楽天モバイルからUQモバイルに乗り換え(MNP)手順・メリット・デメリットを徹底解説。
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えで、申し込みから開通までの手順を簡単に解説
SIMカードのみ契約+AndroidスマホやiPhoneを使う
- 楽天モバイルからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルではSIMカードのみ契約する
- 楽天モバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneはUQモバイルでも使う
- UQモバイルでは自分で用意したSIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使う
ときの手順は以下の通り。
UQモバイルの申し込みから開通までの手順はほぼ同じです。
- au IDを先に作成するか後に作成するか決める
- 動作確認端末一覧を見て、使いたいスマホの対応エリアが「○」であることを確認する
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレスなどの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、【SIMカード】のボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」では、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- 審査に問題がなければ、申し込みから2~4日でUQモバイルのSIMカードが送られてくる
- 9時から21時15分までに、WEBサイトで回線切替手続きを行う
- 回線切り替えが完了すると、楽天モバイルとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの手順
- UQモバイルのSIMカードを「nanoSIM」サイズに切り取り、iPhoneにUQモバイルのSIMカードを入れる
- iPhoneのアクティベーション(Apple IDとパスワード入力)を行い、ホーム画面が表示された後、iPhoneを再起動させること
- iOSバージョンを最新状態にアップデートする
- Wi-Fiをオフにした後、機内モードオンオフしてみて、「UQ mobile 4G/5G」表示にならない場合、iPhoneにUQモバイルのAPN構成プロファイルのインストールを行う
- 発信用テスト番号(111)に電話して、アナウンスを最後まで聞く
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリを起動してWEBサイトが表示される(モバイルデータ通信が利用できる)ことを確認して利用開始
iPhoneは機種よっては、iOSバージョンが最新であれば、UQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールしなくてもUQモバイルが使えるようになります。
SIMカードを入れた直後はUQモバイルに繋がりにくいことがあるので、何回か機内モードオンオフしてみてください。
それでもUQモバイルにつながらない場合は、UQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールしてください。
Androidスマホの手順
- UQモバイルのSIMカードを任意のサイズに切り取り、AndroidスマホにUQモバイルのSIMカードを入れる
- AndroidスマホでAPN設定する
- 発信用テスト番号(111)に電話して、アナウンスを最後まで聞く
- Wi-Fiをオフにして、ブラウザアプリを起動してWEBサイトが表示される(モバイルデータ通信が利用できる)ことを確認して利用開始
SIMカードはほとんどの人は「nanoSIM」サイズに切り取って使用するはずです。
eSIMのみ契約+eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
- 楽天モバイルからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルではeSIMのみ契約する
- eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
ときの手順は以下の通り。
- au回線/povo1.0回線と連携していないau IDを作成しておく
- 動作確認端末一覧を見て、UQモバイルで使いたいAndroidスマホの対応エリアが「○」であること、eSIM対応機種であることを確認する
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレスなどの契約に必要なものを揃える
- スマホからUQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、【eSIM】のボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」では、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- UQモバイル申し込みが完了すると、「ご注文内容の確認」メールが届く
- 最短10分~20分後に、「設定方法のお知らせ」メールが届く。このメールが届くと、eSIM開通手続きができるようになる
- UQモバイル申し込み時に送られてきた「ご注文内容の確認」メール内に記載されている「ご注文番号」と、UQモバイル申し込み時に入力した「ご注文内容確認用パスワード」を用意する
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する
- 回線切り替えが完了すると、楽天モバイルとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの手順
- eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする(My UQ mobileアプリを使うとスマホ1台だけで完結するので便利)
- iOSバージョンを最新状態にアップデートする
- Wi-Fiをオフにした後、機内モードオンオフしてみて、「UQ mobile 4G/5G」表示にならない場合、iPhoneにUQモバイルのAPN構成プロファイルのインストールを行う
- 発信用テスト番号(111)に電話して、アナウンスを最後まで聞く
- UQモバイル回線で通信できることを確認して利用開始
Androidスマホの手順
- eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする(My UQ mobileアプリを使うとスマホ1台だけで完結するので便利)
- この時点でUQモバイル回線に繋がらない場合は、AndroidスマホでAPN設定する
- 発信用テスト番号(111)に電話して、アナウンスを最後まで聞く
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
SIM+スマホのセットを申し込む
- 楽天モバイルからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルで販売されているスマホとSIMをセットで契約する
ときの手順は以下の通り。
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスする
- 自分の申し込みたいスマホの【お申し込み】ボタンを選択
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、本体容量・本体カラーを選択する
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択し、「お手続きへ進む」を選択
- 「MNPお手続きにあたって」画面では、MNP予約番号を発行しているなら【MNP予約番号をお持ちのお客様】を、MNPワンストップを利用するなら【MNP予約番号をお持ちでないお客さま】を選択する
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- 数日でUQモバイルのSIMカードとスマホのセットが手元に届く
- SIMカードを台紙から取り外し、新スマホにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- 新スマホのセットアップやデータ移行を行い、新スマホが使える状態にする
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する(新規契約時は不要)
- 回線切り替えが完了すると、楽天モバイルとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換え(MNP)手順を解説
【手順①】UQモバイルで使いたいスマホが動作確認されているか見る(SIMのみ契約時)
- UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約する
- 楽天モバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneは、UQモバイルに乗り換えても使い続ける
- UQモバイルでは自分で用意したSIMフリー版AndroidスマホやiPhoneを使う
場合は、動作確認端末一覧で以下の2点をチェックしてください。
- UQモバイル使いたいAndroidスマホやiPhoneが、SIMカードまたはeSIMで動作確認されていること
- 動作確認情報で、「◯ : ご利用いただけます」と表示されていること
- 対応エリアが◯(=au回線対応)になっていること
「◯ : ご利用いただけます」が表示されているスマホは、au回線に対応しているためUQモバイルでも問題なく使用できます。
「△ : 一部ご利用いただけません」が表示されているスマホは、△になっている理由はほぼ確実に対応エリアが△=「au回線非対応」のため、UQモバイルで使用するのは完全に自己責任となります。
【手順②】楽天モバイルスマホはSIMフリーなので、SIMロック解除不要
楽天モバイルから販売されているAndroidスマホやiPhoneはSIMロックのないSIMフリー状態で販売されています。
楽天モバイルを契約する前にSIMロックを解除する必要はありません。発売日がいつであろうとSIMロックはありません。
【手順③】楽天モバイルでMNP予約番号を発行するか決める(MNPワンストップ対応)
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換える場合、①楽天モバイルでMNP予約番号を発行して申し込む方法、②MNPワンストップ方式を利用して申し込む方法、の2つの方法が利用できます。どちらを利用してもOKです。
MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の発行・取得手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。
楽天モバイルとUQモバイルはMNPワンストップ方式に対応しているため、楽天モバイルでMNP予約番号を発行不要でUQモバイルに乗り換えが可能です。
もちろん従来どおりに、楽天モバイルでMNP予約番号を発行を発行してからUQモバイルに申し込みも可能です。
楽天モバイルでMNP予約番号を発行する方法
楽天モバイルでMNP予約番号の発行方法はWebだけです。電話や店舗に行ってもMNP予約番号は発行できません。
MNP予約番号を発行してUQモバイルオンラインショップから申し込む場合、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態で申し込みが必要です。
- 「my 楽天モバイル」にログインし、契約プラン画面を表示する
- 各種手続きの「その他のお手続き」から「各種手続きへ進む」ボタンを選択する
- 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択する
- 注意事項が数ページ表示されるので、確認/同意のうえ「次へ進む」を選択
- 必要事項を入力し、「MNP予約番号を発行する」ボタンを選択する
- ワンタイムパスワードを入力し、「認証する」ボタンを選択する
- MNP予約番号、有効期限、対象の電話番号を確認する
楽天モバイルでMNP予約番号を取得した時点では楽天モバイルは解約されません。
楽天モバイルが解約されるのは、UQモバイル申し込み後、手元にUQモバイルのSIMやスマホが届いてから行う「回線切替手続き」のときです。
回線切替手続きでは、楽天モバイルからUQモバイルへ回線を切り替える手続きを行います。この回線切替手続きを行った日が楽天モバイルの解約日になります。
MNP予約番号の有効期限が切れたからといって、楽天モバイルが解約されるわけではないので安心してください。MNP予約番号の有効期限が切れても楽天モバイルの契約は継続しています。
【手順④】UQモバイルの契約に必要なものを準備する
本人確認書類、契約者本人名義のクレジットカード/口座情報、メールアドレスなどの契約に必要なものを事前に用意してください。
SIMカード契約時とeSIM契約時で求められる本人確認書類が異なるので注意してください。
UQモバイルを申し込むときは、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを利用することを推奨します。
本人確認書類(画像アップロードによる本人確認の場合)
- 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
本人確認書類(撮影による本人確認の場合) ※eKYCのこと
- 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
【手順⑤】UQモバイルのSIMやスマホを「他社から乗りかえ(MNP)」で契約する
UQモバイル公式オンラインショップからSIMカードやスマホセットを申し込んでください。
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、SIMやスマホを選択する
- 「商品・契約方法の選択」画面では、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択
- 契約する料金プラン、オプションやサービスの加入有無を選択する
- 契約者情報を入力し、本人確認書類をアップロードする
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
「他社から乗りかえ(MNP)」を選択する
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えるときは、契約方法は【他社から乗り換え(MNP)】を選択してください。
「MNP予約番号の取得状況の確認」では、MNP予約番号を発行している場合は【取得している】を、MNPワンストップを利用する場合は【取得していない】を選択してください。
【取得している】を選択した場合は、MNP予約番号の入力、MNP予約番号有効期限の選択、乗り換え予定の電話番号を入力してください。
【取得していない】を選択した場合は、「現在ご利用中の携帯電話会社の選択」が表示されるので、【楽天モバイル】を選択、乗り換え予定の電話番号を入力し、【MNPの手続きに進む】を選択してください。my楽天モバイルへのログイン画面になるので、画面の指示に従って操作してください。
UQモバイルの開通手順を解説
【手順①】9時から21時15分までの間にWEBサイトで回線切替手続きを行う
今契約している携帯電話会社からUQモバイルの回線に切り替えるために、WEBサイト上で回線切替を行う必要があります。UQモバイルのマニュアルでもWEBサイトでの回線切替手続きのみ掲載されています。
契約区分 | あらかじめ準備する情報 | 受付時間 |
---|---|---|
機種変更 | ①au ID/パスワード ②携帯電話番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
UQ mobileからの乗りかえ au/povo1.0からの乗りかえ | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
MNP | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 9:00 ~ 21:15 (年中無休) |
UQモバイル公式の解説だと「30分程置く」と記載されていますが、実際は数分で回線が切り替わります。
- 注文履歴表示ログイン分岐にアクセス
- 「au ID」もしくは「ご注文番号」と注文完了時に自動発行された「ご注文履歴の確認用パスワード」を入力してログイン
- 注文履歴確認画面の「回線を切り替える」ボタンを押す
- 切り替え後、今まで利用されていた機種と新しい機種の電源を切り、30分程度置いて新しい機種の電源を入れる
【手順②】SIMカード/eSIMの設定を行う
UQモバイルのマルチSIMを任意のサイズに切り取り、スマホにUQモバイルのSIMカードを入れてください。ほとんどの人は「nanoSIM」サイズに切り取るはずです。
SIMカードを入れた後に電源をオンにすると、AndroidスマホはSIMロック解除時に発行されたSIMロック解除コード、iPhoneならアクティベーション(Apple IDとパスワードの入力)を求められることがあります。
ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイルなどで購入したAndroidスマホやiPhoneは、このSIMロック解除コードやアクティベーションを実施することで、SIMロック解除が正式に完了します。
SIMロック解除コードの入力、アクティベーションが完了したら、いったんスマホを再起動してください。
特にiPhoneは、再起動をしないと通話が終了できなくなる可能性があるので、必ず再起動してください。
【手順③】SIMのみ契約時は「APN設定」を行う
UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約した場合は、端末側でAPN(アクセスポイント)設定が必要です。
APN設定とは、簡単に言えば「UQモバイルの回線にログインするために必要なIDとパスワード」のようなものです。
iPhoneは、iOSバージョンを最新状態/キャリア設定アップデートを最新状態にすると、APN設定不要で利用できる可能性が非常に高いです。
iPhoneにUQモバイルのSIMカードやeSIMを入れた後にWi-Fiをオフ、機内モードをオン・オフしてみて、iPhoneの画面上部が「UQ mobile」「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」「4G」「5G」となっていれば、APN設定は不要です。
iPhone X、iPhone XS/XS Max/XR、iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズはUQモバイルの提供しているAPN構成プロファイルをインストールが必要とされていますが、上記操作をしてみて4Gや5G表示される場合はAPN設定不要です。
また、iPhone内に他社APN構成プロファイルが存在する場合は削除してください。
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ
- 他社APN構成プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- 画面に従ってパスコードを入力
- 「削除」を選択して削除完了
【手順④】発信テストを行う
111(通話料無料)に発信して、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえましたら正常終了です。最後まで聞いて電話を切ってください。発信テストを実施しないと正常に利用できない場合があります。
発信テストが成功しない場合は、WEBサイトで回線切替が完了していない、APN設定が正しく完了していない可能性があります。確認してください。
【手順⑤】新機種を購入している場合はデータ移行・初期設定を行う
UQモバイルで新しい機種を購入している場合は、新機種へのデータ移行や初期設定を行ってください。
AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行
スマホメーカーが提供しているデータ移行アプリを利用する方法や、スマホ同士をUSB type-Cケーブルで接続して有線でデータ移行する方法があります。
たとえばSamsungだと「Smart switch」というアプリがあり、連絡先・アプリ・画像・動画・音楽などをデータ移行できます。
また、Googleドライブを利用して電話帳・写真・動画・アプリなどのデータを移行できます。
「iOSに移行」アプリを利用すると、AndroidスマホからiPhoneにデータ移行できます。
iPhoneからiPhoneにデータ移行
iOSの「クイックスタート機能」を利用すると簡単に新しいiPhoneにデータ移行できます。
楽天モバイルとUQモバイルの料金プラン比較
キャリア | 料金プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 【3GBまで】1,078円 【20GBまで】2,178円 【20GB超過後】3,278円 |
UQモバイル | トクトクプラン (月15GB) | 【1GBまで】月額2,277円 【15GBまで】月額3,465円 |
UQモバイル | コミコミプラン (月33GB) | 月額3,278円 |
UQモバイル | ミニミニプラン (月4GB) | 月額2,365円 |
UQモバイルのメリット・特徴まとめ
- 「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」の3つの料金プランが選べる
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能/月間データ容量を使い切っても速い
- 「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」などの割引サービスがある
- auのサブブランドなので通信品質が良い
- テザリングが無料で利用できる
- かけ放題オプションも用意されている
- AndroidスマホやiPhone SE(第3世代)やiPhone 15、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
- SIMのみ契約後でも、店舗やオンラインで機種変更が可能(UQモバイルのスマホを購入可能)
- 店舗でのサポートを受けられる
- クレジットカードまたは口座振替が利用可能
余ったデータ容量は繰り越し可能/ギガがなくなっても速い
「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」は、当月余ったデータ容量を翌月にくりこしできます。
たとえば月間データ容量33GB(月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GB)の「コミコミプラン+」で、1月に31GB使用して2GB余った場合は、2月は33GB+2GB=35GBでスタートします。無駄なくデータ通信できますよ。
月間データ容量の超過後は通信速度の制限が実施され、ミニミニプランは最大300kbpsで、コミコミプラン+とトクトクプランは最大1Mbpsで通信できます。ただし、コミコミプラン+は最大1Mbpsに通信速度を制限後、50GB超過時は最大128kbpsに通信速度が制限されます。
ミニミニプランのみ「節約モード」が利用可能
2024年現在、ミニミニプランのみ「節約モード」という便利な機能が利用できます。節約モードをオンにすると通信速度が最大300kbpsになる代わりにデータ使い放題&データ消費ゼロで利用できます。
コミコミプラン+・トクトクプランでは節約モードは利用できません。
一度消滅した機能が復活することは無いので、今後料金プランが改定されても復活することはないでしょう。
「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」が利用できる
トクトクプランおよびミニミニプランは、「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」の3つの割引サービスが利用できます。
au PAYカードお支払い割
対象の料金プランに加入のうえ支払い方法を「au PAYカード支払い」にすると、対象回線の利用料金が毎月187円割引になるサービスです。UQモバイルでは2023年6月1日に提供を開始しました。
自宅セット割
「インターネットコース」と「でんきコース」の2つのコースがあります。対象料金プランとauのインターネットサービス、またはauでんきを契約していると適用対象になり、毎月1,100円割引されます。
家族セット割
家族でUQモバイルを利用すると2回線目以降の月額料金が毎月550円割引されます。
AndroidスマホやiPhone、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
UQモバイルでは、AndroidスマートフォンやiPhone SE(第3世代)、iPhone 12、au Certified(認定中古品)iPhoneを販売しています。
UQモバイル公式オンラインショップで、スマホを対象プラン+他社から乗り換え(MNP)で契約+増量オプションⅡに加入して契約すると、機種代金から最大2万2000円割引されて非常にお得です。
たとえば、UQモバイル公式オンラインショップのiPhone SE(第3世代)の販売価格(定価)は7万935円で、2万2000円割引が適用されると4万8935円から購入できます。
UQモバイルのAndroidスマホは昔と比べると取り扱っている機種や種類も増えてきました。
販売しているスマホの一例は以下の通り。(2024年12月時点)
iPhone | Androidスマホ |
---|---|
【新品iPhone】 iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 iPhone SE(第3世代) 【au認定中古品iPhone】 iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 Pro iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第2世代) | Xiaomi 14T AQUOS sense9 SHG14 Galaxy S23 FE Google Pixel 8a arrows We2 FCG02 Xperia 10 VI SOG14 Google Pixel 8 Redmi Note 13 Pro 5G BASIO active2 Redmi 12 5G XIG03 BASIO active |
全国店舗でサポートを受けられる
UQモバイルの手続きや相談は、全国2,700店舗以上で対面サポートを行っています。
- UQスポット(UQ専売ショップ)
- au Style
- auショップ
店舗スタッフに対面で、UQ mobileの相談や契約手続き、アフターサービスを受けることが可能な場所が増え、オンライン契約に不慣れな方でも安心して利用できます。
クレジットカードまたは口座振替が選択可能
UQモバイルの料金支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替が選択可能です。
2023年2月15日(水)より、UQ mobileオンラインショップでの新規、他社から乗りかえ(MNP)、スマホ単体購入時の支払い方法について、クレジットカードに加え「口座振替」も選択可能になりました。
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換え時の注意点・デメリットまとめ
データ使い放題・データ無制限じゃなくなる
楽天モバイルでは月額3,278円でデータ無制限で使い放題でしたが、UQモバイルではデータ使い放題ではありません。
UQモバイルで一番データ容量の大きい料金プランは「コミコミプラン+」の月33GBです。増量オプションⅡに加入すると月38GB使えます。
これまで楽天モバイルで40GB以上ガンガン使っていた人は、UQモバイルに乗り換えるとあっという間にギガ不足になる可能性があります。
Rakuten Linkを使った無料通話ができなくなる
楽天モバイルではRakuten Linkアプリを使えば国内通話がかけ放題でしたが、UQモバイルでは無料でかけ放題はありません。Rakuten Linkを使って電話をかけまくっていた人は注意が必要です。
UQモバイルの通話オプションは、国内通話が24時間かけ放題の「通話放題」、1回10分以内の国内通話が24時間かけ放題の「通話放題ライト」、月間最大60分相当の国内通話が定額になる「通話パック60」の3つのオプションが用意されています。
毎月そんなに通話をしないよ~!という人は、通話オプションは契約しないほうがお得です。通話オプションを契約していない場合は、通話料が30秒ごとに22円かかります。
海外で月2GB無料が使えなくなる
楽天モバイルは海外指定66の国と地域で高速データ通信が毎月2GBまで無料で利用できますが、UQモバイルに乗り換えると、当然無料で利用できなくなります。
UQモバイルの国際ローミングサービスは、「世界データ定額」と「海外ダブル定額」の2つが用意されています。
世界データ定額は、予約なしの場合は24時間980円、日本国内で事前予約を行った場合(予約割)は24時間690円、特定地域は24時間490円で利用できます。渡航先で利用したいタイミングでデータ通信を開始することができ、終了時間になると自動でデータ通信がストップするため、使い過ぎの心配がなく、海外でも安心してデータ通信が利用できます。
海外ダブル定額は、海外対象エリアのパケット通信料金が定額になるサービスです。約24.4MBまでのパケット通信料が最大1,980円/日、どれだけ使っても最大2,980円/日で利用できます。
楽天市場のSPU率が落ちる
2023年12月1日から楽天モバイルを契約しているとポイント倍率が+4倍になりますが、楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えるとその分SPU倍率が下がります。
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換え時によくある質問
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えのベストタイミングは?
楽天モバイルの料金はその月に利用したデータ量によって決まります。その月に利用していたデータ量が2GBだった場合、1,078円の支払いが必要です。絶対に日割り計算されません。いつ乗り換えてもOKです。
UQモバイルは、契約した月の利用料金は日割り計算されます。 日割り計算されないのでいつでもUQモバイルに乗り換えてOKですが、月末ギリギリになっての乗り換えはやめたほうがいいです。
SIMカードを契約する場合は毎月25日くらいまでに申し込みがおすすめです。SIMカードが手元に届くまでに数日がかかりますし、書類に不備や問題があると手続きがストップしていまいます。
eSIMを申し込む場合は月末日の3日前くらいまでに申し込むみがおすすめです。eSIMは最短45分で開通しますが、書類に不備や問題があると手続きがストップします。
乗り換え時に楽天モバイル側で発生する手数料・違約金はある?
楽天モバイルには契約解除料やMNP転出手数料はありません。
ただし、契約者が申し込み後1年以内に回線契約を解約し、かつサービスの利用実態がない場合は、解約事務手数料として定める金額の1,078円の支払いを請求することがあります。
また、楽天モバイルで購入した製品に紐づく以下のオプションサービスは自動解約されません。個別でサービスの解約手続きが必要となります。
- スマホ交換保証プラス
- スマホ交換保証プラス & 家電補償
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- 故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム
UQモバイル側で契約時に発生する費用は何がある?
- 【UQモバイル】契約事務手数料3850円
- 【UQモバイル】契約月の利用料金(日割り計算)
- 【UQモバイル】契約と同時にオプションに加入すればオプション料金も日割り
UQモバイルは契約事務手数料として3850円かかります。
UQモバイルを新規契約、もしくは他社からUQモバイルに転入した月の利用料金は日割りされて請求されます。
契約と同時に通話オプションの申し込んだ場合は、オプション料金も同様に日割り計算されます。
楽天モバイルの端末代金の支払いの残り・残債はどうなる?
楽天モバイルでスマホを分割払いで購入していて、まだ支払いが残っている場合は、UQモバイルに乗り換えても端末代金の支払いは継続します。
楽天モバイルからUQモバイルに乗り換えたからといって、端末代金の支払いの残りがチャラになるようなことは絶対にありません。
たとえば楽天モバイルでスマホを24回払いで購入して、20回目の支払月(20ヶ月目)にUQモバイルに乗り換えたとすると、UQモバイルに乗り換えた後も残り4回分(4ヶ月分)の支払いは必要です。
楽天モバイルのキャリアメールアドレスはUQモバイルでも使いたいんだけど?
そんな人いないと思いますが、どうしても楽天モバイルのメールアドレス・楽メール(xxx@rakumail.jp)をUQモバイルで使いたい人は、UQモバイルに乗り換え完了日から31日間以内に、楽メール持ち運び | オプションサービス | 楽天モバイルを申し込んでください。
楽天モバイルのスマホはUQモバイルでも使える?
iPhoneは絶対に使えます。Androidスマホも絶対に使えます。
楽天モバイルのスマホの対応周波数帯は、取り扱い製品の対応周波数帯一覧 | 製品 | 楽天モバイルで確認できますが、全てのスマホがau回線(LTE Band 1/18/26)に対応しています。
楽天モバイルの「パートナー回線」は、au(KDDI)にお金を払ってau回線でデータ通信や音声通話が利用できるようにしています。
そのため、楽天モバイルから発売されているAndroidスマホはau回線には絶対に対応しています。
iPhoneはドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線/楽天モバイル回線すべてに対応している無敵のスマホです。