IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説。
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IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるべき?迷っている人へ徹底解説
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えを検討しているけれど、「乗り換えたほうが本当にお得なのか?」「通信は問題ないのか?」と迷っていませんか?
楽天モバイルは、データ使用量に応じたシンプルな料金プランや、専用アプリ「Rakuten Link」を使った国内通話無料など、IIJmioにはないメリットが多数あります。
一方で、乗り換えにあたっては「料金が上がる可能性」や「エリアによる通信品質の違い」など、注意すべきポイントも存在します。
この記事では、IIJmioから楽天モバイルへ乗り換えるメリット・デメリット、注意点、手順、ベストなタイミングまで、まるごとわかりやすく解説します。
「楽天モバイルに乗り換えるべきかどうか?」を冷静に判断できるよう、ぜひ最後までチェックしてください!
IIJmioから楽天モバイルに乗り換え(MNP)の基本的な手順を解説

【手順①】SIMを入れて使いたいスマホが「楽天回線対応製品」かどうか確認

IIJmioで購入したスマホや、Amazon・家電量販店などで購入したSIMフリー端末を楽天モバイルで使う場合、
まずは使いたいスマホが「楽天回線対応製品」かどうかを必ず確認してください。
楽天回線対応製品とは、楽天モバイルが公式に動作確認を行い、データ通信・通話・SMSなどの利用が保証されている端末を指します。
楽天回線対応製品に該当するスマホであれば、楽天モバイルのSIMカード・eSIMを挿して問題なく利用できます。
一方で、未対応端末の場合は、一部機能が使えないリスクや自己責任利用になるため注意しましょう。
楽天回線対応製品の確認ポイント

- 使いたいスマホが楽天モバイル公式サイトの「対応製品一覧」に掲載されているか
- 利用予定のSIMタイプ(物理SIM/eSIM)にも対応しているか
iPhoneの場合
- iPhoneは【iPhone 6s以降】のモデルであれば、「楽天回線対応製品」に指定されています
- SIMフリー版はもちろん、キャリア版をSIMロック解除してSIMフリー化したiPhoneでも問題なく利用可能です
Androidスマホの場合
- Androidスマホは、機種ごとに対応状況が異なります
- 特にSIMフリー版・キャリア版(SIMロック解除済み)を問わず、楽天モバイルの「楽天回線対応製品」で必ず確認してください
- Android機種によっては、対応していない周波数帯(バンド)があるため、データ通信はできても通話が不安定になる可能性があります
【手順②】MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するか決める

IIJmioから楽天モバイルに乗り換える際は、MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するかを決めましょう。
手続き方法 | 特徴 |
---|---|
MNPワンストップ | MNP予約番号不要でそのまま申し込み可能 |
MNP予約番号発行 | IIJmioマイページから発行→楽天モバイル申し込み |
MNPワンストップ方式とは
- IIJmioと楽天モバイルは、どちらもMNPワンストップ方式に対応しています
- MNPワンストップを使えば、IIJmioでのMNP予約番号発行が不要になり、楽天モバイルへの乗り換え手続きがよりスムーズに進みます
- 2024年3月26日から、IIJmioもMNPワンストップ対応になりました
MNPワンストップの詳細は、MNP予約番号なしで乗り換えできる!MNPワンストップをご覧ください。
MNP予約番号を発行して乗り換える場合

従来通り、IIJmioのマイページからMNP予約番号を発行して乗り換える方法も選べます。
IIJmio特有の注意事項としては、MNP予約番号の発行の手続きをしてから実際に発行されるまでに最短で1日(翌日23時以降~)最大4日かかるということです。IIJmioは訳分からないくらい発行に時間がかかります。
- MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間
- 楽天モバイルは有効期限が7日以上残っている状態で申し込みが必要
- 「MNP予約番号の発行」=IIJmioの解約ではない
- MNP予約番号の有効期限が切れてもIIJmioとの契約は継続
【手順③】楽天モバイルの契約に必要なものを用意する
IIJmioから楽天モバイルへ乗り換える際には、事前に契約に必要なものをしっかり準備しておきましょう。不備があると手続きが途中で止まってしまうため、申込前に必ず確認してください。
楽天モバイルの契約に必要なもの一覧
項目 | 詳細 |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカードなど |
楽天会員ユーザーID・パスワード | 楽天モバイル申込時に必須 |
クレジットカードまたは銀行口座情報 | 支払い方法登録用 |
MNP予約番号 | ※MNPワンストップを利用しない場合 |
楽天回線に対応したスマートフォン | SIMカード/eSIMを契約する場合は楽天回線対応製品が必要 |
本人確認書類
楽天モバイルの契約時には、本人確認書類の提出が必須です。以下のいずれかの書類を用意してください。
【本人確認書類(単体で提出できるもの)】
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
【本人確認書類(補助書類が必要なもの)】
- 健康保険証(+補助書類)
- 日本国パスポート(+補助書類)
- 住民基本台帳カード(+補助書類)
楽天会員ユーザーID/パスワード
楽天モバイルを申し込む際には、本人確認書類に記載されている情報と楽天会員情報が一致している必要があります。
楽天会員ではない場合は楽天会員登録してください。
支払いに必要なもの
楽天モバイルの料金支払いには、以下のいずれかを登録する必要があります。
- クレジットカード
- 銀行口座振替(楽天銀行・都市銀行など対応)
【手順④】楽天モバイルを申し込む

契約に必要なものを用意して、楽天モバイル公式サイトからSIMやスマホを申し込んでください。
- 楽天モバイル公式サイトにアクセスする
- 【新規/乗り換え(MNP)お申し込み】ボタンや【お申し込み】ボタンをタップ
- 「Rakuten最強プラン」の【プランを選択する】をタップ
- SIMタイプは【SIMカード】または【eSIM】を選択する
- SIMのみ契約する場合は、【この内容で申し込む】をタップする。スマホも申し込む場合は【製品選択へ進む】をタップする
- 契約者情報を確認する(住所氏名が合っているか確認)
- 本人確認方法を選択する
- 「電話番号の選択」では、【他社から乗り換え(MNP)】を選択する
- お届けと支払い方法を選択する
- 申込内容を確認、重要事項説明や利用規約を確認し、楽天モバイル申し込み完了
本人確認方法の選び方

本人確認方法は、SIMカードやスマホセット契約時は「本人確認書類をアップロード」を選択してください。どうせ発送されて手元に届くまで数日かかるので、「AIかんたん本人確認(eKYC)」を利用するメリットは微塵もありません。
eSIMのみ契約時は絶対に「AIかんたん本人確認(eKYC)」を選択してください。最短3分で楽天モバイルが開通します。
製品セット(スマホ同時購入)の申し込み手順
- 【製品選択へ進む】をタップするとiPhoneまたはスマートフォンを選択し、【製品を選ぶ】をタップ
- 製品のカラー・メモリ・支払い回数を選択し、【カートに追加する】をタップ
- 購入の製品につける製品保証や、関連アクセサリーを選択(任意)
- 最下部の申し込み内容を確認して【この内容で申し込む】をタップ
【手順⑤】申込完了後に「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」が必要

楽天モバイルに申し込んだだけでは、乗り換え(MNP)は完了しません。申し込み後に「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」手続きが必要です。
この申請をしないと、電話番号が引き継がれず、開通作業も進まないので注意してください。
MNPワンストップ・MNP予約番号どちらでも申請が必要
- MNPワンストップを利用した場合でも、
- MNP予約番号を発行して申し込んだ場合でも、
楽天モバイル側で【MNP申請】を実施する必要があります。
すでにIIJmioでMNP予約番号を発行して申し込んだ場合は、MNPワンストップは利用できません。必ず「MNP予約番号発行済み」の選択肢を使って申請します
電話番号引き継ぎ(MNP)申請の手順
- my楽天モバイルの「申し込み履歴」にアクセスする
- 該当の申込番号内にある【電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする】をタップする
- 通信会社の選択画面で、次のように選択する
- MNPワンストップを利用する場合
- 現在ご利用中の通信会社を教えて下さいでは【IIJmio】を選択
- MNP予約番号を発行している場合は
- 「MNP予約番号を発行済みまたは上記以外の通信会社」を選択
- MNP予約番号や有効期限を入力
楽天モバイル(楽天回線)の開通手順、初期設定手順を解説

【手順①】楽天回線を開通する(my 楽天モバイルでMNP開通手続きを行う)

楽天モバイルへの申し込みが完了し、SIMカードやeSIMが届いたら「MNP開通手続き」を行いましょう。この手続きを行うことで、楽天回線に切り替わり、IIJmioは自動で解約されます。
MNP開通の操作方法(my 楽天モバイル)

楽天モバイル側でMNP転入の準備が整うと、「my 楽天モバイル」内に【転入を開始する】ボタンが表示されます。このボタンを押す=MNP開通手続きを実施することで、楽天回線への切り替えが実行されます。
MNP開通手順
- my 楽天モバイルにログイン
- my楽天モバイル画面内にある、「申込番号 #◯◯◯◯◯◯」をタップする
- 「転入を開始する」をタップする
- 注意事項を確認し、「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れる
- 「MNP転入を開始する」をタップする
- 申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されたら完了するまで待機する
IIJmioは楽天モバイルの回線切り替え完了後に自動的に解約されます
MNP転入ボタンを押すタイミングと操作場所
契約タイプ | 押すタイミング | 操作場所 |
---|---|---|
SIMカードのみ 端末セット契約 | SIMカードや端末が届いてから | PC・スマホのWeb版「my楽天モバイル」 |
eSIM契約(即時開通) | 9:00〜21:00の間 | 開通させたい端末でアプリ版「my楽天モバイル」 |
eSIM+端末セット契約 | 端末が届き、初期設定とデータ移行完了後に押す | 開通させたい端末でアプリ版「my楽天モバイル」 |
SIMや端末が届く前に状態で操作すると、IIJmio回線が使えなくなりスマホが圏外になります。必ず適切なタイミングで行ってください
MNP開通手続きの受付時間と反映タイミング
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中に開通処理が完了します |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降に開通処理される |
※21時直前の申請は、当日中に切り替えが完了しない可能性があります。可能であれば、余裕を持って20時までに申請するのが安心です。
MNP予約番号の有効期限に関する注意点
- MNP予約番号の有効期限が迫っている場合、楽天モバイル側で自動的にMNP開通処理が行われることがあります
- その場合、eSIMの設定やSIMの挿入が済んでいないと通信不可になる恐れがあります
- したがって、有効期限ギリギリになる前に【転入を開始する】をタップして、手動で確実に開通させましょう
特にeSIM契約は注意
楽天モバイルのeSIMは、開通処理後にeSIMプロファイルをダウンロードする必要がありますが、この作業にはWi-Fi環境が必須です。
楽天モバイル回線が未開通の状態ではモバイルデータ通信が使えないため、事前にWi-Fiが使える場所で開通作業を行うか、環境を整えてから進めてください。
【手順②】スマホにSIMカードを入れる/eSIM開通手続きを行う

楽天モバイルで「MNP開通手続き」が完了したら、次は実際にスマホで楽天回線を使えるように設定します。契約内容に応じて、以下のいずれかの方法で回線の開通を進めてください。
SIMカード契約の場合(物理SIM)
「MNP開通手続き」が完了したら、次は実際にスマホで楽天回線を使えるように設定しましょう。契約したSIMの種類に応じて、以下の手順を実施してください。
SIMカード契約の場合(物理SIM)
楽天モバイルのSIMカードが手元に届いていて、MNP開通手続きも完了している場合は、スマホにSIMカードを差し替えるだけで楽天回線が利用可能になります。
- スマホの電源をオフにする
- 現在入っているIIJmioのSIMカードを取り出す
- 楽天モバイルのSIMカード(nanoSIM)を端末に挿入する
- スマホを再起動する
楽天回線対応製品であれば、APN設定は自動で完了します。通信が始まればそのまま使い始めてOKです
eSIM契約の場合(プロファイルのダウンロード)

eSIMで申し込んだ人は、「my 楽天モバイル」アプリを使って、eSIMプロファイルをダウンロード&有効化します。
- 楽天モバイルのeSIMを使いたい端末で【my 楽天モバイル】アプリを開く
- ホーム画面から【お申し込み履歴を見る】をタップ
- 該当の申込番号を選び、【eSIM開通手続きへ進む】をタップ
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら完了!
iPhone特有の追加ステップは「モバイル通信プランの追加」
iPhoneでは開通後、モバイル通信プランの追加画面が表示されることがあります。
- 【モバイル通信プランのインストール】と表示されたら【続ける】をタップ
- 【eSIMのアクティベート】が完了するまで待つ
- 電波が入り、通信が開始されたらOK
設定後の確認ポイント
- モバイルデータ通信が有効になっているか
- Wi-Fiをオフにしても通信できるか(回線開通の確認)
- 圏外表示のままになっている場合は、再起動・機内モードオンオフ・設定リセットなどで改善することがあります
【手順③】端末でAPN設定を行う

楽天モバイルのSIM/eSIMをスマホに設定した後、正しく楽天回線で通信できるようにするために「APN設定8アクセスポイントの設定)」が必要な場合があります。
楽天回線対応製品ならAPN設定は不要
- 楽天モバイルで販売されているスマホ
- 楽天回線対応製品のiPhone/Androidスマホ
これらの端末は、SIMを入れるだけでAPNが自動設定されるため、原則として操作不要です。
【iPhoneの場合】キャリア設定アップデートが必要

iPhone 6s以降は楽天回線に対応していますが、SIMを入れたあとにキャリア設定アップデートの案内が表示されることがあります。表示が出たら【アップデート】をタップしてください。表示されない場合はすでに最新状態です。
手動で確認する場合は、【設定】→【一般】→【情報】を開くと、アップデートが必要な場合にポップアップが表示されます。
【iPhoneは注意】IIJmioのAPNプロファイルは削除

過去にIIJmioで使っていたiPhoneの場合、IIJmioのAPN構成プロファイルが残っていると楽天モバイルに接続できないことがあります。
削除する手順
- 「設定」→「一般」をタップ
- 「VPNとデバイス管理」をタップ
- 削除するAPN構成プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップする
- パスコードを入力して「削除」をタップし、IIJmioの構成プロファイルが削除されたことを確認する
楽天回線非対応のAndroidスマホは手動設定が必要
楽天回線対応製品ではないAndroidスマホを利用する場合は、APN設定が手動で必要になります。詳細は他社で利用していた製品でAPN設定は必要ですか?をご覧ください。
【手順④】楽天モバイルの開通を確認する

SIMカードの挿入またはeSIMの設定が完了したら、楽天モバイルの回線が正常に開通しているかを確認しましょう。
スマホ画面で開通を確認する方法
- Wi-Fiをオフにする
- 画面上部のアンテナマークの隣に「4G」「Rakuten 4G」「Rakuten 5G」または「5G」と表示されているか確認
- SafariやChromeなどのブラウザアプリを起動して、楽天回線経由でWEBサイトにアクセスできることを確認
- Googleなどにアクセスしてみましょう
楽天モバイルとIIJmioの料金プラン比較
IIJmioのほうが月間データ容量の選択肢が豊富で、毎月数GBしか利用していない人はIIJmioのほうが圧倒的に安いです。
キャリア名 | 料金プラン | 月額基本料金 |
---|---|---|
IIJmio | ギガプラン | 【2ギガプラン】月額850円 【5ギガプラン】月額990円 【10ギガプラン】月額1,500円 【15ギガプラン】月額1,800円 【20ギガプラン】月額2,000円 【30ギガプラン】月額2,700円 【40ギガプラン】月額3,300円 【50ギガプラン】月額3,900円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 【3GBまで】1,078円 【20GBまで】2,178円 【20GB超過後】3,278円 |
料金だけを単純に比較すると、毎月のデータ使用量が10GB以下の場合はIIJmioの方が明らかに安いです。たとえば10GB利用時にはIIJmioなら1,500円で済むのに対し、楽天モバイルではデータ使用量に応じて2,178円かかるため、同じ通信量でも割高になってしまいます。
しかし、毎月20GBを超えるような大容量の通信をしている場合は話が変わってきます。IIJmioの場合、50GBプランを選ぶと月額3,900円がかかりますが、
楽天モバイルなら20GBを超えても無制限で3,278円に固定されます。つまり、20GBを少しでも超えるのであれば、楽天モバイルに乗り換えたほうが料金が安くなるうえ、通信量を気にせず使い放題になるため、ストレスも少なくなります。
まとめると、月々のデータ使用量が10GB未満ならIIJmioのまま使い続けるほうが明らかに安いですが、20GBを超えるヘビーユーザーであれば、楽天モバイルに乗り換えたほうが料金面でも利便性の面でもお得です。逆に、3GB以下しか使わない場合に楽天モバイルを契約してしまうと、IIJmioの2GBプラン(月額850円)や5GBプラン(月額990円)よりも高くついてしまうため注意が必要です。
乗り換えを検討する際は、今使っているスマホのデータ使用量を一度確認してから判断するといいでしょう。
楽天モバイル Rakuten最強プランのメリット・特徴まとめ

- 日本全国の通信エリアで、楽天回線エリア・パートナー回線エリアどちらもデータ高速無制限で利用可能
- 楽天モバイルの料金プランは1プラン。利用するデータ量によって料金が決まる
- Rakuten Linkアプリを使って通話すれば国内通話無料に
- 追加料金なしで、80以上の国と地域で海外データ通信(海外ローミング)が毎月2GBまで無料
- 違約金(契約解除料)無料、MNP転出手数料無料、eSIMの再発行手数料無料
- 新型iPhoneをキャリア最安値・楽天ポイント還元で安く契約できる
- 楽天市場の買い物が毎日全員ポイント5倍になり、楽天ポイントが貯まる・使える
- クレジットカード払い、口座振替、楽天ポイント払いなど支払い方法が豊富
- 実店舗があるため、店舗でのサポートを受けられる
- 15分(標準)通話かけ放題、楽メールなどのオプションサービスあり
楽天モバイルは2024年から家族割引サービスや学割サービスを導入しています。家族で利用するともっとお得になります。
データ高速無制限で利用可能

Rakuten最強プランは、業界最高水準人口カバー率99.9%で、楽天回線エリア・パートナー回線エリアどこでも高速データ通信が無制限で使い放題です。
楽天モバイルの正式サービス開始から2023年5月31日までの料金プランまでは、「楽天回線エリアはデータ無制限で使い放題だけど、パートナー回線エリアは月5GBまで」という制限が設けられていました。
2023年6月1日より提供開始されているRakuten最強プランではその制限が撤廃され、パートナー回線でもデータ無制限で使い放題になっています。また、過去に実施されていた、「1日10GB以上データ通信すると最大3Mbpsに速度制限」も2022年10月に撤廃されたようで、真のデータ使い放題になっています。
Rakuten UN-LIMIT VII | Rakuten最強プラン | |
---|---|---|
提供時期 | 2023年5月31日まで | 2023年6月1日~現在 |
データ容量 | 楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):5GB/月 ※容量超過後は最大1Mbps パートナー回線(海外):2GB/月 ※容量超過後は最大128kbps | 楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):制限撤廃 パートナー回線(海外):2GB/月 ※容量超過後は最大128kbps |
楽天モバイルの料金プランは1プラン。利用するデータ量によって料金が決まる

楽天モバイルの料金プランはすべての人に最適なワンプランです。楽天モバイルの月額料金は、毎月のデータ利用量で支払金額が決まります。
月額基本料金は、月のデータ利用量が3GBまでは月額1,078円、3GB超過後~20GBまでは月額2,178円、20GB超過後はどれだけ使っても月額3,278円です。100GB使っても200GB使っても、300GB使っても月額3,278円で無制限に利用できます。
2月はほとんどデータ通信しなかったけど、3月は旅行に行って20GB近くデータ通信するなど、毎月のデータ利用量に波がある人も安心ですね。
家族で利用する場合は「最強家族プログラム」、子供は「最強青春プログラム」や「最強こどもプログラム」が利用できてもっとお得になります。割引サービスの詳細は以下の記事をご覧ください。
Rakuten Linkアプリを使って通話すれば通話料無料に

楽天モバイルで提供されている専用アプリ「Rakuten Link」アプリを使って電話をかけると、今お使いの電話番号そのままで、他の携帯電話会社のケータイ、固定電話を含む国内通話が無料でかけられます。海外の対象国と地域からであれば、日本国内へは無料で電話がかけられます。
Rakuten Link同士ならメッセージの送受信無料、楽天モバイルのドメイン(@rakuten.ne.jp)でメールサービスが無料で利用可能などのメリットもあります。
Rakuten Linkは、AndroidならAndroid 9以降を搭載した楽天モバイル対応製品、iPhoneはiOS 14.4以降を搭載した機種で利用できます。
Rakuten Linkアプリを使わずに通話すると、通常の通話料(30秒あたり22円)がかかるため注意が必要です
楽天ポイントがたまる・使える(楽天モバイルの支払い充当OK)

Rakuten最強プランの契約者は2023年12月1日からポイントが毎日全員5倍になります。
さらに、その他グループサービスを利用すると、楽天ポイントが最大17.5倍になります。(SPU全達成の場合。獲得ポイント上限あり)
楽天モバイルの支払いで自動的にポイントが貯まります。月々の支払い100円(税別)につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。
貯まったポイントは、楽天モバイルの月々の支払いに利用できます。1ポイント=1円分から利用できます。期間限定ポイントも対象です。利用するポイント数は毎月変更できます。
楽天グループのサービスはもちろん、コンビニやガソリンスタンドなどで貯まった楽天ポイントは、通話料や月額基本料の支払いに利用することができます。
支払い方法が豊富

楽天モバイルでは、クレジットカード・デビットカード、口座振替、代金引換、楽天ポイント利用などの支払い方法が用意されています。
格安SIMだと支払い方法はクレジットカードのみがほとんどですが、楽天モバイルはそもそも格安SIM(MVNO)ではなくMNOです。
月額利用料 | 製品代金 | |
---|---|---|
クレジットカード 楽天銀行デビットカード 他社発行のデビットカード | ○ | ○ |
口座振替 | ○ | × |
代金引換 | × | ○ |
楽天ポイント利用 | ○ | ◯ |
口座振替でも契約できますが、支払いできるのは月額利用料だけで、製品代金の支払いはクレジットカード・デビットカード・代金引換などで支払う必要があります。
楽天モバイル実店舗が近くにあれば、各種手続きが対面で可能

もしも現在住んでいる地域に楽天モバイルの実店舗があれば、楽天モバイルの各種手続きが対面でできます。
2022年3月8日時点で、全都道府県に出店している楽天モバイルショップの店舗数が合計1000店舗を突破しています。
楽天モバイル店舗では、
- 回線契約や名義変更などの各種手続き
- Rakutenオリジナル製品の故障受付
- あんしん操作サポート
- データ移行サポート
などを受けられます。検索してもどうしても解決できないときは、楽天モバイルショップに行くといいでしょう。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えの注意点やデメリット

- 楽天モバイルはプランが1種類しかなく、細かいデータ容量の選択ができない
- 3GB以下の利用でも楽天モバイルのほうが高くなる場合がある
- 楽天回線エリアはまだまだ整備中
- 楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に切り替わるが、通信速度が不安定な地域もある
- 端末が楽天回線対応製品でない場合、通信や通話が不安定になるリスクがある
- Rakuten Linkを使わずに通話すると通話料発生&無料対象外の通話あり、通常通話料金がIIJmioよりも高い
- 余ったデータ容量の翌月繰越・シェアができなくなる
- IIJmioの割引やキャンペーン(ギガプラン割引など)が利用できなくなる
- MNPワンストップ方式を利用する場合でも、申し込み後にMNP申請が必要
- IIJmioではMNP予約番号の発行に最短1日〜最大4日かかるため、発行タイミングに注意が必要
楽天モバイルはプランが1種類しかなく、細かいデータ容量の選択ができない
楽天モバイルでは、契約できるプランが「Rakuten最強プラン」1種類しか用意されていません。
そのため、IIJmioのように2GB、5GB、10GBといった細かいデータ容量を選択することができず、使った通信量に応じて自動で料金が決まる仕組みになっています。
毎月の利用スタイルに合わせてプランを細かく選びたい人にとっては、やや自由度が低いと感じるかもしれません。
3GB以下の利用でも楽天モバイルのほうが高くなる場合がある
楽天モバイルでは、3GBまでの月額料金が1,078円に設定されています。
一方で、IIJmioの2GBプランなら月額850円、5GBプランでも月額990円で利用できるため、月に3GB以下しかデータ通信を使わない人にとっては、楽天モバイルの方がかえって料金が高くなってしまうケースがあります。
特にライトユーザーの場合は、料金負担が増える可能性があるため注意が必要です。
楽天モバイルのエリアはまだまだ整備中

楽天モバイルが自社で展開している「楽天回線エリア」は、サービス開始から数年が経った今でも、完全に整備されているわけではありません。
特に地下やビルの奥まった場所、郊外エリアでは楽天回線の電波が弱く、圏外になってしまうケースもあります。この対策として、楽天モバイルではパートナー回線(au回線)を利用できる仕組みを用意していますが、パートナー回線エリアも完璧とは言いがたく、状況によっては通信速度が遅くなったり、不安定になることもあります。
また、IIJmioではドコモ回線かau回線を選んで契約できましたが、楽天モバイルでは「楽天回線+パートナー回線」という運用に固定されます。回線の選択肢が狭まることで、利用する場所によってはIIJmio時代より通信品質が悪く感じる可能性もあります。
さらに、楽天モバイルは2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスを開始しましたが、現時点では全国に満遍なく行き渡っているわけではありません。特定の市町村、限られた基地局のみでのスタートとなっているため、プラチナバンドによる改善効果を実感できない地域もまだ多いのが実情です。
乗り換えを検討する際は、楽天モバイルの公式エリアマップを事前にチェックし、普段よく利用するエリアが楽天回線対応エリア内か、パートナー回線エリアなのかを必ず確認しておくことをおすすめします。
また、端末が楽天回線対応製品でない場合、通信や通話が不安定になるリスクもあります。あわせて楽天回線対応製品かどうかも確認しましょう。
Rakuten Linkを使わずに通話すると通話料発生&無料対象外の通話あり

楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を使って発信することで、国内通話が無料で利用できる仕組みになっています。しかし、うっかりRakuten Linkアプリを使わずに電話を発信した場合、通話料が30秒ごとに22円かかります。
IIJmioは音声通話の通常料金は30秒ごとに11円、ファミリー通話割引利用時は30秒ごとに8.8円なので、単純な通話料だけを比較すると、楽天モバイルは通話料金が割高になりやすい点に注意が必要です。
また、Rakuten Linkアプリを使って電話を発信しても(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。
楽天モバイルでは、スマートフォンの標準アプリを使って1回15分以内の国内通話がかけ放題になる「15分(標準)通話かけ放題」オプションも用意されています。このオプションを利用すれば、Rakuten Linkアプリを経由しなくても、通常の電話アプリから快適に通話ができる点が魅力です。
ただし「15分かけ放題」もRakuten Link同様に、(0180)、(0570)、(188など)への通話はかけ放題の対象外となっており、これらへの発信は別途通話料金が発生します。
普段使いには便利なオプションですが、特番や有料サービスへの発信が多い場合は、追加料金がかかる可能性がある点に注意が必要です。
データ容量シェア機能・プレゼント機能が利用できなくなる
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えると、データ容量シェア機能、プレゼント機能が利用できなくなります。
データ容量シェアとは、同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアできる仕組みのことです。シェアするグループを複数作成できるため、様々な使い方ができます。同一mioID内であれば、契約している回線の機能やタイプ(ドコモ回線・au回線)が異なっていてもデータ容量をシェアすることができます。
データ容量プレゼントとは、同一mioID内で契約する回線のデータ容量をプレゼントできる仕組みのことです。毎月のデータ量も、別で購入した追加データ量もプレゼントできます。データ量の有効期限を確認してプレゼントすることもできます。
MNP予約番号の発行に時間がかかることがある
IIJmioでMNP予約番号を発行すると、タイミングによっては最大4日までかかる可能性があります。
※予約番号の発行完了までは、最短で1日(翌日23時以降)〜最大4日程度かかります。
※予約番号の発行完了後、ご登録メールアドレス宛に予約番号および有効期限情報をお送りします。
※予約番号の有効期限は、弊社で予約番号を発行した日を含めて15日間です。予約有効期間を過ぎると、予約番号は失効となります。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えでよくある質問

IIJmioで購入したAndroidスマホは楽天モバイルでも使える?
はい、基本的に問題なく使えます。
IIJmioで販売されているSIMフリー版のAndroidスマートフォンは、Amazonや家電量販店などで販売されている端末と同じ仕様になっており、楽天モバイルの「楽天回線対応製品」に該当していれば、そのまま利用を続けることができます。
IIJmioが各スマホメーカーから直接仕入れて販売しているため、特殊な仕様になっている心配もありません。
楽天モバイルで利用する際は、念のため楽天公式サイトの「楽天回線対応製品一覧」で自分の端末が掲載されているかを確認しておくと安心です。
IIJmioで購入したiPhoneは楽天モバイルでも使える?
iPhoneについても問題なく使えます。
IIJmioで販売されているiPhoneは、SIMロックがかかっていないモデル、もしくはSIMロック解除済みモデルが販売されています。楽天回線対応機種に指定されている「iPhone 6s以降」であれば、楽天モバイルの回線で問題なく利用可能です。
なお、IIJmioでは購入時にSIMフリー版かキャリア解除版かの個別指定はできませんが、海外版端末は取り扱っていないため、日本国内向け仕様のiPhoneが提供されています。
IIJmioから楽天モバイルに乗り換えるとき、ベストなタイミングはいつ?
月末日までに乗り換えが完了するように楽天モバイルを申し込むことをオススメします。
IIJmioは、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、日割り計算されずに1ヶ月分の支払いが必要になります。
一方で、楽天モバイルの料金は、契約初月から使ったデータ量に応じた従量課金制になっており、いつ申し込んでも構いません。
しかし、月末ギリギリに申し込みをしてしまうと、楽天モバイルのSIMカード到着やMNP開通手続きが月をまたいでしまうリスクがあります。
たとえば、1月29日に楽天モバイルのSIMカードを申し込んだ場合でも、2月1日にSIMカードが届き、2月1日に開通手続きをすると、IIJmio側の解約が2月1日付けになり、1月分だけでなく2月分の月額料金も満額請求されてしまいます。
こうした無駄な支払いを防ぐためにも、できるだけ月の中旬頃までに楽天モバイルの申し込みを済ませ、月末までにMNP開通を完了させる計画を立てておくと安心です。
楽天モバイルに乗り換えるときにIIJmio側で発生する費用は?
基本的に、大きな解約金や転出手数料は発生しませんが、いくつか注意点があります。
IIJmioのギガプラン契約の場合、音声通話機能解除調停金(いわゆる契約解除料)は発生しません。また、MNP転出手数料も無料となっているため、楽天モバイルへ乗り換えるために特別な費用がかかることはありません。
ただし、IIJmioでは解約月やMNP転出月の月額料金が日割り計算されず、1ヶ月分満額で請求されます。
たとえば月初に乗り換えた場合でも、その月の利用料金はまるまる1ヶ月分支払う必要があるため、タイミングによってはやや割高に感じることがあります。
楽天モバイル側で契約時に発生する費用は?
楽天モバイルは、契約時の事務手数料が無料です。そのため、申し込み時点で別途初期費用がかかることはありません。
ただし、楽天モバイルでは「契約初月の月額料金が日割り計算される」という仕組みは採用されていません。
契約した月の利用料金は、実際に使用したデータ量に応じてしっかり請求される形になります。
たとえば、契約した月に2GBだけデータ通信を利用した場合は月額1,078円、100GB以上利用した場合でも、上限である月額3,278円が請求されます。
楽天モバイルはデータ使用量に応じた段階制料金ですが、基本料金の”日割り”という概念は存在しないため、月途中の契約でもデータ利用量次第でしっかり課金される点に注意が必要です。
楽天モバイルの製品が手元に届くまで・開通まで何日かかる?
申し込むもの | 開通までの日数 |
---|---|
SIMカード | 配送日時指定なしなら最短2日でお届け |
スマホセット | 配送日時指定なしなら最短2日でお届け |
eSIM | 最短5分で開通 |
eSIMなら配送を待つ必要がないため、手続き完了後すぐに楽天モバイルの回線を利用開始できるのが特徴です。
なお、乗り換え(MNP)で楽天モバイルに申し込む場合は、開通受付時間にも注意が必要です。
MNP開通手続きを行う時間帯によっては当日中に開通できず、翌営業日扱いになる場合もあります。
eSIMの場合でも、MNP開通受付時間を過ぎてしまうと即日開通はできないため、開通作業はなるべく早めに済ませることをおすすめします。