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UQモバイルのデメリット・注意点とメリットを徹底解説。契約前に不安を解消!

UQモバイルのメリット・デメリットまとめ。

目次

UQモバイルに乗り換えるメリット(料金編)

3つの料金プランが選べる

UQモバイルはコミコミプラン+、トクトクプラン、ミニミニプランの3つの料金プランを提供しています。

プラン名コミコミプラン+トクトクプランミニミニプラン
月間利用データ量33GB15GB4GB
増量オプションⅡ利用時
(月額550円)
最大38GB最大20GB最大6GB
国内通話料1回10分以内の
通話料無料
30秒ごとに22円30秒ごとに22円
データ容量超過後/
速度制限時の通信速度
最大1Mbps最大1Mbps最大300kbps
節約モード利用不可利用不可利用可能
月額基本料金
(割引前)
月額3,278円月額3,465円
(1GB以下は月額2,277円)
月額2,365円

コミコミプラン+は、月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GBあわせて月33GB利用できます。

大手キャリアを契約している人は、UQモバイルに乗り換えれば通信費が大幅に安くなるでしょう。人によっては同じデータ容量で通信費は半額以下の金額になるかもしれませんね。

2年縛りなどの契約期間の縛りがない。契約解除料等も無料

UQモバイルには2年縛りはありません。

契約解除料は2022年3月31日をもって廃止されています。MNP転出手数料は2021年4月1日より無料になっています。

これからUQモバイルを契約して、将来的に他社へ転出するとき、純粋に解約するときに、契約解除料やMNP転出手数料が発生することはありません。

ただし、2024年6月1日以降に新規契約した回線(対象回線)が1年以内に解約され、以下のいずれかに該当する場合、990円の契約解除料が発生します。

契約解除料を請求する条件

  • ①利用実態がない場合
  • ②対象回線の解約日以降の1年以内に、同一名義のほかの回線(契約期間1年以内)が解約されていた場合

契約解除料の金額

通常の解約の場合:0円
上記の条件①または②のいずれかに該当する解約の場合:990円

自宅セット割に加入で毎月最大1,100円割引

トクトクプラン・ミニミニプランを契約の場合、自宅セット割インターネットコースとでんきコースのどちらかが利用できれば、毎月1,100円割引が適用されます。

インターネットコースは、自宅のauひかりや全国のケーブルテレビ・電力系通信事業者 (PNJ) など提携先のインターネットサービス (ネット+電話 ) やau ホームルーター 5G などの利用により割引を適用するコースです。

でんきコースは、auでんき・UQでんきのご利用により割引を適用するコースです。

自宅セット割(でんきコース)

「でんきコース」は対象料金プランとauでんきを契約していると適用対象になり、毎月最大1,100円割引されます。

典内容申込翌月から以下の金額を割り引き
トクトクプラン、ミニミニプラン:1,100円/月
くりこしプランS/M +5G:638円/月
くりこしプランL +5G:858円/月
対象サービス「auでんき」
「UQでんき」利用中の人は「UQでんき」で自宅セット割に申込OK
対象プラントクトクプラン
ミニミニプラン
くりこしプラン +5G(S/M/L)
条件①+②に加入
①UQ mobileで対象の料金プラン
②auでんき

自宅セット割(インターネットコース)

「インターネットコース」は対象料金プランとauのインターネットサービスを契約していると適用対象になり、毎月最大1,100円割引されます。

特典内容申込翌月から以下の金額を割り引き
トクトクプラン、ミニミニプラン:1,100円/月
くりこしプランS/M +5G:638円/月
くりこしプランL +5G:858円/月
対象サービス「auひかり/auひかり ちゅら」など「自宅のインターネットサービス」(ネット+電話)または「au ホームルーター 5G/auスマートポート」「WiMAX +5G」などのルーターサービス
対象プラントクトクプラン
ミニミニプラン
くりこしプラン +5G(S/M/L)
条件①+②に加入
①UQ mobileで対象の料金プラン
②対象の自宅のインターネットサービス(ネット+電話)

家族セット割で毎月550円割引

家族セット割

対象料金プランに加入すると家族セット割が適用されます。家族2人以上の加入で毎月550円の割引となります。

UQ mobile回線合計10回線までとなります。家族がau回線を契約している場合au回線と合わせて10回線までとなります。

特典内容家族の方もそれぞれ550円/月を割り引き
条件<対象:①②すべて満たす方>
①家族であること
②「割引対象の料金プラン」に加入していること
割引対象
料金プラン
トクトクプラン
ミニミニプラン
家族人数の
カウント対象
料金プラン
コミコミプラン+
コミコミプラン
トクトクプラン
ミニミニプラン
くりこしプラン +5G(S/M/L)

au PAYカードお支払い割

トクトクプラン・ミニミニプランを契約の場合、au PAY カードでの支払いでUQ mobileの利用料金から毎月187円割り引きされます。

特典内容au PAY カードでの支払いでUQ mobileの利用料金から毎月割り引き
条件月末時点で登録されている支払方法がau PAY カード(au WALLET クレジットカード)であること
対象プラントクトクプラン・ミニミニプラン
申し込み不要
受付開始日2023年6月1日

60歳以上通話割

利用者の年齢が60歳以上の場合、トクトクプラン、ミニミニプランへの加入で通話オプション「通話放題」の月額料金がずーっと1,100円割引、メールサービスも無料になります。

項目内容
特典内容① 通話オプション「通話放題」または「かけ放題(24時間いつでも)」の月額料金を永年1,100円割引
② メールサービス(220円/月)が無料
適用条件対象料金プランで、対象通話オプションに加入している
通話オプション加入時点でご利用者が60歳以上
対象料金プラントクトクプラン/ミニミニプラン/くりこしプラン +5G/くりこしプラン
対象通話オプショントクトクプラン・ミニミニプラン:通話放題
くりこしプラン +5G:通話放題、かけ放題(24時間いつでも・新規受付終了)
くりこしプラン:かけ放題(24時間いつでも)

3つの通話オプションがある

内容料金
通話放題国内通話が
24時間かけ放題
月額1.980円(トクトク・ミニミニ)
月額1,100円(コミコミ+限定)
通話放題ライト1回10分以内の
国内通話が
24時間かけ放題
月額880円
(トクトク・ミニミニ)
通話パック60最大60分/月の
国内通話が定額
月額660円
(トクトク・ミニミニ)

コミコミプラン+・トクトクプラン・ミニミニプランでは3つの通話定額オプションが用意されています。利用状況に合わせて最適なオプションを選びましょう。

クレジットカードまたは口座振替が選択可能

UQモバイルの料金支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替が選択可能です。

2023年2月15日(水)より、UQ mobileオンラインショップでの新規、他社から乗りかえ(MNP)、スマホ単体購入時の支払い方法について、クレジットカードに加え「口座振替」も選択可能になりました。

UQモバイルに乗り換えるメリット(データ通信編)

auのサブブランドなので通信品質が良い

UQ mobileのプランは同じ月額料金で 4Gと5Gどちらも使えておトク

UQモバイルはauのサブブランドなので、au回線を使用してサービスを提供している格安SIMのなかではトップレベルで通信速度が良いです。

UQモバイルのプランは同じ月額料金で4Gと5Gどちらも使えてお得です。4G LTEは人口カバー率99%で全国幅広いエリアで使えます。au 5Gエリアも順次拡大中です。

格安SIMは利用者の増えるお昼休みや朝夕の通勤時間帯に通信速度が急激に低下する傾向にありますが、UQモバイルは時間帯問わずにいつでも安定した通信が期待できます。

【参考】UQモバイルの時間帯別の平均速度情報

以下は2023年12月1日時点のUQ mobileの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)です。

時間帯Ping下り
(ダウンロード)
上り
(アップロード)
45.14ms98.04Mbps15.63Mbps
50.6ms80.63Mbps13.82Mbps
夕方47.11ms83.93Mbps14.28Mbps
48.88ms84.0Mbps13.98Mbps
深夜45.38ms108.41Mbps13.64Mbps

iPhoneやAndroidスマホでテザリングが無料で利用できる

UQモバイルではテザリングが無料で利用できます。

iPhoneは2018年10月31日からテザリング機能の提供を開始しています。

余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能

ムダなくおトク!データくりこし

コミコミプラン+・トクトクプラン・ミニミニプランは、当月余ったデータ容量を翌月にくりこしできます。

たとえばコミコミプラン+(月33GB)で当月に31GB使って2GB余った場合は、翌月は35GBでスタートします。無駄なくデータ通信できますよ。

ギガがなくなっても速い

月間データ容量の超過後は通信速度の制限が実施され、コミコミプラン+とトクトクプランは最大1Mbps、ミニミニプランは最大300kbpsでデータ通信できます。

ただし、コミコミプラン+は月間のデータ利用量が50GBを超過した場合、当月末までの通信速度を最大128kbpsに制限します。

最大1MbpsあればLINE程度やSNS程度なら問題なし、YouTubeも画質を落とせばなんとか視聴できるでしょう。

ミニミニプランのみ「節約モード」が利用可能

2024年現在、ミニミニプランのみ「節約モード」という便利な機能が利用できます。節約モードをオンにすると通信速度が最大300kbpsになる代わりにデータ使い放題&データ消費ゼロで利用できます。

コミコミプラン+・トクトクプランでは節約モードは利用できません。

一度消滅した機能が復活することは無いので、今後料金プランが改定されても復活することはないでしょう。

UQモバイルに乗り換えるメリット(その他編)

店舗でのサポートを受けられる

  • UQスポット(UQ専売ショップ)
  • au Style
  • auショップ

でUQモバイルの取り扱いを行っています。

店舗スタッフに対面で、UQ mobileのご相談や契約手続き、アフターサービスを受けることが可能な場所が増え、オンライン契約に不慣れな方でも安心して利用できます。

ただし、UQモバイル公式オンラインショップで実施しているキャンペーンは、実店舗などでは実施していない可能性が高いです。

最大2万2000円割引を利用して、スマホを安く購入できる

UQモバイル公式オンラインショップでは、iPhoneやAndroidスマホのスマホ機種代金値引きを実施しています。

SIMフリー版を買ってくるよりもUQモバイルでスマホを購入したほうが大幅に安くなっていることもあります。

UQモバイルで販売されているiPhoneは機種代金値引きが適用されているおかげで、SIMフリー版を買ってきて使うよりも、UQモバイルでiPhoneを一括払いで買ってSIMロックを解除して使ったほうが安く済みます。

たとえばiPhone SE(第3世代)は、「他社から乗り換え」+「トクトクプラン/コミコミプラン+」+増量オプションⅡに加入して契約すると、UQ mobileオンラインショップおトク割が適用されて、2万2000円割引になります。

プラントクトクプラン/コミコミプラン+トクトクプラン/コミコミプラン+ミニミニプランミニミニプラン
増量オプションII加入あり加入なし加入あり加入なし
機種代金82,190円
UQ mobile
オンラインショップ おトク割
-22,000-16,500円
割引後機種代金
一括
(現金販売価格)
60,19065,690

auかんたん決済が利用可能

UQモバイルでは、auかんたん決済が利用可能です。

Google Play 、 App Store 、 Apple Music 、 iTunes Store 、 Apple Books で購入したアプリケーションやデジタルコンテンツ、ショッピング等の代金をUQ mobileの利用料金とまとめて支払いできる便利なサービスです。

キャリアメールアドレスは有料で使える

UQモバイルでは、「@uqmobile.jp」というキャリアメールアドレスが月額220円で提供されています。Androidスマートフォンでは「Cosmosia」アプリ、iPhoneでは「メッセージアプリ」で利用できます。

自動受信
メールアドレスの変更
メールサイズ最大3MB/通
サーバ保存期間
受信していないメールのみ対象
30日間
再送期間3日間を超えたメールは設定ページの新着問い合わせにより受信可能
添付ファイル
海外での利用
海外での利用には、5G対応料金プランへの加入が必要
Wi-Fi接続中での送受信
UQ mobileのSIMがスマートフォンに挿入されている必要あり
迷惑メールフィルタ
設定用ページの表示UQ mobile通信(5G・4G LTE)接続時に表示可能
Wi-Fi接続では表示できません

LINEの年齢確認ができない(情報が更新されていない可能性あり)

UQモバイルは、公式にはLINEの年齢認証(LINEの友だち検索でID検索、電話番号検索)に対応しておりません。

実は5G対応料金プランであれば年齢認証できるとか、UQモバイルの契約が紐づいている・連携されているau IDを利用すれば年齢認証できるとかいう未確認情報もあります。また、契約した当日やプラン変更が適用された当日は年齢認証ができないという情報もあります。

UQモバイルに乗り換えるデメリット(料金編)

他社格安SIMと比較すると料金が高い。割引が一切利用できないと高い

UQモバイルは他社格安SIMと比較すると料金が高いのがデメリットです。

UQモバイルで月額基本料金が一番安いのはミニミニプラン(月4GB)の月額2,365円ですが、他社格安SIMだと2,000円ちょっと出せば月間データ容量20GBまで使えます。

UQモバイルで自宅セット割などの割引サービスの利用を前提にしているため、それらが利用できない場合はなかなか高いです。

キャリア料金プラン月額料金
UQモバイルミニミニプラン
(4GB)
月額2,365円
UQモバイルトクトクプラン
(15GB)
月額3,465円
(1GB以下は月額2,277円)
IIJmioギガプラン
(20GB)
月額2,000円
mineoマイピタ
(20GB)
月額2,178円
ソフトバンクLINEMOベストプラン
(3GB~10GB)
【3GBまで】月額990円
【10GBまで】月額2,090円
楽天モバイルRakuten最強プラン【3GBまで】1,078円
【20GBまで】2,178円
【無制限】3,278円

auでんき/auのインターネットサービスを利用していない場合割引は一切なし

プラン名コミコミプラン+トクトクプランミニミニプラン
月額基本料金月額3,278円月額3,465円月額2,365円
au PAYカードお支払い割対象外毎月187円割引毎月187円割引
自宅セット割対象外毎月1,100円割引毎月1,100円割引
家族セット割対象外毎月550円割引毎月550円割引
月額基本料金
(割引後の最安値)
月額3,278円月額2,178円(1GB超)
月額990円(1GB以下)
月額1,078円

auでんきやauのインターネットサービスを利用していない人は、自宅セット割が利用できません。

たまたまauひかりを利用している人、auひかりの契約を検討している人であれば、UQモバイルを契約するといいでしょう。

auでんきは比較的利用するハードルが低めなんですが、戸建てでオール電化の人はauでんきは利用できません。賃貸物件に住んでいるとか、戸建てでもガスを利用している人であればauでんきが利用できます。

マンション一括受電サービスを導入している集合住宅やオール電化住宅にお住まいの場合などは、auでんき・UQでんきを申し込むことはできません。また、季時別プラン・法人契約は申し込み対象外です。

auスマートバリューの適用対象外

UQモバイルはauスマートバリューの適用対象外です。その代わりに自宅セット割が用意されています。auからUQモバイルに乗り換えても、auひかりユーザーやauでんきユーザーであれば引き続き恩恵を受けられます。

家族間通話は無料にならない

UQモバイルでは「UQ家族セット割」という家族割引サービスがあり、家族でUQモバイルを利用すると毎月550円割引になりますが、UQ家族セット割グループを組んでも、グループ内の通話=家族間通話は無料になりません。

家族であっても30秒ごとに22円の通話料が発生します。LINEの通話機能を利用すれば何も問題ありません。

どうしても090/080/070/070の携帯電話番号を使った電話の発信をしたい人は、UQモバイルの通話オプションを契約するといいでしょう。

内容料金
通話放題国内通話が
24時間かけ放題
月額1.980円(トクトク・ミニミニ)
月額1,100円(コミコミ+限定)
通話放題ライト1回10分以内の
国内通話が
24時間かけ放題
月額880円
(トクトク・ミニミニ)
通話パック60最大60分/月の
国内通話が定額
月額660円
(トクトク・ミニミニ)

事務手数料3,850円が必要

UQモバイルオンラインショップは、SIMカード/eSIM/スマホセットを契約するときに、事務手数料3,850円の支払いが必要です。

UQモバイルに乗り換えるデメリット(データ通信編)

auよりも遅くなったと主張する人がいる

auからUQモバイルに乗り換えたらauのときよりも「遅くなった」と主張する人がいます。この遅くなったというのは「通信速度が低下している」ことを指しているのか、パケ詰まりを指しているのかは不明です。

UQモバイルはauのサブブランドではありますが位置づけは結局「格安SIM」なので、通信速度が低下することは確かにあります。みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイトが公開している平均速度情報は以下のとおりです。

時間帯au
Ping
UQ mobile
Ping
au
下り速度
UQ mobile
下り速度
au
上り速度
UQ mobile
上り速度
60.48ms55.0ms126.5Mbps101.37Mbps16.55Mbps13.02Mbps
59.42ms68.88ms65.08Mbps53.75Mbps10.48Mbps9.39Mbps
夕方63.43ms58.46ms115.78Mbps83.82Mbps17.37Mbps16.26Mbps
66.74ms59.44ms71.95Mbps91.12Mbps14.71Mbps12.98Mbps
深夜56.9ms61.79ms156.96Mbps97.36Mbps16.9Mbps18.81Mbps

Netflixで超高画質(UHD/4K)を視聴する際の推奨されるインターネット接続速度は「15Mbps以上」です。UQモバイルの下り速度はすべての時間帯で15Mbps以上出ていることがわかります。ping値もauとUQモバイルで著しく剥離していません。

遅くなったと主張する人とは、住んでいる場所・活動エリア・使用している端末などすべてがあなたとは異なるので、あまり他人の悪い評判は当てにしないほうがいいですよ。

ちなみに、IIJmioやmineoなどの他社格安SIMからUQモバイルに乗り換えた人は「速くなった」と主張する人が多いです。

大容量プラン・無制限プランは無いので、出先で動画を見るような人には合わない

プラン名コミコミプラン+トクトクプランミニミニプラン
月間利用データ量33GB15GB4GB
増量オプションⅡ利用時
(月額550円)
最大38GB最大20GB最大6GB

UQモバイルの月間データ容量が一番大きいプランは「コミコミプラン+」で、月33GBになります。(月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GB)。増量オプションⅡに加入すると+5GB=合計38GBになります。

UQモバイルにはauの「使い放題MAX 5G/4G」のような、データ使い放題プラン・データ無制限プランはありません。毎月38GB以上使っている人はUQモバイルの検討はやめておいたほうがいいです。

これまでガンガンスマホで動画を見ていた人がUQモバイルに乗り換えると、あっという間に月間データ容量を使い果たすでしょう。

UQモバイルでは、契約した料金プランの月間データ容量を使い切っても、追加でデータ容量をチャージ(購入)することができる「データチャージ」オプションが提供されていますが、1GBあたり1,100円と利用料金が高めです。

チャージ容量利用料金
1GB1,100円
3GB3,300円
5GB5,500円

SIMカード複数枚、複数人でデータ容量のシェアができない

UQモバイルでは、データ容量を複数のSIMカードや複数人で分け合って使用することはできません。

33GBを2枚のSIMカードで分け与えて使うとか、子回線とかいう考え方も一切ありません。1回線ごとにUQモバイルを契約する必要があります。

データ専用SIMはない

UQモバイルではデータ専用SIMは提供されていません。コミコミプラン+もトクトクプランもミニモニプランも音声SIMのみです。

povo2.0であればデータ専用SIMが提供されているので、データ専用SIMを契約したい人はpovo2.0を契約することをオススメします。

3G回線が使えない

UQモバイルは3G回線が使えないので、4G回線すら入らないような田舎や山の中では使えない可能性があります。もしも田舎や山の中に行くような人は注意が必要です。

ちなみに箱根の箱根登山鉄道は、駅と駅の間はドコモ本家回線ですら3Gになったり圏外になるので、どのキャリアでもダメな場所はダメですよ。

SIMロック解除が必要

UQモバイルでSIMのみを契約し、他社キャリアで購入した端末を利用する場合は、SIMロック解除手続きが必要な場合があります。

2021年10月1日以降に新たに発売される端末は、SIMロックなしのSIMフリー状態で販売されているため、SIMロック解除手続きは不要です。キャリアによっては

auからUQモバイルに乗り換えるときは、2017年8月1日以降にauから販売されたAndroidスマホやiPhoneであれば、SIMロックを解除しなくてもUQモバイルが利用できます。

UQモバイルはau回線のみ

UQモバイルはauのサブブランドなので、当然ですが利用できる回線はau回線のみです。

au回線からau回線への乗り換えは通信可能エリアが変わることはありませんが、ドコモ回線やソフトバンク回線からUQモバイルに乗り換えると、これまで使えていた場所で電波が繋がりにくくなること、運が悪い場合は圏外になって不便を感じてしまうことがあります。

mineoはドコモ回線/au回線/ソフトバンク回線、IIJmioはau回線/ソフトバンク回線が提供されています。

直近3日間で6GB以上通信すると速度制限される

UQモバイルはネットワーク混雑回避のために、直近3日間(0~24時までを1日とし、当日を含む直近3日間の通信量)に6GB以上の利用があった場合は、通信速度が翌日にかけて制限されます。

トクトクプラン、コミコミプラン+は、契約の料金プランの基本データ容量を使い切った場合、最大1Mbpsに通信速度を制限します。また、コミコミプラン+は最大1Mbpsに通信速度を制限後、50GB超過時は最大128kbpsに通信速度を制限します。

ミニミニプランは基本データ容量を使い切った場合、最大300kbpsに通信速度を制限します。

UQモバイルに乗り換える前に検討すべき事項・その他デメリット

au/povoからUQモバイルに乗り換えは、UQ mobile SIMデビューキャンペーンや端末代金値引きの適用対象外

auおよびpovo1.0/povo2.0からUQモバイルに乗り換えの場合は、SIMカードまたはeSIMのみ契約するときは、UQ mobile SIMデビューキャンペーンの適用対象外です。

auおよびpovo1.0からUQモバイルに乗り換えの場合は、オンラインショップでは機種代金から最大2万2000円割引するキャンペーンの適用対象外です。povo2,0からUQモバイルに乗り換えであれば適用対象です。

au回線に対応しているスマホを用意する必要がある

UQモバイルはau回線を使用してサービスを提供しているので、今まで使っていたスマホをUQモバイルでも使いたいときは、そのスマホがau回線に対応しているか確認する必要があります。

auからUQモバイルに乗り換えるときは問題ないですが、ドコモやソフトバンクで販売されているAndroidスマホはau回線に対応していない可能性が非常に高いです。

最新iPhoneの取り扱いが遅い、ハイスペックのAndroidスマホが無い

UQモバイルは、最新iPhoneの取り扱いがキャリアと比べると遅いです。

最新iPhoneを早く購入したいのであれば、SIMフリー版iPhoneを購入するのが一番です。また、UQモバイルで販売するiPhoneはSIMフリー版よりも値段が高くなります。一括払いで購入できるのであれば、やはりSIMフリー版を購入するのがいいでしょう。

UQモバイルの提供している「お留守番電話サービスEX」は有料

留守番電話サービスには、「お留守番サービスEX」「簡易留守メモ(伝言メモ)」「ライブ留守番電話」の3つがあります。

「お留守番サービスEX」は、申し込みが必要な有料オプションサービスです。電源オフ時や、電話に出られない時に、相手の伝言を録音してくれます。iPhoneを利用している人は、お留守番サービスEXに申し込むと、伝言をiPhoneに音声ファイルとして配信する「ビジュアルボイスメール」が利用できます。

簡易留守メモ(伝言メモ)はAndroidスマートフォンや4G LTEケータイを利用している人のみ端末の機能として無料で利用できます。

Google Pixelの「通話スクリーニング」では、電話に出る前に発信者の名前や用件などを確認できるため、電話に出られない状況などで、緊急度や折り返し連絡の必要性を通話せずに知ることができます。

「ライブ留守番電話」は iOS 18から利用できるようになった機能で、相手が留守番メッセージを残しているときに、その書き起こしをリアルタイムで自動的に表示することができます。相手が留守番メッセージを残している間に、その電話に出ることもできます。

UQモバイルはオプションメールアドレスサービスが有料

UQモバイルのオプションメールサービス@uqmobile.jpは月額220円かかります。60歳以上通話割を適用中の人は永年無料です。

フリーメールアドレスは引き続き利用できますしSMSも利用できます。キャリアメールアドレスを使わないといけない理由がないのであれば、キャリアメールアドレスは不要です。いざとなればSMSで送信すればいいだけです。

今のキャリアメールアドレスを使い続けるなら有料

ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイルなどで提供されているキャリアメールアドレスをUQモバイルで使う場合は、月額払いか年額払いの有料サービスになります。

本当にそのキャリアメールアドレスは必要ですか?1年間で約4000円近い支払いが必要になりますよ。最近キャリアメールアドレスを使ってメールのやり取りしましたか?

電話番号を知っている相手で、滅多に連絡しないならSMSでもよくないですか?

GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを使えば無料ですよ。

UQモバイルに乗り換えることで固定回線とのセット割、家族割が適用対象外になるかも

ドコモ/au/ソフトバンクなどでは、固定回線と携帯電話をセットで契約すると料金が安くなる割引施策、家族で複数回線契約すると料金が安くなる割引施策がありますが、UQモバイルに乗り換えることで適用されなくなる可能性があります。

家族割は、回線数が減少することで割引適用条件を満たさなくなるとか、割引額が減少してしまう可能性があります。よく考えましょう。

UQモバイルがオススメな人

auからの移行を検討している人

auからUQモバイルに乗り換えるときは、発生する違約金・手数料がほぼありません。

  • 【au】契約解除料無し
  • 【au】MNP転出手数料なし
  • 【au】UQモバイルに乗り換えた月のauの利用料金
  • 【au】分割払いで購入したスマホの残りの支払い
  • 【au】SIMロック解除手数料
  • 【UQモバイル】契約事務手数料3,850円
  • 【UQモバイル】契約した月の月額基本料金(日割り計算)

auで購入した端末代金の支払いが終わっている場合は、auからUQモバイルに乗りかえた月のauの利用料金くらいしか支払うものはないです。その利用料金も日割り計算してくれます。

ahamoと同じような料金プランを探している人

UQモバイルのコミコミプラン+はahamoを意識した料金プラン設計になっています。

コミコミプラン+は月33GB(月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GB)使えて、1回10分以内の国内通話が無料、余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能です。

データ利用量が月間データ容量を超過した場合、当月末までの通信速度を最大1Mbpsに制限します。さらに、月間のデータ利用量が50GBを超過した場合、当月末までの通信速度を最大128kbpsに制限します。

ahamoは月30GB/月110GBを超えた場合は最大1Mbpsでデータ通信できますが、コミコミプラン+は30GB~50GBまでという制限があります。この点は乗り換えるのデメリットといっていいでしょう。

安さだけでなく、通信速度・通信品質も重視する人

UQモバイルは、料金の安さだけでなく、通信速度の速さ、通信品質を重視する人にオススメです。

①料金が安い、②利用者の多い昼休みの時間帯でも通信速度が低下しない、の①②を満たす格安SIMはありません。

料金の安い格安SIMは、どう頑張ってもUQモバイルやワイモバイルなどのサブブランドには通信品質では勝てません。

3GBで月額990円で利用できても、時間帯によっては通信速度が遅くなるようでは利用しているとストレスが溜まります。

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この記事を書いた人

サイバーバードでは、キャリア・格安SIMのキャンペーン情報、新規契約・他社から乗り換えで契約する方法、手持ちのAndroidスマホやiPhoneを利用する方法を分かりやすく解説しています。
全てのコンテンツを荒巻大輔が執筆・監修しています。適当な外注ライターの記事は1つもありません。

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