ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換え(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説。
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2025年4月11日9時より、三木谷キャンペーンはRakuten最強プラン(データタイプ)は適用対象外、適用回数は1人1回線までに変更されました
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ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えたい人必見!料金比較・手順・注意点をまるごと解説
「ソフトバンクの料金が高い…」「家族割やセット割を使っていないから損してるかも」と感じていませんか?そんな方におすすめなのが、月額3,278円でデータ無制限、通話無料の楽天モバイルです。
最近は「三木谷キャンペーン」などの高額ポイント還元も充実しており、iPhoneユーザーやSIMのみ契約の方にも人気急上昇中。しかしその一方で、「電波が悪い?」「メールやPayPayはどうなる?」など、気になる不安やデメリットも…。
本記事では、以下のような人に向けて、ソフトバンクから楽天モバイルにお得かつ後悔なく乗り換えるための全知識を網羅的に解説します。
- 楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットを知りたい
- 月末に申し込むのが得?タイミングが気になる
- SIMのみ・端末セット、どっちで申し込むべき?
- 楽天のキャンペーンで最大限おトクに申し込みたい!
初心者でもわかりやすく、「申し込み手前の悩み」を解消できる構成でお届けします。さっそく、後悔しない乗り換えのためのポイントをチェックしていきましょう!
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える前に確認すべき準備ステップ

【手順①】SIMを入れて使いたいスマホが「楽天回線対応製品」か確認

楽天モバイルでSIMのみを契約するときは、「楽天回線対応製品」に該当するスマートフォンが必要です。
- iPhoneは6s以降の機種で利用できます。eSIM対応を希望する場合は、iPhone XS/XS Max/XR以降が目安です
- Androidスマホは機種によって対応が異なるため注意が必要です
- 特にソフトバンクで購入したAndroid端末は、楽天回線に対応していないケースが多く見られます
- Google Pixelシリーズは4以降が楽天回線に対応しています
事前に「楽天回線対応製品」か事前に確認しておくと安心です。


【手順②】ソフトバンクで購入したスマホはSIMロック解除が必要な場合がある

楽天モバイルで、今使っているソフトバンクのスマホをそのまま使いたい場合は、SIMロックがかかっていないかを事前に確認しましょう。
2021年6月以降に発売された機種については、ソフトバンクが自主的にSIMフリーで販売しており、基本的にSIMロック解除の手続きは不要です(※Xperia 1 IIIなど一部機種は除く)。さらに、総務省の方針により、2021年10月1日以降に発売されたスマホは全てのキャリアでSIMロックの設定自体が原則禁止されており、すべてSIMフリーで提供されています。
一方、2021年5月以前に発売されたAndroidスマホや、iPhone 12シリーズ/iPhone SE(第2世代)以前のiPhoneはSIMロックがかかっているため、楽天モバイルで利用するには事前にSIMロック解除手続きが必要です。
SIMロックの解除は、My SoftBank(Web)またはソフトバンクショップ店頭にて申請可能で、2023年9月13日以降は手数料無料となっています。
なお、SIMロックを解除しても、そのスマホが楽天モバイルの「楽天回線対応製品」に該当していない場合は、通話やデータ通信、SMSが正常に使えない可能性がある点には注意が必要です。必ず事前に、楽天モバイル公式サイトで「楽天回線対応製品」かどうかを確認しておきましょう。
【手順③】MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するか決める

ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える場合は、「MNPワンストップ方式」を利用するか、従来通りにMNP予約番号を取得して申し込む方法を選べます。確実に進めたい人は、MNP予約番号を先に取得する方法を選ぶのが安心です。
MNPワンストップとは
「MNPワンストップ方式」は、ソフトバンクと楽天モバイルの間で情報が自動連携される仕組みで、MNP予約番号の取得が不要です。
楽天モバイルの申し込み時に、My SoftBankへログインして必要な情報を取得するため、手間がかからずスムーズです。ただし、すべてのケースで使えるわけではありません。
詳細は、MNP予約番号なしで乗り換えできる!MNPワンストップをご覧ください。
ソフトバンクのMNP予約番号発行方法

申込方法 | MNP予約受付窓口 | 受付時間 |
---|---|---|
携帯電話 | *5533に電話 | 9時~20時 |
一般電話 | 0120-100-5533に電話 | 9時~20時 |
My SoftBank | トップ → My SoftBank → 各種変更手続き | 24時間 |
ソフトバンクショップ | 店頭にて | 店舗営業時間 |
- MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間
- 楽天モバイルは有効期限が7日以上残っている状態で申し込みが必要
- MNP予約番号を発行しただけでは、ソフトバンクの契約は自動で解約されません
- 有効期限が切れてもソフトバンクとの契約は継続
まとめ
- 割引サービスなどに加入しておらず、個人契約1回線のみなら「MNPワンストップ方式」でOK
- 家族割や光セットなど複雑な契約が絡んでいる場合はMNP予約番号を取得したほうが確実です
【手順④】楽天モバイルの契約に必要なものを用意する
楽天モバイルの申し込みには、以下の3点を事前に用意しておきましょう。
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザーID・パスワード
- 支払い方法(クレジットカードまたは銀行口座)
- スマホが楽天回線対応製品かを確認
① 本人確認書類
楽天モバイルでは、本人確認書類の提出が必要です。下記のいずれかを用意してください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 運転経歴証明書
- 身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳
※以下の書類を使う場合は「補助書類(公共料金領収書など)」の提出も必要です。
- 健康保険証
- 日本国パスポート
- 住民基本台帳カード
② 楽天会員ユーザーID・パスワード
楽天モバイルを契約するには、楽天会員としてログインする必要があります。まだ楽天会員でない方は、申し込み前に楽天会員登録を済ませておくとスムーズです。
また、本人確認書類に記載された氏名・住所と楽天会員情報が一致していないとエラーになる可能性があるため、登録情報も事前に確認しておきましょう。
支払い方法(クレジットカードまたは銀行口座)
楽天モバイルの料金支払い方法として、以下のいずれかを用意してください。
- クレジットカード(VISA、MasterCard、JCBなど)
- 銀行口座(楽天銀行/ゆうちょ銀行/その他主要金融機関)
なお、デビットカードやプリペイドカードは一部を除いて利用できない場合があります。
④ スマホが楽天回線対応製品かを確認
利用するスマホが楽天モバイルの「楽天回線対応製品」に該当しているかどうか、必ず事前に楽天モバイル公式の対応端末一覧で確認してください。
対応製品であればAPN設定が自動で行われ、スムーズに開通できます。非対応製品の場合は、一部機能が使えなかったり通信が不安定になる可能性があります。
【手順⑤】楽天モバイルを申し込む

現在使用中のスマホを継続利用する場合は、「SIMカード」または「eSIM」を選択して申し込みます。
- 楽天モバイル公式サイトにアクセスする
- 【新規/乗り換え(MNP)お申し込み】ボタンや【お申し込み】ボタンをタップ
- 「Rakuten最強プラン」の【プランを選択する】をタップ
- SIMタイプは【SIMカード】または【eSIM】を選択する
- SIMのみ契約する場合は、【この内容で申し込む】をタップ、スマホも申し込む場合は【製品選択へ進む】をタップ
- 契約者情報を入力・本人確認方法を選ぶ
- SIMカード or 製品セット:本人確認書類アップロード
- eSIMのみ:AIかんたん本人確認(eKYC)推奨
- 「電話番号の選択」では、【他社から乗り換え(MNP)】を選択して電話番号を入力
- クレジットカードまたは銀行口座を選択し、配送先住所を確認
- 申込内容を確認、重要事項説明や利用規約を確認し、楽天モバイル申し込み完了
- この後、my楽天モバイルで「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請)」を忘れずに行うこと
【端末セット契約】スマホを新しく購入する場合
新しいスマホと一緒に楽天モバイルを契約する場合は、SIMと製品をセットで申し込みます。
- iPhoneまたはスマートフォンを選択し、【製品を選ぶ】をタップ
- 製品のカラー・ストレージ容量・支払い回数を選択し、【カートに追加する】をタップ
- 購入の製品につける製品保証や、関連アクセサリーを選択
- 最下部の申し込み内容を確認して【この内容で申し込む】をタップ
端末セットは手元に届くまで時間がかかるため、AIかんたん本人確認(eKYC)を利用してもメリットはありません。
【手順⑥】申込完了後に「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」が必要

楽天モバイルの申し込みが完了しても、「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行わないと開通処理が進みません。SIMの発送・eSIMの発行すら止まってしまうため、必ず忘れずに以下の手順で申請を行ってください。
MNP申請が必要なケース
- MNP予約番号を発行して申し込んだ場合
- MNPワンストップ方式で申し込んだ場合
いずれも、申込完了後に「my楽天モバイル」での申請が必須です。
MNP申請手順
- my楽天モバイルの「申し込み履歴」にアクセスする
- 該当の申込番号内にある【電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする】をタップする
- 【MNPワンストップを利用】「現在ご利用中の通信会社~」で【SoftBank】を選択
- 【MNP予約番号を発行済み】「MNP予約番号を発行済み~」を選択し、MNP予約番号や有効期限を入力
ソフトバンクですでにMNP予約番号を発行している場合、ワンストップは利用できません。この場合は、予約番号方式で申請を行ってください
ソフトバンクから楽天モバイルへのMNP開通手続き・初期設定の流れ

楽天モバイルへの乗り換え手続きが完了したら、実際に楽天回線を使えるようにするための「開通手続き」と「初期設定」が必要です。楽天モバイルの公式サイトにも画像付きの解説がありますが、ここでは契約内容ごとの流れを簡潔にまとめてご紹介します。
- 【Androidスマホ購入の設定方法】楽天モバイルで購入した各種製品の初期設定
- 【iPhone購入時の設定方法】iPhone+プランセット購入者向け初期設定方法(nanoSIM) | 初期設定
【手順①】my楽天モバイルから「MNP開通手続き」を行う

楽天モバイルを他社から乗り換えで契約した場合、my楽天モバイルでMNP開通手続き(回線切り替え手続き)が必要です。MNP開通が完了すると、ソフトバンクとの契約が自動で解約されて楽天モバイルが開通します。
楽天モバイルに乗り換える際は、my楽天モバイルでMNP開通手続き(回線切り替え手続き)を行う必要があります。
この手続きを完了させることで、楽天回線が有効になり、ソフトバンクとの契約が自動で解約されます。
MNP開通の操作方法(my 楽天モバイル)

- my 楽天モバイルにログイン
- my楽天モバイル画面内にある、「申込番号 #◯◯◯◯◯◯」をタップする
- 「転入を開始する」をタップする。あとは画面の指示に従ってタップしていく
- 注意事項を確認し、「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックを入れる
- 「MNP転入を開始する」をタップする
- 申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されたら完了するまで待機する
🔔 注意!
SIMカードや端末が届く前に手続きしてしまうと、ソフトバンクの回線が圏外になり、スマホが使えなくなります。
必ず商品が手元に届いてからMNP開通手続きを行いましょう。
MNP開通手続きの受付時間
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中に開通 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降に開通 |
- 21時直前の申請は、当日の処理に間に合わず、翌日切り替えになる可能性があります
- MNP予約番号の有効期限ギリギリになると、楽天モバイル側で自動的に開通処理が行われる場合もあります
- 有効期限が迫っている場合は、早めに【転入を開始する】をタップして手続きを完了させましょう
【手順②】スマホにSIMカードを入れる/eSIM開通手続きを行う

楽天モバイルで「MNP開通手続き」が完了したら、次は実際にスマホで楽天回線を使えるように設定します。契約内容に応じて、以下のいずれかの方法で回線の開通を進めてください。
SIMカード契約の場合(物理SIM)
スマホにSIMカードを差し替えるだけで楽天回線が利用可能になります。
- スマホの電源をオフにする
- 現在入っているソフトバンクのSIMカードを取り出す
- 楽天モバイルのSIMカードを端末に挿入する
- スマホを再起動する
楽天回線対応製品であれば、APN設定は自動で完了します。電波が入り、インターネットに接続できればそのまま利用可能です
eSIM契約の場合(プロファイルのダウンロード)

eSIM設定手順(iPhone/Android共通)
- eSIMを使いたい端末で「my 楽天モバイル」アプリを開く
- トップ画面から「申し込み履歴」を選ぶ
- 該当の申込番号をタップ
- 「eSIM開通手続きへ進む」(開通手続きへ進む)をタップ
- 画面の指示に従ってプロファイルをダウンロード・有効化
iPhoneの場合
- 「モバイル通信プランのインストール」→「続ける」→「アクティベート完了」で完了
- Wi-Fi接続が必要な場合があるため、事前にWi-Fi環境を用意しておきましょう
詳しい設定手順については、楽天モバイル公式サイトのeKYCからのeSIM開通方法で詳しく解説されています。
【手順③】端末でAPN設定を行う

楽天モバイルのSIM/eSIMをスマホに設定した後、正しく楽天回線で通信できるようにするために「APN設定8アクセスポイントの設定)」が必要な場合があります。
楽天回線対応製品ならAPN設定は不要
楽天モバイルで販売されているスマホや、楽天回線対応製品のiPhone/Androidスマホであれば、SIMを挿すだけで自動設定されます。そのまま通信が始まれば、APN設定は不要です。
楽天回線非対応のAndroidスマホは手動設定が必要
楽天回線対応製品ではないAndroidスマホを利用する場合は、APN設定が手動で必要になります。詳細は他社で利用していた製品でAPN設定は必要ですか?をご覧ください。
【手順④】楽天モバイルの開通を確認する

SIMカードやeSIMの設定が完了したら、スマホが楽天回線につながっているかを確認しましょう。
Wi-Fiをオフにした状態で、スマホの画面に「4G」「5G」「Rakuten 4G」などと表示されていれば、楽天モバイル回線での通信が開始されています。
念のため、ブラウザアプリを起動し、GoogleやYahoo!などのWEBサイトにアクセスできるかも確認してください。
うまく接続できない場合は、再起動やAPN設定の確認を行ってみましょう。
データ移行の方法について
楽天モバイルで新しいスマホを使う際、旧端末からのデータ移行が必要になります。以下は代表的な移行方法です。
AndroidスマホからAndroidスマホ
- Googleドライブを利用: Googleアカウントにバックアップ → 新端末で同期
- メーカー専用データ移行アプリ: たとえば Samsung の「Smart Switch」など
- 有線接続: スマホ同士をUSBケーブルで接続して直接転送も可能
iPhoneからiPhoneにデータ移行
- クイックスタート機能(推奨): 旧iPhoneを近づけて新端末を自動セットアップ
- iCloud / iTunesバックアップ: 事前バックアップ → 新端末で復元
LINEなどのアプリ
- LINEやゲームアプリなどは別途手続きが必要です
- 引き継ぎ前に必ず【引き継ぎ設定】を行い、トーク履歴などをバックアップしておきましょう
ソフトバンクと楽天モバイルの料金プラン比較
ソフトバンクでメリハリ無制限やミニフィットプラン+を契約している人が楽天モバイルに乗り換えると、毎月の通信費が2000円~4000円近く安くなります。
キャリア | 料金プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | ペイトク無制限 | 【無制限】月額9,625円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 【2GB以下】月額5,575円 【2GB以上~無制限】月額7,225円 |
ソフトバンク | ミニフィットプラン+ | 【1GBまで】月額3,278円 【1~2GB】月額4,378円 【2~3GB】月額5,478円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 【3GBまで】月額1,078円 【20GBまで】月額2,178円 【20GB超過後】月額,3278円 |
たとえば、ソフトバンクで月2GB以上使っている人が楽天モバイルに乗り換えた場合、月額7,225円 → 2,178円と約5,000円の節約が可能になります。
また、1GB〜2GBのライトユーザーであれば、4,378円 → 1,078円と3,000円以上のコスト削減が見込めます。
20GB以上使うヘビーユーザーでも、楽天モバイルの月額3,278円は上限固定のため、ソフトバンクの無制限プランと比較して月6,000円以上の差が生まれます。
楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が自動で変動する仕組みになっており、無駄が少ないのも特徴です。プランの見直しを検討している方には、料金面で非常に有利な選択肢といえるでしょう。
通信速度の比較
楽天モバイル | ソフトバンク | |
平均Ping値 | 50.68ms | 38.83ms |
平均ダウンロード速度 | 98.3Mbps | 91.12Mbps |
平均アップロード速度 | 28.2Mbps | 18.15Mbps |
上記速度はあくまで一例で、実際の環境においては通信速度が上下します。
どれくらい通信速度が出ていれば満足するかは人それぞれですが、Netflixで超高画質(UHD, 4K)を視聴する際に推奨されるインターネット通信速度は15Mbps以上です。
Netflixの超高画質ですら15Mbps以上あればいいので、楽天モバイルのサービスエリア内で電波がしっかり繋がる状態であれば、WEBサイトの閲覧、動画再生、音楽ストリーミングサービスの利用時に通信速度で困ることはまずありません。
楽天モバイル Rakuten最強プランのメリット・特徴まとめ

- 日本全国の通信エリアで、楽天回線エリア・パートナー回線エリアどちらもデータ高速無制限で利用可能
- 楽天モバイルの料金プランは1プラン。利用するデータ量によって料金が決まる
- Rakuten Linkアプリを使って通話すれば国内通話無料に
- 追加料金なしで、80以上の国と地域で海外データ通信(海外ローミング)が毎月2GBまで無料
- 違約金(契約解除料)無料、MNP転出手数料無料、eSIMの再発行手数料無料
- 新型iPhoneをキャリア最安値・楽天ポイント還元で安く契約できる
- 楽天市場の買い物が毎日全員ポイント5倍になり、楽天ポイントが貯まる・使える
- クレジットカード払い、口座振替、楽天ポイント払いなど支払い方法が豊富
- 実店舗があるため、店舗でのサポートを受けられる
- 15分(標準)通話かけ放題、楽メールなどのオプションサービスあり
楽天モバイルは2024年から家族割引サービスや学割サービスを導入しています。家族で利用するともっとお得になります。
データ高速無制限で利用可能

Rakuten最強プランは、業界最高水準人口カバー率99.9%で、楽天回線エリア・パートナー回線エリアどこでも高速データ通信が無制限で使い放題です。
楽天モバイルの正式サービス開始から2023年5月31日までの料金プランまでは、「楽天回線エリアはデータ無制限で使い放題だけど、パートナー回線エリアは月5GBまで」という制限が設けられていました。
2023年6月1日より提供開始されているRakuten最強プランではその制限が撤廃され、パートナー回線でもデータ無制限で使い放題になっています。また、過去に実施されていた、「1日10GB以上データ通信すると最大3Mbpsに速度制限」も2022年10月に撤廃されたようで、真のデータ使い放題になっています。
Rakuten UN-LIMIT VII | Rakuten最強プラン | |
---|---|---|
提供時期 | 2023年5月31日まで | 2023年6月1日~現在 |
データ容量 | 楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):5GB/月 ※容量超過後は最大1Mbps パートナー回線(海外):2GB/月 ※容量超過後は最大128kbps | 楽天回線:制限なし パートナー回線(国内):制限撤廃 パートナー回線(海外):2GB/月 ※容量超過後は最大128kbps |
楽天モバイルの料金プランは1プラン。利用するデータ量によって料金が決まる

楽天モバイルの料金プランはすべての人に最適なワンプランです。楽天モバイルの月額料金は、毎月のデータ利用量で支払金額が決まります。
月額基本料金は、月のデータ利用量が3GBまでは月額1,078円、3GB超過後~20GBまでは月額2,178円、20GB超過後はどれだけ使っても月額3,278円です。100GB使っても200GB使っても、300GB使っても月額3,278円で無制限に利用できます。
2月はほとんどデータ通信しなかったけど、3月は旅行に行って20GB近くデータ通信するなど、毎月のデータ利用量に波がある人も安心ですね。
家族で利用する場合は「最強家族プログラム」、子供は「最強青春プログラム」や「最強こどもプログラム」が利用できてもっとお得になります。割引サービスの詳細は以下の記事をご覧ください。
Rakuten Linkアプリを使って通話すれば通話料無料に

楽天モバイルで提供されている専用アプリ「Rakuten Link」アプリを使って電話をかけると、今お使いの電話番号そのままで、他の携帯電話会社のケータイ、固定電話を含む国内通話が無料でかけられます。海外の対象国と地域からであれば、日本国内へは無料で電話がかけられます。
Rakuten Link同士ならメッセージの送受信無料、楽天モバイルのドメイン(@rakuten.ne.jp)でメールサービスが無料で利用可能などのメリットもあります。
Rakuten Linkは、AndroidならAndroid 9以降を搭載した楽天モバイル対応製品、iPhoneはiOS 14.4以降を搭載した機種で利用できます。
Rakuten Linkアプリを使わずに通話すると、通常の通話料(30秒あたり22円)がかかるため注意が必要です
楽天ポイントがたまる・使える(楽天モバイルの支払い充当OK)

Rakuten最強プランの契約者は2023年12月1日からポイントが毎日全員5倍になります。
さらに、その他グループサービスを利用すると、楽天ポイントが最大17.5倍になります。(SPU全達成の場合。獲得ポイント上限あり)
楽天モバイルの支払いで自動的にポイントが貯まります。月々の支払い100円(税別)につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。
貯まったポイントは、楽天モバイルの月々の支払いに利用できます。1ポイント=1円分から利用できます。期間限定ポイントも対象です。利用するポイント数は毎月変更できます。
楽天グループのサービスはもちろん、コンビニやガソリンスタンドなどで貯まった楽天ポイントは、通話料や月額基本料の支払いに利用することができます。
支払い方法が豊富

楽天モバイルでは、クレジットカード・デビットカード、口座振替、代金引換、楽天ポイント利用などの支払い方法が用意されています。
格安SIMだと支払い方法はクレジットカードのみがほとんどですが、楽天モバイルはそもそも格安SIM(MVNO)ではなくMNOです。
月額利用料 | 製品代金 | |
---|---|---|
クレジットカード 楽天銀行デビットカード 他社発行のデビットカード | ○ | ○ |
口座振替 | ○ | × |
代金引換 | × | ○ |
楽天ポイント利用 | ○ | ◯ |
口座振替でも契約できますが、支払いできるのは月額利用料だけで、製品代金の支払いはクレジットカード・デビットカード・代金引換などで支払う必要があります。
楽天モバイル実店舗が近くにあれば、各種手続きが対面で可能

もしも現在住んでいる地域に楽天モバイルの実店舗があれば、楽天モバイルの各種手続きが対面でできます。
2022年3月8日時点で、全都道府県に出店している楽天モバイルショップの店舗数が合計1000店舗を突破しています。
楽天モバイル店舗では、
- 回線契約や名義変更などの各種手続き
- Rakutenオリジナル製品の故障受付
- あんしん操作サポート
- データ移行サポート
などを受けられます。検索してもどうしても解決できないときは、楽天モバイルショップに行くといいでしょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換え(MNP)のデメリット・注意点まとめ

- 2023年6月1日から提供開始されているRakuten最強プランではパートナー回線でも使い放題になったので、「月5GB制限」は無い。いつまで経っても「5GB制限がある」と吹聴するWEBサイトに注意
- Rakuten Linkを使わずに通話した場合、30秒ごとに22円&通話無料対象外の通話あり
- ソフトバンクのAndroidスマホは「楽天回線対応製品」になっているものが非常に少ない
- ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)
- ソフトバンクの「家族割引」「新みんな家族割」「おうち割 光セット」などの割引サービスが利用できなくなる
- ソフトバンクまとめて支払いが利用できなくなる
- 楽天モバイルのキャリア決済はAndroidのみ
- iPhoneではキャリア決済利用できないため、App Storeのサブスク/アプリ課金/iCloudストレージ/Apple Musicなどをキャリア決済に頼っていた人にとって大きな制限に
- LYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム会員)が無料で使えなくなる
- アメリカ放題が使えなくなるため、米国などへの渡航時にSoftBank回線で無料通話・データ通信していた人にはマイナス(楽天モバイルでは海外2GBまで無料)
- 楽天モバイルは店舗数が少なく、サポートの対応がオンライン中心になるため、対面での相談ができず後悔する人もいる
楽天モバイルのエリアはまだまだ整備中

楽天モバイルが整備する「楽天回線エリア」は、まだ発展途上の地域も多く、地下・建物の奥・郊外などで圏外になるリスクがあります。その補完として「パートナー回線(au回線)」が提供されていますが、ソフトバンクと比べると通信が不安定になりやすい場所も存在します。
また、2024年6月からは「プラチナバンド(700MHz帯)」の提供もスタートしましたが、現時点では一部地域に限られており、全国で広く安定して使える環境が整うには時間がかかる見込みです。たとえば「〇〇県〇〇市〇〇町の基地局の周辺だけが対応」といったレベルで、過度な期待は禁物です。
楽天モバイルへの乗り換えを検討している方は、事前に自身の生活圏が「楽天回線エリア」「パートナー回線エリア」のどれに該当するか、楽天モバイルのサービスエリアマップで確認しておくことをおすすめします。
ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)

ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、これまで使っていた 「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールアドレスは原則として使えなくなります。
ただし、「メールアドレス持ち運び(月額330円/年額3,300円)」を申し込めば、引き続き利用することも可能です。現在利用中のメールアドレスに強いこだわりがある方や、登録先の多い方は、乗り換え前にこのサービスの利用を検討しておくと安心です。
一方で、楽天モバイルでは「楽メール」という楽天モバイル公式メールサービスを提供しています。また、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスに切り替えるのも選択肢の1つです。これを機にキャリアメールを卒業しておくと、将来的な乗り換えもスムーズになります。
ソフトバンクの家族割引やセット割が利用できなくなる

ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、「家族割引」「新みんな家族割」「おうち割 光セット」などの各種割引サービスはすべて利用できなくなります。
たとえば、家族割引では、家族間の国内通話やSMSが24時間無料になる特典がありましたが、楽天モバイルではこのような通話無料特典はありません(※Rakuten Linkアプリを使えば無料通話は可能です)。普段からLINE通話を使っている方であれば影響は少ないですが、従来の通話割引を活用していた方は注意が必要です。
また、「新みんな家族割」は家族の契約回線数に応じて月額660~1,210円の割引が適用される仕組みですが、楽天モバイルに1人でも乗り換えると、残った回線の割引額が減額される可能性があります。
「おうち割 光セット」についても、SoftBank光やSoftBank Airとのセット契約で毎月1,100円の割引が適用されていましたが、楽天モバイルにはこのような固定回線とのセット割は用意されていません。
PayPayポイントが貯まりにくくなる
ソフトバンクでは「PayPayポイントが貯まりやすい」仕組みが多数用意されています。
たとえば、Yahoo!ショッピングでPayPay支払いをするとポイント還元率が高く、特定のプラン(例:ペイトク無制限)では+5%の特典があるほか、誕生月には1,000円相当のPayPayポイントがもらえるなどの特典も存在します。
楽天モバイルに乗り換えると、これらのソフトバンク連携によるPayPay優遇特典は受けられなくなります。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換え(MNP)のベストタイミングについて解説
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際は、「月のどのタイミングでMNPを完了させるか」によって、無駄な料金が発生するかどうかが決まります。
基本的には、ソフトバンクの請求締め日より前に楽天モバイルを開通させるのが理想です。
ソフトバンクの請求締め日について
ソフトバンクの請求締め日は「20日締め」または「月末締め」のいずれかが設定されています。以下の表を参考に、自分がどちらの締め日か確認しておきましょう。
請求締め日 | 利用期間(1ヵ月) | 支払期限 |
---|---|---|
20日 | 前月21日 ~ 当月20日 | 翌月16日 |
末日 | 当月1日 ~ 当月末日 | 翌月26日 |
請求締め日はMy SoftBankアプリ・WEB、LINE等から確認できます。
ソフトバンク解約月の料金は日割り計算なし
ソフトバンクの基本料金は、解約月も満額請求されます。たとえば月初に解約しても、その月の1か月分の料金がかかってしまいます。
楽天モバイルは利用データ量に応じて変動、日割りなし
楽天モバイルは月途中の契約でも日割りにならず、その月に使ったデータ量に応じて料金が確定します。
- 例:契約月に2GB使えば 1,078円
- 例:契約月に100GB使えば 3,278円
つまり、月初に契約しても、月末に契約しても同額請求される点は注意です。
例:乗り換えタイミングを間違えるとどうなる?
たとえば、締め日を確認したら末日だった場合
- 1月29日に楽天モバイルへ乗り換えを申し込む
- 2月1日にSIMカードが届く
- 2月1日に楽天モバイルでMNP開通手続きをする
この場合、ソフトバンクは2月1日付で自動解約され、2月分のソフトバンクの利用料金が満額で請求されます。わずか数日のズレで1ヶ月分の無駄な料金が発生するため、余裕を持って月内に乗り換えを完了させましょう。
ソフトバンクから楽天モバイル乗り換えで発生する費用まとめ
ソフトバンク側で発生する可能性のある費用
項目 | 内容 |
---|---|
契約解除料 | 無料(2022年2月1日以降) |
MNP転出手数料 | 無料(2021年3月17日以降) |
解約月の利用料金 | 満額請求(※日割りなし) |
分割払い端末の残債 | 残っている場合は支払い継続 |
SIMロック解除手数料 | 無料(2021年5月12日以降) |
一部オプションの解約 | 手続きしないと継続課金の可能性あり |
契約更新月でなくても違約金は発生しない
ソフトバンクでは、従来は「2年縛りの違約金」などが発生していましたが、現在では契約更新月以外の解約でも違約金は一切かかりません。
ソフトバンク端末の分割払いに注意
分割払いで購入したスマホの支払いが残っている場合は、乗り換え後もそのまま支払いが続きます。残債の確認や一括精算したい場合は、My SoftBankまたはソフトバンクショップで手続き可能です。
解約後の支払いは、クレジットカードや口座振替への変更が必要です。
割引の終了タイミングにも注意
例えば「みんな家族割」「おうち割 光セット」などの割引は、ソフトバンクの解約月ではなく「前月まで」で終了します。そのため、乗り換えの月には割引が適用されず、想定より高い料金になることもあるため要注意です。
楽天モバイル側で発生する初期費用
- 契約事務手数料:無料
- 利用料金:日割り計算なし/従量制課金
楽天モバイルでは、新規契約・MNP乗り換えいずれも契約事務手数料は一切かかりません。
楽天モバイルは契約した月の料金を日割りではなく、利用したデータ量に応じて請求する仕組みです。たとえば、契約月に2GB使用すれば1,078円、100GB使えば上限の3,278円が請求されます。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換え(MNP)でよくある質問

ソフトバンクで分割払いで購入したスマホの支払いが終わっていなくても乗り換えできる?
はい、乗り換え可能です。楽天モバイルに乗り換えても、ソフトバンクのスマホ代金の分割払いはそのまま継続されます。
一括での精算を希望する場合は、My SoftBankまたはソフトバンクショップで手続きが可能です。解約後も分割の残金は支払い義務があります。
楽天モバイルでもソフトバンクのキャリアメールアドレスを使いたいんだけど?
使えます。
楽天モバイルへの乗り換えから31日以内にら31日以内にソフトバンクのメールアドレス持ち運びに申し込んでください。
利用料金は1メールアドレスごとに月額330円、年払いで3,300円かかります。
ソフトバンクのSIMカードの返却は必要?
原則として返却が推奨されていますが、返却しないことでペナルティが発生した事例はほとんどありません。
SIMカードには個人情報は含まれておらず、再利用もできないため、ハサミで切って破棄して問題ありません。不安な場合はソフトバンクショップで相談しましょう。
MNPで電話番号はそのまま使える?
はい、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を使えば、ソフトバンクの電話番号を引き継いだまま楽天モバイルで利用可能です。
iPhoneでも楽天モバイルに乗り換えできる?
はい、iPhone 6s以降のモデルであれば、楽天モバイルの「楽天回線対応製品」として利用できます。
ただし、eSIMを使う場合はiPhone XS/XR以降の機種が対象です。楽天公式サイトでお手持ちのiPhoneが「楽天回線対応製品」に該当するか確認しましょう。
楽天モバイルは即日で開通できる?
はい、eSIMで申し込めば最短即日で開通が可能です。
本人確認が完了すれば、SIMカードの到着を待たずにmy楽天モバイルアプリからeSIMプロファイルをダウンロードし、その日のうちに開通できます。
ソフトバンクの請求は日割りになる?
いいえ、ソフトバンクの解約月の料金は日割りになりません。
たとえば月初に解約しても、その月の基本料金1か月分がまるごと請求されます。
楽天モバイルの料金は日割りになる?
日割りにはなりませんが、従量制課金です。
契約月のデータ使用量に応じて、3GB未満なら1,078円、20GB未満なら2,178円、20GB超でも3,278円が上限です。