auスマホ(auで購入したAndroidスマホやiPhone)に、ワイモバイルのSIMカードやeSIMを入れても使えるかどうか確認する方法を解説。
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auで購入したAndroidスマホやiPhoneがワイモバイルで使えるか確認する方法
SIMカード/eSIMを入れて使いたいスマホが動作確認されているか見る
- ワイモバイルではSIMカードのみ/eSIMのみ契約する
- auで購入したAndroidスマホやiPhoneをワイモバイルでも使い続ける
ときは、ワイモバイルで使いたいスマホが動作確認されているかをチェックしてください。
ワイモバイルで動作確認されているスマホは、SIM動作確認機種ページで確認できます。
キャリアやメーカーを選択して「絞り込む」を選択すると、そのキャリアやメーカーのスマホのみ表示されます。
たとえば機種を絞り込むで、キャリアは【au】、メーカーは【Google】を選択して検索すると、ワイモバイルで動作確認されているGoogle Pixelシリーズが表示されます。
これはGoogle Pixel 8の動作確認情報です。音声通話・SMS・データ通信・テザリング・5Gすべて利用できることが分かります。
音声通話が△はだいたい転送設定不可。転送設定しないなら問題なし
音声通話に△がついているときはだいたい「音声通話 : 転送設定不可」です。電話を転送設定しない人は一切関係ないのでご安心ください。
ワイモバイルオンラインストアは「nanoSIM」カードのみ提供。SIMサイズ確認を
ワイモバイルのSIMカードを申し込むときは、使いたいスマホの対応しているSIMサイズを確認してください。
ワイモバイルオンラインストアのSIMカードは、「nanoSIM」のみ提供されています。nanoSIM以外のスマホは使えません。
スマホのSIMサイズは、動作確認済機種一覧ページの「SIMタイプ」の項目に記載されています。
たとえばこちらはiPhone Xの動作確認情報ですが、SIMタイプに「nanoSIM」と記載されています。SIMカードを申し込むときは「nano」を選択してください。
microSIMのスマホは、だいたい2017年くらいまでに発売されたスマホのSIMサイズがmicroSIMになっています。
正直もうmicroSIMのスマホって古いので、自分で新しくnanoSIMのスマホを買うか、ワイモバイルでスマホを契約することをオススメします。最近のスマホは全部nanoSIMです。
eSIMで契約するならSIMタイプに「eSIM」記載があることを確認
ワイモバイルでeSIMを契約したい場合は、自分の使いたいスマホがのSIMタイプ欄に「eSIM」記載があることを確認してください。
【重要】ワイモバイルで使いたいスマホが、ソフトバンク回線(LTE Band 1/3/8)に対応していることが望ましい
ワイモバイル(ソフトバンク)は、LTE Band 1, 3, 8, 11, 28, 42を使って通信サービスを提供しています。
ワイモバイルで販売しているAndroidスマホやiPhoneが対応しているLTE Bandは、SIMロック解除が可能な機種の周波数帯一覧で確認できますが、どのスマホでもLTE Band 1/3/8には絶対に対応しています。
つまり、スマホにワイモバイルのSIMカードやeSIMを入れて使うなら、最低でもLTE Band 1/3/8に対応しているスマホを用意しないとダメということです。
LTE Band 11/28/42については、別に重要視されていないので大丈夫です。ワイモバイルやソフトバンクのスマホですら対応していないものがあります。
LTE Band 8が重要
LTE Band 1/3/8の中でも特に重要なのがLTE Band 8です。LTE Band 8はワイモバイル(ソフトバンク)のプラチナバンドに相当します。
プラチナバンドの特徴としては、①より遠くまで電波が届く、②室内にも電波が入りやすい、③ビルの影などでも電波が届きやすくなる、といった特徴があります。
LTE Band 8に対応していないということは、あなたの活動エリア次第ではワイモバイルが繋がりにくかったり圏外になる可能性があります。
「LTE Band 8に対応していないスマホですが、ワイモバイルが問題なく使えています」という人を価格コムの掲示板などでたまに見ますが、私は全くオススメしません。
他の格安SIMだとLTE Band 8非対応=ソフトバンク回線非対応の判断をされている
ワイモバイルではなく他社の話になりますが、au回線・au回線・ソフトバンク回線を使用してサービスを提供している「mineo」で販売しているSIMフリースマートフォン「arrows M05」は、auプラン・auプランに対応していますがソフトバンクプランに対応していません。
なぜかというと、arrows M05はLTE Band 8に対応していないからです。
LTE Band 8が使えないだけで「ソフトバンク回線に対応していない」判定されるということは、ソフトバンク回線においてLTE Band 8がかなり重要であるということです。
auで購入したAndroidスマホはLTE Band 8に対応していない可能性あり
SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧 | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | auにアクセスしてください。
スマホメーカー名を選択すると表が展開するので、自分の使いたいAndroidスマホがLTE Band 1/3/8に対応しているかどうかを確認してください。
auから2022年春頃までに発売されたAndroidスマホは、auでも使用されているLTE Band 1, 3は確実に対応していますが、LTE Band 8に対応していないものがかなり多いです。
2022年夏以降に発売された機種は、LTE Band 1/3/8に対応している機種が増えてきました。これはなぜかというと、2022年春頃に「キャリアから発売される端末は、自社の周波数のみ対応するようにしているため、他社の周波数(LTE Band等)に対応していないこと=バンド縛り」が問題になったからです。
過去にauから発売されたAndroidスマホは、もちろんauの電波には完璧に対応していますが、ドコモ回線やソフトバンク回線には対応していないことが非常に多かったです。
たとえばこちらはau版AQUOS sense5G SHG03の対応周波数帯です。LTE Band 1/3/8に対応しているので、ワイモバイルでも問題なく利用できる可能性が非常に高いです。
こちらはGalaxy S21+ 5G, Galaxy S21, Galaxy A32 5G, Galaxy A51 5Gの4機種の対応周波数帯ですが、LTE Band 1/3には対応していますが、見事にLTE Band 8は対応していません。ワイモバイルで使うのは厳しいです。
auで購入したiPhoneは、ワイモバイルでも絶対に使えるので大丈夫
auで購入したiPhoneは、SIMロックを解除すればワイモバイルでも絶対に使える
auで購入したiPhoneは、SIMロックを解除すればワイモバイルでも絶対に使えます。ワイモバイルを契約する前に、My au等でSIMロック解除手続きをしてください。
auのiPhoneはSIMロックあり状態だとau回線のみ利用できますが、SIMロック解除手続きが完了したSIMフリー状態であれば、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線・楽天モバイルすべて利用できます。
auから販売されたiPhoneは、機種でいうとiPhone 12シリーズまで/iPhone SE(第2世代)まではSIMロックあり状態で発売されています。ワイモバイルのSIMカードやeSIMを入れて利用する場合は、SIMロック解除が必要です。
iPhoneはiPhone 8以降の機種が利用可能。SIMフリー版もau版も使える
ワイモバイルはiPhone 8以降の機種が動作確認されています。
ワイモバイルのSIMカードはどのiPhoneでも利用できます。
eSIMを利用する場合は、iPhone XS/XS Max/XR以降のiPhoneを用意してください。
製品名 | 対応SIM |
---|---|
iPhone 8 iPhone 8 Plus | nanoSIM対応 eSIM非対応 |
iPhone X | nanoSIM対応 eSIM非対応 |
iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone SE(第2世代) | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone SE(第3世代) | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
iPhone 16 iPhone 16 Plus iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | nanoSIM対応 eSIM対応 |
auのスマホをワイモバイルで使うならSIMロック解除手続きが必要(不要な場合もあり)
2021年9月30日までにauから販売されたAndroidスマホやiPhoneをワイモバイルで使うなら、SIMロック解除が必須
2021年9月30日までにauから販売されたAndroidスマホに、ワイモバイルのSIMカードやeSIMを入れて利用する場合は、SIMロック解除が必要です。
ワイモバイルを契約する前に、My au等でSIMロック解除手続きをしてください。SIMロック解除
SIMロックを解除したauのAndroidスマホに、au以外のSIMカードを入れて初めて起動したときに、SIMロック解除コードの入力が求められるので、指示に従って入力してください。
SIMロック解除コードの入力が完了すると、SIMロックが正式に解除されます。
※2021年9月30日以前に発売されたau携帯電話を2022年8月1日以降に購入した場合は、SIMロック解除済みとなるのでSIMロック解除手続きは不要です。
2021年10月1日以降に新たに発売されるスマホはSIMロックなしのSIMフリー。SIMロック解除手続きは不要
2021年10月1日以降に新たにauから販売されるAndroidスマホやiPhoneは、SIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。
これはなぜかというと、総務省が定めたガイドラインで、2021年10月1日以降に新たに販売するスマホは、SIMロックありの状態で販売することを原則として禁止しているからです。
ちなみに、2021年9月24日に発売された iPhone 13 シリーズ および iPad(第9世代)、 iPad mini(第6世代)はSIMロックは設定されていません。
auのAndroidスマホのSIMロック解除状況を確認する方法
SIMロック解除登録→ワイモバイルSIMカードを挿入した後に「利用設定」を行った後、下記方法にてSIMロック解除ができているかどうか確認できます。
[設定]>[端末情報]>[SIMカードの状態]の順に進み、ステータスを確認します。
ステータスの表示が「許可」であればSIMロック解除ができています。「未許可」:SIMロック解除ができていません。
利用設定については以下の通り。
- ワイモバイルのSIMカードをau携帯電話に挿入する
- au携帯電話の電源を入れ、Wi-Fiに接続する
- 以下の操作で設定ファイルを更新する
- 【設定】⇒【端末情報】⇒【SIMカードの状態】⇒【SIMカードの状態を更新】
- 機種によって操作が異なる場合あり
- 各機種でのSIMロック解除の操作は、取扱説明書の「SIMロック解除について」を確認
- 設定ファイルをダウンロード後、再起動する
- 設定完了
auのiPhoneのSIMロック解除状況を確認する方法
IOS 14.4以降のiPhoneであれば、[設定]>[一般]>[情報]の順に進み、「SIMロック」の欄に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロック解除ができています。
IMロック解除手続きを実施しただけでは、「SIMロックあり」→「SIMロックなし」には変更となりません。SIMロック解除手続きを実施したのち、ワイモバイルのSIMカードを挿入した状態でアクティベーションを実施することで「SIMロックなし」の表示となります。
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