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ドコモからpovoに乗り換え(MNP)手順・メリット・デメリット・注意点まとめ

ドコモからpovo2.0に乗り換える(MNP)手順・メリット・デメリット・注意点まとめ。

目次

ドコモからpovoに乗り換え手順を1つずつ徹底解説

povoに乗り換える手順

【手順①】povo2.0で使いたいスマホが動作確認されているかを確認

povoに対応しているか確認する
対応機種・端末

povo2.0のSIMカードやeSIMを利用する際は、公式サイトの「対応機種・端末」ページで手持ちのAndroidスマホやiPhoneが動作確認済みか事前に確認してください。iPhoneであれば、SIMロック解除済み・SIMフリー版iPhone 6s, iPhone 6s以降のすべての機種が利用できます。

特にeSIMは対応端末が限られており、非対応端末でeSIMを選択すると通信が一切できなくなるため、契約前に確認が必要です。

動作確認されていない端末での利用は自己責任となるので注意してください。​

【手順②】povo2.0契約前にドコモのスマホのSIMロックを解除する

ドコモのスマホのSIMロック解除が必要かどうかについて

ドコモのスマートフォンは発売時期によって、SIMロックの有無が異なります。povo2.0を契約する前に、以下の通り確認と解除を行いましょう。

発売時期SIMロック状態povo利用時の対応
2021年8月27日以降に発売SIMロックなし
最初からSIMフリー
手続き不要
2021年8月26日以前に発売SIMロックありSIMロック解除が必要

SIMロックあり状態だと、povo2.0のSIMカードを入れても通信できません

SIMロック解除の方法

docomoのスマホをSIMロック解除する方法

下記いずれの方法も手数料無料(2023年10月1日以降)で手続きできます。

WEB(My docomo)から手続き(オススメ)
  • パソコン・スマホのどちらでもOK
店舗で手続き
  • 全国のドコモショップまたはd gardenで受付可能
  • 本人確認書類が必要なので注意

【手順③】「MNPワンストップ」を利用するか、ドコモでMNP予約番号を発行するかどうか決める

従来の方法とMNPワンストップの違い

ドコモからpovo2.0に乗り換える際に、MNPワンストップを利用して申し込むか、従来どおりにドコモでMNP予約番号を発行してから申し込むか決めてください。どちらを選んでもOKです。

方式特徴
MNPワンストップ方式MNP予約番号の発行が不要
povo申込中にMy docomoへログインして手続きが完結
MNP予約番号方式(従来型)事前にMNP予約番号を取得
それを使ってpovoに申し込む

MNPワンストップ方式とは

MNP予約番号を事前に発行する必要がない新しい乗り換え方式です。povo2.0の申込手続き中にMy docomoへログイン→転出手続きが完了するため、より簡単&スムーズに乗り換えできます。

ドコモでMNP予約番号を発行する方法

ドコモでMNP予約番号を取得する方法

MNPワンストップを利用しない場合は、事前にドコモでMNP予約番号を取得する必要があります。

ドコモでMNP予約番号を発行する方法は大きく分けて、①携帯電話や一般電話からドコモに電話、②My docomoで発行、③ドコモショップで発行、の3つあります。

MNP予約番号の受付窓口

申込方法MNP予約受付窓口受付時間
携帯電話151に電話9時~20時
一般電話0120-800-000に電話9時~20時
My docomoトップ→契約内容・手続き
→ドコモオンライン手続き
24時間対応
ドコモショップ各店舗に行く各店舗の営業時間
  • My docomoなら人と話さず簡単に手続き可能
  • 電話ではアンケートや引き止めがある場合もあるため、Web手続きがおすすめです

MNP予約番号の注意点

  • MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間
  • povo2.0では有効期限が13日未満になっていると申し込みできない
  • 取得後はなるべく早めに申し込みを完了させましょう

【手順④】契約に必要なものを用意する

povo2.0を契約する際は以下のものが必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 契約者本人名義のクレジットカードまたはあと払い(ペイディ)
  • povo2.0(au回線)に対応した端末(SIMロック解除済み端末・SIMフリー端末)
  • GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレス

あと払い(ペイディ)にも対応!クレカがなくてもOK

povo2.0は「あと払い(ペイディ)」による支払いにも対応しています。クレジットカードがない人でも、メールアドレスと電話番号だけで簡単に利用開始できます。支払い方法に口座振替を選択すれば手数料0円で利用できます。

【手順⑤】povo2.0公式サイトからSIMカード/eSIMを申し込む

通話+データプランのお申し込みを進めています

契約に必要なものを用意して、povo2.0公式サイトからSIMカードやeSIMを申し込んでください。

申込手順
  • povo2.0公式サイトにアクセスして、【今すぐ申し込む】ボタンのタップして【他社からお乗り換え】をタップ
  • 「お申し込み」画面では「通話+データ」の【選択する】をタップ
  • 契約タイプは【他社から乗り換え】をタップ
申込手順
  • SIMタイプでは【SIMカード】または【eSIM】をタップする
  • 「アカウント登録」でメールアドレスを入力する
  • 入力したメールアドレス宛に6桁の認証コードが届くので、認証コードを入力して申し込みを続ける
申込手順
  • 申込内容の確認画面が表示されるので、自分の申し込みたいSIMタイプや契約タイプがあっている確認
  • キャンペーンコード・紹介コード・エントリーコードがある場合は入力
  • 下にスクロールして重要事項説明・利用規約に同意して【この内容で申し込む】をタップ
  • 「お支払い方法を設定」画面で、クレジットカード情報などを登録する
  • これ以降はpovo2.0アプリでの手続きが必要なのでアプリをダウンロードする
申込手順
  • オンライン(LIQUID eKYC)で本人確認書類を登録する。カメラによる撮影を行う
  • povo2.0アプリ内の「次へ」をタップ
  • 本人確認書類の表面の撮影、厚みと顔写真が分かるように斜め上から撮影、裏面の撮影、自分の顔を正面から撮影する
  • 契約者名義の氏名・住所等の個人情報を入力
  • 「MNP予約情報」画面でMNP手続きを行う(MNPワンストップ手続き or MNP予約番号の入力)
  • SIMカードの配送先住所など、画面の指示に従って操作・入力する
  • povo2.0の申し込みを完了させる

MNP予約情報について

eKYCによる本人確認が完了すると、「MNP予約情報の入力」画面が表示されます。

【MNP予約番号をお持ちのお客様】を選択すると、携帯電話番号とMNP予約番号の入力欄が表示されます。それぞれ入力してください。

【MNP予約番号をお持ちでないお客様】を選択するとMNPワンストップでの手続きになります。携帯電話番号の入力欄と「現在ご利用中の携帯電話会社を選択してください」の選択肢が表示されるので、当てはまるものを選択してください。

選択した携帯電話会社のMNP予約手続きページに移動するので、ページの案内に従いMNP予約手続きを進めてください。手続き完了後、povoの申し込みページに移動するので手続きを進めてください。

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povo2.0のSIM開通手順を解説

【手順①】SIMカード/eSIMの有効化手続きを行う

povo2.0のSIMカードまたはeSIMを契約したら、有効化手続き(開通手続き)が必要です。手続きが完了すると、povo2.0回線が利用可能になり、ドコモとの契約は自動で解約されます。

有効化手続きができる時間帯に注意

時間帯処理のタイミング
9:30〜20:00即時 有効化(数分〜30分程度)
20:00〜翌9:30翌朝9:30以降に順次有効化

夜間に手続きしてもすぐには回線が使えないので、なるべく9:30〜20:00の間に手続きするのがおすすめ

SIMカード有効化手順

  • povo2.0のSIMカードを受け取る
  • povo2.0アプリを起動する
  • 「SIMカードを有効化する」をタップ
  • 「バーコードをスキャンする」をタップ
  • SIMカード台紙のバーコードを読み取る
  • 「SIMカードを有効化する」をタップ

以上で有効化完了!通信が使えるようになります。

eSIMの有効化手順

  • eSIMを利用したい端末でpovo2.0アプリを起動
  • 「eSIMを発行する」をタップ

eSIMを発行すると、端末にeSIMがダウンロードできるようになります。

【手順②】端末にSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをダウンロードする

有効化手続きが完了すると、povo2.0のSIMカード/eSIMが使える状態になります。使っている端末に応じて、以下のように設定を進めましょう。

SIMカードを使う場合

  • 端末からドコモのSIMカードを取り外す
  • povo2.0のSIMカードを端末に合わせたサイズで切り取り、台紙から取り外す
  • povo2.0のSIMカードをスマホに入れる

ほとんどのスマホは「nanoSIM」サイズです。iPhoneはiPhone 5シリーズ以降すべてanoSIM、Androidスマホもほぼ確実にnanoSIMです。

eSIMを使う場合

eSIMプロファイルをダウンロードする
  • povo2.0アプリを開く
  • 「eSIMの設定」をタップ
  • 「eSIMプロファイルダウンロード」をタップ
  • 画面の指示に従って「続ける」ボタンをタップしていけばeSIMプロファイルのダウンロードが完了

アプリで設定できない場合は、eSIMプロファイルの手動入力(QRコードまたはSM-DP+アドレスの入力)も可能です。手動手順は公式サイトの説明やメール案内を参照してください。

【手順③】端末でAPN設定する

手持ちの端末にpovo2.0のSIMカードを入れた後・eSIMプロファイルをダウンロードした後は、APN設定が必要になることがあります。

【iPhoneの場合】基本的にAPN設定は不要

iOSバージョンが最新状態であれば、自動でpovo2.0のAPN設定が適用されます。APN構成プロファイルのインストールや手動入力は原則不要です。

iOSバージョンが古い場合や通信できない場合は、iOSアップデート後に再起動を試してみましょう。

【Androidの場合】手動でAPN設定が必要な場合が多い

APN設定手順(一例)
  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→SIMの横の「+」をタップ
  • 画面下部の「アクセスポイント名」をタップし、画面上部にある「+」をタップ
  • 「アクセスポイントの編集」画面になるので、以下の項目を入力
    • 【名前】「povo 2.0」と入力
    • 【APN】「povo.jp」と入力
    • 【APNプロトコル】「IPv4 / IPv6」を選択
  • 入力後、右上の「︙」→「保存」をタップ
  • 作成したAPNをタップして選択

【手順④】発信テスト・モバイルデータ通信テストを行う

手順
  • 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
  • Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認
  • 発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、開通手続きは終了

データトッピング購入前は画面の表示に時間がかかる場合がありますが、画面が表示できれば問題ありません。

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ドコモとpovo2.0を比較

料金プランで比較

ドコモからpovo2.0に乗り換えると毎月の通信費が圧倒的に安くなります。

料金プラン名月額基本料金
ドコモ
eximo(エクシモ)
割引一切なしの場合
【1GBまで】月額4,565円
【1~3GB】月額5,665円
【3GB~無制限】月額7,315円
au
povo2.0

【データ使い放題(6時間)】 250円/回
【データ使い放題(24時間)】 330円/回
【データ使い放題(7日間)12回分】 9,834円/回
【データ追加1GB(7日間)】 390円/回
【データ追加3GB(30日間)】 990円/回
【データ追加1GB(180日間)】 1,260円/回
【データ追加30GB(30日間)】 2,780円/回
【データ追加60GB(90日間)】 6,490円/回
【データ追加300GB(90日間)】 9,834円/回
【データ追加150GB(180日間)】 12,980円/回
【データ追加120GB(365日間)】 21,600円/回
【データ追加360GB(365日間)】 26,400円/回

povo2.0に乗り換える最大のメリットは、何といっても月額基本料が0円から始められる自由度の高さです。

自分が使いたいときに使いたい分だけデータをトッピングできる仕組みなので、無駄な固定費を抑えられます。たとえば、ちょっとだけ使いたいなら「データ使い放題(24時間)」が330円、しっかり使いたい月でも「20GB(30日間)」で2,700円と非常にリーズナブル。データをあまり使わない月は0円運用も可能です。

また、トッピングの種類が豊富で、6時間単位の使い放題や365日有効の大容量プランも選べるため、短期から長期まで柔軟に対応できます。auの回線品質をそのままに、圧倒的なコストパフォーマンスを実現できるのがpovo2.0の強みです。

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ドコモからpovo2.0に乗り換えで利用できるキャンペーンまとめ

ここでは、ドコモからpovo2.0に乗り換え時に利用できるお得なキャンペーンを一部解説します。

povo2.0で実施しているキャンペーンの詳細については、povoキャンペーンまとめ記事をご覧ください。

本気割キャンペーン!

本気割キャンペーン!

他社からpovo2.0へ乗り換え(MNP)+povoアカウントへau IDを連携のうえでSIMを有効化して7日後までに対象データトッピングを購入すると、au PAY 残高に半額相当(不課税)が還元されます。

対象トッピングは、有効期間が365日間かつ容量が48GB以上のトッピングが対象です。たとえば、常時販売されている「データ追加120GB(365日間)」/21,600円を購入すると、10,800円相当のau PAY残高が還元されます。

この本気割キャンペーン!はキャンペーンコードの入力は適用条件に入っていないため、「新規登録キャンペーン」との併用が可能です。

かけ放題 デビューキャンペーン

かけ放題 デビューキャンペーン

povo2.0へ新規加入、もしくは他社から乗り換えで契約し、SIM有効化してから7日間以内にpovoアカウントとau IDを連携の上で「通話かけ放題」または「5分以内通話かけ放題」トッピングを購入した場合、初月分の550円相当をau PAY残高で還元します。

対象トッピング販売価格au PAY残高への還元額(不課税)実質価格
5分以内通話かけ放題550円550円相当0円
通話かけ放題1,650円1,100円

新規登録キャンペーン

新規登録キャンペーン

povo2.0新規加入時にキャンペーンコード「2MAIME」を入力して契約すると、3日間使える1GB(=「データボーナス1GB(3日間)」)をプレゼントします。

また、「データ使い放題ボーナス(3日間)」1回分か「データ使い放題ボーナス(24時間)」2回分のいずれかが必ず当たる抽選を実施します。

ドコモからpovo 2.0へ乗り換えるメリット・特徴まとめ

  • 事務手数料無料、縛りなし、契約解除料もない
  • 基本料0円で自分で自由にデータトッピングして使う。小容量、大容量、期間限定トッピングも豊富
  • 6時間/24時間データ使い放題になるお得なトッピングあり
  • データ容量が0GBの状態でも最大128kbpsで使える
  • 5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり
  • 13歳以上であれば本人名義で契約できる
  • povo2.0契約者もau Online Storeで機種変更(端末単体購入)が可能
  • ローソン来店で1回0.1GB、1GB/月(最大)のデータ容量が無料チャージできる

データ容量が0GB状態でも最大128kbpsで使える

povo2.0でデータトッピングを購入していない=0GB状態でも、最大128kbpsでデータ通信できます。電話は通信速度は関係ありません。

128kbpsで利用の場合、LINEメッセージのやり取り等テキストのやり取りはできますが、動画視聴やInstagramなどの画像や動画が関わるものは非常に時間がかかります。

なお、180日間有料トッピングの購入がないと順次「利用停止」されます。利用停止後の30日の間に有料トッピングの購入がない場合は、povo2.0の契約が解除されます。

自分でデータトッピングして使う

povo2.0で高速データ通信したくなったときは、povo2.0アプリでデータトッピングを追加(購入)して使う形になります。小容量から大容量、データ使い放題まで幅広いトッピングが用意されています。

有効期限の幅も広く、30日間、180日間、365日間など長期間トッピングがあります。大容量のデータトッピングを購入すると1ヶ月あたりの料金が安くなり、都度購入するよりもお得になりますよ。

競合他社の料金プランに対抗してデータトッピングが追加されることがあります。期間限定データトッピング(お試しトッピング)も頻繁に登場しているため、オトクにpovoを利用できます。

povo2.0でいつも提供されているデータトッピングは以下の通り。

【データ使い放題(6時間)】 250円/回
【データ使い放題(24時間)】 330円/回
【データ使い放題(7日間)12回分】 9,834円/回
【データ追加1GB(7日間)】 390円/回
【データ追加3GB(30日間)】 990円/回
【データ追加1GB(180日間)】 1,260円/回
【データ追加30GB(30日間)】 2,780円/回
【データ追加60GB(90日間)】 6,490円/回
【データ追加300GB(90日間)】 9,834円/回
【データ追加150GB(180日間)】 12,980円/回
【データ追加120GB(365日間)】 21,600円/回
【データ追加360GB(365日間)】 26,400円/回

たとえば、データ追加300GB(90日間) 9,834円/回を購入すると、100GBあたり・30日間あたりで3,278円で利用できます。

5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり

トッピング名料金
5分以内通話かけ放題月額550円
通話かけ放題月額1650円

5分以内通話かけ放題は、1回5分以内の国内通話が無料で利用できます。1回の通話が5分を超えた場合5分超過分につき税込22円/30秒の通話料が別途かかります。

通話かけ放題は、国内通話が無料で利用できます。電話をよくかける人はオプションの契約を検討するといいでしょう。

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ドコモからpovo2.0に乗り換えのデメリット・注意点

povoに乗り換えるデメリット・注意点
  • データトッピングは有効期限あり。余ったデータ容量の翌月繰越不可
  • 0円維持はできない。180日ごとに有料トッピングの購入が必要
  • データトッピングの購入、有効期限の管理などの手間が発生する。データ利用状況によってはahamoよりも割高になってしまう可能性がある
  • povo2.0はau回線なのでドコモ回線とは通信エリアが微妙に異なる。場所によっては電波が繋がりにくくなる可能性もある
  • ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)が無料で使えなくなる
  • ドコモのみんなドコモ割、ドコモ光セット割などの割引サービスが利用できなくなる可能性あり
  • povo2.0の申し込みやサポートはオンラインのみ。ドコモとは違って実店舗でのサポートが無い
  • 過去1年以内に同一名義で6回線以上契約する場合は契約事務手数料3,850円かかる

データトッピングは有効期限あり&0円維持はできない

データトッピングは有効期限あり&0円維持はできない

povo2.0を利用するうえで注意すべきポイントは、大きく分けて2つあります。

1つ目は、すべてのデータトッピングに有効期限があることです。たとえば30GB・30日間有効のトッピングを購入しても、30日以内に使い切らなければ余った分は消滅してしまい、翌月に繰り越すことも返金を受けることもできません。自分が使うデータ量を把握し、使い切れる容量だけを購入しましょう。

2つ目は、180日以上にわたって有料トッピングの購入がない場合、povo2.0の回線が順次利用停止になるというルールです。その後30日間が経過してもトッピングが購入されなければ、契約自体が自動的に解除されます。とはいえ、事前にSMSやメールで警告が届く仕組みになっているため、180日後即時解約されてしまうことはありません。通知が来たタイミングで安価なトッピングを1つ購入するだけでも利用停止を回避できます。

回線セット割や家族割などが利用できなくなる可能性あり

回線セット割や家族割などが利用できなくなる可能性あり

ドコモからpovo2.0に乗り換える際には、ドコモ側で適用されていた「ファミリー割引」「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」などの各種割引サービスが適用対象外になることに注意が必要です。現在ドコモの割引を最大限に活用している人がpovo2.0に乗り換えると、実質的な通信費が高くなる可能性があります。

「ファミリー割引」は、ドコモ家族内の国内通話が24時間無料になる特典ですが、povo2.0に乗り換えると対象外となり、家族間でも通話料が発生します。とはいえ、今どきのスマホユーザーならLINE通話など無料の通話手段を使うことが一般的なので、大きな問題にはなりにくいでしょう。

「みんなドコモ割」は、同一のファミリー割引グループ内で回線数に応じて最大月額1,100円の割引が受けられる制度ですが、ドコモ契約回線数が減ると割引額が減額されたり、適用対象外になることがあります。

当然ですが、「ドコモ光セット割」や「home 5Gセット割」などのドコモのネット回線とのセット割引も対象外になります。

povo2.0はau回線を使っていても、auひかりなどの固定回線とのセット割は一切ありません。また、家族割引のような回線間の割引も存在せず、複数人で契約しても料金は変わりません。そのかわりに何もしなくても安いです。

実店舗でのサポートが無い

実店舗でのサポートが無い

povo2.0に乗り換える際に知っておきたい重要なポイントのひとつが、実店舗でのサポートが一切受けられないという点です。

povoは完全オンライン専用プランのため、auショップなどの実店舗ではサポート対応を行っていません。困ったときの問い合わせは、専門オペレーターによるチャットサポートやメール対応のみとなっており、操作に不安がある人やトラブル時に直接相談したい人にとっては、少しハードルが高いと感じるかもしれません。

もちろん、公式サイトには「よくあるご質問」ページも用意されており、多くの基本的なトラブルや手続きに関する情報は自分で調べて解決できるようになっています。しかし、ドコモ契約時のように「困ったらドコモショップに駆け込めばどうにかなる」といった安心感はpovoにはありません。

ドコモからpovo2.0への乗り換えは「月末開通」がベスト

ドコモからpovo2.0に乗り換えるなら、月末までにpovo回線の開通を完了させることが、もっとも損のないタイミングです。

というのも、ドコモでは他社への乗り換え時、解約月の料金が日割りにならず満額請求されるため、月のどのタイミングで解約しても1か月分の料金がかかります。どうせ同じ料金を払うなら、月末ギリギリまで使ってから乗り換えた方が得というわけです。

一方のpovo2.0は、基本料金が0円からスタートできるため、月末に開通させても余分な請求が発生しません。データトッピングを購入しない限り料金が発生しないので、うまくタイミングを合わせればドコモの請求1か月分+povo0円という効率的な移行が可能になります。

タイミングを間違えると1か月分損する可能性も

注意が必要なのは、povoの開通が月をまたいでしまった場合です。ドコモの解約が翌月扱いとなり、もう1か月分の料金がかかってしまうため、月内に確実に開通を終える必要があります。

たとえば1月31日に申し込んでも、開通処理が2月1日になれば、ドコモの2月分まで請求されてしまいます。物理SIMを申し込む場合は月25日ごろまでに申し込みを完了、eSIMでも月末の3日前までには手続きを済ませておくのが安全です。

無駄な支払いを防ぐためにも、数日余裕を持って月末開通を狙うことが、最も賢い乗り換えのタイミングといえます。

ドコモからpovo2.0に乗り換えでよくある質問

povoに乗りかえでよくある質問

ドコモで契約解除料(違約金)や手数料は発生する?

ドコモからpovo2.0にのりかえるときに、ドコモ側で契約解除料(違約金)やMNP転出手数料は発生しません。

なお、ドコモからpovo2.0に乗り換えた月のドコモの利用料金は1ヶ月分満額請求されます。

また、「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引サービスは前月までの適用となり、povo2.0に乗り換えた月は割引が一切適用されていない利用料金での支払いになります。

ドコモで買ったスマホの代金の残りの支払いはどうなる?

乗り換え後も分割払いは継続されます。支払いが残っている場合は、引き続きドコモに対して月々の支払いを行う必要があります。

たとえば24回払いのうち18回まで支払い済みなら、残り6回分はpovoに乗り換えてもそのまま支払い続ける形になります。希望すれば乗り換え前に一括精算することも可能です。

新しいスマホが欲しくなったらどうすればいい?

povo2.0は端末の販売を行っていないため、SIMフリースマホを別途購入する必要があります。Amazonや家電量販店で販売されているAndroidスマホやiPhoneが選択肢になります。

またau Online Shopで機種のみ購入(回線契約なし)という方法も可能です。SIMフリー対応かどうか、事前に必ず確認しましょう。

povo2.0で契約事務手数料は発生する?

同一名義で5回線契約の場合、累計6回線目以降、3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。(過去1年以内に、解約済、povo2.0によりキャンセルした回線も含む)

普通に利用している人は契約事務手数料が請求されることはありません。

音声SIM(通話+データ)の申込はこちらから!

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この記事を書いた人

サイバーバードでは、キャリア・サブブランド・格安SIMを新規契約・他社から乗り換えで契約する方法、手持ちのAndroidスマホやiPhoneを利用する方法を分かりやすく解説しています。ドコモ/ahamo、au/UQモバイル/povo、ワイモバイル/LINEMO、楽天モバイルを実際に契約して利用しています。
全てのコンテンツを荒巻大輔が執筆・監修しています。適当な外注ライター、名前だけを借りた監修者の記事は1つもありません。

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