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povo2.0のデータ専用SIMのメリット・デメリット・注意点を解説

povo2.0のデータ専用SIMのメリット・デメリット・注意点を解説。

目次

povo2.0の「データ専用」と「通話+データ」の違いを比較

povo2.0の「データ専用」と「通話+データ」の違いを比較

povo2.0の「データ専用」=データSIMと、「通話+データ」=音声SIMの違いは以下の通り。

データ専用通話+データ
本人確認書類不要必要
データ通信
※インターネット通話含む
音声通話・SMS×
海外ローミング
(音声通話・SMS・データ通信)
×
他キャリアから乗り換え
(MNP)
×
契約年齢18歳以上13歳以上
契約できるSIMタイプeSIMeSIM / SIMカード

データ専用の仕様

ベースプラン
基本料0円
利用停止・契約解除の条件最後の有料トッピングの有効期限の翌日から180日の間、有料トッピングの購入がない場合、順次利用停止
手数料同一名義で5回線契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかる
データ容量0GB
データ容量が0GBの場合の通信速度最大128kbps
国内通話利用不可
国内SMS【送信】利用不可
【受信】利用不可
契約できる人18歳以上の個人
au契約期間引き継げない
お支払い方法クレジットカード/Paidy
MNP利用不可
au ID連携利用不可
海外ローミング利用不可
契約変更povo2.0(通話+データ)への変更は不可
新たに新規契約として申し込みが必要
SIMカード変更利用不可
機種変更の場合は、新たに新規契約として申し込みが必要
eSIMクイック転送利用不可
SIM
eSIM利用可能
SIMカード利用不可
auから移行する場合のSIMカードの変更利用不可(新規契約のみ)
端末関連
対応端末auスマートフォン等
APNの設定iPhone(iOS14.5以降)、Androidの一部端末では自動設定
それ以外の端末では自分で設定する必要あり
ピクト表示iPhone(iOS14.5以降)、Androidの一部端末では「povo」と表示
それ以外の端末では「au」と表示

povo2.0のデータ専用SIM(eSIM)のメリット

povo2.0のデータ専用SIM(eSIM)のメリット

「通話+データ」と同様に基本料0円

データ専用SIMは「通話+データ」と同様に基本料0円で利用できます。0円0GB時は最大128kbpsでのデータ通信となります。

本人確認不要ですぐに使える

povo2.0のデータ専用SIMは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認不要で申し込めます。

音声通話も可能な従来の「povo2.0」と比べて申し込み手続きが簡略化され、最短3分で利用を開始できます。

旅行/イベント/出張などの外出先で主回線のデータ容量が足りなくなった際、その場で申し込み手続きとデータトッピングの購入が可能で、すぐにデータ通信を利用できます。

セルラー版iPad専用SIMとして使える

  • povo2.0のeSIMをセルラー版iPadに入れて使いたい
  • povo2.0のeSIMをセルラー版iPad以外の端末で利用する予定がない
  • 音声通話やSMS送受信する予定は一切ない

という場合に「データ専用」プランがオススメできるでしょう。もともとセルラー版iPadは音声通話やSMS送受信ができないため、povo2.0のデータ専用との相性が抜群です。

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

povo2.0のデータ専用SIM(eSIM)の仕様上のデメリット・注意点

povo2.0のデータ専用SIM(eSIM)の仕様上のデメリット・注意点

「データ専用」プランも180日制限あり

「データ専用」プランも、最後の有料トッピングの有効期限の翌日(有料トッピングの購入がない場合、povo2.0のSIMを有効化した日)から180日の間、有料トッピングの購入がない場合、順次利用停止されてしまいます。

キャンペーン等により無償としている有料トッピングの購入については、有料トッピングの購入に含みません。(有料トッピングの購入後、後日の返金や au PAY チャージの還元等により無償となる場合も含む)

eSIMのみ提供で、eSIM非対応機種では使えない

「データ専用」はeSIMのみ提供されています。SIMカードでは契約できません。eSIM対応機種が必要です。

新規契約のみ可能。他社から乗り換えでの契約、他社への転出は不可能

「データ専用」プランは新規契約でのみ申し込みできます。他社から乗り換え(MNP)での申し込みはできません。

たとえばLINEMOを契約している人がpovo2.0に乗り換える場合は、「通常+データ」プランでの申し込みが必要です。

また、「データ専用」プランはMNP予約番号の発行、他社への転出はできません。不要になったら解約するしかないです。

通話・SMSの利用不可

「データ専用」プランは、090/080/070の携帯電話番号を使用した音声通話の発信、SMS送受信は不可能です。音声通話の発信やSMS送受信をしたい人は、「通話+データ」で契約してください。

「データ専用」プランから「通話+データ」プランへ変更は不可能。その逆も不可能

povo2.0の「データ専用」プランで契約後、「通話+データ」プランへの変更はできません。あらためて「通話+データ」プランの契約が必要です。

その逆も同じで、「通話+データ」プランから「データ専用」プランに変更することはできません。

eSIM再発行は不可能

「データ専用」プランの場合、eSIMの再発行はできません。

iPhoneの「eSIMクイック転送機能も、「データ専用」プランの場合は利用できません。

機種変更する場合は、現在契約している「データ専用」プランを解約した後、あらためて「データ専用」プランの新規契約が必要になります。

海外ローミングの利用不可

「データ専用」プランは海外ローミングが利用できません。

povo2.0のSIMを使って海外でもデータ通信したい場合は、「通話+データ」プランを契約しましょう。

auかんたん決済の利用不可

「データ専用」プランの場合、auかんたん決済が利用できません。

povo2.0のデータ専用SIM(eSIM)の申込時の注意点

1つのメールアドレスで申し込めるのは1回線まで

1つのpovo2.0アカウント(メールアドレス)で申し込みできるpovo2.0回線は1回線までです。

すでに「通話+データ」でpovo2.0を利用中の場合は、同じメールアドレスで「データ専用」プランを利用することはできないため、別のメールアドレスを用意のうえ、「データ専用」プランの申し込みをしてください。

18歳以上のみ申し込みできる

「データ専用」プランは18歳以上の人が申し込みできます。

「通話+データ」プランであれば、13歳以上の人であれば契約できます。なお、申し込みには親権者の同意が必要です。親権者同席のうえで手続きしてください。

申込時に認証SMSの受信が必要

povo2.0のデータeSIMの申込時には、別に利用中の主回線電話番号にて、認証SMSの受信が必要です。認証SMSを受け取る電話番号の通信事業者は問いません。

申込時に所定のトッピングの購入が必要

「データ専用」プランは、利用開始時に下記のいずれかのデータトッピングの購入が必要です。いずれかのトッピングを購入後、通常の国内データトッピングも追加で購入できます。

申込時に購入したトッピングはSIMの有効化と同時に適用が開始されます。

トッピング料金
3GB/30日間990円
データ使い放題24時間330円
0.3GB/365日間330円
120GB/365日間21,600円
300GB/365日間24,800円
360GB/365日間26,400円

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

povo2.0の「データ専用」の申し込みの流れ

【手順①】povo2.0アプリをダウンロードする

「データ専用」を申し込むときはpovo2.0アプリからの申し込みをオススメします。povo2.0アプリを使えばデータ専用の申し込みからeSIMのダウンロードまですべてアプリ内で完結します。

【手順②】購入するデータトッピングの選択

最初に購入するデータトッピングを1つ選択してください。選択したトッピングはpovo2.0 データ専用の開始(eSIMの発行)と同時に決済され適用されます。

povo2.0のデータ専用を完全に寝かせる用途であれば、0.3GB/365日間・330円を購入すれば1年間330円で維持できます。

トッピング料金
3GB/30日間990円
データ使い放題24時間330円
0.3GB/365日間330円
120GB/365日間21,600円
300GB/365日間24,800円
360GB/365日間26,400円

【手順③】重要事項説明・利用規約に同意

povo2.0の利用にあたっての重要事項説明や利用規約に同意してください。

【手順④】アカウント登録、連絡先電話番号、ユーザー情報の登録

登録するメールアドレスを入力してください。すでにpovo2.0で登録されているメールアドレスは利用できません。

SMSを受け取ることができる電話番号を入力してください。 1つの連絡先電話番号に、povo2.0 データ専用のアカウントを1つだけ登録できます。

この番号は、今後SMSを通じて認証コードを受信するために登録されます。また、本人確認のために使用されることがあります。

ユーザー情報として氏名、生年月日、住所を登録してください。

【手順⑤】支払い方法を設定する

トッピングなどの支払いに利用する支払方法を選択してください。この時点では支払い方法の登録のみ行われ、料金はかかりません。

また、支払い方法の変更は申込み完了後でも可能です。クレジットカードが手元にない場合も手続きできます。

【手順⑥】eSIMの設定に進むをタップするとeSIM発行が始まる

支払い方法をクレジットカードに設定した場合は、カード番号や有効期限・セキュリティコードの入力画面が表示されるので入力してください。

また、そのすぐ下に「eSIMの設定に進む」というボタンがあります。間違いないことを確認してタップしてください。

なお、「eSIMの設定に進む」をタップするとeSIMの発行が始まります。発行が完了すると支払いが行われ、トッピングの利用が開始されます。

(20時から翌9時2分の間にeSIMの発行が開始された場合は、9時30分以降に順次発行が完了します)

povo2.0のeSIM開通手続きについて解説

【手順①】povo2.0アプリから「有効化手続き」を行う

povo2.0アプリから「eSIM有効化手続き」を9時30分から20時までの間に実施してください。

eSIM有効化手続きの手順

手順
  • povo2.0アプリを起動してログイン
  • 9時30分から20時までの間に「eSIMを発行する」をタップ
  • eSIMが有効化されるとメールが届くのでそれまで待つ
  • 「次へ」をタップ

eSIM契約時は、「eSIM有効化手続き」が完了すると、スマホへのeSIMプロファイルのダウンロードが可能になります。

【手順②】手持ちのスマホにpovo2.0のSIMカードを入れる/eSIMをインストールする

  • povo2.0のeSIMを利用したいiPhoneで操作を行うこと
  • povo2.0にログイン後、【eSIMの設定】をタップ
  • 「eSIMの設定」画面になるので、【eSIMプロファイルをダウンロード】をタップする
  • 「eSIMをアクティベート」画面が表示されるので、画面の指示に従い【続ける】をタップ
  • 「eSIMの設定が完了しました」が表示されるので、【閉じる】をタップする

【手順③】スマホでAPN設定をする

AndoridスマホやiPhoneでAPN設定を実施してください。

アンテナピクト

iPhoneは最新のiOSバージョンにアップデートするとAPN設定が自動で完了します。APN設定プロファイルのインストールは不要です。

ステータスバーで「povo 4G」または「povo 5G」表示になっていればOKです。

なお、iPhoneのiOSバージョンをアップデートしたくない理由がある人は、povo2.0が用意しているAPN設定プロファイルをダウンロードして、APN設定のインストールを完了させてください。

【手順④】発信テスト・モバイルデータ通信テストを行い利用開始

次は「発信テスト」と「モバイルデータ通信テスト」が必要です。

  1. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
  2. Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認

発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、SIMカード開通手続きは終了です。

※発信テストができるようになるまで数分かかる場合があります
※発信テストを実施していただかないと、正常にご利用できない場合があります
※発信テストが成功しない場合は回線切り替えが完了していません
※データトッピング購入前は画面の表示に時間がかかる場合がありますが、画面が表示できれば問題ありません

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

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