UQモバイルからpovo2.0に乗り換え手順やポイントまとめ。
UQモバイルからpovo2.0に乗り換え(MNP)手順を解説
【手順①】今使っているUQモバイルのスマホがpovoで動作確認されているかを確認
povoに乗り換えてもUQモバイルで購入したスマホを使いたい場合は、povoでそのスマホが動作確認されているかを対応端末|新料金プラン「povo」誕生|auでチェックしましょう。
UQモバイルはauのサブブランドなので、povoでも間違いなく使えます。使えないわけがないです。
なお、もしも動作確認されていない端末をpovoのSIMを挿して使うときは、もちろん自己責任になります。
【手順②】povo契約前にスマホのSIMロックを解除する。SIMロック解除は必須です
UQモバイルから発売されるスマホは、発売時期や購入時期によってSIMロックの有無が異なります。
2021年10月1日以降に新たに発売されたスマホを購入した
最初からSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されているため、SIMロック解除手続きは不要です。
また、2022年10月1日以降にiPhone 12・iPhone 12 mini・iPhone 11・iPhone SE(第2世代)・iPhone 7・iPhone 6s・iPhone SE(第1世代)を購入した場合、購入時にSIMロック解除手続きが実施された状態で製品が引き渡しされているため、SIMロック解除手続きは不要です。
2021年9月30日までに発売されたスマホを購入した
2021年9月30日までに発売されたUQモバイルスマホを購入した場合は、SIMロック解除手続きが必要です。
iPhoneは、iPhone 12・iPhone 12 mini・iPhone 11・iPhone SE(第2世代)・iPhone 7・iPhone 6s・iPhone SE(第1世代)がSIMロックありです。
Androidスマホは一部の機種が「一部Android機種での利用設定」の操作を行うことでSIMロック解除が完了となります。(当該端末以外のAndroid端末では上記設定は不要)
※一部機種 = Xiaomi Redmi Note 10 JE、OPPO A54 5G、Galaxy A41、Galaxy A21、AQUOS sense3 basic、AQUOS sense5G
【手順③】UQモバイルでMNP予約番号を取得する(MNPワンストップは利用不可)
UQモバイルからpovo2.0に乗り換える場合は、UQモバイルでMNP予約番号の発行が必要です。
本来UQモバイルとpovo2.0はMNPワンストップ対応事業者ですが、MNPワンストップは同キャリア間の乗り換えは対応していません。
povoをオンラインで申し込むときには、MNP予約番号のMNP有効期限が10日以上残っている必要があります。MNP予約番号を発行したらすぐにpovoに申し込むようにしましょう。
有効期限が9日以内の場合は再度MNP予約番号を取り直してください。MNP予約番号は何回発行しても無料です。
UQモバイルでMNP予約番号を発行した=その時点でUQモバイルが解約されるということは絶対にありません。UQモバイルが解約されるのは、povoに回線切替が完了したときです。
UQモバイルでMNP予約番号を発行する方法
①UQお客さまセンターに電話、②my UQ mobileから発行、の2つの方法があります。
my UQ mobileで発行するのがオススメです。人と喋る必要はないですし、複雑な操作は一切なく、簡単にMNP予約番号が発行できます。
窓口 | 電話番号 | 予約番号 受付時間 |
---|---|---|
【携帯電話・一般電話から】 UQお客さまセンター | 0120-929-818 | 9時~21時 |
【WEBから】 my UQ mobile | —- | 24時間 |
my UQ mobileで発行
- my UQ mobileにログイン
- 「契約確認・変更」を選択する
- 「ご契約中の料金プラン」の「詳細を確認・変更」を選択する
- 下までスクロールすると「MNP予約」があるので選択する
- MNP予約画面になるので、画面の指示に従って操作する
- 最後の最後で「予約番号を発行する」ボタンが出るので押す
- MNP予約番号と有効期限が表示される
※MNP予約番号はお手続き希望の電話番号宛に157よりSMSで通知されます。
【手順④】契約に必要なものを用意する
povo2.0を契約する際は以下が必要です。
- 本人確認書類
- クレジットカード情報またはあと払い(ペイディ)
- 利用端末
- GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレス
本人確認書類
povo2.0で利用できる本人確認書類は以下の通り。
- 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
支払い方法
povo2.0の支払い方法は、クレジットカードまたはあと払い(ペイディ)が利用できます。
クレジットカードを持っているならクレジットカードで支払ったほうがいいです。あと払い(ペイディ)は手数料がかかります。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
【手順⑤】povo2.0アプリをインストールして申し込む
契約に必要なものを用意してpovo2.0を申し込みましょう。
ドコモからpovo2.0に乗り換えで契約する場合は、povo2.0アプリからの申し込みが必要です。手持ちのスマホにpovo2.0アプリをインストールしてください。WEBから申し込みはできません。
- 手持ちのスマホにpovo2.0アプリをインストールする
- 「どちらかのプランを選択してお進みください。」では【通話+データ】をタップして【次へ】をタップする
- 「契約タイプ」では【他社/UQ mobileから乗り換え】をタップする
- SIMタイプでは【SIMカード】または【eSIM】をタップする
- 「アカウント登録」でメールアドレスを入力する
- 「お支払い方法を設定」画面では、【クレジットカード】または【クレジットカード以外】を選択する。クレジットカード情報を登録するか、ペイディでの手続きを行うこと
- オンライン(LIQUID eKYC)で本人確認情報を登録する
- 氏名・住所等の個人情報を入力、SIMカードのお届先住所など、画面の指示に従って操作・入力する
- povo2.0の契約を完了させる
MNP予約情報について
手続きの途中で「MNP予約情報の入力」画面が表示されます。
【MNP予約番号をお持ちのお客様】を選択して、携帯電話番号とMNP予約番号を入力してください。
データ専用SIMの申込はWEBサイトから!
ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します
povo2.0のSIM開通手順を解説
povo2.0のSIMカードは「マルチSIM」
povo2.0でSIMカードを契約した場合、手元に届くのは「マルチSIM」になります。契約時にSIMサイズの選択肢はありません。
「マルチSIM」は、SIMカードを台紙から取り外す際に、利用している端末が対応しているSIMカードの種類(標準SIM/microSIM/nanoSIM)に合わせて切り取る必要があります。ほとんどの人は「nanoSIM」サイズに切り取って使用することになるはずです。
2024年現在Androidスマホはほぼ全て「nanoSIM」です。iPhoneはiPhone 5シリーズからずっと「nanoSIM」です。
nanoSIMサイズはSIMカードのなかで一番小さいので、切り取り時に失敗することはありません。
SIM開通手続き(iPhoneの場合)
- povo2.0アプリから「SIMカード有効化手続き」または「eSIM有効化手続き」を9時30分から20時までの間に実施
- 有効化が完了すると、「【povo】povoのご利用開始のお知らせ」というタイトルのメールが届く
- iPhoneにpovo2.0のSIMカードを入れる/povo2.0アプリを利用してeSIMプロファイルをダウンロードする
- iOSを最新バージョンにアップデートする
- iPhone内に他社格安SIMのAPN構成プロファイルがある場合は削除する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
- Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認
- 発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、開通手続きは終了
有効化手続きについて
SIMカードやeSIMの有効化手続きは、9時30分から20時までの間に実施すれば即時開通します。
20時から9時30時までの間に有効化手続きを行った場合は、9時30分以降順次有効化が完了し、povo2.0のSIM(回線)が使えるようになります。有効化する時間帯には注意してください。
SIMカード有効化手続きを実施していない場合、iPhoneがpovo2.0のSIMカードを認識しません。「SIMが無効です」等と表示されます。
eSIM契約時は、「eSIM有効化手続き」が完了すると、iPhoneへpovo2.0のeSIMプロファイルのダウンロードが可能になります。
iPhoneにpovo2.0のeSIMプロファイルをダウンロードする方法は、①povo2.0アプリからeSIMの設定をする方法、②手動で実施する方法(コード入力方式)、2つの方法があります。アプリから設定がおすすめです。
iPhoneはAPN設定不要
iPhoneは最新のiOSバージョンにアップデートするとAPN設定が自動で完了します。APN設定プロファイルのインストールは不要です。
iPhone内に他社格安SIMのAPN構成プロファイルが存在する場合は削除してください。
「格安SIMからpovo2.0に乗り換えた途端にiPhoneでデータ通信できなくなった・圏外になった」トラブルは、原因のほとんどが「他社APN構成プロファイルのせい」です。
SIM開通手続き(Androidスマホの場合)
- povo2.0アプリから「SIMカード有効化手続き」または「eSIM有効化手続き」を9時30分から20時までの間に実施
- 有効化が完了すると、「【povo】povoのご利用開始のお知らせ」というタイトルのメールが届く
- AndroidスマホにpovoのSIMカードを入れる/povo2.0アプリを利用してeSIMプロファイルをダウンロードする
- 必要に応じて、音声通話、SMS、モバイルデータ通信で利用するSIMを設定する
- AndridスマホでAPN設定する
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
- Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかどうかを確認
- 発信テストとモバイルデータ通信テストが完了すると、開通手続きは終了
SIM有効化手続きについて
SIMカードやeSIMの有効化手続きは、9時30分から20時までの間に実施すれば即時開通します。
20時から9時30時までの間に有効化手続きを行った場合は、9時30分以降順次有効化が完了し、povo2.0のSIM(回線)が使えるようになります。有効化する時間帯には注意してください。
eSIM契約時は、「eSIM有効化手続き」が完了すると、Androidスマホへpovo2.0のeSIMプロファイルのダウンロードが可能になります。eSIM機能が初期状態だとオフになっている可能性があるので確認してください。
povo2.0のeSIMプロファイルをダウンロードする方法は、①povo2.0アプリからeSIMの設定をする方法、②手動で実施する方法(コード入力方式)、2つの方法があります。アプリから設定がおすすめです。
AndroidスマホはAPN設定は手動で設定を求められるパターンが多いです。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→SIMの横の「+」をタップ
- 画面下部の「アクセスポイント名」をタップし、画面上部にある「+」をタップ
- 「アクセスポイントの編集」画面になるので、以下の項目を入力
- 【名前】「povo 2.0」と入力
- 【APN】「povo.jp」と入力
- 【APNプロトコル】「IPv4 / IPv6」を選択
- 入力完了したら画面右上の3つの点をタップして「保存」をタップ
データ専用SIMの申込はWEBサイトから!
ボタンを押すとpovo2.0公式サイトに移動します
UQモバイルで買ったスマホはpovoでも使える?
UQモバイルはauのサブブランドなんだから絶対使えるが、一応自己責任
UQモバイルはauのサブブランドなので、povoに乗り換えてもUQモバイルのスマホが絶対使えますが、一応は自己責任です。
auとUQモバイルとpovoは乗り換え時に発生する手数料は無料なので、ここまでやっておいて「残念でした!(笑)UQモバイルのスマホはpovoでは使えませーん!(笑)」みたいなことは無いはずです。
SIMロックを解除したiPhone 6s以降のiPhoneであれば使える
UQモバイルからはiPhone 6s, iPhone 7, iPhone SE(第2世代)、iPhone 11が販売されていますが、SIMロックを解除すればpovoが利用できるようになります。
また、ドコモ/au/ソフトバンクなどから販売されているiPhoneについても、SIMロックを解除すればpovoで利用できるようになります。
ドコモ/au/ソフトバンクで販売されているiPhoneは、SIMロックを解除していないときは購入したキャリアでしか使えません。ドコモで購入したiPhoneならドコモ回線しか対応していません。
しかし、SIMロックを解除すると、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天回線にフル対応します。iPhoneは無敵です。
povo 2.0のメリット・特徴
- 事務手数料無料、縛りなし、契約解除料もない
- データ容量が0GBの状態でも最大128kbpsで使える
- 基本料0円で自分でデータトッピングして使う。小容量、大容量、購入から24時間データ通信使い放題、期間限定トッピングも豊富
- 購入完了から7日間、DAZNの利用とDAZN利用中のデータが使い放題になるパックがある(7日間/1,145円)
- 5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり
- 13歳以上であれば本人名義で契約できる
- povo2.0契約者もau Online Storeで機種変更(端末単体購入)が可能
- 2024年5月20日から「着信転送サービス(月額330円)」「留守番電話サービス(無料)」の提供開始!(ただし併用不可)
- 国際ローミングも利用可能
povo2.0について
povo2.0はauのオンライン専用料金プランです。auと同様にKDDIがサービスを提供しています。
povo2.0は格安SIMではなくauのオンライン専用料金プランなので、auとpovo2.0の通信品質は同等と考えてよいでしょう。通信エリア・通信速度・通信品質どれも安定しています。
契約事務手数料3,850円は同一名義で5回線まで無料、累計6回線目以降は1回線ごとに契約事務手数料がかかります。
契約解除料、契約期間の縛り(2年縛り等)、MNP転出手数料はありません。無料です。
データ容量が0GB状態でも最大128kbpsで使える
povo2.0でデータトッピングを購入していない=0GB状態でも、最大128kbpsでデータ通信できます。電話は通信速度は関係ありません。
128kbpsで利用の場合、LINEメッセージのやり取り等テキストのやり取りはできますが、動画視聴やInstagramなどの画像や動画が関わるものは非常に時間がかかります。
なお、180日間有料トッピングの購入がないと順次「利用停止」されます。利用停止後の30日の間に有料トッピングの購入がない場合は、povo2.0の契約が解除されます。
参考までに、いつも提供されているデータトッピングは以下の通り。
【データ使い放題(24時間)】330円/回
【データ追加1GB(7日間)】390円/回
【データ追加1GB(180日間)】1,260円/回
【データ追加3GB(30日間)】990円/回
【データ追加120GB(365日間)】21,600円/回
【データ追加20GB(30日間)】2,700円/回
【データ追加60GB(90日間)】6,490円/回
【データ追加150GB(180日間)】12,980円/回
【データ追加300GB(365日間)】24,800円/回
【データ追加300GB(90日間)】9,834円/回
【データ使い放題(7日間)12回分】9,834円/回
自分でデータトッピングして使う
povo2.0で高速データ通信したくなったときは、povo2.0アプリでデータトッピングを追加(購入)して使う形になります。小容量から大容量、データ使い放題まで幅広いトッピングが用意されています。
データトッピングには有効期限があるので、有効期限内に利用する必要があります。たとえばデータ追加20GB(30日間)を購入し、30日間で10GBしか使わなかった場合は残り10GBは失効します。
期間限定データトッピング(お試しトッピング)も頻繁に登場しているため、オトクにpovoを利用できます。
5分以内通話かけ放題、通話かけ放題オプションあり
トッピング名 | 料金 |
---|---|
5分以内通話かけ放題 | 月額550円 |
通話かけ放題 | 月額1650円 |
5分以内通話かけ放題は、1回5分以内の国内通話が無料で利用できます。1回の通話が5分を超えた場合5分超過分につき税込22円/30秒の通話料が別途かかります。
通話かけ放題は、国内通話が無料で利用できます。電話をよくかける人はオプションの契約を検討するといいでしょう。
UQモバイルからpovo2.0に乗り換えでよくある質問
乗り換え時に発生する費用は何がある?
- 【UQモバイル】契約解除料(違約金) : 無料
- 【UQモバイル】MNP転出手数料 : 無料
- 【UQモバイル】移行月のUQモバイルの利用料金(日割り計算)
- 【UQモバイル】端末を分割払いで購入している場合、分割での支払いは継続
SIMカードはどれくらいで届く?
午前中に申し込みの場合、最短で翌日にお届けができます。ヤマト運輸が届けにきます。
配送地域・申し込み時の出荷状況によっては、発送までに数日かかる場合があります。発送されるとメールで知らせてくれます。
SIMカードが届いたら利用開始の設定を行ってください。
何回線まで契約できる?
同一名義での大量不正契約の防止を図るため、原則として個人契約の同一名義におけるKDDIとのスマートフォン・携帯電話の契約回線数は、au・UQ mobile含めて累計5回線までに制限されています。
ただし、申し込みできる回線数は、お申し込み内容により異なる場合があります。