ソフトバンクとワイモバイルは何が違う?徹底比較して解説！

ソフトバンクとワイモバイルって何が違うの?料金プラン･サービス･特徴･メリット・デメリット･手数料などを徹底した比較で解説していきます。どちらにすればいいか迷う場合はチェック!

ソフトバンクとワイモバイルってなに？

そもそも何が違うの?

まず、ソフトバンクとワイモバイルは同じソフトバンク株式会社が運営しています。

SoftBank(ソフトバンク)は勿論、ドコモやauに並ぶ大手携帯キャリアです。十数年前から電気通信事業者としてサービスを開始しており、一定の信頼があるブランドとなっています。

対してワイモバイルは、ソフトバンク株式会社のサービスの1つ、ソフトバンクのサブブランドであり、｢格安SIM｣、｢格安スマホ｣を提供しています。

ワイモバイルは自社回線であるソフトバンク回線を利用しているので、通信速度も変わらず安定して利用することができます。

そのため、結論から言うとデータ容量が増えるほどワイモバイルのほうがソフトバンクよりもお得に利用することが可能です。

料金が安いから品質が落ちるというわけでもなく、ワイモバイルもソフトバンクと同じ安定した速度で快適に利用できます。昼休みの時間帯や通勤時間帯でも、快適に通信できます。

料金プランを比較する

データ容量	ソフトバンク(月額/税込)	ワイモバイル(月額/税込)
～1GB	3,278円	–
～2GB	4,378円	–
～3GB	5,478円	–
4GB	1,078円	2,365円
20GB	2,728円	–
30GB	7,425円	4,015円
35GB	–	5,115円
50GB	8,525円	–
無制限	【ペイトク無制限】 9,625円 【メリハリ無制限+】 5,775円～7,425円	–

ソフトバンクの料金プラン

料金プラン名	データ容量	月額料金(税込)
ペイトク無制限	無制限	7,128円
メリハリ無制限+	～2GB	5,775円
	無制限	7,425円
ペイトク30	30GB	7,425円
ペイトク50	50GB	8,525円
ミニフィットプラン+	～1GB	3,278円
	～2GB	4,378円
	～3GB	5,478円
スマホデビュープラン+	4GB	1,078円
	20GB	2,728円

ソフトバンクには無制限で使えるプランがあります。ワイモバイルにはありません。

データ使用量に応じて料金が変わるプランもあり、使用料が月によって大きく異なる方におすすめです。

ペイトクはPayPayが通常より+5%貯まるプランとなっています。

スマホデビュープラン+は、5歳～22歳が新規契約においてとてもお得に利用できるプランです。ケータイからスマホへ機種変更もしくはのりかえ(MNP)の場合は全年齢対象で、60歳以上だと音声定額オプションがお得になります。

ワイモバイルの料金プラン

料金プラン名	データ容量	月額料金(税込)
シンプル2 S	4GB	2,365円
シンプル2 M	30GB	4,015円
シンプル2 L	35GB	5,115円

ワイモバイルは複雑なプランはなく、3つだけになります。

ソフトバンクのような無制限プランはありませんが、シンプル2 M/Lになるとソフトバンクよりもお得です。

ワイモバイルだけデータ増量オプションあり

	シンプル2 S	シンプル2 M	シンプル2 L
月額料金	550円 初月無料
通常のデータ通信量 （規定容量）	4GB	30GB	35GB
データ増量 オプション増量分	+2GB	+5GB	+5GB
合計	6GB	35GB	40GB

ワイモバイルのみ、データ増量オプションがあります。

シンプル2 Sのデータ増量オプションは+2GB、シンプル2 M/Lのデータ増量オプションは+5GBになります。

通話料金を比較する

		ソフトバンク	ワイモバイル
通話基本料金		終日 22円/30秒 家族間通話は無料	終日 22円/30秒
通話定額 オプション料金	1回5分以内 国内通話無料	【準定額オプション+】 月額880円	–
	1回10分以内 国内通話無料	–	【だれとでも定額+】 シンプル2 S/M : 月額880円 シンプル2 L : 月額0円
	24時間 国内通話かけ放題	【定額オプション+】 月額1,980円	【スーパーだれとでも定額+】 シンプル2 S/M : 月額1,980円 シンプル2 L : 月額1,100円

通話料金は、ソフトバンクもワイモバイルも終日22円/30秒がかかります。

ソフトバンクは、家族割引に加入していれば家族間の通話料が24時間無料になります。

同じ月額880円でも、ソフトバンクは1回5分以内無料で、ワイモバイルはは1回10分以内無料です。ワイモバイルのほうがお得です。

家族割引サービスや固定回線セット割引などの有無をチェック

	ソフトバンク	ワイモバイル
家族割引(家族割)	新みんな家族割	家族割引サービス
学割キャンペーン	ソフトバンクデビュー割 (学割の代替)	毎年実施
固定回線とのセット割	おうち割 光セット	おうち割光セット(A)
60歳以上の割引	スマホデビュープラン+ 加入で月額料金割引	通話定額オプション (スーパーだれとでも定額+)が割引
自社向けカード利用で 適用される割引	PayPayカード割 (一部プランのみ)	PayPayカード割

家族割引の内容をチェック

ソフトバンクの新みんな家族割

ソフトバンクの｢新みんな家族割｣は、1人あたり毎月最大1,210円割引されます。利用人数(回線数)と料金プランによって異なります。

新みんな家族割とおうち割 光セットの併用も可能です。

ワイモバイルの家族割引サービス

ワイモバイルの｢家族割引サービス｣は、2回線目以降の各基本使用料が毎月550円または1,100円、1,188円の割引になります。最大9回線まで適用でき、割引額はプランによって異なります。一人が複数回線契約していても適用されます。

ワイモバイルは家族割引サービスとおうち割光セット(A)の併用ができません。どちらも割引が利用できる場合は、おうち割光セット(A)が優先して適用されます。

固定回線とのセット割をチェック

ソフトバンクのおうち割 光セット

SoftBank AirやSoftBank光(光回線)を契約している人がソフトバンクを契約すると、毎月最大1,650円割引になる｢おうち割 光セット｣が適用されます。

ワイモバイルのおうち割 光セット(A)

SoftBank AirやSoftBank光(光回線)を契約している人がY!mobileの現行料金プランである｢シンプル2 S/M/L｣を契約すると、毎月最大1,650円割引になる｢おうち割 光セット(A)｣が適用されます。

PayPayカード割でお得に利用

ソフトバンクのPayPayカード割対象プラン

ペイトク30、ペイトク50、ペイトク無制限、メリハリ無制限+

ワイモバイルのPayPayカード割対象プラン

シンプル2 S/M/L

ソフトバンク、ワイモバイルの対象プランを契約し、支払い方法にPayPayカードまたはPayPayカードゴールドを設定すると、年間2,244円(187円/月)の基本料の割引を受けることができます。

その他サービス内容で比較

通信速度で比較

ソフトバンクとワイモバイルの平均通信速度の比較は以下の通り。

時間帯	ソフトバンク (下り / 上り)	ワイモバイル (下り / 上り)
朝	127.29Mbps / 22.81Mbps	121.4Mbps / 21.05Mbps
昼	116.4Mbps / 18.9Mbps	68.45Mbps / 13.66Mbps
夕方	108.31Mbps / 20.24Mbps	109.15Mbps / 17.45Mbps
夜	77.23Mbps / 14.55Mbps	78.55Mbps / 16.91Mbps
深夜	115.19Mbps / 19.96Mbps	98.12Mbps/ 16.81Mbps

ソフトバンクはデータ繰り越しが不可。ワイモバイルは可能！

	ソフトバンク	ワイモバイル
余ったデータ容量の 翌月繰越の可否	不可	可能

ソフトバンクはデータ繰り越しができません。対してワイモバイルはデータ繰り越しが可能です。

ワイモバイルでくりこしできるのは、規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしできるデータ容量には上限があります。

データ量はくりこし分＞規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)＞追加購入データ量の順に消費されます。

どちらも店舗でのサービスを受けられます

ソフトバンク、ワイモバイルともに、日本全国に実店舗があります。

ソフトバンクショップは全国に約2500、ワイモバイルも約2500(ソフトバンクショップでの取り扱い店など含む)、店頭でサポートを受けることができるため安心です。

どちらもLYPプレミアムが無料で加入できる

ソフトバンク、ワイモバイルともに、ヤフーの各種ネットサービスがおトクに利用できる会員向けサービス｢LYPプレミアム｣に無料で加入することができます。

通常、有料会員向けのサービスですが、追加料金なしで利用できます。

ヤフオクやYahoo!ショッピングなどがよりお得に利用できます。会員限定PayPayクーポンなども配布されています。

LYPプレミアムは通常月額508円なので、それが無料で利用できる･料金プランに組込されているのはとてもお得です。

ヤフー関連サービスでのお買い物時に特典がいっぱいもらえたり、あんしん補償が付いたりするほか、雑誌の読み放題サービスも付いてきます。

ソフトバンク/ワイモバイルのメリット･デメリット

ソフトバンクのメリット･デメリット

最新iPhoneなど最新機種が多い

ソフトバンクではiPhoneからAndroidスマートフォンまで最新スマホをラインナップしています。

最新のiPhoneがほしい人はソフトバンクがおすすめです。

無制限プランがある

ソフトバンクにはデータ容量が無制限で利用できるプランがあります。

ワイモバイルは最大でも40GBなので、それ以上使うかもしれないという方は無制限プランが役立ちます。

2GB以下の使用月では月額料金が安くなる無制限プランもあるため、使用料が大きく変わるひとにおすすめです。

データ繰り越しできない

ソフトバンクではデータ繰り越しはできません。

ワイモバイルのメリット･デメリット

料金プランがシンプルで、お得に利用したい人におすすめ

ワイモバイルの料金プランはシンプル2 S/M/Lの3種類しかありません。

月額料金で使用データ容量で変わったり、期間で変わることはありません。とてもシンプルでわかりやすいです。

その代わりソフトバンクにある無制限で利用できるようなプランはありません。

通話定額オプションが10分、シンプル2 Lなら無料

ソフトバンクの｢準定額オプション+｣とワイモバイルの｢だれとでも定額+｣はどちらも月額880円です。

ソフトバンクの通話定額オプション｢準定額オプション+｣は国内通話が1回5分以内まで無料になります。

しかしワイモバイルの｢だれとでも定額+｣は国内通話が1回10分まで無料になります。

ワイモバイルのシンプル2 L契約ならば、なんと｢だれとでも定額+｣の月額料金が無料になります。

データ繰り越しできる

ワイモバイルでくりこしできるのは、規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしできるデータ容量には上限があります。

データ量はくりこし分＞規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)＞追加購入データ量の順に消費されます。

キャリアメールアドレスが使える

ワイモバイルではソフトバンクと同じようにキャリアメールアドレスが無料で使えます。

ワイモバイルのメールサービスは、ブラウザやタブレット、パソコン等でWebメールとしても扱えるメールアドレス｢@yahoo.ne.jp｣と、キャリア用に使えるメールアドレス｢@ymobile.ne.jp｣、電話番号で使えるSMSと合計3種類あります。

ワイモバイルもNTTドコモ、au、ソフトバンクなどキャリア(MNO)と同じように、申し込み不要、月額無料でキャリアメールが使えます。

最新のスマホが少ない

ワイモバイルでは最新のiPhoneは発売されません。発売するとしても1年以上あとになります。

古い中古iPhoneなども販売しています。

Androidスマートフォンもお手頃な価格のスマホを多く販売しています。

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える方法

乗り換える際のよくある質問

乗り換える際にかかる費用は？

ワイモバイルの契約時に｢契約事務手数料｣として3850円かかりますが、ワイモバイルオンラインストア公式･ヤフー店で契約するときは、事務手数料3850円は無料になります。

この時点で店舗で契約するよりも3850円お得です。

ワイモバイル契約月の利用料金は日割り計算されて請求されます。

ソフトバンクで使っていたスマホの残債や

ソフトバンクで使っていたスマホはそのまま使える？

ワイモバイルはソフトバンク回線を使ってサービスを提供しています。

ソフトバンクの機種を利用してワイモバイルのSIMカードを利用する場合、以下の条件を満たすと、お申し込み後端末のSIMロックが自動で解除されます。

ですが場合によっては解除されないこともあるので、自分でSIMロック解除手続きをしたほうが安心です。

条件

• ネットワーク利用制限中ではないこと
• SIMロック解除対象端末であること

通信速度は遅くならない？

ワイモバイルはソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した速度で快適に利用することができます。