ワイモバイルをMNPワンストップ利用して乗り換える方法を解説。
ワイモバイルオンラインストアはMNPワンストップ方式に対応
MNPワンストップとは?
MNPワンストップとは、キャリア乗り換え時に必要だったMNP予約番号の発行・取得が不要になり、転出先キャリアで申し込むだけで乗り換え・手続きを完結する制度です。
ワイモバイルで「MNPワンストップ」を利用して契約する場合は、ワイモバイルオンラインストアでの申し込み・手続きが必要です。
ワイモバイルショップ実店舗や家電量販店でワイモバイルを他社から乗り換えで契約する場合は、従来どおりMNP予約番号の発行が必要です。
たとえばUQモバイルからワイモバイルに乗り換えるときは、UQモバイルでMNP予約番号発行不要、ワイモバイルオンラインストアで乗り換え手続きが完結します。
- 【ツーストップ方式/従来方式】MNP予約番号を発行後にワイモバイルストアで申し込む
- 【ワンストップ方式】MNP予約番号発行不要でワイモバイルオンラインストアで申し込むだけでOK
MNPワンストップに対応しているキャリアや格安SIMはどこ?
以下のキャリア・格安SIMがMNPワンストップに対応しています。
- NTTドコモ(irumo, eximo, ギガホ, ギガライト等) / ahamo
- au/UQモバイル/povo
- ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 楽天モバイル(自社回線)、楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- IIJmio
- HISモバイル等
ソフトバンク/LINEMOから乗り換えは最初からMNP予約番号発行不要
ソフトバンクやLINEMOからワイモバイルに乗り換える場合は、最初からMNP予約番号の発行は不要です。
ソフトバンクはMy SoftBankに、LINEMOはMy Menuにログインして、登録されている住所氏名が最新のものであるかどうかを確認後、ワイモバイルオンラインストアでSIMやスマホを契約してください。
ワイモバイル公式はこちらから
ワイモバイルオンラインストアでMNPワンストップ利用で契約する方法
【手順①】キャリアで購入したスマホは別途SIMロック解除手続きが必須
キャリアで購入した「SIMロックあり」状態のAndroidスマホやiPhoneをワイモバイルで使う場合は、SIMロック解除手続きが別途必要です。
iPhoneでいうとiPhone 12シリーズまで/iPhone SE(第2世代)まではSIMロックあり状態で販売されています。SIMロック解除手続きが必要です。
iPhone 13シリーズ以降/iPhone SE(第3世代)以降はSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。SIMロック解除手続きは不要です。
【手順②】契約時に必要なものを用意する
ワイモバイルオンランストアでの契約に必要なものを用意してください。
- 本人確認書類
- 契約者本人名義のクレジットカード/銀行口座
- MNP予約番号(MNPワンストップがうまくいかない場合)
- 連絡先メールアドレス(GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレス推奨)
本人確認書類
1.運転免許証
2.日本国パスポート
3.マイナンバーカード(個人番号カード)
4.住民基本台帳カード + 公共料金領収書または住民票
5.身体障害者手帳
6.療育手帳
7.精神障害者保健福祉手帳
8.特別永住者証明書
9.在留カード(資格:永住/高度専門職2号)
10.在留カード(資格:永住/高度専門職2号以外)+ 外国パスポート
【手順③】ワイモバイルオンラインストアから申し込む
ワイモバイルオンラインストアからSIMやスマホを申し込んでください。
- ワイモバイルオンラインストア公式またはヤフー店にアクセス
- 申し込みたいSIMカード/eSIM/スマホセットを選び、申込画面に進む
- 「お手続きの内容」では、【今の電話番号をそのまま使用する】を選択
- 「ご利用中の携帯電話会社」は、【他社携帯電話会社】を選択する
- 「ご利用中の通信事業者」は当てはまるものを選択する
- 「のりかえ予定の電話番号」は、MNPを利用してワイモバイルに転入する携帯電話番号を入力
- 「MNP予約番号が分からない方」を選択すると、【◯◯のサイトでこのまま手続きをする】が表示されるので選択する
- 乗り換え元のWEBサイトで注意事項などが表示されるので、画面の指示に従って操作する
- 乗り換え元での手続きが完了して、ワイモバイルに戻ってプラン・割引サービス・オプションの選択を進めていく
- ワイモバイルの申し込み完了
たとえば、ご利用中の通信事業者は「ドコモ」を選択してドコモの携帯電話番号を入力すると、dアカウントへのログインを求められます。
dアカウントにログインすると、「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお手続き」画面、「MNPのお手続きによるご注意事項」画面が表示されます。画面内にはdポイントやらMNP転出手数料やら注意事項についての記載がいっぱいあります。
「同意した上でMNPのお手続きへ進む」をタップ等、画面の指示に従って操作していくと、ドコモ側での手続きが完了します。
やっぱり途中で手続きをやめたいというときは、ワイモバイル申し込み完了までなら普通にワイモバイルのタブやウィンドウを閉じればいいだけです。
ワイモバイルの開通までの手順
必要に応じて新スマホの初期設定・データ移行を行う
ワイモバイルで新スマホを購入している、自分で新スマホを購入している場合は、必要に応じて新スマホの初期設定やデータ移行を行ってください。
新スマホを利用する場合は、新スマホにワイモバイルのSIMカードやeSIMプロファイルをダウンロードするようにしてください。
AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行
スマホメーカーが提供しているデータ移行アプリを利用する方法や、スマホ同士をUSB type-Cケーブルで接続して有線でデータ移行する方法があります。連絡先、写真と動画、メッセージ、通話履歴、アプリ、カレンダーなど、ほとんどのデータを新しいスマホにコピーすることが可能です。
ケーブルまたはワイヤレスでデータを移行する手順は以下のとおりです。
- 新しいスマホの電源を入れて[始める] をタップ
- メッセージが表示されたら、モバイル ネットワークへ接続(あるいはスキップを選択)し、Wi-Fi ネットワークに接続
- 「アプリとデータのコピー」と表示されたら [次へ] をタップ
- 「他のデバイスをご用意ください」と表示されたら [次へ] をタップ
- ケーブルを使用する場合: 画面の指示に従ってケーブルを接続し、データをコピーする
ワイヤレスで移行する場合: [ケーブルがない場合] → [ケーブルを使わずにコピーする] をタップし、画面上の手順に沿ってデータをコピーする
AndroidスマホからiPhoneにデータ移行
「iOSに移行」アプリを利用してください。
iPhoneからiPhoneにデータ移行
iCloudでデータ移行・バックアップする方法もありますが、iOSの「クイックスタート機能」を利用すると簡単に新しいiPhoneにデータ移行できます。
iOS 11 以降を搭載している iPhone を新しい iPhone の近くに置くことで、新しい iPhone を素早くセットアップできます。また、新旧 iPhone それぞれが iOS 12.4 以降を搭載していれば、直接データ転送も行うことができます。
- 新しいiPhoneの電源を入れ、今使っているiPhoneの近くに置く
- 今使っているiPhoneにクイックスタートの画面が表示されたら「続ける」をタップ
- 新しいiPhoneにアニメーションが表示されるので、今使っているiPhoneのカメラでスキャン
- 新しいiPhoneに今使っているiPhoneのパスコードを入力
- 新しいiPhoneにFace IDまたはTouch IDを設定、Apple IDにサインイン
- 新しいiPhoneで「iPhoneから転送」をタップして利用規約に同意
- 位置情報サービス、エクスプレス設定、Apple Pay。iCloudキーチェーン、iMessageとFaceTime、Siriなどの設定を行う
- 「転送が完了しました」まで待つ
- データ転送が完了すると、移行先の新しいiPhoneで自動で再起動が始まるので待つ。再起動が完了して「ようこそiPhoneへ」画面が表示されたら設定が完了
【手順①】WEBサイトまたは電話で回線切替手続きを行う
オンライン回線切替 受付サイト | ワイモバイル カスタマーセンター 切替窓口 | |
---|---|---|
受付時間 | 9時~20時30分 | 10時~19時 |
切替に かかる時間 | 最大15分ほど | 最大1~2時間 |
切り替えに 必要な情報 | ①WEB受注番号 ②携帯電話番号または メールアドレス | ①WEB受注番号 ②携帯電話番号 ③契約時に設定した4桁の暗証番号 |
WEBサイトまたは電話から回線切替手続きを実施してください。
回線切替手続きは、現在契約している携帯電話会社からワイモバイルに回線を切り替えるために必要な手続きです。
回線切替手続きが完了すると、今契約している携帯電話会社・格安SIMとの契約が自動で解約され、ワイモバイルが開通します。
オンライン回線切替受付サイトは9時から20時30分まで受け付けていて、受付後最大15分程度で切り替えが完了します。こちらのほうが受付時間が長くて切り替えにかかる時間も短いです。
回線切り替え手続きの完了後、数分おいて新スマホの機内モードをオン・オフするとワイモバイルの電波に繋がるようになります。
【手順②】ワイモバイルのSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをダウンロードする
スマホに入っている他社のSIMカードを取り出して、ワイモバイルのSIMカードを入れてください。
SIMカードの入れ替え方が分からない場合は、YouTubeで「SIMカード 入れ替え」などで検索するといっぱい動画が出てくるので、それを見て参考にしてください。
SIMロック解除手続きをしたAndroidスマホやiPhoneに、ワイモバイルのSIMカードを入れて初めて起動すると、Androidスマホは「SIMロック解除コード」の入力画面、iPhoneは「アクティベーション」(Apple IDのパスワードの入力)を求められることがあります。
【手順③】AndroidスマホやiPhoneでAPN設定(ワイモバイル回線の通信設定)を行う
回線をワイモバイルに切り替える手続きをした後は、スマートフォン本体で「APN設定」をする必要があります。
APN設定とは、簡単に言えば「ワイモバイルの回線で通信できるようにするために、スマホ側で必要なIDとパスワードを入力する」作業と思ってください。
iPhoneのAPN設定は、iOSバージョンを最新バージョンに、「キャリア設定アップデート」を最新バージョンにすると、APN設定不要(APN構成プロファイルインストール不要)で利用できます。
なお、ワイモバイル契約前に他社格安SIMを利用していて、iPhoneに他社格安SIMのAPN構成プロファイルをインストールしている人は削除してください。
格安SIMからワイモバイルに乗りかえた途端にiPhoneでデータ通信できなくなった/圏外になった場合は、間違いなく他社APN構成プロファイルのせいです。削除してください。
- 「設定」→「一般」→「プロファイル」をタップ
- 他社SIMのプロファイルの表示を確認してタップ
- プロファイルの画面が表示されるので、「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードを求められた場合、画面に従ってパスコードを入力
- 「削除」をタップし、プロファイルの削除完了
【手順④】開通していることを確認してワイモバイルの利用開始
- ワイモバイル側で回線切り替え手続きが完了している
- AndroidスマホでAPN設定が完了している
- iPhoneのiOSバージョンが最新バージョン、キャリア設定アップデートが最新バージョンであることを確認する
- iPhone内に他社APN構成プロファイルが存在するなら削除する
- AndroidスマホやiPhoneのSIMロック解除手続きが完了している
- auやUQモバイルのAndroidスマホの場合、ワイモバイルのSIMカードを入れた後に「利用設定」が完了している
順番は前後してもいいので、これらの作業が完璧であればワイモバイルが開通しています。
天気予報や時報に電話をかけたり、Wi-Fiをオフにしてネットを見たりして、しっかり開通していることを確認してください。
APN設定の完了直後は、スマホがなかなかワイモバイル回線に繋がらないとか、4G/5Gにならないことがあります。そういうときは機内モードオンオフやスマホの再起動をするとワイモバイル回線に繋がるようになります。
【手順⑤】新スマホでワイモバイルサービスを利用するための設定を行う
無事に回線切替手続きが完了し、新スマホでワイモバイル回線が利用できることを確認したら、ワイモバイルスマホの初期設定を参考に初期設定を行ってください。
初期設定の途中にある、①Y!mobileサービスの初期設定、②PayPayアプリのは、ワイモバイルで実施されているPayPayポイントが貰える系キャンペーンのPayPayポイントを受け取るために必要な作業なので、面倒くさがらずにしっかり初期設定してください。
初期設定やアカウント連携時にYahoo! JAPAN IDでのログインを求められたときは、新どこでももらえる特典のエントリーで使用したYahoo! JAPAN IDを使ってください。
ワイモバイルにMNPワンストップ方式で乗り換え時の注意点
「代表回線」ならワイモバイル契約前に変更を
ワイモバイルに乗り換える予定の携帯電話番号が、
- 料金の一括請求の「代表回線」になっている
- 複数回線契約すると安くなる家族割引サービスの「代表回線」「親回線」になっている
- 光回線とのセット割のペア回線になっている
場合は、ワイモバイル契約前に別の回線を変更するようにしてください。
別に審査スピードが早くなるわけではない
MNPワンストップを利用してワイモバイルを申し込んだからと言って、審査スピードが早くなったり、SIMやスマホの発送が早くなるということはありません。
ただ単に「MNP予約番号を発行して、MNP予約番号の入力やMNP予約番号の有効期限の入力が不要」になるだけです。
MNPワンストップを利用した申し込みであっても、今契約しているキャリアや格安SIMでMNP予約番号を発行するときに表示される「解約における注意事項」へのチェックが必要です。
ソフトバンクからワイモバイル乗り換え+eSIM契約はSIMロック解除必須
- ソフトバンクでAndroidスマホやiPhoneを購入した
- ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える
- ワイモバイルオンラインストアではeSIMのみ契約する
場合は、My SoftBankからSIMロック解除手続きが必要です。SIMカード契約時はSIMロック解除手続きが自動で行われます。
2021年8月18日(水)以降にブランド間でのりかえのお申し込みをされたお客さまへ
ソフトバンクからワイモバイルおよびLINEMO(ラインモ)へのブランド間ののりかえの場合、のりかえ前にご利用いただいているソフトバンク製品のSIMロック解除手続きを同時に実施しますので、お客さまのお申し出によるSIMロック解除手続きは不要です。
ネットワーク利用制限中の製品はのぞきます。
のりかえ前にご利用いただいているソフトバンク製品がGoogle Pixel 4a、Google Pixel 4a (5G)、Google Pixel 5の場合、解除後に機種をご利用になる際には、一度Wi-Fiへ接続いただき、以下のSIMロック解除通知を受け取る必要があります。
「携帯通信会社のロックを解除しました どのネットワークでもデバイスを使用できるようになりました」
*当社オンラインショップでのりかえを検討されているお客さまへ
のりかえ前にご利用いただいているソフトバンク製品にて、ワイモバイルまたはLINEMOのeSIMをご利用予定のお客さまは、事前にMy SoftBankからSIMロック解除を行っていただきますようお願いします。
今のキャリアのメールアドレスを使い続けたいならワイモバイル開通後に申し込みを
ワイモバイル公式はこちらから
【エントリー期間】2022年5月13日(金)~終了日未定で実施中
【ahamo開通期間】エントリー翌月末まで
【特典進呈時期】開通(利用開始の手続き)を行った翌月下旬
ahamoに関する注釈
ahamoでは、一部利用できないサービスがあります。
サポートに ついて | ahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプランです。 ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) を利用してください。 なお、申し込み時の端末操作は契約者自身で実施することになります。 また、端末初期設定およびデータ移行などは 本サポートの範囲外となります。 端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する人は「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申し込んでください。 ※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。 ※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。 |
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オンライン手続きについて | オンラインで24時間いつでも受付可能ですが、 サイトメンテナンス中など受付できない場合があります。 |
月額料金に ついて | ahamoは30GB使えて月額2,970円です(機種代金別途)。 |
国内通話料金に ついて | ahamoは国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。 SMSや他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。 |
海外パケット通信について | 海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまで無料ですが、 15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。 国内利用と合わせての容量上限です。 |
端末の契約に ついて | 利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、 またSIMロック解除がされていない場合については、ahamoを利用することはできません。 利用中の機種が対応しているかどうかはahamoサイトにてご確認ください。 |
SIMカードの契約について | MNP予約番号を取得の上、ahamoサイトからMNPによる新規申し込み手続きが必要です。 |