ドコモからUQモバイルに乗り換え(MNP)手順・メリット・デメリットを徹底解説。
ドコモからUQモバイルに乗り換えで、SIMカード/eSIM/スマホセットの申し込みから開通まで簡単に解説
SIMカードのみ契約+AndroidスマホやiPhoneを利用する
- ドコモからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルではSIMカードのみ契約する
- ドコモで購入したAndroidスマホやiPhoneは、UQモバイルでも使い続ける
- SIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使う
ときの手順は以下の通り。
- au IDを先に作成するか後に作成するか決める
- 動作確認端末一覧を見て、使いたいAndroidスマホやiPhoneが動作確認されているか確認。対応エリアが「○」ならau回線対応なのでUQモバイルでも絶対に使える
- 2021年8月26日までにドコモから発売されたスマホはSIMロックあり。必要に応じてMy docomoでSIMロック解除手続きをする
- ドコモのAndroidスマホのみSIMロック解除コードが発行されるのでメモする
- ドコモでMNP予約番号を取得するか、MNPワンストップを利用するか決める
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、【SIMカード】のボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- 数日でUQモバイルのSIMカードが手元に届く
- UQモバイルオンラインショップの「ご注文番号」と契約時に設定した「注文履歴確認用パスワード」を用意しておく
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する
- 回線切り替えが完了すると、ドコモとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの開通手順
- SIMカードを台紙から取り外し、iPhoneにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- 「アクティベーション」画面(Apple IDとパスワード入力画面)が表示されたら、画面の指示に従って入力する
- iPhoneのiOSバージョンを最新バージョン、キャリア設定アップデートを最新バージョンにする
- 機内モードをオン・オフしてみて、「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」表示にならない場合は、iPhoneにUQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
Androidの開通手順
- SIMカードを台紙から取り外し、AndroidスマホにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- ドコモのAndroidスマホはSIMロック解除コード入力画面が表示されるので、画面の指示に従って入力する
- AndroidスマホでAPN設定をする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
eSIMのみ契約+eSIM対応スマホを利用する(iPhoneなど)
- ドコモからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルではeSIMのみ契約する
- eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
ときの手順は以下の通り。
ドコモで購入したeSIM対応Androidスマホ/iPhoneをUQモバイルで使う場合は、UQモバイル契約前にMy docomo等でSIMロック解除手続きをしてください。
- au回線/povo1.0回線と連携していないau IDを作成しておく
- 動作確認端末一覧を見て、使いたいAndroidスマホやiPhoneが動作確認されているか確認。対応エリアが「○」ならau回線対応なのでUQモバイルでも絶対に使える
- 2021年8月26日までにドコモから発売されたスマホはSIMロックあり。必要に応じてMy docomoでSIMロック解除手続きをする
- ドコモでMNP予約番号を取得するか、MNPワンストップを利用するか決める
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- スマホからUQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、【eSIM】のボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- 最短10分~20分後に、「設定方法のお知らせ」メールが届く。このメールが届くと、eSIM開通手続きができるようになる
- UQモバイルオンラインショップの「ご注文番号」と契約時に設定した「注文履歴確認用パスワード」を用意しておく
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する(MNP転入時のみ)
- 回線切り替えが完了すると、ドコモとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの開通手順
- My UQ mobileアプリ等を使い、eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする
- iPhoneのiOSバージョンを最新バージョン、キャリア設定アップデートを最新バージョンにする
- 機内モードをオン・オフしてみて、「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」表示にならない場合は、UQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
Androidの開通手順
- My UQ mobileアプリ等を使い、eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする
- AndroidスマホでAPN設定をする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
SIM+スマホのセットを申し込む
- ドコモからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルで販売されているスマホとSIMをセットで契約する
ときの手順は以下の通り。
- ドコモでMNP予約番号を取得する
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスする
- 自分の申し込みたいスマホの【お申し込み】ボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、本体容量・本体カラーを選択する
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- 数日でUQモバイルのSIMカードとスマホのセットが手元に届く
- SIMカードを台紙から取り外し、新スマホにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する(新規契約時は不要)
- 回線切り替えが完了すると、ドコモとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
- 新スマホのセットアップやデータ移行を行い、新スマホが使える状態にする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
ドコモからUQモバイルに乗り換え(MNP)手順を解説
【手順①】UQモバイルで使いたいスマホが動作確認されているか見る(SIMのみ契約時)
- UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約する
- ドコモで購入したAndroidスマホやiPhoneは、UQモバイルに乗り換えても使い続ける
- UQモバイルでは自分で用意したSIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使う
場合は、UQモバイルで動作確認されていることを確認してください。
- UQモバイル使いたいAndroidスマホやiPhoneが、SIMカードまたはeSIMで動作確認されていること
- 動作確認情報で、「◯ : ご利用いただけます」と表示されていること
- 対応エリアが◯(=au回線対応)になっていること
「◯ : ご利用いただけます」が表示されているスマホは、au回線に対応しているためUQモバイルでも問題なく使用できます。
「△ : 一部ご利用いただけません」が表示されているスマホは、△になっている理由はほぼ確実に対応エリアが△=「au回線非対応」のため、UQモバイルで使用するのは完全に自己責任となります。
【手順②】ドコモスマホをUQモバイルでも使うなら、My docomo等でSIMロック解除手続きをする
ドコモから発売されたAndroidスマホやiPhoneは、発売時期によってSIMロックがかかっているかどうかが異なります。
2021年8月27日以降に新たに発売されるスマホ
最初からSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。ドコモ側でSIMロック解除手続きは不要です。
iPhoneでいうと、iPhone 13シリーズ以降/iPhone SE(第3世代)以降の機種がSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。
2021年8月26日までに発売されたスマホ
SIMロックあり状態で販売されています。ドコモ側でSIMロック解除手続きが必要です。
iPhoneでいうと、iPhone 12シリーズまで/iPhone SE(第2世代)までの機種がSIMロックなしのSIMフリー状態で販売されています。
SIMロック解除手続きは、My docomo(WEB)、電話、ドコモショップで手続きが可能です。2023年10月1日からはすべての申込方法でSIMロック解除手数料が無料になっています。
【手順③】ドコモでMNP予約番号を発行するかどうか決める(MNPワンストップ対応)
ドコモからUQモバイルに乗り換える際に、MNPワンストップを利用して申し込むか、従来通りにドコモでMNP予約番号を発行して申し込むかどうか決めてください。
MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の発行・取得手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。
もちろん従来どおりに、ドコモでMNP予約番号を発行を発行してからUQモバイルに申し込みも可能です。
なお、ドコモ側での契約状況によっては、MNP予約番号の発行が必要だったり、そもそもMNPワンストップなんか使わずにMNP予約番号を発行して申し込んだほうがスムーズである可能性があります。
ドコモを1人で利用していて、ドコモ光セット割などの割引を一切利用していないなら、MNPワンストップを利用するとスムーズに乗り換えできるでしょう。
ドコモでMNP予約番号を発行する方法
ドコモでMNP予約番号を発行する方法は大きく分けて、①携帯電話や一般電話からドコモに電話、②My docomoで発行、の2つあります。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間で、発行してUQモバイルオンラインショップから申し込む場合、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態で申し込みが必要です。
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My docomo (ドコモオンライン手続き) | 24時間対応 |
携帯電話(151) | 9時~20時 |
一般電話(0120-800-800) | 9時~20時 |
この中でオススメするのは、My docomo(WEB)でMNP予約番号を取得することです。
24時間対応ですし、人と話す必要がないですし、電話と違ってすぐに手続きができます。時間のロスがありません。面倒な引き止めとかアンケートも無いです。
どうしてもやりかたが分からないという人はドコモに電話してMNP予約番号を発行してもらいましょう。
「MNP予約番号の発行」=ドコモの解約ではないです。また、MNP予約番号の有効期限が切れてもドコモとの契約は継続するのでご安心ください。
【手順④】UQモバイルの契約に必要なものを事前に準備しておく
本人確認書類、契約者本人名義のクレジットカード、メールアドレスなどの契約に必要なものを用意してください。
SIMカード契約時とeSIM契約時で求められる本人確認書類が異なるので注意してください。運転免許証やマイナンバーカードを持っている人は何も心配ありません。
UQモバイルを申し込むときは、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを利用することを推奨します。
健康保険証は2023年6月1日より「18才未満の未成年の方」を除き、本人確認書類としては受け付けできません。
本人確認書類の例
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
補助書類
- 公共料金領収証
- 住民票
- 届出避難場所証明書
- 行政機関発行の領収証
【手順⑤】UQモバイルのSIMやスマホを「他社から乗りかえ(MNP)」で契約する
UQモバイル公式オンラインショップからSIMカードやスマホセットを申し込んでください。
申し込み及び本人確認終了後、本人確認書類に記載された住所宛に最短翌日でSIMやスマホが発送されます。
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスする
- SIMカードまたはeSIM、自分が申し込みたいAndroidスマホやiPhoneの【お申し込み】ボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」画面では、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- 契約する料金プラン、オプションやサービスの加入有無を選択する
- 契約者情報を入力し、本人確認書類アップロードやeKYCによる本人確認を行う
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
「他社から乗りかえ(MNP)」を選択する
ドコモからUQモバイルに乗り換えるときは、契約方法は【他社から乗り換え(MNP)】を選択してください。
「MNP予約番号の取得状況の確認」では、MNP予約番号を発行している場合は【取得している】を、MNPワンストップを利用する場合は【取得していない】を選択してください。
【取得している】を選択した場合は、MNP予約番号の入力、MNP予約番号有効期限の選択、乗り換え予定の電話番号を入力してください。
【取得していない】を選択した場合は、「現在ご利用中の携帯電話会社の選択」が表示されるので、【NTTドコモ】を選択、乗り換え予定の電話番号を入力し、【MNPの手続きに進む】を選択してください。My docomoへのログイン画面になるので、画面の指示に従って操作してください。
UQモバイルの開通手順を解説
【手順①】9時から21時15分までの間にWEBサイトで回線切替手続きを行う
今契約している携帯電話会社からUQモバイルの回線に切り替えるために、WEBサイト上で回線切替を行う必要があります。UQモバイルのマニュアルでもWEBサイトでの回線切替手続きのみ掲載されています。
契約区分 | あらかじめ準備する情報 | 受付時間 |
---|---|---|
機種変更 | ①au ID/パスワード ②携帯電話番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
UQ mobileからの乗りかえ au/povo1.0からの乗りかえ | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
MNP | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 9:00 ~ 21:15 (年中無休) |
UQモバイル公式の解説だと「30分程置く」と記載されていますが、実際は数分で回線が切り替わります。
- 注文履歴表示ログイン分岐にアクセス
- 「au ID」もしくは「ご注文番号」と注文完了時に自動発行された「ご注文履歴の確認用パスワード」を入力してログイン
- 注文履歴確認画面の「回線を切り替える」ボタンを押す
- 切り替え後、今まで利用されていた機種と新しい機種の電源を切り、30分程度置いて新しい機種の電源を入れる
【手順②】SIMカード/eSIMの設定を行う
UQモバイルのマルチSIMを任意のサイズに切り取り、スマホにUQモバイルのSIMカードを入れてください。ほとんどの人は「nanoSIM」サイズに切り取るはずです。
SIMカードを入れた後に電源をオンにすると、AndroidスマホはSIMロック解除時に発行されたSIMロック解除コード、iPhoneならアクティベーション(Apple IDとパスワードの入力)を求められることがあります。
ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイルなどで購入したAndroidスマホやiPhoneは、このSIMロック解除コードやアクティベーションを実施することで、SIMロック解除が正式に完了します。
SIMロック解除コードの入力、アクティベーションが完了したら、いったんスマホを再起動してください。
特にiPhoneは、再起動をしないと通話が終了できなくなる可能性があるので、必ず再起動してください。
【手順③】SIMのみ契約時は「APN設定」を行う
UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約した場合は、端末側でAPN(アクセスポイント)設定が必要です。
APN設定とは、簡単に言えば「UQモバイルの回線にログインするために必要なIDとパスワード」のようなものです。
iPhoneは、iOSバージョンを最新状態/キャリア設定アップデートを最新状態にすると、APN設定不要で利用できる可能性が非常に高いです。
iPhoneにUQモバイルのSIMカードやeSIMを入れた後にWi-Fiをオフ、機内モードをオン・オフしてみて、iPhoneの画面上部が「UQ mobile」「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」「4G」「5G」となっていれば、APN設定は不要です。
iPhone X、iPhone XS/XS Max/XR、iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズはUQモバイルの提供しているAPN構成プロファイルをインストールが必要とされていますが、上記操作をしてみて4Gや5G表示される場合はAPN設定不要です。
また、iPhone内に他社APN構成プロファイルが存在する場合は削除してください。
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ
- 他社APN構成プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- 画面に従ってパスコードを入力
- 「削除」を選択して削除完了
【手順④】発信テストを行う
111(通話料無料)に発信して、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえましたら正常終了です。最後まで聞いて電話を切ってください。発信テストを実施しないと正常に利用できない場合があります。
発信テストが成功しない場合は、WEBサイトで回線切替が完了していない、APN設定が正しく完了していない可能性があります。確認してください。
【手順⑤】新機種を購入している場合はデータ移行・初期設定を行う
UQモバイルで新しい機種を購入している場合は、新機種へのデータ移行や初期設定を行ってください。
AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行
スマホメーカーが提供しているデータ移行アプリを利用する方法や、スマホ同士をUSB type-Cケーブルで接続して有線でデータ移行する方法があります。
たとえばSamsungだと「Smart switch」というアプリがあり、連絡先・アプリ・画像・動画・音楽などをデータ移行できます。
また、Googleドライブを利用して電話帳・写真・動画・アプリなどのデータを移行できます。
「iOSに移行」アプリを利用すると、AndroidスマホからiPhoneにデータ移行できます。
iPhoneからiPhoneにデータ移行
iOSの「クイックスタート機能」を利用すると簡単に新しいiPhoneにデータ移行できます。
ドコモとUQモバイルの料金プランを比較
キャリア | 料金プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
ドコモ | 5Gギガホプレミア | 【3GBまで】月額5,665円 【3GB~無制限】月額7,315円 |
5Gギガライト | 【1GBまで】月額3,465円 【3GBまで】月額4,565円 【5GBまで】月額5,665円 【7GBまで】月額6,765円 | |
eximo | 【1GBまで】月額4,565円 【3GBまで】月額5,665円 【3GB~無制限】月額7,315円 | |
eximo ポイ活 | 月額10,615円 | |
irumo | irumo | 【500MB】月額550円 【3GB】月額2,167円 【6GB】月額2,827円 【9GB】月額3,377円 |
UQモバイル | トクトクプラン (月15GB) | 【15GBまで】月額3,465円 【1GBまで】月額2,277円 |
コミコミプラン+ (月33GB) | 月額3,278円 | |
ミニミニプラン (月4GB) | 月額2,365円 |
ドコモからUQモバイルに乗り換えると、毎月の通信費を抑えることができます。
UQモバイルのメリット・特徴まとめ
- 「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」の3つの料金プランが選べる
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能/月間データ容量を使い切っても速い
- 「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」などの割引サービスがある
- auのサブブランドなので通信品質が良い
- テザリングが無料で利用できる
- かけ放題オプションも用意されている
- AndroidスマホやiPhone SE(第3世代)やiPhone 15、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
- SIMのみ契約後でも、店舗やオンラインで機種変更が可能(UQモバイルのスマホを購入可能)
- 店舗でのサポートを受けられる
- クレジットカードまたは口座振替が利用可能
余ったデータ容量は繰り越し可能/ギガがなくなっても速い
「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」は、当月余ったデータ容量を翌月にくりこしできます。
たとえば月間データ容量33GB(月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GB)の「コミコミプラン+」で、1月に31GB使用して2GB余った場合は、2月は33GB+2GB=35GBでスタートします。無駄なくデータ通信できますよ。
月間データ容量の超過後は通信速度の制限が実施され、ミニミニプランは最大300kbpsで、コミコミプラン+とトクトクプランは最大1Mbpsで通信できます。ただし、コミコミプラン+は最大1Mbpsに通信速度を制限後、50GB超過時は最大128kbpsに通信速度が制限されます。
ミニミニプランのみ「節約モード」が利用可能
2024年現在、ミニミニプランのみ「節約モード」という便利な機能が利用できます。節約モードをオンにすると通信速度が最大300kbpsになる代わりにデータ使い放題&データ消費ゼロで利用できます。
コミコミプラン+・トクトクプランでは節約モードは利用できません。
一度消滅した機能が復活することは無いので、今後料金プランが改定されても復活することはないでしょう。
「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」が利用できる
トクトクプランおよびミニミニプランは、「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」の3つの割引サービスが利用できます。
au PAYカードお支払い割
対象の料金プランに加入のうえ支払い方法を「au PAYカード支払い」にすると、対象回線の利用料金が毎月187円割引になるサービスです。UQモバイルでは2023年6月1日に提供を開始しました。
自宅セット割
「インターネットコース」と「でんきコース」の2つのコースがあります。対象料金プランとauのインターネットサービス、またはauでんきを契約していると適用対象になり、毎月1,100円割引されます。
家族セット割
家族でUQモバイルを利用すると2回線目以降の月額料金が毎月550円割引されます。
AndroidスマホやiPhone、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
UQモバイルでは、AndroidスマートフォンやiPhone SE(第3世代)、iPhone 12、au Certified(認定中古品)iPhoneを販売しています。
UQモバイル公式オンラインショップで、スマホを対象プラン+他社から乗り換え(MNP)で契約+増量オプションⅡに加入して契約すると、機種代金から最大2万2000円割引されて非常にお得です。
たとえば、UQモバイル公式オンラインショップのiPhone SE(第3世代)の販売価格(定価)は7万935円で、2万2000円割引が適用されると4万8935円から購入できます。
UQモバイルのAndroidスマホは昔と比べると取り扱っている機種や種類も増えてきました。
販売しているスマホの一例は以下の通り。(2024年12月時点)
iPhone | Androidスマホ |
---|---|
【新品iPhone】 iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 iPhone SE(第3世代) 【au認定中古品iPhone】 iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 Pro iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第2世代) | Xiaomi 14T AQUOS sense9 SHG14 Galaxy S23 FE Google Pixel 8a arrows We2 FCG02 Xperia 10 VI SOG14 Google Pixel 8 Redmi Note 13 Pro 5G BASIO active2 Redmi 12 5G XIG03 BASIO active |
全国店舗でサポートを受けられる
UQモバイルの手続きや相談は、全国2,700店舗以上で対面サポートを行っています。
- UQスポット(UQ専売ショップ)
- au Style
- auショップ
店舗スタッフに対面で、UQ mobileの相談や契約手続き、アフターサービスを受けることが可能な場所が増え、オンライン契約に不慣れな方でも安心して利用できます。
クレジットカードまたは口座振替が選択可能
UQモバイルの料金支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替が選択可能です。
2023年2月15日(水)より、UQ mobileオンラインショップでの新規、他社から乗りかえ(MNP)、スマホ単体購入時の支払い方法について、クレジットカードに加え「口座振替」も選択可能になりました。
ドコモからUQモバイルに乗り換えの注意点やデメリット
UQモバイルはau回線なので、au回線不毛地帯は注意が必要
UQモバイルはau回線を使用してサービスを提供しています。ドコモとはサービスエリアが微妙に異なります。
田舎、山の中、河川といった僻地によく行くという人は、ドコモのほうが電波が強い可能性があります。ドコモからUQモバイルに乗り換えると同じ場所でも電波が繋がりにくくなる可能性があります。
都会に住んでいる人は何も気にしなくていいです。
ドコモのAndroidスマホとau回線は相性が悪い
2022年春頃までにドコモから販売されたAndroidスマホは、ドコモ回線のみ対応していてau回線に対応していない物が非常に多いです。
2022年夏以降に販売された機種からはau回線に対応するものが多くなってきました。
iPhoneの取り扱いは周回遅れ
最新iPhoneを使いたいなら自分でApple Store等でSIMフリー版を購入するか、1~2年遅れを覚悟でUQモバイルで取り扱うのを待つしかありません。
また、UQモバイルはドコモのような残価設定型プログラム・機種返却のタイミングに応じて残りの購入代金の支払いが不要になるおトクなプログラム(いつでもカエドキプログラム、いつでもカエドキプログラム+)のような仕組みはありません。一括払いか分割払いするしかありません。
ドコモと比べると通信速度は遅めの傾向にある
UQモバイルはauのサブブランドであり、au回線を使った他社格安SIMと比べると通信速度は速いですが、ドコモ本家と比べると通信速度は流石に遅くなる傾向にあります。
とはいえ、2024年のドコモ回線の品質はかなりひどいので、UQモバイルに乗り換えるだけでもドコモよりは快適になるはずです。
使い放題プラン・データ大容量は無い
UQモバイルでは、ドコモのようなデータ使い放題プラン・データ大容量プランはありません。
UQモバイルで一番データ容量の大きい料金プランは「コミコミプラン+」の月33GBです。増量オプションⅡに加入すると月38GB使えます。
ドコモでeximoやギガホプレミアを利用していた人がUQモバイルに乗り換えると、あっという間にギガ不足になってしまう可能性があります。
ドコモのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる
ドコモからUQモバイルに乗り換えると、ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)が無料で使えなくなります。
UQモバイルへの乗り換えをきっかけにキャリアメールアドレスの使用をやめてもいいでしょう。
キャリアメールアドレスを使ってWebサービスを登録している人は、UQモバイルに乗り換える前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスに全部変えるようにしましょう。
Apple IDにキャリアメールアドレスを使っている場合も変更しておきましょう。
ドコモの回線セット割や家族割などが利用できなくなる
ドコモからUQモバイルに乗り換えると、ドコモ光などの光回線とのセット割引、各種家族割引サービスが利用できなくなることがあります。
ドコモを家族で複数回線契約していると毎月◯円割引される系の割引は、ドコモ契約回線数が減少すると割引額が減額されたり、契約回線数が減少することで割引の条件を満たさなくなる可能性もあります。
ドコモを1人で使っている人がUQモバイルに乗り換えるなら何も問題ないです。 ドコモの月々サポートは「home5G」のみが適用対象で、home5GをMNP転出なんてできないので気にしなくていいです。
なお、UQモバイルではauひかりなどの光回線、auでんきとのセット割引である「自宅セット割」、家族割引サービスである「家族セット割」が提供されています。
ドコモからUQモバイル乗り換えでよくある質問
ドコモからUQモバイルに乗り換えるとき、ベストなタイミングはいつ?
ドコモは、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、日割り計算されずに1ヶ月分の支払いが必要になります。
UQモバイルは、契約した月の利用料金は日割り計算されます。 SIMカードを契約する場合は毎月25日くらいまでに申し込むといいでしょう。
SIMカードが手元に届くまでに数日がかかりますし、書類に不備や問題があると手続きがストップしていまいます。 eSIMを申し込む場合は月末日の3日前くらいまでに申し込むといいでしょう。
eSIMは最短45分で開通しますが、書類に不備や問題があると手続きがストップします。
月末に乗り換えたいんだけど何かデメリットがある?
ドコモからUQモバイルへの回線切替が月をまたいでしまった場合は、翌月のドコモの月額料金の支払いが必要になります。
たとえば、
- ドコモからUQモバイルに乗り換える
- 1月29日にUQモバイルのSIMカードを「他社から乗り換え」で申し込んだ
- 2月1日にSIMカードが届いた
- 2月1日にmyUQモバイルでMNP開通手続きをした
場合は、2月1日付けでドコモが自動解約されて、UQモバイルが開通します。1月分だけでなく、2月分のドコモの月額料金の支払いが必要です。
dアカウントやdポイントはUQモバイルに乗り換えても使える?
dポイントおよび、dポイント(期間・用途限定)については、ドコモ回線解約前にその回線に対するdアカウントを発行していれば、引き続き利用できます。
dアカウントにてdポイントクラブにログインすると、履歴確認なども引き続き利用できます。
また、ドコモ回線解約前に利用者情報登録していたdポイントカードも引き続き利用できます。ドコモのキャリアメールアドレスをdアカウントIDに設定している人はIDの変更をおすすめします。
ドコモで契約解除料(違約金)は発生する?
ドコモからワイモバイルに乗り換えるときに、ドコモ側で契約解除料やMNP転出手数料は発生しません。
ただし、ドコモからUQモバイルに乗り換えた月のドコモの利用料金1ヶ月分の支払いが必要です(日割り計算なし)。
UQモバイル契約時に発生する費用・手数料は何がある?
- 【UQモバイル】契約事務手数料3850円
- 【UQモバイル】契約月の利用料金(日割り計算)
- 【UQモバイル】契約と同時にオプションに加入すればオプション料金も日割り
UQモバイルは契約事務手数料として3850円かかります。
UQモバイルを契約した初月の利用料金は日割り計算されて請求されます。
契約と同時に通話オプションの申し込んだ場合は、オプション料金も同様に日割り計算されます。
ドコモスマホの端末代金が残っていてもUQモバイルに乗り換えできる?
- ドコモで分割払いでスマホを購入している
- 分割払いの支払いが完了していない(機種代金が残っている)
場合でも、ドコモからUQモバイルに乗り換えできます。
ただし、ドコモスマホの代金の残りの支払いは続きます。分割払いを継続してもいいですし、残金を一括払いして精算も可能です。
UQモバイルに乗り換えたからといって、代金の残りの支払いがチャラになることは絶対にありません。
たとえば、ドコモで24回払いでiPhone 14を契約していて、18回目まで支払っているときにUQモバイルに乗り換えた場合は、残り6回の支払いがUQモバイルに乗り換えても継続します。
なお、分割支払金残額/分割払金残額の全額を一括で支払い、ドコモの分割払い契約(個別信用購入あっせん契約/割賦販売契約)を終了させることも可能です。
ドコモのキャリアメールアドレスを使い続けたいときはどうすればいい?
- UQモバイルからドコモに乗り換えたい
- ドコモのキャリアメーリアドレス(@docomo.ne.jp)はUQモバイルでも使い続けたい
というときは、ドコモからUQモバイルに乗り換えて回線切替完了後から31日以内に、ドコモメール持ち運びを申し込んでください。
ドコモメール持ち運びは、ドコモでMNP予約番号の発行と同時に申し込むのではなく、回線切替完了後にお手続きサイトで申し込むことになります。
ドコモメール持ち運びは月額330円、1年で合計3960円かかります。