線に対するdアカウントを発行していれば、引き続き利用できます。
また、ドコモ回線解約前に利用者情報登録していたdポイントカードも引き続き利用できます。
dアカウントのメールアドレスにドコモのキャリアメールアドレスを使用している人は、ドコモからIIJmioに乗り換える前にフリーメールアドレスに変更しておくとよいでしょう。
dポイントが無くならないか不安な人はドコモからIIJmioに乗り換える前にdポイントを全部使っておけば安心です。










