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IIJmioと楽天モバイルをデュアルSIMで使う・併用する手順まとめ

IIJmioと楽天モバイルをデュアルSIMで使う・併用する手順まとめ。

目次

IIJmioと楽天モバイルでデュアルSIMを構築するメリットは、データ容量2GB+通話し放題の環境が月額440円~でゲットできること

IIJmioのeSIMはドコモ回線で通信できる

IIJmioのeSIMはドコモ回線を借りてサービスを提供しています。ドコモ本家と同じサービスエリア・通信エリアでLTE/3Gが利用できます。

ドコモ回線は楽天モバイルの楽天回線よりも絶対に安定した通信ができます。(通信速度はドコモ本家よりも劣ります)

IIJmioのeSIM(データ通信のみ)は、月2GB/月額440円、月4GB/月額660円から利用可能

IIJmioではeSIMサービスを提供しています。IIJmioのeSIMはドコモ回線のみ/データ通信のみ利用可能です。

eSIMは一番安いプランだと月間データ容量2GBで月額440円から利用できます。他にも月4GB, 8GB, 15GB, 20GBのプランが用意されているので安心ですよ。

20GBでも月額1650円で利用できます。

IIJmioのeSIMの基本の月間データ容量と月額料金(キャンペーン適用なしの状態)

期間限定キャンペーンによっては、月間データ容量が増量されていたり、月額料金が割引されることがあります。最新情報はIIJmio公式サイトをご覧ください。

月間データ容量 月額料金
2ギガ 月額440円
4ギガ 月額660円
8ギガ 月額1100円
15ギガ 月額1430円
20ギガ 月額1650円

 

楽天モバイルで「Rakuten Link」アプリを使うと無料通話できる。Rakuten Linkアプリはデータ利用量にカウントされない

楽天モバイルで提供されている「Rakuten Link」アプリを使って電話を発信することで、料金無料で電話かけ放題になります。

データ通信はIIJmioのeSIM、音声通話は楽天モバイルのSIMカードと使い分けるので、楽天モバイル側でデータ利用量が月1GBは超えることは無いだろうと思います。

また、

Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信、電話の発着信は、プラン料金を決定するデータ利用量にはカウントされません。

という記述もあるので、楽天モバイル回線とRakuten Linkアプリを使って電話を発信しても、楽天モバイルでデータ利用量が1GBを超えることはないでしょう。

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楽天モバイルは、月1GB以下に抑えれば月額無料

楽天モバイルは、毎月のデータ通信量を月1GB以内に抑えることで月額料金が無料になります。

うっかり1GBを超えても3GBまでなら月額1078円で済みます。

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IIJmioと楽天モバイルでデュアルSIMを構築するデメリット・注意点

楽天モバイルで「電話かけ放題」を実現するためには、「Rakuten Link」アプリを使って電話しないとダメ

楽天モバイルで通話し放題するためには、Rakuten Linkアプリを使って電話をかけないとダメです。

iOS標準の電話アプリ(緑のアイコンの電話アプリ)を使って電話をかけると通話料がかかるので注意してください。

折返しの電話を掛けるときも、iOS標準の電話アプリではなくRakuten Linkを使って電話をかけてください。

Rakuten Linkアプリで発信しても通話料が発生する電話番号がある

Rakuten Linkアプリを使って電話を発信しても、0180や0570などで始まる電話番号などは通話料が発生します。無料になりません。

通話料が発生する電話番号については、[Rakuten Link] Rakuten Linkで発信をしても、通話料が発生する電話番号を教えてくださいをご覧ください。

楽天モバイルは、すべての回線エリアのデータ消費が「データ利用量」としてカウント

楽天モバイルには、

  • 楽天モバイルが自社で基地局を整備している「楽天回線エリア」
  • auから回線を借りてサービスを提供している「パートナー回線エリア」

の2つの回線エリアがありますが、データ利用量はすべての回線エリアのデータ消費が「データ利用量」としてカウントされます。

低速通信で利用している場合でも、高速通信と同様にカウントされます。

以下のような低速通信でご利用の場合でも、高速通信と同様「データ利用量」としてカウントされます。
  1. パートナー回線エリア(国内)で高速データ容量5GBを消費し、最大1Mbpsでご利用いただいている場合
  2. パートナー回線エリア(海外)で高速データ容量2GBを消費し、最大128kbpsでご利用いただいている場合
  3. パートナー回線エリア(国内・海外)の「データ高速モード」をOFFにし、低速モードでご利用いただいている場合※

IIJmioのeSIMはドコモ回線/データ通信のみ利用可能。au回線/電話/SMS送受信は非対応

IIJmioはドコモ回線とau回線を使ってサービスを提供していますが、eSIMの場合はドコモ回線のみ利用できます。au回線は利用できません。

IIJmioのeSIMはデータ通信のみ利用可能です。音声通話やSMS送受信には対応していません。

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IIJmioと楽天モバイルでデュアルSIMを構築するときに必要なもの

楽天モバイルのSIMカード/eSIMと、IIJmioのeSIM

楽天モバイルのSIMカードまたはeSIMと、IIJmioのeSIMを用意してください。

  • 楽天モバイルのSIMカード + IIJmioのeSIM
  • 楽天モバイルのeSIM + IIJmioのeSIM

のどちらかの組み合わせで、デュアルSIMを構築・設定することになります。

楽天モバイルのeSIMは、eSIM申込時の本人確認方法に「AIかんたん本人確認(eKYC)」を選択して申し込むことで、最短5分での開通が可能です。

SIMカードとeSIMどちらも対応しているAndroidスマホ(楽天回線対応製品を強く推奨)

楽天モバイルのSIMカードまたはeSIMと、IIJmioのeSIMででデュアルSIM環境を構築・設定したい人は、SIMカードとeSIMどちらも対応している、「楽天回線対応製品」のAndroidスマホを用意してください。

楽天回線対応製品はSIMカードやeSIMを入れた後、APNが自動で設定されるので、APN設定不要で利用できます。

楽天モバイルのeSIMをAndroidスマホで利用するときは少し難易度が高くなりますが、my楽天モバイルアプリからeSIMの開通手続きをすれば、かんたんにAndroidスマホにeSIMをインストールできます。

SIMカードとeSIMどちらも対応しているAndroidスマホの一例

  • Google Pixel 6などのGoogle Pixelシリーズ
  • OPPO Reno5 A, OPPO A55s 5Gなどの一部のOPPOスマホ
  • AQUOS wishなどの一部のAQUOSスマホ

SIMフリー版/SIMロック解除済みのeSIM対応iPhone

SIMフリー版/SIMロック解除済みのeSIMに対応しているiPhoneを用意してください。残念ながらeSIMに対応していないiPhoneでデュアルSIMは利用できません。

eSIMに対応しているのは、iPhone XS/XS Max/XR以降のiPhoneです。

iPhone XS/XS Max/XRからiPhone 12シリーズまでのiPhoneは、SIMカード+eSIMのデュアルSIMに対応しています。

iPhone 13シリーズとiPhone SE(第3世代)は、SIMカード+eSIMのデュアルSIMと、eSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。なお、eSIMとeSIMのデュアルSIMで利用するときは、SIMカードは利用できません。

製品名 eSIM対応? 対応している
デュアルSIMの
組み合わせ
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
非対応 デュアルSIM非対応
iPhone SE(第1世代) 非対応 デュアルSIM非対応
iPhone 7
iPhone 7 Plus
非対応 デュアルSIM非対応
iPhone 8
iPhone 8 Plus
非対応 デュアルSIM非対応
iPhone X 非対応 デュアルSIM非対応
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
対応 SIMカード+eSIM
iPhone 11シリーズ 対応 SIMカード+eSIM
iPhone SE(第2世代) 対応 SIMカード+eSIM
iPhone 12シリーズ 対応 SIMカード+eSIM
iPhone 13シリーズ 対応 SIMカード+eSIM
eSIM+eSIM
iPhone SE(第3世代) 対応 SIMカード+eSIM
eSIM+eSIM

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デュアルSIMにする手順

Androidスマホで、楽天モバイルのSIMカードとIIJmioのeSIMを使ってデュアルSIMにする

  • 楽天モバイルのSIMカードを他社から乗り換えで契約している場合は、MNP開通手続きを完了させておく
  • Androidスマホに、楽天モバイルのSIMカードを入れる
  • 楽天モバイルのSIMカードのAPN設定をする
  • IIJmioのeSIMのインストールやAPN設定は、デュアルSIM対応端末にて他社のSIMと併用する場合(APN設定手順)を参考に行う
  • SIMカードの名前は、「SIM1」や「SIM2」から変更できるので、「IIJmio」と「楽天モバイル」に設定しておくといい
  • 設定画面で、音声通話で使用するSIMは楽天モバイル、SMS送信で使用するSIMは楽天モバイル、モバイルデータ通信で使用するSIMはIIJmioを選択する
  • 「電波状況と回線利用状況に応じて、モバイルデータ通信を切り替える機能」が搭載されている場合は、その機能をオフにする

楽天回線対応製品のAndroidスマホであれば、楽天モバイルのSIMカードを入れてるとAPN設定不要で利用できます。

デュアルSIM対応端末にて他社のSIMと併用する場合(APN設定手順)を参考に、AndroidスマホにeSIMのインストールとAPN設定を行ってください。

iPhoneで、楽天モバイルのSIMカードとIIJmioのeSIMを使ってデュアルSIMにする

デュアルSIM対応端末にて他社のSIMと併用する場合(APN設定手順)を参考に、iPhoneにeSIMのインストール、テザリングの利用設定まで完了させてください。

iPhoneで、楽天モバイルeSIMとIIJmioのeSIMを使ってデュアルSIMにする

デュアルSIM対応端末にて他社のSIMと併用する場合(APN設定手順)を参考に、iPhoneにeSIMのインストール、テザリングの利用設定まで完了させてください。

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実際にIIJmioと楽天モバイルでデュアルSIMを構築するときの注意点・つまづきがちなポイントを解説

  • my楽天モバイルアプリからeSIMの開通手続きできます
  • iPhoneに他社APN構成プロファイルがあるなら削除
  • Android版Rakuten Linkアプリは、通話もSMS送信も可能
  • iOS版のRakuten Linkアプリは、通話はできるがSMS送受信ができない

楽天モバイルのeSIMを他社から乗り換えで契約するなら、先にMNP開通手続きが必要

楽天モバイルのeSIMを他社から乗り換えで契約する場合は、eSIMのインストール前にMNP開通手続きが必要です。

MNP開通手続きをしないといつまで経っても楽天モバイルが開通しないので注意してください。

楽天モバイルのeSIMは、my楽天モバイルアプリからeSIMの開通手続きできます

楽天モバイルのeSIMは、my楽天モバイルアプリからでもインストールできます。

eSIMを利用したいスマホにmy楽天モバイルアプリをインストールして、my楽天モバイルアプリからeSIMの開通手続きをしてください。

iPhoneに他社APN構成プロファイルがあるなら削除

IIJmioか楽天モバイルの前に、ワイモバイル/UQモバイル/BIGLOBEモバイル/mineoなどでiPhoneを利用していた人は、MNP開通手続きやAPN設定の前に、他社APN構成プロファイルを削除してください。

余計なAPN構成プロファイルがあることで、楽天モバイルやIIJmioの電波が圏外になる可能性があります。

iPhoneは楽天モバイルの「楽天回線対応製品」なので、APN設定不要で利用できます。

IIJmioのeSIMをiPhoneで利用するときは、IIJmioで提供されているAPN構成プロファイルをiPhoneにはインストールしません。

APN削除方法は、お手持ちのiPhone・iPadで楽天回線を使用するためのAPN構成プロファイル削除方法をご覧ください。

Android版Rakuten Linkアプリは、通話もSMS送信も可能

Android版Rakuten Linkアプリは、アプリからの電話の発信受信、SMS送受信が可能です。

Rakuten Linkアプリを使って電話をかければ通話料無料です。SMS送受信も無料です。

iOS版のRakuten Linkアプリは、通話はできるがSMS送受信ができない

iOSにおいてはRakuten Linkアプリを使って電話の発信受信は可能ですが、SMS送信・送受信ができません。SMSを送受信するときはOS標準のメッセージアプリを利用してください。

Rakuten Linkアプリを使用せず、他の通話アプリやメッセージアプリを利用した場合は有料になるのでご注意ください。なお、iOS標準のメッセージアプリからSMSを送信した場合は所定の料金がかかります。

国内通話に関しては、iOS版Rakuten Linkアプリを使って電話をかければ国内通話はかけ放題になります。

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この記事を書いた人

サイバーバードでは、楽天モバイルのキャンペーン情報、新規契約・他社から乗り換えで契約する方法、手持ちのAndroidスマホやiPhoneを利用する方法を分かりやすく解説しています。
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