mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換え手順やポイントまとめ

mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換えるときの手順やポイントまとめ。

「マイネオが遅くなってきた…」
「家族割がもう少し充実していれば…」
「ワイモバイルのキャンペーンが気になっている」
そんな理由で、マイネオからワイモバイルへの乗り換えを検討している方が増えています。

ワイモバイルはソフトバンクの高品質回線が使えるサブブランドで、通信速度も安定しています。さらに、家族割・光セット割・PayPay還元など、お得な割引や特典も充実しており、乗り換えで月々のスマホ代を大きく節約できる可能性があります。

とはいえ、

• 「今のスマホはそのまま使えるの？」
• 「マイネオの違約金やMNP手続きってどうなってる？」
• 「どこから申し込むのが一番お得？」

など、初めてのMNP（番号そのまま乗り換え）には不安や疑問もつきものですよね。

そこで本記事では、マイネオからワイモバイルにスムーズかつお得に乗り換える方法を完全ガイド！最新キャンペーン情報、注意点、手続き手順、端末対応確認まで、初心者の方でも迷わず乗り換えられる内容になっています。

mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換え(MNP)手順を解説

【手順①】SIMを入れて使いたいスマホが動作確認されているか確認する

ワイモバイルが公開しているSIM動作確認機種ページを見て、ワイモバイルのSIMカードやeSIMを入れて使いたいAndroidスマホやiPhoneの動作確認が実施されているか確認してください。

iPhoneの対応状況まとめ

iPhone 8以降の機種がワイモバイルで動作確認されています。

機種	利用可否	eSIM対応
iPhone 16 / 15 / 14 / 13シリーズ/ iPhone SE(第3世代)	✅ 利用可	✅ eSIM対応
iPhone 12 / 11 / XR / XS / XS Max iPhone SE(第2世代)	✅ 利用可	✅ eSIM対応
iPhone 8 / X	✅ 利用可	❌ 非対応
iPhone 7 / 6s / SE(第1世代)以前	❌ 非対応	❌ 非対応

Androidは要チェック！

mineoでソフトバンク回線を使っていた方は要注目！ソフトバンク回線(LTE Band 1/3/8)対応端末なら、そのまま使える可能性が高いです。

事前チェックリスト

• スマホがワイモバイルの動作確認端末に掲載されている
• eSIMで契約予定なら、端末がeSIM対応済みであることを確認した
• SIMカード or eSIM、どちらで申し込むか決めた

【手順②】mineoでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ不可)

mineoからワイモバイルに乗り換える際はmineoでMNP予約番号を発行してください。

ワイモバイルオンラインストアでは、mineoとのMNPワンストップ方式は非対応です。

mineoでMNP予約番号を発行する方法

mineoからワイモバイルに乗り換えるときは、mineo側でMNP予約番号の発行が必要になります。MNP予約番号は無料で発行できます。

mineoのMNP予約番号の発行はmineoのマイページから行えます。

1. 「マイページ」にログインし、下にスクロール
2. 〔各種サポート〕の〔解約・MNP予約番号の発行〕をタップ
3. 〔解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ〕画面から、いずれかをタップ
4. 一番下にスクロールし、〔MNP予約番号照会の方はこちら〕をタップ
5. ご利用番号を選択し、〔決定〕をタップ

【手順③】ワイモバイルの契約に必要なものを事前に用意する

ワイモバイルを申し込む前に、以下の4点を事前に準備しておきましょう。スムーズに手続きするために、申込み前にチェックしておくのがおすすめです。

契約に必要なもの一覧

項目	内容
本人確認書類	有効な身分証(後述)
支払い情報	クレジットカードまたは銀行口座（キャッシュカード）
MNP予約番号	mineoで取得した番号 (有効期限10日以上残っている状態)
メールアドレス	手続きや開通通知に必要 (普段使うもの推奨)

本人確認書類

下記のいずれかの本人確認書類を用意してください。

※ワイモバイルでは健康保険証（健康保険被保険者証）の本人確認書類としての取り扱いを2023年6月13日をもって終了

支払い方法

ワイモバイルオンラインストアでは、以下のいずれかの方法で支払い登録が必要です。

• クレジットカード（契約者本人名義）
• 口座振替（本人名義のキャッシュカード使用）

他人名義のクレジットカードや口座では申し込めません

【手順④】ワイモバイルオンラインストアから申し込む

ワイモバイルオンラインストア公式･ヤフー店からSIMカード/eSIM/スマホセットを申し込んでください。

回線選択の注意点(mineo利用者向け)

mineoから乗り換える場合、現在の契約回線によって選択肢が異なります。

mineo回線	乗り換え先での選択肢
ドコモ回線 / au回線	【他社携帯電話会社】→【mineo】を選択
ソフトバンク回線	【ソフトバンク回線MVNO】→【mineo】を選択

回線種別を間違えるとMNPが正しく処理されない場合があるので要

ワイモバイルの開通までの手順

ワイモバイルの申し込みが完了したら、いよいよスマホが使えるようになる開通手続きのステップです。SIMカードやeSIMの準備が整ったら、回線の切替・設定作業を行っていきましょう。

このパートでは、

• SIMカードが届いたあとにやること
• eSIMを選んだ場合の注意点
• 開通後に必要な設定(APN設定、Y!mobileサービス登録など)

などを、初心者でも安心して手続きできるよう、順番にわかりやすく解説していきます。

【手順①】ワイモバイルへ回線切替を行う

mineoからワイモバイルに切り替えるためには｢回線切替手続き｣が必要です。この手続きが完了すると、mineoとの契約が自動で解約され、ワイモバイルが開通します。

回線切替のタイミングに注意！

契約内容によって、回線を切り替えるタイミングが少し異なります。

契約タイプ	回線切替のタイミング
SIMカードのみ契約	商品が手元に届いてから
スマホセット契約	商品が手元に届いてから
eSIMのみ契約	｢eSIMご利用開始のお知らせ｣メールが届いてから

回線切替の方法は2種類(オンライン推奨)

	オンライン回線切替 受付サイト	ワイモバイル カスタマーセンター 切替窓口
受付時間	9時～21時	9時～21時
切替にかかる時間	最大15分ほど	最大1～2時間
切り替えに必要な情報	①WEB受注番号 ②携帯電話番号または メールアドレス	②携帯電話番号 ③契約時に設定した 4桁の暗証番号

オンライン回線切替受付サイトで切り替えできない場合は、ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口に電話してください。

回線切替後にやること

回線切替の手続きが完了したら、数分待ってからスマホの｢機内モードのオン・オフ｣や｢再起動｣をしてみましょう。これでワイモバイルの電波を正しく掴み、スマホが使えるようになります。

【手順②】ワイモバイルのSIMカードを入れる/eSIMを設定する

物理SIMカードの場合

まずは、今まで使っていたmineoのSIMカードを抜いて、届いたワイモバイルのSIMカードに入れ替えましょう。

• iPhoneの場合：サイドのSIMスロットをピンで開けて入れ替え
• Androidの場合：端末ごとにスロット位置が異なるため、説明書またはサポートサイトを参考に

SIMの入れ方が分からない人は、YouTubeなどで｢SIMカード 入れ替え｣などで検索すると、機種別の動画がたくさん見つかります。

eSIMの場合はプロファイルのダウンロード｣が必要

物理SIMではなくeSIMを契約した方は、以下の手順で｢eSIMプロファイルのダウンロード(=開通手続き）｣を行いましょう。

方法	内容
アプリから	｢Y!mobile eSIMかんたん開通アプリ｣をインストールして開通手続きを進める(iOS/Android対応)
WEBサイトから	ワイモバイルから届く｢eSIMご利用開始のお知らせメール｣に記載のURLにアクセスし、プロファイルをダウンロード

eSIMプロファイルのダウンロードには、スマホがインターネットに接続されている必要があります。事前に以下を済ませておきましょう。

✅ 新しいスマホの初期設定やデータ移行
✅ Wi-Fiに接続しておく
🔍 Wi-FiなしではeSIMプロファイルをダウンロードできないため、通信ができず開通できません。

【手順③】APN設定を行う

回線をワイモバイルに切り替える手続きをした後は、スマートフォン本体で｢APN設定｣をする必要があります。

APN設定とは、簡単に言えば｢ワイモバイルの回線で通信できるようにするために、スマホ側で必要なIDとパスワードを入力する｣作業と思ってください。

iPhoneの場合

iPhoneは、iOSバージョンや｢キャリア設定アップデート｣を最新バージョンにすると、APN設定不要(iPhoneにワイモバイルのAPN構成プロファイルインストール不要)で利用できます。

iOSバージョンは、｢設定｣→｢一般｣→｢ソフトウェア・アップデート｣からアップデートできます。

｢設定｣→｢一般｣→｢情報｣をタップし、｢キャリア設定アップデート｣のポップアップが表示されたら｢アップデート｣をタップしてください。表示されない場合は最新バージョンです。

iPhone内にあるmineoのAPN構成プロファイルは削除してください。

Androidの場合：手動でAPN設定が必要なケースあり

AndroidスマホのAPN設定は、機種によってはSIMカードを入れるだけでAPN設定が自動で完了するのものがあります。通信できない場合は、ワイモバイル回線の通信設定をする｜SIMフリー Androidを参考に新しいAPNを作成してください。

【手順④】開通していることを確認してワイモバイルの利用開始

APN設定まで完了したら、スマホがきちんとワイモバイルの回線に繋がっているかを確認しましょう。

以下のような方法で、ワイモバイルが正常に使えているか確認できます。

確認項目	チェック内容
通信回線	Wi-FiをOFFにして、SafariやChromeでウェブサイトが開けるか確認
音声通話	117(時報)に電話して通話できるか試す
ステータス表示	スマホの上部に｢4G｣｢5G｣｢Y!mobile｣などの表示があるか確認

APN設定の完了直後は、スマホがなかなかワイモバイル回線に繋がらないとか、4G/5Gにならないことがあります。そういうときは機内モードオンオフやスマホの再起動をするとワイモバイル回線に繋がるようになります。

【手順⑤】Y!mobileサービス・PayPay連携など初期設定を行う

ワイモバイルの回線が使えるようになったら、スマホ本体の初期設定とアカウント連携を行いましょう。特に以下の設定は、PayPayポイント特典の受け取りに必須です。

必ず行うべき2つの設定

設定内容	目的
① Y!mobileサービスの初期設定	ワイモバイルの料金確認・アプリ連携・My Y!mobileの利用に必須
② PayPayアプリとの連携	｢新どこでももらえる特典｣など、PayPayポイント進呈キャンペーンの受け取りに必須

初期設定時やPayPay連携時に、Yahoo! JAPAN IDでのログインを求められることがあります。その際は、必ず以下のIDでログインしてください。

• ｢新どこでももらえる特典｣のエントリーに使用したYahoo! JAPAN ID
• IDが異なると、PayPayポイントが付与されない・キャンペーン適用外になるので注意！

mineoとワイモバイルの料金プランの比較

キャリア名	プラン名	月額基本料金
mineo	マイピタ	【1GB】月額1,298円 【5GB】月額1,518円 【10GB】月額1,958円 【20GB】月額2,178円
mineo	マイそく	【プレミアム】月額2,200円 【スタンダード】月額990円 【ライト】月額660円 【スーパーライト】月額250円
ワイモバイル	シンプル2 S (月4GB)	月額2,365円
	シンプル2 M (月30GB)	月額4,015円
	シンプル2 L (月35GB)	月額5,115円

mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換えで利用できるキャンペーン一覧

ここでは、mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換える際に利用できる最新キャンペーンについて解説します。

mineoのソフトバンク回線からワイモバイルに乗り換えは、新どこでももらえる特典のみ利用できます。SIMのみ契約でPayPayポイントが貰える系キャンペーンは適用対象外、機種代金割引は適用対象外で定価購入となるので注意してください。

mineoからワイモバイルに乗り換える時の注意点やデメリット

mineoよりも月額料金が高くなる

mineoの音声通話付き(デュアルタイプ) マイピタ 1GBプランは月額1,298円と格安です。一方、ワイモバイルの最安プラン｢シンプル2 S｣は月額2,365円(4GB)で、データ容量は多いものの、単純な金額比較ではワイモバイルの方が高くなります。

ただし、家族割引サービスまたはおうち割光セット(A)を適用できる場合は、月額1,078円〜で利用可能です。割引が適用できるかどうかで、コストパフォーマンスに大きな差が出ます。

料金体系がシンプルすぎて、細かい調整ができない

mineoでは｢1GB/5GB/10GB/20GB｣といったきめ細かいデータ容量のプランが選べるのが特徴です。これにより、「ちょっとしか使わない人｣や｢毎月6～9GB程度使う中間層｣にとって、必要なぶんだけ無駄なく契約できるというメリットがあります。

一方でワイモバイルは、以下の3プラン構成のみです。

プラン名	月間データ容量	割引なしの月額料金
シンプル2 S	4GB	2,365円
シンプル2 M	30GB	4,015円
シンプル2 L	35GB	5,115円

ワイモバイルの注意点

• 1～3GB程度しか使わない人にはSプランでもオーバースペック＆割高
• 10GB前後使う人にはMプランがやや大容量すぎてコスパが微妙

そのため、細かく自分に合った容量で節約したい人にはmineoの方が適しているケースもあります。

mineoでんわのような通話料が半額になる仕組みは無い

mineoでは、専用アプリ｢mineoでんわ｣から発信することで、国内通話料が30秒あたり10円に割引されていました。しかし、ワイモバイルには同様の通話割引アプリはなく、通常は30秒あたり22円の通話料がかかります。

通話料を抑えたい場合は、通話定額オプションの利用が必要です。

• だれとでも定額+（月額880円）
  • 1回10分以内の国内通話が無料、超過分は30秒あたり22円
• スーパーだれとでも定額+（月額1,980円）
  • 時間・回数制限なしで国内通話かけ放題

また、シンプル2 Lプランを契約している人が「だれとでも定額+」を追加すると、このオプション料金が無料になる特典もあります。

オプションは必要？不要？

• ほとんど通話しない → オプションなしでもOK
• 通話が多い → スーパーだれとでも定額+がおすすめ
• たまに通話する → だれとでも定額+でコスパ良く

回線が選べなくなる

mineoでは、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選択可能なため、エリアや電波の相性に合わせて柔軟に使うことができました。

一方で、ワイモバイルはソフトバンク回線のみ。そのため、

• ドコモ回線で安定していた場所で電波が弱くなる
• au回線で使えていたが、ソフトバンク回線では電波が弱くなる

といったケースが一部で発生する可能性があります。

特に、山間部や屋内・郊外エリアでは相性に差が出やすいため、事前にワイモバイルのエリアマップで確認しておくのがおすすめです。

なお、mineoのソフトバンク回線からワイモバイルへ乗り換える場合は、同じソフトバンク回線を使うことになるため、エリア的な差はほぼありません。むしろ、通信速度が向上するでしょう。

パケット放題Plusのようなオプションがない

mineoでは、月額385円で最大1.5Mbpsの通信が使い放題になる｢パケット放題Plus｣が提供されています。このオプションを使えば、動画の標準画質視聴やSNSもストレスなく利用できるため、ギガ消費を気にせず使いたい人に人気です。

一方、ワイモバイルには同等の無制限オプションは存在しません。

ただし、ワイモバイルの｢シンプル2 M/L｣プランでは、月間データ容量を超過しても最大1Mbpsで通信可能です。この速度でも、LINEや音楽ストリーミング・軽い動画視聴などはある程度こなせるため、ライトユーザーであれば十分実用的です。

とはいえ、1.5Mbpsと1Mbpsの差は意外と大きく、YouTube視聴や複数アプリの同時利用時に差を感じることも。｢低速でもたっぷり使いたい｣ならmineoに軍配が上がります。

パケットシェアやパケットギフトなどが利用できなくなる

mineoでは、

• パケットを貯める&パケットを無制限で繰越できる｢パスケット｣
• 繰り越したデータ容量を翌月シェアメンバーで共有する｢パケットシェア｣
• 自分の余ったデータ容量をmineoユーザーにギフトとして贈ることができる｢パケットギフト｣
• mineoユーザーで自由にパケットのやり取りができる｢フリータンク｣

という独自サービスが提供されていましたが、mineoからワイモバイルに乗り換えると当然利用できなくなります。

mineoには公式コミュニティ｢マイネ王｣があり、ユーザー同士で質問・情報共有が活発で、初心者でも安心して相談できる環境があり、サポートの代替になってましたが、ワイモバイルにはこのようなユーザー参加型のフォーラムはありません。

ソフトバンク回線から乗り換えはキャンペーンが適用されません

mineoのソフトバンク回線プランからワイモバイルへ乗り換える場合は、主要キャンペーンの対象外です。

利用できないキャンペーン（一例）

• ワイモバイル公式のPayPayポイント還元
• スマホ購入時の端末割引（機種値引き）
• ワイモバイルヤフー店のSIM/スマホ契約特典

唯一利用できるのは、新どこでももらえる特典や事務手数料無料くらいです。

ドコモ回線/au回線プランからの乗り換えなら…

mineoのドコモ回線またはau回線からの乗り換えであれば、上記のキャンペーンすべて適用可能です。PayPay還元も端末割引もフル活用できるため、乗り換えの際は契約中のmineoの回線種別を必ず確認しておきましょう。

mineo(マイネオ)からワイモバイルに乗り換えでよくある質問