
楽天モバイルは中国でも追加料金なしで海外ローミングが毎月2GB使用可能です。

荒巻大輔(株式会社GET NINE)
格安SIM業界の動向を10年以上追い続け、延べ5,000人以上の契約・プラン選びをサポートしてきました。
私は楽天モバイルを2020年4月15日から契約しており、2026年8月時点で5年以上継続利用しています。通信速度・地下や屋内での電波の入り方・海外ローミング・Rakuten Linkの通話品質などを、契約者として自ら実機で検証してきました。
楽天モバイルのほかにも、ドコモ/ahamo、au/UQモバイル/povo、ワイモバイル/LINEMO を実際に契約・利用中。複数キャリアを横断する立場から、楽天モバイルの強み・弱みを客観的にお伝えできるよう努めています。
本記事は、SNSアンケート結果や口コミだけを集めた「コタツ記事」や、外注ライターによる伝聞ベースの記事ではなく、楽天モバイル公式の一次情報と運営者自身の5年以上の実利用に基づき執筆・監修しています。


中国で楽天モバイルを使うときの基礎知識とメリット
中国でもデータ通信(海外ローミング)が毎月2GBまで無料

楽天モバイルの海外ローミングは、中国を含む海外指定107の国と地域に対応しており、毎月2GBまでの高速データ通信が追加料金なしで利用できます。中国でのデータ利用は、すべて国内と同様にRakuten最強プランの料金内に含まれるため、別途料金が発生することはありません。
中国では、普段使っている楽天モバイルのスマホをそのまま持っていくだけで、現地SIMへの差し替えなしに到着後すぐデータ通信が使えます。日本で使っている電話番号もそのままで、SMSの受信も日本にいるときと同じく無料です。北京や上海などの空港に着いてスマホのデータローミングをオンにすれば、すぐに中国での通信を始められます。
しかも、音声通話付きの通常タイプだけでなく、データ通信専用の「Rakuten最強プラン(データタイプ)」でも同じ条件で中国ローミングを利用できます。音声通話なしのデータ専用プランでも、中国でそのまま使えるのが大きな魅力です。
海外でのデータ通信分は、日本で使った分と合算して課金されます。たとえば2026年5月に日本で0.5GB、中国で2GBを使った場合、合計2.5GBの利用としてカウントされ、その月の月額料金は1,078円です。最安の通信料で中国でも使えることになります。
海外ローミングの対応エリアは、海外ローミング 対応エリア・料金 | お客様サポート | 楽天モバイルで確認してください。
月2GBを超えても最大128kbpsになるだけで高額請求されない
楽天モバイルの中国での海外ローミングでは、月2GBの高速データ容量を使い切っても、自動で高額なデータ通信料が請求されることはありません。2GBを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されるだけで、勝手に課金が始まったり、通信が完全に止まったりすることはないので安心してください。
「2GBを超えると通信料がどんどんかかる」と思っている人がいますが、これは誤解です。中国の海外ローミングでも、データチャージを自分で購入しない限り、2GBを超えた分に追加料金はかかりません。速度制限がかかった状態でそのまま使い続けても、料金は一切増えません。
128kbpsという速度は、正直に言えば動画視聴やWebサイトの閲覧には厳しい速度です。ただし、LINEのテキストメッセージやメールのやり取り程度であれば、問題なく使えます。
もし速度制限が不便で高速通信に戻したい場合は、my 楽天モバイルから1GBあたり500円(不課税)でデータチャージできます。これは自分で購入したときだけ発生する料金なので、チャージしなければ追加料金は一切かかりません。なお、この制限は毎月1日0時にリセットされ、新たに2GBの高速通信が使えるようになります。
毎月1日0時に2GB付与されるので安心

楽天モバイルでは、海外で使える高速データ容量2GBが、毎月1日0時に自動で付与されます。前月の余りは翌月へ繰り越せませんが、月ごとに新たな2GBが付与されるため、中国に長期滞在する人でも安心して使い続けられます。
たとえば1月30日に中国へ渡航し、1月31日に2GBを使い切った場合でも、月末までは最大128kbpsで通信を継続でき、2月1日0時になると新たに2GBが付与されて、再び高速通信が使えるようになります。
また、楽天モバイルにはahamoのような「海外滞在が15日を超えると速度制限がかかる」仕組みがないのも大きな強みです。ahamoは一度日本に帰国するまで制限が解除されませんが、楽天モバイルなら毎月1日に容量が回復するので、中国に1か月以上滞在しても、毎月2GBずつ高速通信を使い続けられます。中国は出張やビジネスでの長期滞在も多いので、こうした仕組みは特に相性がいいでしょう。
Rakuten Linkアプリ利用で日本の電話番号との国際通話が無料

楽天モバイルを中国で利用する際は、Rakuten Linkアプリを使うことで、日本の電話番号との通話が無料になります。これは、中国滞在中であっても追加料金が一切かからない大きなメリットです。
たとえば、中国から日本の実家に電話したり、中国にいる家族が日本の友人と通話したりする場合も、Rakuten Linkを使えば無料です。しかも、通話相手がRakuten Linkアプリを使っていなくても無料で発信できます。
日本と中国には1時間の時差がありますが、Rakuten Linkを使えば通話料を気にせず日本と連絡が取れます。また、Rakuten Linkアプリ同士なら、中国滞在中の仲間との通話も無料です。
さらに、月額980円の「国際通話かけ放題」オプションを追加すると、日本から中国以外の海外への発信や、中国滞在中に他国へ電話をかける場合もすべて無料になります。
国際通話の利用方法や料金については、国際通話 | オプションサービス | 楽天モバイルをご覧ください。
※Rakuten LinkアプリiOS版をご利用のお客様は、相手がRakuten Linkを利用していない場合、iOS標準の電話アプリに着信いたします。海外にいるときは着信料が発生いたしますのでご注意ください。
※(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。対象外番号一覧をご確認ください。
※ Rakuten Linkアプリを利用した場合、海外の対象国と地域からのみ発着信可能となります。その他の地域に関してはWi-Fi接続中の場合のみ発着信可能となります。
※国際通話・国際SMSのサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。
※通話先の相手国・地域によっては、現地事業者の設備などの都合により接続できない場合があります。
Rakuten Linkアプリ同士なら日本でも海外でも国際SMSが送受信無料

Rakuten Linkアプリ同士なら、日本でも中国でも国際SMSの送受信が無料です。
Rakuten Linkアプリを利用すれば、中国および対象の国と地域の電話番号への送信が無料、相手がアプリ未利用でも海外から日本の電話番号への送信が無料です。データ利用量にもカウントされません。
なお、お使いのスマートフォンのOSや利用するアプリによって、対応状況や料金が異なります。Androidスマホであれば、Rakuten Linkアプリを使えば日本でも中国でも国際SMSの送信が無料です。一方iPhoneは、相手がRakuten Link未利用だとRakuten LinkでのSMS送受信ができず、iOS標準のメッセージアプリでの送受信になり、送信に料金が発生します。
国際SMSが利用可能な国・地域や料金は、国際SMS | オプションサービスや、国際SMS(海外でのご利用方法) | お客様サポートをご覧ください。
※Rakuten LinkアプリiOS版をご利用のお客様は、相手がRakuten Linkを利用していない場合、Rakuten Linkで国際SMSを送受信することができません。ご利用の際はiOS標準のメッセージアプリをご利用ください。
※Rakuten Linkアプリを利用した場合、海外の対象国と地域からのみ送受信可能となります。
※国際通話・国際SMSのサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。
※ご利用の機種や、海外ローミング先のネットワーク、または通信先の相手国のネットワークの通信事情により、一覧にある事業者でサービスをご利用いただけない場合があっても当社は一切の責任を負いません。
中国で楽天モバイルを利用するための手順

【手順①】日本にいる間に楽天モバイル回線への接続、Rakuten Linkのインストールを行う
海外ローミングの注意事項として、中国に渡航する前に日本で楽天モバイルネットワークへの接続が必要です。
また、中国に渡航する前に日本でRakuten Linkの認証が必要です。Rakuten Linkは海外ローミングエリアによっては認証できない場合があります。
【手順②】my楽天モバイルで、海外ローミング設定をオンにする
中国に出発する前に、日本国内で事前にmy楽天モバイルでデータ通信・音声通話の設定を行ってください。
中国到着後にこの設定を行うと、オンになるまで(楽天モバイルの処理が完了するまで)時間がかかる可能性があります。必ず日本で設定してくださいね。
データ通信

海外データ通信を利用する場合、「my楽天モバイル」の通信プラン画面にある、「海外ローミング(データ通信)」の設定をONにしてください。詳細は、海外ローミング(データ通信)ご利用方法 | 通話/通信サービス(国際)をご覧ください。
音声通話

Rakuten Linkアプリで国際通話・国際SMSを利用する場合は、my楽天モバイルの契約プラン画面にある、「海外ローミング(データ通信)」と「国際通話・国際SMS」をONにしてください。
OS標準アプリで国際通話・国際SMSを利用する場合は、my楽天モバイルの契約プラン画面にある、「海外ローミング(データ通信)」と「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をONにしてください。
詳細は国際通話(海外でのご利用方法)をご覧ください。
【手順③】中国に到着後、スマホ側の「データローミング」をオンにする
中国に到着したら、楽天モバイルのSIMを入れているAndroidスマホやiPhoneの「データローミング」をONに設定してください。
iPhoneの設定方法
iPhoneの場合は、「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
Androidスマホの設定方法
Androidスマホの場合は、「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
【手順④】画面上部に「Rakuten」が表示されているか確認
画面上部の通信事業者部分に「Rakuten」が表示されていれば、データ通信可能となります。
iPhoneと一部のAndroid製品では渡航先の海外通信事業者が表示される場合がありますが、問題なく国際ローミングサービスを利用できます。
【手順⑤】通信が不安定な場合、「ネットワークを自動的に選択」をオフにして手動で接続先を設定
なんだか通信が不安定だなあというときは、Androidスマホは「ネットワークを自動的に選択」をオフに、iPhoneは「ネットワーク選択」の自動をオフにしてください。ローミング先を手動で選択できるようになります。
iPhoneのネットワーク変更方法
- 「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップ
- 「自動」をオフにして、利用したいネットワークを選択
Androidのネットワーク変更方法
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「詳細設定」をタップし、「ネットワークを自動的に選択」をオフにする
- 「ネットワークを選択」をタップし、利用したいネットワークを選択
【手順⑥】帰国後はオンにしたものをオフにする
日本に帰国したら、「my楽天モバイル」の通信プラン画面にある、「海外ローミング(データ通信)」をOFFにしてください。
楽天モバイルのSIMを入れているAndroidスマホやiPhoneの「データローミング」をOFFに設定してください。
スマートフォンの設定でネットワークを手動で設定した場合は、通信事業者の設定を「自動」にしましょう。
中国での楽天モバイルのローミング接続先について
ローミング先は中国移動・中国聯通・中国電信の3社
楽天モバイルを中国で利用する場合は、海外ローミング 対応エリア・料金でローミング先を確認できます。渡航先を中国、製品をiPhone 17 Proにして調べると、中国でのローミング先は中国移動(CMCC)・中国聯通(UNICOM)・中国電信(CT)の3社でした。中国ではこの3社のどれかに自動で接続され、必要に応じて手動での切り替えも可能です。
この3社は、いずれも中国の国有大手通信キャリアで、日本でいうドコモ・au・ソフトバンクのような存在です。なかでも中国移動(China Mobile)は、契約者数10億を超える世界最大級の通信事業者で、中国全土を広くカバーしています。いわば中国版のドコモのような立ち位置と考えるとイメージしやすいでしょう。
中国聯通(China Unicom)と中国電信(China Telecom)も、それぞれ数億規模の契約者を抱える大手です。北京や上海といった主要都市であれば、この3社のいずれかに繋がるので安心です。
データ通信は3社とも4Gで2GBまで0円
楽天モバイル公式の対応状況シミュレーション(iPhone 17 Pro)で、中国でのデータ通信料金を確認すると以下のとおりです。
| 通信事業者 | 4G | 5G |
|---|---|---|
| 中国移動(CMCC, China Mobile) | 2GBまで0円 | 非対応 |
| 中国聯通(UNICOM, China Unicom) | 2GBまで0円 | 非対応 |
| 中国電信(CT, China Telecom) | 2GBまで0円 | 2GBまで0円 |
3社いずれも4Gで2GBまで0円(Rakuten最強プランの料金に含む)で使えます。
5Gに対応しているのは中国電信(CT)のみで、ほかは4Gまでの対応です。5Gが掴めなくても、4Gで2GBまで問題なく使えるので、地図やSNS、調べ物といった用途で困ることはありません。2GBを超えると最大128kbpsに制限され、必要なら1GB/500円(不課税)でチャージできます。
通話・SMS : Rakuten Linkアプリ同士なら全部0円
自分も相手もRakuten Linkアプリを使っていれば、中国でも国際通話・国際SMSの発信・着信・送受信はすべて0円です。
【iPhone】通話・SMS : 相手がRakuten Link以外の場合
iPhone(iOS版Rakuten Link)を使っている場合、相手がRakuten Linkを使っていないと、着信とSMSがiOS標準アプリに切り替わり、料金が発生します。
| 操作 | Rakuten Link | OS標準アプリ |
|---|---|---|
| 【通話】海外から現地の電話番号へかける | 57円/30秒 | 75円/分 |
| 【通話】海外から日本の電話番号へかける | 0円 | 195円/分 |
| 【通話】海外からその他の国の電話番号へかける | 国・地域別従量課金 | 265円/分 |
| 【通話】着信 | 利用不可(iOS標準アプリに着信) | 165円/分 |
| 【SMS】海外から日本の電話番号へ送信 | 利用不可(iOS標準アプリで送信) | 100円/通 |
| 【SMS】海外から海外の対象国・地域へ送信 | 利用不可(iOS標準アプリで送信) | 100円/通 |
| 【SMS】海外からその他の国へ送信 | 利用不可(iOS標準アプリで送信) | 100円/通 |
| 【SMS】受信 | 利用不可 | 0円 |
iPhoneの場合、相手がRakuten Link未使用だと、Rakuten Linkアプリでは着信もSMS送信もできず、iOS標準アプリに切り替わります。その結果、中国では着信1分165円・SMS1通100円が発生してしまいます。中国で電話に出るだけでも料金がかかるので、iPhoneユーザーは特に注意が必要です。
【Android】通話・SMS : 相手がRakuten Link以外の場合
Android(Android版Rakuten Link)を使っている場合、相手がRakuten Linkを使っていなくても、Rakuten Linkアプリ経由なら料金を抑えられます。
| 操作 | Rakuten Link | OS標準アプリ |
|---|---|---|
| 【通話】海外から現地の電話番号へかける | 57円/30秒 | 75円/分 |
| 【通話】海外から日本の電話番号へかける | 0円 | 195円/分 |
| 【通話】海外からその他の国の電話番号へかける | 国・地域別従量課金 | 265円/分 |
| 【通話】着信 | 0円 | 165円/分 |
| 【SMS】海外から日本の電話番号へ送信 | 0円 | 100円/通 |
| 【SMS】海外から海外の対象国・地域へ送信 | 0円 | 100円/通 |
| 【SMS】海外からその他の国へ送信 | 100円 | 100円/通 |
| 【SMS】受信 | 0円 | 0円 |
Androidの場合、相手がRakuten Link未使用でも、Rakuten Linkアプリを使えば日本への発信・着信・SMS送信(対象国宛)がすべて0円です。iPhoneで有料になる着信(165円)やSMS送信(100円)も、Androidなら無料で済みます。中国での通話・SMSのコストを抑えたいなら、Androidのほうが有利です。
※料金は楽天モバイル公式のシミュレーション結果(中国・iPhone 17 Pro / Galaxy S26)に基づきます。最新の対応状況は楽天モバイル公式サイトでご確認ください
中国で楽天モバイルの海外ローミング(データ通信)利用時の注意点
通話・SMSはRakuten Linkを使うか、通話はLINEを使う(高額請求トラブルの原因)
中国でも、通話やSMSはRakuten Linkアプリを使えば基本的に無料です。逆に、OS標準の電話アプリやメッセージアプリを使うと料金が発生します。たとえば中国からOS標準アプリで日本に電話をかけると1分195円、SMSは1通100円かかります。家族や友人との連絡は、Rakuten Linkか、データ通信を使うLINEで済ませるのがおすすめです。
特にiPhoneの場合、相手がRakuten Linkを使っていないと、着信やSMSがiOS標準アプリに切り替わって料金が発生します。中国で電話に出るだけでも1分165円かかってしまうので、心当たりのない着信には出ない、連絡はLINEに統一しておく、といった対策をしておきましょう。
中国での利用分はRakuten最強プランのデータ量に加算される
楽天モバイルでは、中国滞在中に使ったデータ通信量も、日本国内での利用分と合算して課金されます。「中国で使った2GBが別枠でお得にカウントされる」わけではなく、Rakuten最強プランの利用データ量としてカウントされる点に注意してください。
とはいえ、これは損な話ではありません。たとえば日本で0.5GB、中国で2GB使った月は、合計2.5GBで月額1,078円。日本で19GB、中国で2GB使った月は、合計21GBとなり20GBを超えるため、上限の月額3,278円が適用されます。普段あまりデータを使わない月に中国旅行へ行くなら、中国の2GBを足しても料金が変わらない、ということもあります。
Wi-Fiを使うときの注意点
中国では、ホテルやカフェ、商業施設などで無料Wi-Fiが使える場所も多くあります。ただし、中国国内のWi-Fiや現地SIMは金盾(グレートファイアウォール)の規制対象で、GoogleマップやLINE、Gmail、各種SNSなど日本で日常的に使うサービスは、VPNを利用しないと使えないことがほとんどです。
その点、楽天モバイルの海外ローミングは日本のネットワークを経由するため、規制を受けにくく、VPNなしでもGoogleやLINEがそのまま使えたという声が多くあります。データ通信量を節約したいときはWi-Fi、日本のサービスを手軽に使いたいときは楽天モバイルのローミング、と使い分けるとよいでしょう。
中国で楽天モバイルの海外ローミングが利用できない・電波の調子が悪いときの対処法
中国で楽天モバイルが繋がらないときは、あわてず以下を順番に確認してみてください。中国は対応エリアなので、多くの場合は設定のどこかがオフになっているだけで解決します。
- my 楽天モバイルで海外ローミング設定がオンになっているか確認する
- スマホ本体側のデータローミング設定がオンになっているか確認する
- ネットワーク選択を「手動」にして、現地3社(中国移動・中国聯通・中国電信)を選んでみる
- 優先ネットワークを4Gから3G/2Gに変更してみる
- 機内モードのオン/オフを行う(オンにして数秒後にオフ)
- 本体を再起動する
- iOSが最新バージョンか確認し、必要ならアップデートする
- 2GBを使い切って速度制限がかかっていないか確認する
以下で、それぞれの手順を詳しく説明します。
my楽天モバイルと端末側のローミングがオンになっているかを確認
最初に、次の2つの設定がオンになっているか確認しましょう。
ひとつ目は、my 楽天モバイルで海外ローミングの設定がオンになっているか。出発前に日本でオンにしておくのが基本です。
ふたつ目は、スマホ本体側のデータローミングがオンになっているか。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」、Androidなら「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「ローミング」をオンにします。画面上部の通信事業者名に「Rakuten」または現地事業者(CMCC・UNICOM・CTなど)が表示されていれば、データ通信ができる状態です。
ちなみにどの国でも、SNSで「◯◯で楽天モバイルが繋がらなかった」と投稿している人をときどき見かけます。ただ、そういった投稿を見るたびに、私は「本当に両方のローミング設定をオンにしていたのかな?」と気になっています。
というのも、楽天モバイルの海外ローミングは、my 楽天モバイル側の海外ローミング設定と、スマホ本体側のデータローミング設定の両方をオンにして、はじめて使えるようになるからです。どちらか一方でもオフになっていると繋がりません。実際、繋がらないという声の多くは、このどちらかの設定漏れが原因です。
「繋がらなかった」という体験談を見て不安になる必要はありません。まずは自分の端末で、2つの設定が両方オンになっているかを落ち着いて確認してみてください。中国は楽天モバイルの対応エリアなので、設定さえ正しければきちんと繋がります。
別の携帯電話事業者を手動で選択する
楽天モバイルの海外ローミングは、中国では中国移動・中国聯通・中国電信のいずれかの回線を利用してデータ通信を行います。
自動でうまく繋がらないときは、スマホのネットワーク選択を「自動」から「手動」に切り替えて、別の携帯電話事業者を選んでみてください。場所によっては、手動で選び直すことで改善することがあります。
なお、5Gで通信できるのは中国電信(CT)のみで、中国移動と中国聯通は4Gまでの対応です。5Gが掴めなくても、4Gで2GBまで問題なく使えるので心配いりません。
優先ネットワークを変更する
事業者を切り替えても改善しないときは、スマホの優先ネットワークを変更してみてください。現在の優先ネットワークが4Gなら3G/2Gへ、5Gなら2G/3G/4Gへ切り替えると、中国の現地の電波を掴みやすくなることがあります。設定方法は以下のとおりです。
iPhoneの場合
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 「通信のオプション」を選択する
- 「音声通話とデータ」を選択する
- 「4G」を選択する
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択する
- 「Wi-Fiとモバイルネットワーク」を選択する
- ネットワーク名部分にある設定アイコンを選択する
- 「優先ネットワークの種類」を選択する
- 「4G」または「3G」を選択する
渡航先の国によって使える通信規格(何G)は異なります。詳しくは楽天モバイル公式の海外ローミング 対応エリア・料金で確認できます。
それでも繋がらないときに試すこと
上記でも改善しない場合は、機内モードのオン/オフを行う(オンにして数秒後にオフ)、本体を再起動する、電波の届きやすい窓際や屋外に移動する、といった基本的な対処を順に試してみてください。iPhoneの場合は、iOSのバージョンが最新かもあわせて確認しておきましょう。
「繋がらない」と勘違いしやすいケース
実は故障ではなく、2GBを使い切って速度制限(最大128kbps)がかかっているだけ、というケースもあります。
この速度だと体感ではほとんど繋がらないように感じますが、回線自体は生きています。高速通信に戻したい場合は、my 楽天モバイルから1GB/500円(不課税)でデータチャージできます。
【まとめ】中国でも楽天モバイルは追加料金なしで月2GB使える
中国は楽天モバイルの海外ローミング対応エリアなので、普段使っているスマホをそのまま持っていくだけで、毎月2GBまで追加料金なしでデータ通信が使えます。現地SIMへの差し替えやWi-Fiレンタルも不要で、空港に着いた時点からそのまま使えるのが大きな魅力です。
最後に、この記事の要点を整理しておきます。
中国では中国移動・中国聯通・中国電信のいずれかに接続し、毎月2GBまで0円で使えます(5Gは中国電信のみ対応)。2GBを超えても通信は切れず、最大128kbpsで使い続けられますし、足りなければ1GB/500円(不課税)でチャージできます。月をまたげば翌月1日に新たな2GBが付与されるので、出張などの長期滞在でも安心です。
中国ならではのポイントとして、現地のネット規制(金盾)があります。中国国内のWi-Fiや現地SIMでは、GoogleやLINEなどがVPNを使わないと利用できないことが多いですが、楽天モバイルの海外ローミングは日本のネットワークを経由するため、VPNなしでこれらが使えたという声も多くあります。中国で日本のサービスを使いたい人にとって、これは見逃せないメリットです(ただし規制の運用は変わることがあるため、確実な利用を保証するものではありません)。
通話やSMSは、Rakuten Linkアプリを使えば日本との連絡も基本的に無料です。一方、OS標準の電話アプリやメッセージアプリを使うと料金が発生し、特にiPhoneは相手がRakuten Link未使用だと着信やSMSが有料になりやすいので、連絡はRakuten LinkかLINEに統一しておくのがおすすめです。
北京や上海、広州といった都市はもちろん、主要エリアであれば中国移動などの大手に繋がるため、旅行中の地図や調べ物にも困りません。データ容量が少なくて済む使い方なら、楽天モバイル1回線で中国滞在を十分カバーできるはずです。
まだ楽天モバイルを契約していない人は、この機会に検討してみてください。


