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ドコモからpovoに乗り換え(MNP)手順・メリット・デメリット・注意点まとめ

ドコモからpovo2.0に乗り換える(MNP)手順・メリット・デメリット・注意点まとめ。


目次

ドコモからpovoに乗り換え手順を1つずつ徹底解説

SIMカードで契約するかeSIMで契約するか決める

他社から乗り換えでpovo2.0を契約する場合、「通話+データ」のSIMカードとeSIMどちらで契約するか決めてください。

povo2.0は端末を販売していないため自分で用意する必要があります。手持ちのスマホを使い続ける、AppleStoreなどで新品iPhoneを購入する、Amazonや家電量販店でSIMフリー版Androidスマホを購入する、キャリアで端末単体購入する、中古スマホ販売店等で購入するなどして自分で調達してください。

SIMカードのメリットは、自由に入れ替えて使えること、ほぼ全てのスマホで利用できることです。機種変更時もスムーズです。AndroidからSIMカードを抜いてiPhoneに入れて使えますし、その逆パターンも問題なく使えます。

eSIMのメリットは最短当日開通できること、SIMカードの入れ替え作業が不要になることです。iPhoneは「eSIMクイック転送」機能を使えば、iPhoneの設定からeSIM再発行の手続きができて便利です。

eSIMは対応端末が限られているため、申込時前に手持ちのスマートフォン等がeSIMに対応しているかを確認してください。eSIM非対応端末でeSIMを選択した場合は通信ができません。

どちらにしようか悩む・特にやりたいことがないならSIMカードでいいでしょう。eSIMにしたくなった、eSIMでやりたいことができたらSIMカードからeSIMに変更しましょう。SIMカードからeSIMへの変更は無料です。SIMカード再発行は手数料がかかります。

SIMでやりたいことが明確にあるなら、最初からeSIMでいいでしょう。povo2.0と他社SIMでデュアルSIMにしたい、SIMカードレスな環境にしたいという人はeSIMがオススメです。eSIM再発行は無料、eSIMからSIMカードへの切り替えは手数料がかかります。

【手順①】povo2.0で使いたいスマホが動作確認されているかを確認

対応機種・端末

povo2.0のSIMカードやeSIMを入れて使いたいスマホが動作確認されているかを対応機種・端末|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0でチェックしましょう。

もしも動作確認されていない端末をpovo2.0のSIMを入れて使うときは、もちろん自己責任になります。

eSIMは対応端末が限られているため、povo2.0を契約する前に手持ちのAndroidスマートフォンやiPhoneがeSIMに対応しているかを確認してください。eSIM非対応端末でeSIMを選択した場合、通信が一切できません。

【手順②】povo2.0契約前にドコモのスマホのSIMロックを解除する

ドコモから発売されたAndroidスマートフォンやiPhoneは、発売時期によってSIMロックの有無が異なります。

SIMロックありだった場合は、povo2.0を契約する前にSIMロック解除手続きが必要です。

ドコモから2021年8月27日以降に新たに発売されるAndroidスマホやiPhone

最初からSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。My docomo等でスマホのSIMロック解除手続きは不要です。

ドコモから2021年8月26日までに発売されたAndroidスマホやiPhone

「SIMロックあり」状態で販売されています。povo2.0で使う場合は、My docomo等でスマホのSIMロック解除手続きが絶対に必要です。

ドコモのスマホのSIMロック解除は、My docomoかドコモショップ実店舗で受け付けています。

ドコモのSIMロック解除手数料は2023年10月1日から無料になっています。パソコン・スマートフォン・ドコモケータイ(spモード)・電話・ドコモショップ・d gardenのどこで申し込んでも無料です。

【手順③】「MNPワンストップ」を利用するか、ドコモでMNP予約番号を発行するかどうか決める

povo MNPワンストップ

ドコモからpovo2.0に乗り換える際に、MNPワンストップを利用して申し込むか、従来どおりにドコモでMNP予約番号を発行してから申し込むか決めてください。どちらを選んでもOKです。

ドコモとpovo2.0は「MNPワンストップ」に対応しています。MNPワンストップ方式を利用すれば、ドコモでMNP予約番号を発行しなくてもpovo2.0に乗り換えできます。

MNPワンストップとは、転出元で従来必要だった「MNP予約番号」の発行手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単にpovo2.0に乗り換えが可能です。

なお、契約状況によってはドコモで事前にMNP予約番号を発行したほうがスムーズなことがあります。

ドコモでMNP予約番号を発行する方法

ドコモからpovo2.0に乗り換える際にMNPワンストップを利用しない場合は、ドコモでMNP予約番号を発行する必要があります。

ドコモでMNP予約番号を発行する方法は大きく分けて、①携帯電話や一般電話からドコモに電話、②My docomoで発行、の2つあります。

MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間ですが、povo2.0では有効期限が13日未満になっていると申し込みができません。

この中でオススメするのは、My docomoでMNP予約番号を取得することです。

24時間対応ですし、人と話す必要がないですし、電話と違ってすぐに手続きができます。時間のロスがありません。面倒な引き止めとかアンケートも無いです。どうしてもやりかたが分からないという人はドコモに電話してMNP予約番号を発行してもらいましょう。

MNP予約番号の受付窓口

申込方法MNP予約受付窓口受付時間
携帯電話151に電話9時~20時
一般電話0120-800-000に電話9時~20時
My docomoトップ→契約内容・手続き
→ドコモオンライン手続き
24時間対応

【手順④】契約に必要なものを用意する

お手続きに必要な3点

povo2.0を契約する際は以下が必要です。

  • 本人確認書類
  • クレジットカード情報またはあと払い(ペイディ)
  • 利用端末
  • GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレス

本人確認書類

povo2.0で利用できる本人確認書類は以下の通り。

  • 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 在留カード

支払い方法 : クレジットカード

クレジットカードは以下のブランドが利用できます。デビットカードは利用できません。

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

支払い方法 : あと払い(ペイディ)

クレジットカードが無い場合でも、「あと払い(ペイディ)」が利用できます。

あと払い(ペイディ)とは株式会社Paidyが提供するオンライン決済サービスです。2024年1月23日より利用可能になっています。

ペイディ利用料金の支払いは翌月27日までに、口座振替/銀行振込/コンビニ払いから自由に選択できます。ペイディアプリから銀行口座を登録すると、毎月自動的に請求金額が引き落とされます。また、口座振替は支払手数料が無料です。

ペイディアカウントを持っていない人も、メールアドレスと携帯電話番号だけで簡単に手続き可能です。あと払い(ペイディ)を支払い方法に設定する場合はSMS認証が必要です。

ペイディアプリから本人確認すると、分割手数料無料の「3回あと払い」が使えるため、お得な大容量トッピングも月々の負担が軽減されます。

*1:コンビニ払いの手数料は最大390円です。銀行振込の場合は金融機関により異なります。口座振替の場合、手数料は発生しません。
*2:SMSを受け取ることができる携帯電話番号が必要です。
*3:1回のご利用金額が3,000円以上の場合のみ利用可能です。

【手順⑤】povo2.0アプリをインストールして申し込む

契約に必要なものを用意してpovo2.0を申し込みましょう。

ドコモからpovo2.0に乗り換えで契約する場合は、povo2.0アプリからの申し込みが必要です。手持ちのスマホにpovo2.0アプリをインストールしてください。WEBから申し込みはできません。

申込手順
  • 手持ちのスマホにpovo2.0アプリをインストールする
  • 「どちらかのプランを選択してお進みください。」では【通話+データ】をタップして【次へ】をタップする
  • 「契約タイプ」では【他社から乗り換え】をタップする
  • SIMタイプでは【SIMカード】または【eSIM】をタップする
  • 「アカウント登録」でメールアドレスを入力する
  • 「お支払い方法を設定」画面では、【クレジットカード】または【クレジットカード以外】を選択する。クレジットカード情報を登録するか、ペイディでの手続きを行うこと
  • オンライン(LIQUID eKYC)で本人確認情報を登録する
  • 氏名・住所等の個人情報を入力、SIMカードのお届先住所など、画面の指示に従って操作・入力する
  • povo2.0の契約を完了させる

他社からpovo2.0に乗り換える場合は【通話+データ】=音声SIMでの契約になります。

契約方法は【他社から乗り換え(MNP)】をタップしてください。

MNP予約情報について

手続きの途中で「MNP予約情報の入力」画面が表示されます。

【MNP予約番号をお持ちのお客様】を選択すると、携帯電話番号とMNP予約番号の入力欄が表示されるので入力してください。

【MNP予約番号をお持ちでないお客様】を選択するとMNPワンストップでの手続きになります。携帯電話番号の入力欄と「現在ご利用中の携帯電話会社を選択してください」の選択肢が表示されるので、当てはまるものを選択してください。

選択した携帯電話会社のMNP予約手続きページに移動するので、ページの案内に従いMNP予約手続きを進めてください。手続き完了後、povoの申し込みページに移動するので手続きを進めてください。

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

povo2.0のSIM開通手順を解説

SIM開通手続き(iPhoneの場合)

手順
  • povo2.0アプリから「SIMカード有効化手続き」または「eSIM有効化手続き」を9時30分から20時までの間に実施
  • 有効化が完了すると、「【povo】povoのご利用開始のお知らせ」というタイトルのメールが届く
  • iPhoneにpovo2.0のSIMカードを入れる/povo2.0アプリを利用してeSIMプロファイルをダウンロードする
  • iOSを最新バージョンにアップデートする
  • iPhone内に他社格安SIMのAPN構成プロファイルがある場合は削除する
  • 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
  • Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認
  • 発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、開通手続きは終了

有効化手続きについて

SIMカードやeSIMの有効化手続きは、9時30分から20時までの間に実施すれば即時開通します。

20時から9時30時までの間に有効化手続きを行った場合は、9時30分以降順次有効化が完了し、povo2.0のSIM(回線)が使えるようになります。有効化する時間帯には注意してください。

SIMカード有効化手続きを実施していない場合、iPhoneがpovo2.0のSIMカードを認識しません。

eSIM契約時は、「eSIM有効化手続き」が完了すると、iPhoneへpovo2.0のeSIMプロファイルのダウンロードが可能になります。

iPhoneにpovo2.0のeSIMプロファイルをダウンロードする方法は、①povo2.0アプリからeSIMの設定をする方法、②手動で実施する方法(コード入力方式)、2つの方法があります。アプリから設定がおすすめです。

iPhoneはAPN設定不要

アンテナピクト

iPhoneは最新のiOSバージョンにアップデートするとAPN設定が自動で完了します。APN設定プロファイルのインストールは不要です。

iPhone内に他社格安SIMのAPN構成プロファイルが存在する場合は削除してください。

「格安SIMからpovo2.0に乗り換えた途端にiPhoneでデータ通信できなくなった・圏外になった」トラブルは、原因のほとんどが「他社APN構成プロファイルのせい」です。

SIM開通手続き(Androidスマホの場合)

手順
  • povo2.0アプリから「SIMカード有効化手続き」または「eSIM有効化手続き」を9時30分から20時までの間に実施
  • 有効化が完了すると、「【povo】povoのご利用開始のお知らせ」というタイトルのメールが届く
  • AndroidスマホにpovoのSIMカードを入れる/povo2.0アプリを利用してeSIMプロファイルをダウンロードする
  • 必要に応じて、音声通話、SMS、モバイルデータ通信で利用するSIMを設定する
  • AndridスマホでAPN設定する
  • 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
  • Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認
  • 発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、開通手続きは終了

SIM有効化手続きについて

SIMカードやeSIMの有効化手続きは、9時30分から20時までの間に実施すれば即時開通します。

20時から9時30時までの間に有効化手続きを行った場合は、9時30分以降順次有効化が完了し、povo2.0のSIM(回線)が使えるようになります。有効化する時間帯には注意してください。

eSIM契約時は、「eSIM有効化手続き」が完了すると、Androidスマホへpovo2.0のeSIMプロファイルのダウンロードが可能になります。

povo2.0のeSIMプロファイルをダウンロードする方法は、①povo2.0アプリからeSIMの設定をする方法、②手動で実施する方法(コード入力方式)、2つの方法があります。アプリから設定がおすすめです。

AndroidスマホはAPN設定は手動で設定を求められるパターンが多いです。

APN設定手順(一例)
  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→SIMの横の「+」をタップ
  • 画面下部の「アクセスポイント名」をタップし、画面上部にある「+」をタップ
  • 「アクセスポイントの編集」画面になるので、以下の項目を入力
    • 【名前】「povo 2.0」と入力
    • 【APN】「povo.jp」と入力
    • 【APNプロトコル】「IPv4 / IPv6」を選択
  • 入力完了したら画面右上の3つの点をタップして「保存」をタップ

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

ドコモとpovo2.0を比較

料金プランで比較

ドコモからpovo2.0に乗り換えると毎月の通信費が圧倒的に安くなります。

eximoでみんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払割がすべて適用できる場合でも、ドコモよりもpovo2.0に乗り換えたほうが安くなるでしょう。

eximoは月1GBまでの利用は最安で月額2,178円で利用できますが、povo2.0では3GB(30日間)が990円で利用できます。

料金プラン名月額基本料金
ドコモ
eximo(エクシモ)
割引一切なしの場合
【1GBまで】月額4,565円
【1~3GB】月額5,665円
【3GB~無制限】月額7,315円
ドコモ
eximo(エクシモ)
全ての割引が利用できる場合※
【1GBまで】月額2,178円
【1~3GB】月額3,278円
【3GB~無制限】月額4,928円
au
povo2.0

【データ追加120GB(365日間)】21,600円/回
【データ追加300GB(365日間)】24,800円/回
【データ追加1GB(180日間)】1,260円/回
【データ使い放題(7日間)12回分】9,834円/回
【データ追加300GB(90日間)】9,834円/回
【データ追加150GB(180日間)】12,980円/回
【データ追加60GB(90日間)】6,490円/回
【データ追加20GB(30日間)】2,700円/回
【データ追加3GB(30日間)】990円/回
【データ追加1GB(7日間)】390円/回
【データ使い放題(24時間)】330円/回

通信速度で比較

ドコモとpovo2.0の通信速度は以下の通り。

時間帯povo下り速度ドコモ下り速度povo上り速度ドコモ上り速度
83.78119.3814.8715.67
113.29121.2918.8515.58
夕方89.77144.7214.6915.39
83.6982.3916.9811.08
深夜136.87130.7526.9416.4

みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイトより(2024年4月15日時点)
※数値の単位はMbps

povo 2.0のメリット・特徴

  • 事務手数料無料、縛りなし、契約解除料もない
  • データ容量が0GBの状態でも最大128kbpsで使える
  • 基本料0円で自分でデータトッピングして使う。5つの容量とデータ使い放題24時間、期間限定トッピングも豊富
  • 購入完了から7日間、DAZNの利用とDAZN利用中のデータが使い放題になるパックがある(7日間/1,145円)
  • 5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり
  • 13歳以上であれば本人名義で契約できる
  • povo2.0契約者もau Online Storeで機種変更(端末単体購入)が可能
  • 2024年5月20日から「着信転送サービス/留守番電話サービス」の提供開始!(ただし併用不可)
  • 国際ローミングも利用可能

povo2.0について

povo2.0はauのオンライン専用料金プランです。

povo2.0は格安SIMではなくauのオンライン専用料金プランなので、auとpovo2.0の通信品質は同等と考えてよいでしょう。通信エリア・通信速度・通信品質どれも安定しています。

契約事務手数料3,850円は同一名義で5回線まで無料、累計6回線目以降は1回線ごとに契約事務手数料がかかります。

契約解除料、契約期間の縛り(2年縛り等)、MNP転出手数料はありません。無料です。

データ容量が0GB状態でも最大128kbpsで使える

povo2.0でデータトッピングを購入していない=0GB状態でも、最大128kbpsでデータ通信できます。電話は通信速度は関係ありません。

128kbpsで利用の場合、LINEメッセージのやり取り等テキストのやり取りはできますが、動画視聴やInstagramなどの画像や動画が関わるものは非常に時間がかかります。

なお、180日間有料トッピングの購入がないと順次「利用停止」されます。利用停止後の30日の間に有料トッピングの購入がない場合は、povo2.0の契約が解除されます。

自分でデータトッピングして使う

povo2.0で高速データ通信したくなったときは、povo2.0アプリでデータトッピングを追加(購入)して使う形になります。小容量から大容量、データ使い放題まで幅広いトッピングが用意されています。

データトッピングには有効期限があるので、有効期限内に利用する必要があります。たとえばデータ追加20GB(30日間)を購入し、30日間で10GBしか使わなかった場合は残り10GBは失効します。

期間限定データトッピング(お試しトッピング)も頻繁に登場しているため、オトクにpovoを利用できます。

povo2.0のデータトッピングのなかで特におすすめなのが「データ使い放題(24時間)」(1回330円)です。

購入完了時刻から24時間の経過ごとに1日として取り扱いますが、当面の間は、期間満了日の23時59分59秒まで利用できるようになっています。

2024年9月17日購入分よりしっかり「24時間」に変更されます。たとえばデータ使い放題(24時間)を15時に購入した場合、トッピングは翌日14時59分まで利用できます。

5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり

トッピング名料金
5分以内通話かけ放題月額550円
通話かけ放題月額1650円

5分以内通話かけ放題は、1回5分以内の国内通話が無料で利用できます。1回の通話が5分を超えた場合5分超過分につき税込22円/30秒の通話料が別途かかります。

通話かけ放題は、国内通話が無料で利用できます。電話をよくかける人はオプションの契約を検討するといいでしょう。

povo2.0の一般的なデメリット・注意点まとめ

  • povo2.0の申し込みやサポートはオンラインのみ
  • 過去1年以内に同一名義で6回線以上契約しようと契約事務手数料3850円かかる
  • 「使い放題」になるデータトッピングはない
  • データトッピングは有効期限あり。都度購入が必要(3GBのみオートチャージあり)
  • キャリアメールアドレスの提供は無い
  • 留守番電話サービス、着信転送サービス、割込み電話サービスが無い
  • povo2.0には家族割引、auひかりやWiMAX 2+などのインターネットサービスとのセット割引、au PAYカード割引などは存在しない
  • 2023年9月13日からSIMの再発行手数料がかかるようになった
  • 複数回線契約しても割引なし、auひかり等の固定回線とのセット割引は無い

povo2.0は1人5回線まで

同一名義での大量不正契約の防止を図るため、原則として個人契約の同一名義における当社とのスマートフォン・携帯電話の契約回線数をau・UQ mobile含めて累計5回線までに制限させていただきます。(新たなご契約のお申し込みができない、または、当社から後日キャンセルさせていただく場合があります。なお、1つのpovo2.0のアカウントでお申込みいただける契約回線数は1回線です)。

ただし、お申し込みいただける回線数は、お申し込み内容により異なる場合がございます。

2023年9月13日からSIMの再発行手数料が発生する

povo2.0では、2023年9月13日申し込み分より、SIMカード(eSIMからの変更時含む)の再発行手数料の請求を開始しています。

対象となる手数料は、①povo2.0のSIMカード再発行、②eSIMからSIMカードへの切替にかかる手数料です。

eSIM再発行時や新規加入に伴うSIMカード発行時の事務手数料に変更はありません。

  • SIMカード(eSIMからの変更時含む):税込3,850円
  • eSIM(SIMカードからの変更時含む):税込440円

ドコモからpovo2.0に乗り換えのデメリット・注意点

povo2.0はau回線を使用

povo2.0はau回線を使用してサービスを提供しています。そのため、ドコモ回線とは微妙にサービスエリアが異なります。

ドコモ回線では問題なく繋がったけど、au回線だと電波が悪いとか圏外になるといった問題が発生する可能性があります。ビルの奥まったところとかだと異常に悪かったりとか、そういうことが起こるかもしれません。

都会に済んでいる人、まあそこそこの普通の地方都市に済んでいる人なら全く問題ないですが、ド田舎、山の中、川の中に行ったりするような人はちょっと心配です。

ちなみに、人が住んでいない場所はどのキャリアでも圏外になりますよ。

ドコモのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる

ドコモからpovo2.0に乗り換えると、ドコモで提供されているキャリアメールアドレスが無料で利用できなくなります。

ドコモからpovo2.0に乗り換えても、どうしてもドコモのキャリアメールアドレス(ドコモメール、@docomo.ne.jp)を使い続けたい人は、povo2.0への乗り換え完了後から31日以内に、ドコモメール持ち運びを申し込んでください。

ドコモメール持ち運びは月額330円、1年で合計3960円かかります。

回線セット割や家族割などが利用できなくなる可能性あり

ドコモからpovo2.0に乗り換えると、「ドコモ光セット割」などの固定回線(光回線)とのセット割引、「みんなドコモ割」などの各種家族割引サービスが利用できなくなることがあります。

ドコモの契約回線数が減少することで割引額が減額したり、割引条件を満たさなくなったりする可能性があります。また、代表回線に設定している場合は他の回線への変更も必要になります。

povo2.0にはセット割引や家族割引サービスはありません。

実店舗でのサポートが無い

povoのサポート窓口は、専門オペレーターによるチャットでのサポート、メールでのサポートのみです。auショップ実店舗でのサポートは受けられません。

よくあるご質問ページもあるので困ったことがあればまずは調べてみるのもいいでしょう。

ドコモ契約時は困ったことがあればドコモショップに駆け込めばどうにかなりましたが、povoではどうにもならないので注意が必要です。

ドコモからpovo2.0に乗り換えでよくある質問

ドコモからpovo2.0に乗り換えのベストタイミングは?

SIMカードは遅くても25日頃までに、eSIMは月末日3日前くらいまでに申し込むといいでしょう。

ドコモ解約時やドコモから他社へ転出した月のドコモの利用料金は、日割り計算されずに1ヶ月分満額請求されます。申込と開通が同月内で完了すれば1ヶ月分の支払いだけで済みます。

povo2.0は基本料0円です。データトッピングや通話トッピングを購入するまで料金が発生することはありません。

他社からahamoに乗り換えでdポイントが貰えるキャンペーンが実施されているタイミングでの乗り換えもいいでしょう。

月末日ギリギリに申し込みはダメ?理由を教えて?

povo2.0の開通が翌月になった場合、翌月のドコモの利用料金の支払いが必要です

  • 1月28日にドコモでMNP予約番号を発行した
  • 1月30日にpovo2.0を他社から乗り換えで申し込んだ
  • 1月31日にSIMカードが発送された
  • 2月2日にSIMカードが届き、povo2.0アプリでSIMカード有効化手続きを実施した

この場合、ドコモの利用料金は1月分と2月分の支払いが必要になります。

ドコモの解約日とpovo2.0の開通日は2月2日になります。ドコモの解約月の利用料金は1ヶ月分満額請求されるため、ドコモは2月は2日しか利用していませんが、1ヶ月分満額請求です。

1月20日~25日頃までにSIMカードを申し込んでおけば1月31日までには開通できて、ドコモの利用料金の支払いも1月分の支払いだけで済んだでしょう。

eSIMであれば最短で申込当日に開通できますが、申込時間が遅い場合、申込時や開通手続きでミスをしたり、申し込みが殺到している場合は審査が遅れて、当日開通に間に合わない可能性があります。

ドコモが解約されるのはどのタイミング?MNP予約番号の発行日がドコモの解約日?

ドコモとの契約が解約されるのは、povo2.0側で行う「SIMカード有効化手続き」「eSIM有効化手続き」の完了後になります。

MNP予約番号の発行日=ドコモの解約受付日ではありません。

10月25日にpovoのSIMカードが手元に届いて、10月26日にpovoアプリから「SIMカード有効化手続きを実施した場合、10月26日付でドコモが解約されます。

10月31日になってあわててドコモでMNP予約番号を発行してpovo2.0を申し込んでも、有効化手続きが完了するまではドコモとの契約は継続しています。

ドコモスマホ(機種)そのままでpovo2.0に乗り換えできる?

  • ドコモからpovo2.0に乗り換える
  • ドコモで購入した機種(スマホ)はそのまま使いたい

というときは、My docomoでAndroidスマホやiPhoneのSIMロック解除手続きして(SIMフリー状態にして)、povo2.0でSIMカードのみ/eSIMを他社から乗り換えで契約すればOKです。

2021年8月26日までに発売された機種はSIMロックあり、2021年8月27日以降に発売される機種はSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。

ドコモのスマホにpovoのSIMカードやeSIMを入れても、スマホ内の写真・動画・書類・アプリ・LINE・連絡先などのデータは全てそのままです。消えることは絶対にありません。

なお、ドコモのAndoirdスマホはau回線(LTE Band 18/26)に対応していない場合は、場所によっては電波が繋がりにくい・圏外になる可能性があります。

SIMフリー状態のiPhoneは、ドコモ回線だけでなく、au回線・ソフトバンク回線・楽天モバイル回線にも対応しているので、povo2.0での使用で問題が発生することは絶対にありません。

ドコモで契約解除料(違約金)や手数料は発生する?

ドコモからpovo2.0にのりかえるときに、ドコモ側で契約解除料(違約金)やMNP転出手数料は発生しません。

なお、ドコモからpovo2.0に乗り換えた月のドコモの利用料金は1ヶ月分満額請求されます。

また、「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引サービスは前月までの適用となり、povo2.0に乗り換えた月は割引が一切適用されていない利用料金での支払いになります。

ドコモで買ったスマホの代金の残りの支払いはどうなる?

ドコモからpovo2.0に乗り換えても、ドコモで買ったスマホの代金の残りの支払いは続きます。代金の残りの支払いがチャラになることは絶対にありません。

たとえば、ドコモで24回払いでiPhone 12を契約していて、18回目まで支払っているときにpovo2.0に乗り換えた場合は、残り6回の支払いがpovo2.0に乗り換えても継続します。

残り6回は分割払いを続けてもいいですし、ドコモからpovo2.0に乗り換える前に6回分の支払いを一括精算してもいいです。

dアカウントやdポイントはpovo2.0に乗り換えても使える?

dポイントおよび、dポイント(期間・用途限定)については、ドコモ回線解約前にその回線に対するdアカウントを発行していれば、引き続き利用できます。

また、ドコモ回線解約前に利用者情報登録していたdポイントカードも引き続き利用できます。

ただし、ドコモ回線解約前にdアカウントを発行していない場合、ポイントは失効し、利用者情報登録していたdポイントカードも利用できなくなるので、必ず解約前にはdアカウントを発行されますよう、お願いいたします。

dアカウントのメールアドレスにドコモのキャリアメールアドレスを使用している人は、ドコモからpovo2.0に乗り換える前にフリーメールアドレスに変更しておくとよいでしょう。

dポイントが無くならないか不安な人はドコモからpovo2.0に乗り換える前にdポイントを全部使っておけば安心です。

ドコモとpovoのデュアルSIMは利用できる?

デュアルSIM対応機種であれば、ドコモとpovoをデュアルSIMにして利用・併用できます。

ドコモからpovo2.0に乗り換えるのではなく、ドコモとpovo2.0のデュアルSIMで利用するという選択肢もあります。

iPhoneでいうと、iPhone XS/XS Max/XR以降の機種がデュアルSIMに対応しています。

たとえばドコモのSIMカードとiPhone 13を利用している人は、

  • povo2.0のeSIMを新規契約
  • iPhoneでドコモ+povo2.0のデュアルSIMを設定
  • povo2.0アプリからデータ使い放題(24時間)を購入

してみて、ドコモからpovo2.0に乗り換える前に、povo2.0の使い勝手を確認してみるといいでしょう。

povo2.0の使い勝手が問題なければ、ドコモからpovo2.0に乗り換えましょう。新規契約した回線はそのうち解約すれば問題ありません。

「povo2.0を契約して即日~180日以内にMNP転出」を繰り返すとブラックリストに載る可能性がありますが、新規契約して数日後~数カ月後に解約するのはまず問題ないです。

音声SIM(通話+データ)の申込はpovo2.0アプリから!

ボタンを押すとpovo2.0アプリインストール画面に移動します

データ専用SIMの申込はWEBサイトら!

ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します

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この記事を書いた人

サイバーバードでは、楽天モバイルのキャンペーン情報、新規契約・他社から乗り換えで契約する方法、手持ちのAndroidスマホやiPhoneを利用する方法を分かりやすく解説しています。
全てのコンテンツを荒巻大輔が執筆・監修しています。適当な外注ライターの記事は1つもありません。

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