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【2026年8月】データSIMおすすめ比較ランキング10選!データ通信のみの格安SIM最安はどれ?

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データ通信のみの格安SIM10社を料金・速度・初期費用で徹底比較。1GB119円の日本通信SIM、eSIMで2ギガ440円のIIJmio、30GB1,925円のmineoなど容量別の最安を紹介します。楽天モバイルのデータタイプ受付停止の現状や、SMS認証・LINE登録の可否も解説。

「タブレットや2台目のスマホに、できるだけ安いSIMを入れたい」と考えてデータSIMを探すと、料金だけを比べても決めきれません。安いプランほど昼休みに速度が落ちたり、SMSが使えずLINEの新規登録ができなかったりと、契約後に困る条件が隠れているためです。

結論から言うと、使う容量で選ぶ相手が変わります。1GB以下と20GBは日本通信SIM、5GBと10GBはIIJmioのデータeSIM、30GB以上はmineoが最安です。速度を最優先するならau回線をそのまま使うpovo2.0を選びます。

この記事では、データSIMを提供する10社を料金・通信速度・初期費用で比較し、容量別の最安プランとランキングを紹介します。データSIMでできないことや、契約前に確認したい条件もまとめました。

この記事を書いた人

荒巻大輔(株式会社GET NINE)

通信費削減コンサルタント。格安SIM業界の動向を追い続けて10年以上、これまでに延べ5,000人以上の契約・プラン選びをサポート。ドコモ/ahamo、au/UQモバイル/povo、ワイモバイル/LINEMO、楽天モバイルを実際に契約し、通信速度・利用可能エリアなどを自ら検証しています。単なるアンケートや口コミを集めた「エアプ」情報ではなく、契約者としてのリアルな使用感を踏まえて解説しています。

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目次
この記事を書いた人

荒巻大輔(株式会社GET NINE)

通信費削減コンサルタント。格安SIM業界の動向を追い続けて10年以上、これまでに延べ5,000人以上の契約・プラン選びをサポート。ドコモ/ahamo、au/UQモバイル/povo、ワイモバイル/LINEMO、楽天モバイルを実際に契約し、通信速度・利用可能エリアなどを自ら検証しています。単なるアンケートや口コミを集めた「エアプ」情報ではなく、契約者としてのリアルな使用感を踏まえて解説しています。

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データSIMは目的別に選ぶと失敗しない

データSIMは各社で強みが違います。自分の使い方に近い行から見てください。

こんな人おすすめプラン名(データ容量)月額料金
昼休みも速度を落としたくないpovo2.0データ専用(3GB/30日間)990円/回
eSIMで維持費を最小限にしたいIIJmioデータeSIM(2ギガ)440円
容量を気にせず使い放題にしたいmineoマイピタ シングルタイプ(15GB)1,705円
高速のまま無制限で使いたい楽天モバイルRakuten最強プラン(無制限)3,278円
月によって使う量がばらつく日本通信SIMネットだけプラン(20GB)119円〜1,200円
毎月の料金を固定したいHISモバイルデータ定額2.0プラン(3GB)580円
LINEのトークをよく使うNUROモバイルVMプラン(5GB)825円
ゲームアプリの通信量を抑えたいLinksMateデータ通信のみ(100MB〜1GB)165円〜
使った分だけ払いたいb-mobile190Pad SIM X(1GBまで)209円

※月額料金は割引適用前の税込金額です。2026年8月時点で各社公式サイトを確認しています。

それぞれのプランの中身と注意点を、容量別の最安から順に解説します。

【容量別】データSIMの最安プランを比較

容量帯ごとに最安のサービスが入れ替わります。まず自分が毎月どれくらい使うかを確認してください。

容量最安のデータSIMプラン名(データ容量)月額料金回線
1GB日本通信SIMネットだけプラン(1GB以下の月)119円ドコモ
3GBHISモバイルデータ定額2.0プラン(3GB)580円ドコモ
5GBIIJmioデータeSIM(5ギガ)650円ドコモ
10GBIIJmioデータeSIM(10ギガ)1,050円ドコモ
20GB日本通信SIMネットだけプラン(20GB)1,200円ドコモ
30GBmineoマイピタ シングルタイプ(30GB)1,925円ドコモ/au/ソフトバンク
無制限楽天モバイルRakuten最強プラン(無制限)3,278円楽天

※2026年8月時点の各社公式サイトの情報にもとづく比較です。楽天モバイルはデータ通信専用の「データタイプ」が新規受付を停止しているため、音声通話も使える通常タイプの料金を記載しています。

1GBで安いデータSIMは日本通信SIMの119円

データをほとんど使わない月がある人には、日本通信SIMの「ネットだけプラン」が向いています。データ利用量が1GB以下の月は月額119円で、20GBまで使っても1,200円です。

サービスプラン名(データ容量)月額料金
日本通信SIMネットだけプラン(1GB以下の月)119円
LinksMateデータ通信のみ(100MB〜1GB)165円〜
HISモバイルビタッ!プラン(100MBまで)198円
b-mobile190Pad SIM X(1GBまで)209円
HISモバイルデータ定額2.0プラン(1GB)400円

ただし日本通信SIMは1GBを超えると1,200円に上がります。毎月1GB前後で収まるかわからない人は、1GBごとに209円ずつ加算されるb-mobileの190Pad SIM Xのほうが無駄が出ません。b-mobileは1GB単位で上限を設定できるため、使いすぎで料金が跳ね上がることも防げます。

3GBで安いデータSIMはHISモバイルの580円

3GBのデータSIMで最も安いのは、HISモバイルのデータ定額2.0プランです。月額580円の定額制で、使った量にかかわらず請求額が変わりません。

サービスプラン名(データ容量)月額料金
HISモバイルデータ定額2.0プラン(3GB)580円
NUROモバイルVSプラン(3GB)627円
b-mobile190Pad SIM X(3GBまで)627円
mineoマイピタ シングルタイプ(3GB)880円
povo2.0データ専用(3GB/30日間)990円/回

同じ3GBでも、HISモバイルのビタッ!プランは2GBまで770円、5GBまで1,320円という区切りのため、3GB前後で使うならデータ定額2.0プランのほうが安く収まります。

5GBと10GBで安いデータSIMはIIJmioのデータeSIM

5GBと10GBの帯は、IIJmioのデータeSIMが最安です。5ギガが650円、10ギガが1,050円で、同じ容量のSIMカード版(5ギガ860円、10ギガ1,300円)より200円以上安く設定されています。

サービスプラン名(データ容量)月額料金
IIJmioデータeSIM(10ギガ)1,050円
HISモバイルデータ定額2.0プラン(10GB)1,100円
NUROモバイルVLプラン(10GB)1,320円
mineoマイピタ シングルタイプ(15GB)1,705円
b-mobile190Pad SIM X(10GBまで)2,090円

IIJmioのデータeSIMはドコモ網のみの提供で、SMSを利用できません。SMS認証が必要な人は、SMS機能付きSIM(10ギガ1,370円)を選ぶ必要があります。

20GBで安いデータSIMは日本通信SIMの1,200円

20GBまで使うなら、日本通信SIMのネットだけプランが月額1,200円で最安です。上限を40GB(2,400円)や60GB(3,600円)に設定しておくこともでき、データを追加する手間がかかりません。

サービスプラン名(データ容量)月額料金
日本通信SIMネットだけプラン(20GB)1,200円
IIJmioデータeSIM(25ギガ)1,650円
mineoマイピタ シングルタイプ(15GB)1,705円
HISモバイルデータ定額2.0プラン(20GB)1,850円
b-mobile190Pad SIM X(20GBまで)4,180円

日本通信SIMは余ったデータを翌月に繰り越せません。毎月20GB前後を使い切る人向けのプランです。20GBを少し超える月がある人は、IIJmioの25ギガ1,650円のほうが余裕を持って使えます。

30GB以上で安いデータSIMはmineoの1,925円

30GB以上の大容量になると、mineoのマイピタ シングルタイプが有利です。30GBが1,925円、50GBが2,695円で、他社の同容量帯より安く設定されています。

サービスプラン名(データ容量)月額料金
mineoマイピタ シングルタイプ(30GB)1,925円
IIJmioデータeSIM(35ギガ)2,240円
LinksMateデータ通信のみ(30GB〜120GB)2,618円〜
mineoマイピタ シングルタイプ(50GB)2,695円
HISモバイルデータ定額2.0プラン(30GB)2,720円

mineoの15GB以上のコースは、最大3Mbpsでデータ通信が使い放題になる「パケット放題 3Mbps」が無料で付きます。契約容量を使い切ったあとも最大3Mbpsで通信できるため、実質的に容量を気にせず使えます。

高速のままデータ無制限で使えるデータ専用SIMは現在ない

データ専用のプランで高速通信のまま無制限に使えるサービスは、2026年8月時点で新規契約できません。唯一の選択肢だった楽天モバイルの「Rakuten最強プラン(データタイプ)」が、2026年3月5日から新規申し込みの受付を一時停止しているためです。

ただし、これは楽天モバイルで無制限が使えなくなったという意味ではありません。データタイプと通常タイプは料金プランが共通で、どちらも3GBまで1,078円、20GBを超えると上限なく3,278円です。料金が変わらない以上、通常タイプを申し込めば高速無制限をそのまま使えます。

速度を落としてよければ、mineoでも使い放題にできます。マイピタ シングルタイプの15GB以上のコースならパケット放題 3Mbpsが無料で付き、最大通信速度で選ぶ「マイそく」のシングルタイプなら最大1.5Mbpsのスタンダードが990円で使い放題です。

データSIMの通信速度を実測値で比較

料金と並んで重要なのが通信速度です。ユーザーの測定結果を集計しているみんなのネット回線速度のデータをもとに、本記事で紹介するサービスの通信速度をまとめました。

サービス下り上りPing測定件数種別
povo2.0113.47Mbps17.65Mbps39.61ms2,536件オンライン専用
楽天モバイル95.38Mbps26.72Mbps50.12ms10,424件MNO
mineo91.3Mbps16.49Mbps60.36ms1,701件MVNO
IIJmio63.85Mbps12.24Mbps60.79ms1,369件MVNO
LinksMate55.41Mbps15.23Mbps45.1ms33件MVNO
NUROモバイル33.55Mbps10.95Mbps47.88ms286件MVNO

※みんなのネット回線速度に投稿された直近3カ月の測定結果にもとづく2026年8月時点の平均値です。
※音声通話SIMとデータSIMは同じ回線設備を使うため、通信速度の傾向も同様です。

上位はau回線をそのまま使うpovo2.0と、自社回線を持つ楽天モバイルです。回線を借りているMVNOは下位に固まっており、料金の安さと通信速度が反比例する構造が数値に表れています。

昼12時台の速度を比較すると差がさらに開く

データSIMの速度を判断するうえで最も重要なのが、利用者が集中する平日昼の数値です。同じ調査の時間帯別データから、昼12時台の下り速度を抜き出して比較しました。

サービス全体平均昼(12時台)下落率昼のPing
povo2.0113.47Mbps96.89Mbps-15%37.77ms
楽天モバイル95.38Mbps61.73Mbps-35%53.71ms
mineo91.3Mbps28.96Mbps-68%99.61ms
IIJmio63.85Mbps15.08Mbps-76%83.8ms
NUROモバイル33.55Mbps13.9Mbps-59%53.08ms
LinksMate55.41Mbps3.62Mbps-93%69.15ms

※昼の時間帯は12:00〜12:59を指します。

MVNOの落ち込みが際立ちます。LinksMateは55.41Mbpsから3.62Mbpsへ93%低下し、IIJmioも63.85Mbpsから15.08Mbpsへ76%低下しています。Ping値もmineoが99.61ms、IIJmioが83.8msと大きく悪化しており、回線が混雑している状態がそのまま数値に出ています。

一方、povo2.0の下落率は15%にとどまり、昼でも96.89Mbpsを維持しています。データSIMはタブレットやサブ端末で使うことが多く、自宅や職場のWi-Fiがある環境なら昼の速度低下は問題になりにくいですが、外出先で昼に使う機会が多い人はpovo2.0か楽天モバイルを選ぶ意味が大きくなります。

データSIMおすすめ比較ランキング9選

ここからは、データSIMを提供する10社を1社ずつ解説します。料金プランの中身だけでなく、初期費用や契約条件、契約前に知っておくべき注意点までまとめました。

本記事のランキングは、月額料金の安さ・通信速度・初期費用・契約条件の柔軟性の4項目を各5点満点(合計20点満点)で採点して順位を決めています。データSIMはタブレットやサブ端末で使うことが多く、月額料金の安さだけでは使い勝手を判断できないためです。

月額料金は、1GB・3GB・10GB・20GBの4つの容量帯で他社と比較しました。1つの容量帯だけが安いサービスより、複数の容量帯で安いサービスを高く評価しています。期間限定の割引キャンペーンは採点に含めていません。

通信速度は、みんなのネット回線速度に投稿された直近3カ月の実測値をもとに、平均下り速度と昼12時台の速度低下の幅で採点しました。初期費用は、契約事務手数料だけでなくSIM発行手数料と送料を合計した総額で比較しています。事務手数料が0円でも、発行手数料や送料で1,000円以上かかるサービスがあるためです。

契約条件の柔軟性は、SMS機能を追加できるか、eSIMを選べるか、あとから音声通話付きのプランに変更できるか、解約に費用がかかるかで採点しました。データSIMは使い方が途中で変わりやすいため、選択肢の幅を持てるサービスを高く評価しています。

採点の結果、1位はpovo2.0(17点)、2位はIIJmio(16点)、3位はmineo(14点)となりました。mineoと楽天モバイルは同点でしたが、データ通信専用のプランを新規契約できるmineoを上位としています。

※2026年8月時点の各社公式サイトの情報と、みんなのネット回線速度の実測値にもとづく編集部の採点です。

【1位 povo2.0】年330円でau回線を維持できてサブ回線に最適

povo2.0は、KDDI株式会社がau回線で提供するオンライン専用プランです。データ専用プランは基本料0円で、必要なときだけデータを購入する「トッピング制」を採用しています。

項目povo2.0(データ専用)
基本料0円
主なトッピングデータ追加0.3GB(365日間):330円/回
データ追加3GB(30日間):990円/回
データ追加5GB(30日間):1,380円/回
データ使い放題(24時間):330円/回
データ容量0GB時の速度最大128kbps
回線au
SIMタイプeSIMのみ
SMS送信・受信ともに利用不可
初期費用0円(6回線目以降は3,850円)
契約解除料なし
支払い方法クレジットカード/Paidy

※2026年7月31日時点のpovo2.0公式サイトの情報です。

最大の強みは、維持費の安さと通信速度の両立です。データ追加0.3GB(365日間)を330円で買えば1年間契約を維持でき、年間の維持費は330円で済みます。それでいて実測の平均下り速度は113.47Mbps、昼12時台でも96.89Mbpsと、比較した10社のなかで最も安定しています。

普段はタブレットをWi-Fiで使い、外出時だけデータ使い放題(24時間)を330円で追加する、といった使い方もできます。事務手数料と契約解除料がどちらも0円のため、気軽に試せる点も魅力です。

契約前に確認したい4つの条件

povo2.0のデータ専用プランには、他社にはない制約があります。

  • SMSは送信も受信もできないため、SMS認証が必要なサービスは使えない
  • eSIMのみの提供で、SIMカードは選べない
  • 180日間有料トッピングを購入しないと順次利用停止となり、その後30日で契約が解除される
  • 申し込みには別途、SMSを受信できる音声回線が必要

加えて、契約時には所定のトッピングを購入する必要があります。初回に選べるのはデータ使い放題(24時間)330円、データ追加0.3GB(365日間)330円、データ追加3GB(30日間)990円などに限られ、通常の1GB(7日間)390円などは選べません。初回のトッピングを購入したあとは、通常のデータトッピングも追加できます。

また、データ専用プランから通話+データプランへの変更はできません。変更したい場合は新規契約が必要で、その際は同じメールアドレスを使えず、購入済みのトッピングも引き継げません。将来的にメイン回線として使う可能性があるなら、最初から通話+データプランを選んでください。

povo2.0のキャンペーンについては、povoキャンペーンまとめ記事をご覧ください。

事務手数料0円!最短3分で申し込む

データ専用SIMの申込はこちらから!

【2位 IIJmio】データeSIMなら2ギガ440円から使える

IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブが提供するMVNOです。データ通信専用の「データeSIM」は2ギガ440円から使え、毎月の維持費を抑えたい人に向いています。

プラン名(データ容量)データeSIMデータSIMSMS機能付きSIM
2ギガ440円740円820円
5ギガ650円860円930円
10ギガ1,050円1,300円1,370円
15ギガ1,320円1,530円1,580円
25ギガ1,650円1,950円1,980円
35ギガ2,240円2,340円2,380円
45ギガ2,940円3,240円3,280円
55ギガ3,540円3,840円3,880円

※データeSIMはドコモ網のみの提供です。

同じ容量でもデータeSIMはSIMカード版より200円以上安く、5ギガで210円、10ギガで250円の差があります。eSIM対応の端末を持っているなら、選ばない理由がありません。申し込みから開通までオンラインで完結するため、SIMカードの到着を待たずに使い始められます。

初期費用は通常3,300円ですが、2026年11月4日までのeSIM初期費用半額キャンペーンで1,650円になります。別途、データeSIMのプロファイル発行手数料220円が必要です。

余ったデータは翌月に繰り越せて、同一のmioID内であればデータをシェアできます。タブレットとモバイルルーターで容量を分け合う、といった使い方に対応できるのはIIJmioの強みです。

注意点は2つあります。1つ目は、データeSIMではSMSを利用できないことです。SMS認証が必要ならSMS機能付きSIMを選ぶ必要があり、その場合は2ギガ820円とデータeSIMより380円高くなります。2つ目は昼12時台の速度低下で、実測の平均下り速度63.85Mbpsに対して15.08Mbpsまで76%低下します。

IIJmioのキャンペーンの詳細は、IIJmioキャンペーンまとめ記事をご覧ください。

IIJmioの詳細はこちらから!

https://www.iijmio.jp/に移動します

【3位 mineo】大容量が最安でパケット放題を使えば容量を気にせず使える

mineoは、株式会社オプテージが提供するMVNOです。データ通信のみの「シングルタイプ」が用意されており、30GB 1,925円、50GB 2,695円と大容量帯で最も安く使えます。

プラン名(データ容量)月額料金無料で付くパケット放題サービス
マイピタ シングルタイプ(3GB)880円なし(申し込み不可)
マイピタ シングルタイプ(7GB)1,265円パケット放題 1Mbps
マイピタ シングルタイプ(15GB)1,705円パケット放題 3Mbps
マイピタ シングルタイプ(30GB)1,925円パケット放題 3Mbps
マイピタ シングルタイプ(50GB)2,695円パケット放題 3Mbps

※パケット放題サービスは無料の場合でも別途申し込みが必要です。

mineoの特徴は、契約したデータ容量を使い切ったあとの手厚さです。15GB以上のコースは最大3Mbpsで使い放題になる「パケット放題 3Mbps」が無料で付き、mineoアプリのmineoスイッチをONにすれば高速データ容量を消費せずに通信できます。最大3Mbpsは高画質720pの動画視聴やビデオ会議もこなせる速度です。

ここで選び方のポイントがあります。7GBコース(1,265円)でパケット放題 3Mbpsを使うには385円の追加料金がかかり、合計1,650円になります。15GBコースは1,705円で3Mbpsが無料のため、差額はわずか55円です。3Mbpsを使いたいなら、7GBに追加料金を払うより15GBを選ぶほうが得になります。

ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるのも、比較した10社のなかでmineoだけの強みです。手持ちの端末が対応している電波や、自宅と職場でつながりやすい回線に合わせて選べます。ただし、eSIMはドコモ回線/au回線でのみ利用できます。

最大通信速度で選ぶ「マイそく」も選べる

mineoにはデータ容量の上限がない「マイそく」もあり、シングルタイプでも契約できます。

コース(最大通信速度)月額料金
プレミアム(最大5Mbps)2,200円
スタンダード(最大1.5Mbps)990円
ライト(最大300kbps)660円

マイそくは音声通話が付くデュアルタイプとシングルタイプが同額です。データ通信のみにしても料金が下がらないため、090番号も持ちたい人はデュアルタイプを選んだほうが条件が良くなります。最大32kbpsの「スーパーライト」コースもありますが、こちらはデュアルタイプのみ申し込みを受け付けています。

ただしマイそくは、祝日を含む月曜から金曜の12時から13時に通信速度が最大32kbps(プレミアムは最大200kbps)まで制限されます。昼にタブレットを使う予定があるなら、マイピタを選んでください。

注意点は、初期費用が3,740円(契約事務手数料3,300円+SIMカード発行料またはeSIMプロファイル発行料440円)と比較したなかでは高いこと、eSIMがドコモ回線とau回線のみの提供であること、パケット放題サービスとマイそくのどちらも3日間で10GBを超えると速度が制限されることです。実測の平均下り速度は91.3Mbpsながら、昼12時台は28.96Mbpsまで低下します。

mineoのキャンペーンの詳細は、mineo(マイネオ)キャンペーンまとめ記事をご覧ください。

mineoの申し込みはこちらから

mineo公式サイトに移動します

【4位 楽天モバイル】データタイプは受付停止中だが通常タイプなら無制限で使える

楽天モバイルのデータ通信専用プラン「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は、2026年3月5日から新規申し込みの受付を一時停止しています。すでに契約している人は引き続き利用できますが、これから申し込むことはできません。

ただし、データSIMを探している人にとって困る話ではありません。データタイプと通常タイプは料金プランが共通だからです。

データ利用量月額料金
3GBまで1,078円
3GB超〜20GBまで2,178円
20GB超(無制限)3,278円

料金が同じである以上、通常タイプを選ばない理由がありません。むしろ通常タイプのほうが、以下の点で条件が良くなります。

項目通常タイプデータタイプ(受付停止中)
月額料金共通(1,078円〜3,278円)
音声通話利用できる利用できない
SMSの送受信利用できる利用できない
110番などの緊急通報利用できる利用できない
Rakuten Link利用できる利用できない
MNP転入・転出できるできない
支払い方法クレジットカード・口座振替・楽天ポイントなど本人名義の楽天カードのみ
申し込み方法Web・店舗Webのみ

※楽天モバイル公式サイトの案内にもとづく2026年8月時点の情報です。

通常タイプなら、専用アプリのRakuten Linkを使って国内通話がかけ放題になります。同じ料金で通話とSMSが付き、支払い方法も選べるため、タブレット用途であっても通常タイプを申し込むほうが合理的です。データをあまり使わない月は1,078円まで自動的に下がるため、使わない月の負担も抑えられます。

実測の平均下り速度は95.38Mbpsで、昼12時台でも61.73Mbpsを維持しています。高画質動画の再生に必要とされる25Mbpsを大きく上回っており、無制限のまま出している数値である点が強みです。

弱点は電波が届きにくい場所が残っていることです。地下やビルの奥まった場所では圏外になることがあるため、契約前に自分の生活圏で電波が安定するかを確認してください。回線利用開始から1年以内に解約すると、最大1,078円の契約解除料が発生します。

楽天モバイルで実施しているキャンペーンの詳細は、楽天モバイルキャンペーンまとめ記事をご覧ください。

楽天モバイルの詳細はこちらから!

https://network.mobile.rakuten.co.jp/に移動します

【5位 日本通信SIM】1GB以下の月は119円で20GBでも1,200円

日本通信SIMは、日本通信株式会社が提供するドコモ回線のMVNOです。データ通信専用の「ネットだけプラン」は、使った量に応じて料金が変わる仕組みになっています。

項目日本通信SIM(ネットだけプラン)
月額基本料1GB以下の月:119円
20GBまで:1,200円
40GBまで:2,400円
60GBまで:3,600円
回線ドコモ
SIMタイプSIMカード・eSIM
SMS送信・受信ともに利用不可
データ繰り越しできない
初期費用3,300円
解約金なし

※日本通信SIM「ネットだけプラン」の提供条件にもとづく2026年8月時点の情報です。

1GB以下しか使わなかった月は119円まで下がり、20GBまで使っても1,200円で収まります。20GBの帯では比較した10社のなかで最も安く、データを使う月と使わない月の差が大きい人に向いています。

誤解しやすいのが上限設定です。上限を60GBにしても料金が固定されるわけではなく、実際に使った量で決まります。上限60GBの設定でも利用が20GB以内なら1,200円です。たまに20GBを超える月がある人は、最初から上限を上げておくとデータを追加する手間がかかりません。

初期費用はSIMカード・eSIMともに3,300円かかります。

そのほかの注意点は、SMSを送信も受信もできないこと、余ったデータを翌月に繰り越せないこと、申し込みにマイナンバーカードとカードを読み取れるスマートフォンが必要なことです。運転免許証では申し込めません。ネットだけプランと合理的プランの間でプラン変更はできず、あとから音声通話やSMSを追加することもできません。

【6位 HISモバイル】3GB 580円・10GB 1,100円の分かりやすい定額制

HISモバイルは、H.I.S.Mobile株式会社が提供するMVNOです。データ通信専用のプランは2種類あり、毎月の料金を固定したい人と、使う月と使わない月の差が大きい人で選び分けます。

データ定額2.0プラン(定額制)

プラン名(データ容量)データのみデータ+SMS
データ定額2.0プラン(1GB)400円480円
データ定額2.0プラン(3GB)580円630円
データ定額2.0プラン(7GB)880円930円
データ定額2.0プラン(10GB)1,100円1,250円
データ定額2.0プラン(20GB)1,850円2,050円
データ定額2.0プラン(30GB)2,720円2,920円

3GB 580円は比較した10社のなかで最安です。10GBも1,100円と1,000円台前半に収まっており、小容量から中容量まで安く使えます。

ビタッ!プラン(従量制)

データ利用量月額料金
100MBまで198円
2GBまで770円
5GBまで1,320円
10GBまで2,310円
15GBまで3,300円
30GBまで5,775円

ビタッ!プランは100MBまでなら198円で、契約だけ維持しておきたい人に向いています。100MB・2GB・5GB・10GB・15GB・30GBの6段階で上限を設定でき、使いすぎを防げます。

ただし、2GBを超えると770円、5GBまで使うと1,320円と割高になります。毎月100MBを超えて使うなら、データ定額2.0プランのほうが安く収まります。

注意点として、ビタッ!プランはeSIMと5Gのどちらにも対応していません。データ定額2.0プランはeSIMを選べますが、その場合はSMSを追加できず、SMSが必要ならSIMカードを選ぶ必要があります。SMSの追加はドコモ回線かつ契約時のみで、あとから付け外しはできません。初期費用は3,300円です。

【7位 NUROモバイル】3回線から選べて5GB以上はLINEがノーカウント

NUROモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOです。データ通信専用SIMはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応し、どの回線を選んでも料金は変わりません。

プラン名(データ容量)月額基本料金バリューデータフリーGigaプラス
お試しプラン(0.2GB)330円対象外対象外
VSプラン(3GB)627円対象外対象外
VMプラン(5GB)825円対象3か月ごとに3GB
VLプラン(10GB)1,320円対象3か月ごとに6GB
VLLプラン(15GB)1,625円対象3か月ごとに9GB

5GB以上のプランは、LINEのトークがデータ消費の対象外になる「バリューデータフリー」と、3か月ごとに追加容量を受け取れる「Gigaプラス」が付きます。VMプラン(5GB)なら3か月ごとに3GBが加算されるため、実質的な容量は表示より多くなります。

余ったデータは翌月に繰り越せて、3日間の通信制限もありません。利用開始月の月額基本料金は0円で、解約金とMNP転出手数料もかかりません。

注意点は、15GBを超えるプランがないことと、初期費用が3,740円(登録事務手数料3,300円+SIMカード準備料またはeSIM発行手数料440円)と高めなことです。eSIMはドコモ回線のみの提供で、データ通信専用プランはセット割の対象外になります。実測の平均下り速度は33.55Mbpsと控えめで、昼12時台は13.9Mbpsまで低下します。

【8位 LinksMate】100MB 165円から114プランを細かく選べる

LinksMateは、株式会社LogicLinksが提供するドコモ回線のMVNOです。データ通信容量とSIMタイプの組み合わせで114種類のプランが用意されており、自分の使用量にぴったり合う容量を選べます。

データ通信容量データ通信のみSMS+データ通信
100MB〜1GB165円〜297円〜
2GB〜4GB418円〜550円〜
5GB〜9GB858円〜990円〜
15GB1,518円1,650円
18GB〜27GB1,738円〜1,870円〜
30GB〜120GB2,618円〜2,750円〜
150GB〜1.5TB7,953円〜8,085円〜

月額550円のカウントフリーオプションに加入すると、対象のゲーム・SNS・動画配信サービスの通信量が90%以上オフになります。対象のゲームをよくプレイする人なら、小さい容量のプランでも足ります。

初期費用は新規契約事務手数料が0円で、SIMカード発行手数料またはeSIM新規発行手数料が550円です。ただしSIMカードを選ぶ場合は送料1,100円(沖縄を含む離島は2,200円)が加わるため、実質的な初期費用は1,650円になります。eSIMなら送料がかからず550円で済むため、eSIM対応の端末を持っているならeSIMを選んでください。

注意点が2つあります。1つ目は15GB以上のプランの容量の内訳で、契約容量の3分の2が通常のデータ通信容量、残りの3分の1が有効期限が同月末の追加容量チケットとして付与されます。15GBプランなら、毎月10GB分のデータ容量と1GBのチケット5枚という構成です。

2つ目は昼12時台の速度低下です。実測の平均下り速度55.41Mbpsに対して、昼は3.62Mbpsまで93%低下します。比較した10社のなかで最も下落率が大きいため、昼に使う予定があるなら他社を検討してください。

【9位 b-mobile】1GBごとに209円ずつ加算される従量制

b-mobileは、日本通信株式会社が提供するMVNOです。データ通信専用の「190Pad SIM X」は、1GBあたり209円で加算される従量制のプランです。

データ利用量月額基本料
1GBまで209円
3GBまで627円
5GBまで1,045円
10GBまで2,090円
20GBまで4,180円
30GBまで6,270円

1GB単位で上限を設定でき、使いすぎで料金が跳ね上がることを防げます。上限はマイページからいつでも変更できるため、旅行のときだけ上限を上げる、といった使い方にも対応します。30GBを超えたあとも低速で通信できます。

SIMカードはドコモ回線とソフトバンク回線に対応し、すべてのサイズに対応するマルチカットSIMで提供されます。eSIMはドコモ回線のみです。初期費用は3,300円で、解約違約金はかかりません。

注意点は、10GBを超えると割高になることです。10GBで2,090円、20GBで4,180円となり、同じ20GBならネットだけプランの1,200円と3,000円近い差が開きます。データ通信専用のためSMSは利用できず、利用を開始するには音声通話ができる携帯電話が別途必要です。iPadやiPhoneで使う場合は、プロファイルをダウンロードするためのWi-Fi環境も必要になります。

1GB前後で使うサブ回線には向いていますが、それ以上の容量を使うなら他社のほうが安く収まります。

【10位 イオンモバイル】1GB刻みで選べて全国の店舗で相談できる

イオンモバイルは、イオンリテール株式会社が提供するMVNOです。データプランは0.5GBから200GBまで用意されており、1GBから10GBまでは1GB刻みで選べます。

プラン名(データ容量)月額料金やさしいプラン(60歳以上)
データプラン(1GB)528円418円
データプラン(3GB)858円638円
データプラン(5GB)1,078円858円
データプラン(10GB)1,628円1,408円
データプラン(20GB)1,738円
データプラン(50GB)3,388円

※イオンモバイル「料金プラン一覧」にもとづく2026年8月時点の情報です。

最大の特徴は、全国のイオン店舗にあるイオンモバイルショップで相談できることです。契約前のプラン選びから、SIMの受け取り、初期設定、契約後のトラブルまで対面で対応してもらえます。オンラインでの手続きに不安がある人や、買い物のついでに申し込みたい人に向いています。

料金プランの細かさも他社にない強みです。1GBから10GBまで1GB刻みで選べるため、自分の使用量にぴったり合う容量を無駄なく契約できます。20GBは1,738円と、この容量帯では日本通信SIMに次ぐ安さです。60歳以上なら「やさしいプラン」で1GB 418円から使えます。

回線はドコモ回線とau回線から選べて、eSIMにも対応しています。余ったデータは翌月に繰り越せて、最低利用期間と解約金はありません。

注意点は、3GB 858円や10GB 1,628円のように、同じ容量の他社と比べると料金がやや高めなことです。初期費用も契約事務手数料3,300円に加えて送料がかかります。料金の安さを最優先するならHISモバイルやIIJmioのほうが安く収まるため、店舗サポートに価値を感じるかどうかで判断してください。

データSIMと音声通話SIMの違いは電話番号の有無

データSIMは、インターネット通信だけができるSIMです。音声通話SIMと比べて月額料金が安い一方、使えない機能があります。

データSIMでできること・できないこと

機能データSIMSMS機能付きデータSIM音声通話SIM
データ通信できるできるできる
LINEなどのアプリ通話できるできるできる
テザリングできるできるできる
SMSの送受信できないできるできる
SMS認証できないできるできる
090などでの音声通話できないできないできる
110番などの緊急通報できないできないできる
MNPでの乗り換えできないできないできる

最も影響が大きいのは、110番や119番などの緊急通報ができない点です。データSIMをメインで使う端末に入れるのは避け、タブレットや2台目のスマートフォンなど、通話が必要ない端末で使ってください。

LINEの新規登録にはSMSが使えるデータSIMが必要

LINEアカウントを新しく作るには、電話番号を入力してSMSで届く認証番号を入力する手順が必要です。そのため、SMSを使えないデータSIMではLINEの新規登録ができません。

すでに持っているアカウントにログインして使うだけなら、SMSがないデータSIMでも問題ありません。メインのスマートフォンで使っているアカウントを、タブレットでも表示したい場合などが該当します。

新しくLINEアカウントを作りたい場合は、SMS機能を追加できるデータSIMを選んでください。

サービスSMSの利用可否SMSの追加料金
IIJmioSMS機能付きSIMで利用できる
(データeSIMは不可)
2ギガで380円の差額
mineoシングルタイプに追加できるau無料/ドコモ132円/ソフトバンク198円
NUROモバイルデータ+SMS SIMで利用できる
(ドコモ回線・au回線のみ)
3GBで165円の差額
LinksMateSMS+データ通信で利用できる132円の差額
HISモバイルデータ定額2.0プランで追加できる
(SIMカード・ドコモ回線のみ)
容量により50〜200円の差額
povo2.0利用できない
日本通信SIM利用できない
b-mobile利用できない

povo2.0・日本通信SIM・b-mobileの3社は、SMSを追加する手段がありません。LINEの新規登録やSMS認証が必要な人は、この3社を候補から外してください。

なお、mineoはau回線ならSMS基本料が無料です。SMSを使いたいなら、mineoのAプランが追加料金なしで済みます。

データSIMの選び方は5つのポイントで決まる

データSIMは料金の安さだけで決めると、速度や機能で契約後に後悔します。以下の5つを確認してください。

  • 毎月のデータ使用量を確認する
  • 用途に必要な通信速度の目安を知っておく
  • SMS認証が必要かどうかを先に判断する
  • eSIM対応なら申し込み当日に開通できる
  • 初期費用は総額で比較する

毎月のデータ使用量を確認する

最初にやるべきは、その端末で毎月何GB使うかの確認です。iPhoneなら設定のモバイル通信、Androidなら設定のネットワークとインターネットから、期間ごとの通信量を確認できます。

自宅にWi-Fiがある環境でタブレットを使うなら、月3GB以下に収まることが多いです。その場合はHISモバイルの3GB 580円やNUROモバイルのVSプラン627円が候補になります。外出先で動画を見る使い方なら10GB以上、テザリングでパソコンをつなぐならさらに余裕が必要です。

月ごとの変動が大きい人は、使った分だけ料金が変わる日本通信SIMやb-mobile、必要なときだけ購入するpovo2.0が向いています。

用途に必要な通信速度の目安を知っておく

各社の通信速度(Mbps)の数字だけを見ても、速いのか遅いのか判断しづらいものです。まずは、やりたいことに対してどれくらいの下り速度がいるのかを見ておきましょう。

やりたいこと下り速度の目安
メール・LINEのやり取り〜1Mbps
SNS・Webサイト閲覧1〜3Mbps
動画視聴(標準画質 480p)1〜2.5Mbps
ビデオ会議(Zoomなど)1〜3Mbps
動画視聴(HD 1080p)5Mbps
動画視聴(4K)20Mbps
オンラインゲーム(対戦・FPS)30〜100Mbps

YouTube公式は1080pで5Mbps、4Kで20Mbpsを推奨しています。Zoomのビデオ会議は1対1や少人数なら1〜2Mbps前後、1080pや大人数表示でも3〜4Mbps程度で動きます。動画やビデオ会議そのものは数Mbpsで足りますが、混雑時に画質や音声を安定させるには実測で余裕を見ておくほうが安心です。オンラインゲームは速度に加えて応答速度(Ping値)も大事です。

データSIMを入れるタブレットやサブ端末では、Web閲覧とSNS、動画視聴が使い方の中心になります。この用途なら数Mbpsあれば足りるため、平均下り速度で各社に大きな差はありません。

問題になるのは昼12時台です。前掲の実測値では、LinksMateが3.62Mbps、NUROモバイルが13.9Mbps、IIJmioが15.08Mbpsまで落ち込みます。LinksMateの3.62Mbpsは標準画質の動画がぎりぎり見られる水準で、HD画質やビデオ会議には足りません。昼にタブレットを使う予定があるなら、昼でも96.89Mbpsを保つpovo2.0か、61.73Mbpsの楽天モバイルを選ぶ意味が出てきます。

また、mineoのマイそくやパケット放題のように最大1〜3Mbpsに制限されるプランは、SNSや標準画質の動画までは実用的でも、HD以上の動画や安定したビデオ会議には向いていません。容量無制限という言葉だけで選ばず、その速度で何ができるかを確認してから決めてください。

SMS認証が必要かどうかを先に判断する

SMSが必要かどうかで、選べるサービスが大きく変わります。LINEの新規登録、銀行アプリやSNSの2段階認証などを、その端末で行う予定があるならSMS機能付きのプランを選んでください。

メインのスマートフォンでSMS認証を済ませたアカウントにログインするだけなら、SMSなしのデータSIMで足ります。判断に迷う場合は、あとから追加できないサービスが多いため、SMS付きを選んでおくほうが安全です。

eSIM対応なら申し込み当日に開通できる

eSIMは端末に内蔵されたSIMにオンラインで契約情報を書き込む仕組みで、SIMカードの配送を待たずに開通できます。IIJmioのようにeSIMのほうが月額料金が安いサービスもあるため、対応端末を持っているなら積極的に選ぶ価値があります。

サービスeSIMの対応回線
povo2.0au(eSIMのみの提供)
IIJmioドコモ
mineoドコモ・au
楽天モバイル楽天
日本通信SIMドコモ
HISモバイルドコモ(データ定額2.0プランのみ)
NUROモバイルドコモ
LinksMateドコモ
b-mobileドコモ

eSIMに対応している端末かどうかは、契約前に各社の動作確認済み端末一覧で確認してください。eSIMの対応状況はeSIM対応のオススメ格安SIM(格安スマホ)を徹底解説でまとめています。

初期費用は総額で比較する

初期費用は契約事務手数料だけではありません。SIM発行手数料や送料が加わるため、総額で比べる必要があります。

サービス契約事務手数料SIM発行手数料など合計
povo2.00円0円0円
楽天モバイル0円0円0円
LinksMate(eSIM)0円550円550円
LinksMate(SIMカード)0円550円+送料1,100円1,650円
IIJmio(eSIM)1,650円(キャンペーン適用時)220円1,870円
日本通信SIM3,300円0円3,300円
HISモバイル3,300円0円3,300円
b-mobile3,300円0円3,300円
NUROモバイル3,300円440円3,740円
mineo3,300円440円3,740円

※IIJmioの契約事務手数料は、2026年11月4日までのeSIM初期費用半額キャンペーン適用時の金額です。通常は3,300円です。

LinksMateは契約事務手数料が0円ですが、SIMカードを選ぶと送料1,100円がかかり、合計1,650円になります。eSIMなら550円で済むため、同じサービスでもSIMタイプの選び方で1,100円の差が出ます。

事務手数料が無料になる格安SIMは、事務手数料無料の格安SIMまとめで比較しています。

データSIMを使うメリット

通話ができない代わりに、データSIMには次の3つのメリットがあります。

音声通話SIMより月額料金が安い

最大のメリットは料金です。同じ容量でも、音声通話SIMより数百円安く使えます。

サービスデータSIM音声通話SIM差額
IIJmio(2ギガ)440円(データeSIM)850円410円
mineo(3GB)880円1,298円418円
NUROモバイル(3GB)627円792円165円
イオンモバイル(3GB)858円1,078円220円

差額は月に165円から418円ほどですが、年間では約2,000円から5,000円の差になります。タブレットやモバイルWi-Fiルーターのように通話機能を使わない端末なら、データSIMを選ぶだけで維持費を下げられます。

povo2.0のように、トッピングを購入しなければ基本料0円で維持できるサービスもあります。データ追加0.3GB(365日間)を330円で年1回買うだけなら、年間の維持費は330円です。

通信エリアと通信速度は音声通話SIMと変わらない

料金が安いからといって、通信品質が落ちることはありません。データSIMと音声通話SIMは同じ回線設備を使うため、つながるエリアも通信速度も同じです。

本記事の実測値も、音声通話SIMを含む測定結果をもとにしていますが、データSIMでも同じ傾向になります。安く契約したせいで遅くなる、という心配はいりません。

本人確認書類なしで申し込めるサービスがある

データSIMは電話番号が付与されないため、本人確認書類の提出を求められないことがあります。IIJmioのデータSIMとデータeSIMは提出が不要で、申し込みの手間が減ります。

eSIMに対応したサービスなら、SIMカードの到着を待たずに申し込み当日から使えます。今日中にタブレットを外で使いたい、といった場面にも対応できます。

ただし日本通信SIMのように、マイナンバーカードでの本人確認が必須のサービスもあります。手続きの条件は各社で異なるため、申し込み前に確認してください。

データSIMを契約する前に確認したい注意点

データ専用プランはあとから音声通話付きに変更できないことが多い

データSIMで契約したあと、音声通話も使いたくなった場合、プラン変更で対応できないサービスがあります。

povo2.0のデータ専用プランは通話+データプランへ変更できず、新規契約が必要です。その際は同じメールアドレスを使えないため、既存の回線を解約するか別のメールアドレスを用意することになります。購入済みのトッピングも引き継げず、解約すると有効期間が残っていても失効します。

日本通信SIMも、ネットだけプランと合理的プランの間で変更はできません。音声通話機能やSMS機能をあとから追加することもできないため、新たに契約し直す必要があります。

mineoのようにシングルタイプからデュアルタイプへ変更できるサービスもありますが、変更事務手数料やSIMカード発行料がかかる場合があります。使い方が固まっていない段階では、変更できるサービスを選んでおくと安心です。

従量制プランは使った分だけ料金が上がる

日本通信SIMやb-mobile、HISモバイルのビタッ!プランは、使った量に応じて料金が変わります。想定より使いすぎると請求額が増えるため、上限設定を活用してください。

b-mobileは1GB単位、HISモバイルのビタッ!プランは6段階で上限を設定できます。日本通信SIMは20GB・40GB・60GBの3段階です。上限に達したあとは低速になりますが、それ以上の課金は発生しません。

povo2.0は180日ごとにトッピングの購入が必要

povo2.0は基本料0円で維持できますが、180日間有料トッピングを購入しないと順次利用停止となり、その後30日間も購入がなければ契約が解除されます。

データ追加0.3GB(365日間)を330円で購入しておけば1年間は維持できるため、年に1回の購入で済みます。ただしデータ専用プランではサブスクトッピングを利用できず、自動更新にはできません。買い忘れると契約が解除されるため、カレンダーに登録しておくことをおすすめします。

データSIMはキャンペーンの対象外になることが多い

各社が実施するポイント還元やキャッシュバックは、音声通話SIMの契約を条件にしているケースがほとんどです。データSIMで申し込むと特典を受け取れないことがあるため、キャンペーンを利用したい場合は適用条件を確認してください。

楽天モバイルのように、データタイプと通常タイプで料金が同じサービスもあります。その場合は通常タイプを選べば、キャンペーンの対象になったうえで通話とSMSも使えます。

用途別に見るデータSIMの選び方

タブレットやiPadで使うデータSIM

タブレットは自宅でWi-Fiにつなぐ機会が多く、外出先で使う分だけを賄えれば足ります。月3GB前後で収まることが多いため、HISモバイルのデータ定額2.0プラン(3GB 580円)やNUROモバイルのVSプラン(3GB 627円)が候補です。

2024年以降に発売されたセルラーモデルのiPadはeSIMのみに対応しています。IIJmioのデータeSIM(2ギガ440円)なら、SIMカードの差し替えなしで開通でき、月額料金も抑えられます。

外出先で動画を見る使い方なら、mineoの15GBコース(1,705円)が向いています。パケット放題 3Mbpsが無料で付き、15GBを使い切ったあとも最大3Mbpsで標準画質の動画を見られます。

モバイルWi-Fiルーターで使うデータSIM

モバイルWi-Fiルーターに入れて使う場合は、複数の端末をつなぐ分だけ容量が必要です。月20GB以上を見込むなら、日本通信SIMのネットだけプラン(20GB 1,200円)かmineoの30GBコース(1,925円)が候補になります。

容量を気にせず使いたいなら、mineoの15GB以上のコースでパケット放題 3Mbpsを使う方法が現実的です。契約容量を超えても最大3Mbpsで通信できるため、Web閲覧や標準画質の動画には支障がありません。

高速通信のまま無制限で使いたい場合は、楽天モバイルの通常タイプ(3,278円)が唯一の選択肢です。テザリングも追加料金なしで利用できます。用途別の選び方はテザリングにおすすめの格安SIMまとめで解説しています。

サブ回線や通信障害への備えとして使うデータSIM

メイン回線の通信障害に備えるなら、メインと異なる回線のデータSIMを選びます。メインがドコモ系ならau回線のpovo2.0、au系ならドコモ回線のIIJmioや日本通信SIMを組み合わせると、片方の障害時にもう片方でつながります。

維持費を最も抑えられるのはpovo2.0です。データ追加0.3GB(365日間)330円を年1回購入するだけで維持でき、必要なときにデータ使い放題(24時間)330円を追加すれば高速通信できます。事務手数料と契約解除料もかかりません。

毎月少しずつ使う想定なら、日本通信SIMのネットだけプラン(1GB以下の月は119円)やb-mobileの190Pad SIM X(1GBまで209円)も候補になります。

データSIMのよくある質問

データSIMで最も安いのはどこ?

使う容量によって変わります。1GB以下なら日本通信SIMのネットだけプランが119円、3GBならHISモバイルのデータ定額2.0プランが580円、5GBと10GBならIIJmioのデータeSIMが650円と1,050円で最安です。

20GBは日本通信SIMが1,200円、30GB以上はmineoが1,925円で最も安く使えます。

データSIMでLINEは使える?

すでに持っているアカウントにログインして使うだけなら、SMSがないデータSIMでも使えます。

ただし新しくアカウントを作る場合は、電話番号に届くSMSで認証番号を受け取る必要があるため、SMS機能付きのデータSIMが必要です。povo2.0・日本通信SIM・b-mobileはSMSを追加できないため、新規登録には使えません。

データSIMに電話番号は付与される?

音声通話に使える090/080/070などの番号は付与されません。SMS機能を追加した場合は、SMSの送受信に使う番号が割り当てられますが、この番号で通話はできません。

MNPで他社から番号を引き継ぐこともできないため、今の電話番号を使い続けたい場合は音声通話SIMを選んでください。

データSIMでデータ無制限のプランはある?

高速通信のまま無制限で使えるデータ専用プランは、2026年8月時点で新規契約できません。楽天モバイルのデータタイプが2026年3月5日から受付を停止しているためです。

楽天モバイルはデータタイプと通常タイプの料金が同じなので、通常タイプを申し込めば月額3,278円で高速無制限を使えます。速度を落としてよければ、mineoのマイそく スタンダード(最大1.5Mbps 990円)やパケット放題 3Mbpsでも使い放題にできます。詳しくはデータ無制限で使える格安SIMを徹底比較で解説しています。

データSIMに解約金はかかる?

本記事で紹介した10社のうち、楽天モバイル以外は解約金がかかりません。

楽天モバイルは回線利用開始から1年以内に解約すると、最大1,078円の契約解除料が発生します。1年を経過したあとの解約は0円です。

データSIMはiPadでも使える?

SIMフリーまたはSIMロックを解除したセルラーモデルのiPadであれば使えます。Wi-Fiモデルのタブレットでは利用できません。

2024年以降に発売されたセルラーモデルのiPadはeSIMのみの対応です。IIJmioのデータeSIMやmineoのeSIMなど、eSIMに対応したサービスを選んでください。契約前に各社の動作確認済み端末一覧で確認しておくと確実です。

データSIMは本人確認書類なしで契約できる?

サービスによって異なります。IIJmioのデータSIMとデータeSIMは本人確認書類の提出が不要です。

一方、日本通信SIMのネットだけプランはマイナンバーカードとカードを読み取れるスマートフォンが必須です。運転免許証では申し込めないため、事前に確認してください。

【まとめ】使う容量を確認して自分に合うデータSIMを申し込もう

データSIMは容量帯ごとに最安のサービスが入れ替わります。最後に、容量別の選択肢をもう一度整理します。

  • 1GB以下 → 日本通信SIM ネットだけプラン(119円)
  • 3GB → HISモバイル データ定額2.0プラン(580円)
  • 5GB・10GB → IIJmio データeSIM(650円・1,050円)
  • 20GB → 日本通信SIM ネットだけプラン(1,200円)
  • 30GB以上 → mineo マイピタ シングルタイプ(1,925円)
  • 無制限 → 楽天モバイル Rakuten最強プラン 通常タイプ(3,278円)
  • サブ回線として維持したい → povo2.0(年330円から)

申し込む前にやることは3つです。まず、使う端末の設定画面から直近3カ月のデータ使用量を確認します。次に、その端末でSMS認証を行う予定があるかを判断し、必要ならSMS機能付きのプランを選びます。最後に、契約事務手数料とSIM発行手数料を合わせた初期費用の総額を確認してから申し込みましょう。

迷った場合は、事務手数料と契約解除料がどちらも0円のpovo2.0から試してください。合わなければ費用をかけずに解約できます。

音声通話も必要な人は、格安SIMのキャンペーン・キャッシュバック・料金割引まとめもあわせて確認しておくと、初期費用をさらに抑えられます。

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