LINEMO(ラインモ)からUQモバイルに乗り換(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説。
LINEMO(ラインモ)からUQモバイルに乗り換えパターンごとに、申し込みから開通までの手順を解説
SIMカードのみ契約+AndroidスマホやiPhoneを使う
- LINEMOから楽天モバイルに乗り換える
- SIMカードのみ契約する
- LINEMOで使っているAndroidスマホやiPhoneは、UQモバイルでも使い続ける
ときの手順は以下の通り。
- au IDをあらかじめ作成してもいいが、My UQ mobileアプリの初期設定の手順の中でau IDの新規登録ができるので、そっちでやるのがオススメ
- UQモバイルでも使いたいAndroidスマホやiPhoneが動作確認されているか、動作確認端末一覧を見て確認
- LINEMOでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスして、【SIMカード】の申し込みボタンを選択する
- 契約方法は、「他社から乗りかえ(MNP)」を選択する
- 「お手続きを選択してください。」画面では【機種のみ購入する】を選択する
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 数日でUQモバイルのSIMカードが手元に届く
- UQモバイルオンラインショップの「ご注文番号」と契約時に設定した「注文履歴確認用パスワード」を用意しておく
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する
- 回線切替が完了すると、LINEMOとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの開通手順
- SIMカードを台紙から取り外し、iPhoneにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- 「アクティベーション」画面(Apple IDとパスワード入力画面)が表示されたら、画面の指示に従って入力する
- iPhoneのiOSバージョンを最新バージョン、キャリア設定アップデートを最新バージョンにする
- iPhone内にLINEMOの構成プロファイルをインストールしている場合は削除する
- 機内モードをオン・オフしてみて、「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」表示にならない場合は、iPhoneにUQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
LINEMOはiOS 15.0以上であればAPN設定不要で利用できますが、何らかの理由でLINEMOのAPN構成プロファイルをインストールしている場合は削除してください。
Androidの開通手順
- SIMカードを台紙から取り外し、AndroidスマホにUQモバイルのSIMカードを入れて電源を入れる
- APN設定を行う
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
eSIMのみ契約+eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
- LINEMOからUQモバイルに乗り換える
- eSIMのみ契約する
- eSIM対応AndroidスマホやiPhoneを使う
ときの手順は以下の通り。
UQモバイル公式オンラインショップで申し込むときは、MNP予約番号を取得してから5日以内に申し込んでください。
- au回線/povo1.0回線と連携していないau IDを作成しておく
- eSIMを入れて使いたいiPhoneが動作確認されているか、動作確認端末一覧を見て確認
- LINEMOでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- スマホからUQモバイル公式オンラインショップにアクセスしてeSIMを【他社から乗りかえ(MNP)】で契約する
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- UQモバイルオンラインショップの「ご注文番号」と契約時に設定した「注文履歴確認用パスワード」を用意しておく
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する(MNP転入時のみ)
- 回線切替が完了すると、LINEMOとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
iPhoneの開通手順
- My UQ mobileアプリ等を使い、eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする
- iPhoneのiOSバージョンを最新バージョン、キャリア設定アップデートを最新バージョンにする
- iPhone内にLINEMOの構成プロファイルをインストールしている場合は削除する
- 機内モードをオン・オフしてみて、「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」表示にならない場合は、UQモバイルのAPN構成プロファイルをインストールする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
Androidの開通手順
- My UQ mobileアプリ等を使い、eSIM開通手続き・eSIMプロファイルのダウンロードをする
- AndroidスマホでAPN設定をする
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
UQモバイルのSIM+端末セットを契約する
- LINEMOからUQモバイルに乗り換える
- UQモバイルで販売されているAndroidスマホやiPhoneを契約する
ときの手順は以下の通り。
UQモバイル公式オンラインショップでは、iPhoneやAndroidスマホが販売されています。
UQモバイルへの乗り換えと同時にスマホを購入+増量オプションⅡに加入すると、「UQ mobile オンラインショップ おトク割」が適用されて最大2万2000円割引が適用されます。
UQモバイル公式オンラインショップで申し込むときは、MNP予約番号を取得してから5日以内に申し込んでください。
- UQモバイルのスマホセットで契約するときは、au IDはあらかじめ作成しても後から作成してもOK
- LINEMOでMNP予約番号を発行する(MNPワンストップ利用の場合は不要)
- クレジットカード、本人確認書類、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを揃える
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスする
- スマホの本体カラーや容量を選び、契約方法はを【他社から乗り換え(MNP)】で契約する
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 数日でUQモバイルのスマホセットが手元に届く
- 9時から21時15分までの間に、WEBサイトまたは電話で回線切替を実施する(MNP転入時のみ)
- 回線切替が完了すると、LINEMOとの契約が自動解約され、UQモバイルが開通する
- 新スマホにSIMを入れる(SIMカードを入れる/eSIM開通手続きをする)
- 新スマホで初期設定、データ移行などを行う
- 発信テスト用番号(111)へ発信し、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら正常に終了(発信テストをしないと開通しない模様)
- Wi-Fiをオフにして、電話やWebサイトが見れることを確認して利用開始
LINEMO(ラインモ)からUQモバイルに乗り換え手順を解説
【手順①】使いたいスマホが動作確認されているか見る(SIMのみ契約時)
- UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約する
- UQモバイルで使うAndroidスマホやiPhoneは自分で用意する
場合は、UQモバイルで動作確認されていることを確認してください。
- UQモバイル使いたいAndroidスマホやiPhoneが、SIMカードまたはeSIMで動作確認されていること
- 動作確認情報で、「◯ : ご利用いただけます」と表示されていること
- 対応エリアが◯(=au回線対応)になっていること
「◯ : ご利用いただけます」が表示されているスマホは、au回線に対応しているためUQモバイルでも問題なく使用できます。
「△ : 一部ご利用いただけません」が表示されているスマホは、△になっている理由はほぼ確実に
【手順②】MNPワンストップを利用するか、MNP予約番号を発行するか決める
LINEMOからUQモバイルに乗り換える場合、①LINEMOでMNP予約番号を発行して申し込む方法、②MNPワンストップ方式を利用して申し込む方法、の2つの方法が利用できます。どちらを利用してもOKです。
MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の発行・取得手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。
LINEMOとUQモバイルはMNPワンストップ方式に対応しているため、LINEMOでMNP予約番号を発行不要でUQモバイルに乗り換えが可能です。
もちろん従来どおりに、LINEMOでMNP予約番号を発行を発行してからUQモバイルに申し込みも可能です。
なお、あなたの契約状況によっては、「MNPワンストップ方式」を利用せずに申し込んだほうがスムーズに行く可能性があります。MNPワンストップでうまくいかない場合はMNP予約番号を発行しましょう。
LINEMOでMNP予約番号を発行する方法
LINEMOのMNP予約番号の発行はLINEMOのMy menuから24時間行えます。MNP予約番号や有効期限はSMSで送られてきます。
なお、20:00以降の予約番号発行受付は、翌朝9:00以降に順次SMSで通知します。
MNP予約番号を取得しただけで、LINEMOは解約されることはありません
LINEMOでMNP予約番号を取得した時点では、LINEMOが解約されることはありません。
また、MNP予約番号の有効期限が切れても、LINEMOとの契約は継続しています。
LINEMOが解約されるのは、UQモバイル申し込み後、手元にUQモバイルのSIMやスマホが届いてから行う「回線切替手続き」を実施した日です。
回線切替手続きでは、LINEMOからUQモバイルへ回線を切り替える手続きを行います。この回線切替手続きを行った日がLINEMOの解約日になります。
たとえば10月5日にSIMが手元に届いて、10月6日に回線切替手続きをすると、10月6日付でLINEMOの契約が自動解約されます。
【手順③】UQモバイルの契約に必要なものを用意する
本人確認書類、契約者本人名義のクレジットカード、メールアドレス、MNP予約番号などの契約に必要なものを用意してください。
SIMカード契約時とeSIM契約時で求められる本人確認書類が異なるので注意してください。
UQモバイルを申し込むときは、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを利用することを推奨します。どうしてもドコモのキャリアメールアドレスを使い続けたいならドコモメール持ち運び | サービス・機能 | NTTドコモに申し込んでください。
本人確認書類(画像アップロードによる本人確認の場合)
- 運転免許証(公安委員会発行のもの※国際免許証を除く)
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 健康保険証
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
本人確認書類(撮影による本人確認の場合) ※eKYCのこと
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 運転経歴証明書
【手順④】UQモバイルを申し込む
契約に必要なものを用意したら、UQモバイル公式オンラインショップからSIMカード/eSIM/端末+SIMセットを申し込んでください。
- UQモバイル公式オンラインショップにアクセスする
- 自分が申し込みたいSIMカード/eSIM/端末+SIMのセットを選択する
- 「商品・契約方法の選択」画面になるので、契約方法は【他社から乗りかえ(MNP)】を選択。スマホ契約時は本体カラーや本体容量を選択する
- 料金プラン、増量オプションⅡの有無、通話オプションの有無などを選択する
- あとは画面の指示に従ってUQモバイルの契約を完了させる
- 途中で決める「暗証番号」と「注文履歴確認用パスワード」は、忘れないようにしっかりメモしておくこと
「他社から乗りかえ(MNP)」を選択する
LINEMOからUQモバイルに乗り換えるときは、契約方法は【他社から乗り換え(MNP)】を選択してください。
「MNP予約番号の取得状況の確認」では、MNP予約番号を発行している場合は【取得している】を、MNPワンストップを利用する場合は【取得していない】を選択してください。
【取得している】を選択した場合は、MNP予約番号の入力、MNP予約番号有効期限の選択、乗り換え予定の電話番号を入力してください。
【取得していない】を選択した場合は、「現在ご利用中の携帯電話会社の選択」が表示されるので、【LINEMO】を選択、乗り換え予定の電話番号を入力し、【MNPの手続きに進む】を選択してください。LINEMOのMy Menuへのログイン画面になるので、画面の指示に従って操作してください。
UQモバイルの開通手順を解説
【手順①】9時から21時15分までの間にWEBサイトで回線切替手続きを行う
今契約している携帯電話会社からUQモバイルの回線に切り替えるために、WEBサイト上で回線切替を行う必要があります。UQモバイルのマニュアルでもWEBサイトでの回線切替手続きのみ掲載されています。
契約区分 | あらかじめ準備する情報 | 受付時間 |
---|---|---|
機種変更 | ①au ID/パスワード ②携帯電話番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
UQ mobileからの乗りかえ au/povo1.0からの乗りかえ | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 7:00 ~ 23:15 25:00 ~ 26:15 (年中無休) |
MNP | ①ご注文番号 ②ご注文履歴確認用パスワード ③切り替え予定の携帯番号 | 9:00 ~ 21:15 (年中無休) |
UQモバイル公式の解説だと「30分程置く」と記載されていますが、実際は数分で回線が切り替わります。
- 注文履歴表示ログイン分岐にアクセス
- 「au ID」もしくは「ご注文番号」と注文完了時に自動発行された「ご注文履歴の確認用パスワード」を入力してログイン
- 注文履歴確認画面の「回線を切り替える」ボタンを押す
- 切り替え後、今まで利用されていた機種と新しい機種の電源を切り、30分程度置いて新しい機種の電源を入れる
【手順②】SIMカード/eSIMの設定を行う
UQモバイルのマルチSIMを任意のサイズに切り取り、スマホにUQモバイルのSIMカードを入れてください。ほとんどの人は「nanoSIM」サイズに切り取るはずです。
SIMカードを入れた後に電源をオンにすると、AndroidスマホはSIMロック解除時に発行されたSIMロック解除コード、iPhoneならアクティベーション(Apple IDとパスワードの入力)を求められることがあります。
ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイルなどで購入したAndroidスマホやiPhoneは、このSIMロック解除コードやアクティベーションを実施することで、SIMロック解除が正式に完了します。
SIMロック解除コードの入力、アクティベーションが完了したら、いったんスマホを再起動してください。
特にiPhoneは、再起動をしないと通話が終了できなくなる可能性があるので、必ず再起動してください。
【手順③】SIMのみ契約時は「APN設定」を行う
UQモバイルでSIMカードのみ/eSIMのみ契約した場合は、端末側でAPN(アクセスポイント)設定が必要です。
APN設定とは、簡単に言えば「UQモバイルの回線にログインするために必要なIDとパスワード」のようなものです。
iPhoneは、iOSバージョンを最新状態/キャリア設定アップデートを最新状態にすると、APN設定不要で利用できる可能性が非常に高いです。
iPhoneにUQモバイルのSIMカードやeSIMを入れた後にWi-Fiをオフ、機内モードをオン・オフしてみて、iPhoneの画面上部が「UQ mobile」「UQ mobile 4G」「UQ mobile 5G」「4G」「5G」となっていれば、APN設定は不要です。
iPhone X、iPhone XS/XS Max/XR、iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズはUQモバイルの提供しているAPN構成プロファイルをインストールが必要とされていますが、上記操作をしてみて4Gや5G表示される場合はAPN設定不要です。
また、iPhone内に他社APN構成プロファイルが存在する場合は削除してください。
- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」をタップ
- 他社APN構成プロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- 画面に従ってパスコードを入力
- 「削除」を選択して削除完了
【手順④】発信テストを行う
111(通話料無料)に発信して、「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえましたら正常終了です。最後まで聞いて電話を切ってください。発信テストを実施しないと正常に利用できない場合があります。
発信テストが成功しない場合は、WEBサイトで回線切替が完了していない、APN設定が正しく完了していない可能性があります。確認してください。
【手順⑤】新機種を購入している場合はデータ移行・初期設定を行う
UQモバイルで新しい機種を購入している場合は、新機種へのデータ移行や初期設定を行ってください。
AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行
スマホメーカーが提供しているデータ移行アプリを利用する方法や、スマホ同士をUSB type-Cケーブルで接続して有線でデータ移行する方法があります。
たとえばSamsungだと「Smart switch」というアプリがあり、連絡先・アプリ・画像・動画・音楽などをデータ移行できます。
また、Googleドライブを利用して電話帳・写真・動画・アプリなどのデータを移行できます。
「iOSに移行」アプリを利用すると、AndroidスマホからiPhoneにデータ移行できます。
iPhoneからiPhoneにデータ移行
iOSの「クイックスタート機能」を利用すると簡単に新しいiPhoneにデータ移行できます。
UQモバイルとLINEMO(ラインモ)の料金プラン比較
キャリア | 料金プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
LINEMO | LINEMOベストプラン (月3GB~10GB) | 【3GBまで】月額990円 【10GBまで】月額2,090円 |
LINEMO | LINEMOベストプランV (30GB) | 月額2,970円 |
UQモバイル | トクトクプラン (15GB) | 【1GBまで】月額2,277円 【15GBまで】月額3,465円 |
UQモバイル | コミコミプラン+ (33GB) | 月額3,278円 |
UQモバイル | ミニミニプラン (4GB) | 月額2,365円 |
コミコミプラン+と LINEMOベストプランVを比較
プラン名 | コミコミプラン+ | LINEMOベストプランV |
---|---|---|
キャリア | UQモバイル | LINEMO |
使用回線 | au回線 | ソフトバンク回線 |
月間データ容量 | 月33GB | 月30GB |
月間データ容量超過後の 通信速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
余ったデータ容量の 翌月繰り越し | 可能 | 不可能 |
通話料 | 1回10分以内の 国内通話無料 (10分超過後は 30秒ごとに22円) | 1回5分以内の 国内通話無料 (5分超過後は 30秒ごとに22円) |
LINEMOでLINEMOベストプランVやスマホプランを契約していた人は、UQモバイルではコミコミプラン+がまず第一候補になるかと思います。
コミコミプラン+は、月33GB、余ったデータ容量の翌月繰り越し可能、1回10分以内の国内通話が無料になるというメリットがあります。
通話オプションで比較
キャリア | オプション名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
LINEMO | 通話定額 (国内通話が 24時間かけ放題) | 月額1,650円 |
LINEMO | 通話定額 for LINEMOベストプランV (国内通話が 24時間かけ放題) | 月額1,100円 |
LINEMO | 通話準定額 (1回5分以内の国内通話が 24時間かけ放題) | 月額550円 |
UQモバイル | 通話放題 (国内通話が 24時間かけ放題) | 月額1,980円 |
UQモバイル | 通話放題ライト (1回10分以内の国内通話が 24時間かけ放題) | 月額880円 |
UQモバイル | 通話パック60 (月間最大60分相当の 最大2,640円分 国内通話が定額) | 月額660円 |
UQモバイルのメリット・特徴まとめ
- 「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」の3つの料金プランが選べる
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能/月間データ容量を使い切っても速い
- 「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」などの割引サービスがある
- auのサブブランドなので通信品質が良い
- テザリングが無料で利用できる
- かけ放題オプションも用意されている
- AndroidスマホやiPhone SE(第3世代)やiPhone 15、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
- SIMのみ契約後でも、店舗やオンラインで機種変更が可能(UQモバイルのスマホを購入可能)
- 店舗でのサポートを受けられる
- クレジットカードまたは口座振替が利用可能
余ったデータ容量は繰り越し可能/ギガがなくなっても速い
「コミコミプラン+」、「トクトクプラン」、「ミニミニプラン」は、当月余ったデータ容量を翌月にくりこしできます。
たとえば月間データ容量33GB(月間データ容量30GB+データ10%増量特典3GB)の「コミコミプラン+」で、1月に31GB使用して2GB余った場合は、2月は33GB+2GB=35GBでスタートします。無駄なくデータ通信できますよ。
月間データ容量の超過後は通信速度の制限が実施され、ミニミニプランは最大300kbpsで、コミコミプラン+とトクトクプランは最大1Mbpsで通信できます。ただし、コミコミプラン+は最大1Mbpsに通信速度を制限後、50GB超過時は最大128kbpsに通信速度が制限されます。
ミニミニプランのみ「節約モード」が利用可能
2024年現在、ミニミニプランのみ「節約モード」という便利な機能が利用できます。節約モードをオンにすると通信速度が最大300kbpsになる代わりにデータ使い放題&データ消費ゼロで利用できます。
コミコミプラン+・トクトクプランでは節約モードは利用できません。
一度消滅した機能が復活することは無いので、今後料金プランが改定されても復活することはないでしょう。
「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」が利用できる
トクトクプランおよびミニミニプランは、「au PAYカードお支払い割」「自宅セット割」「家族セット割」の3つの割引サービスが利用できます。
au PAYカードお支払い割
対象の料金プランに加入のうえ支払い方法を「au PAYカード支払い」にすると、対象回線の利用料金が毎月187円割引になるサービスです。UQモバイルでは2023年6月1日に提供を開始しました。
自宅セット割
「インターネットコース」と「でんきコース」の2つのコースがあります。対象料金プランとauのインターネットサービス、またはauでんきを契約していると適用対象になり、毎月1,100円割引されます。
家族セット割
家族でUQモバイルを利用すると2回線目以降の月額料金が毎月550円割引されます。
AndroidスマホやiPhone、au認定中古品iPhoneを安く購入できる
UQモバイルでは、AndroidスマートフォンやiPhone SE(第3世代)、iPhone 12、au Certified(認定中古品)iPhoneを販売しています。
UQモバイル公式オンラインショップで、スマホを対象プラン+他社から乗り換え(MNP)で契約+増量オプションⅡに加入して契約すると、機種代金から最大2万2000円割引されて非常にお得です。
たとえば、UQモバイル公式オンラインショップのiPhone SE(第3世代)の販売価格(定価)は7万935円で、2万2000円割引が適用されると4万8935円から購入できます。
UQモバイルのAndroidスマホは昔と比べると取り扱っている機種や種類も増えてきました。
販売しているスマホの一例は以下の通り。(2024年12月時点)
iPhone | Androidスマホ |
---|---|
【新品iPhone】 iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 iPhone SE(第3世代) 【au認定中古品iPhone】 iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 Pro iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第2世代) | Xiaomi 14T AQUOS sense9 SHG14 Galaxy S23 FE Google Pixel 8a arrows We2 FCG02 Xperia 10 VI SOG14 Google Pixel 8 Redmi Note 13 Pro 5G BASIO active2 Redmi 12 5G XIG03 BASIO active |
全国店舗でサポートを受けられる
UQモバイルの手続きや相談は、全国2,700店舗以上で対面サポートを行っています。
- UQスポット(UQ専売ショップ)
- au Style
- auショップ
店舗スタッフに対面で、UQ mobileの相談や契約手続き、アフターサービスを受けることが可能な場所が増え、オンライン契約に不慣れな方でも安心して利用できます。
クレジットカードまたは口座振替が選択可能
UQモバイルの料金支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替が選択可能です。
2023年2月15日(水)より、UQ mobileオンラインショップでの新規、他社から乗りかえ(MNP)、スマホ単体購入時の支払い方法について、クレジットカードに加え「口座振替」も選択可能になりました。
LINEMO(ラインモ)からUQモバイルに乗り換えるときの注意点やデメリット
UQモバイルはau回線なので、au回線不毛地帯は注意が必要
UQモバイルはau回線を使用してサービスを提供しています。LINEMO(ソフトバンク)とはサービスエリアが微妙に異なります。
人里離れた田舎、山の中、河川といった僻地によく行くという人は、ドコモのほうが電波が強い可能性があります。LINEMOからUQモバイルに乗り換えると同じ場所でも電波が繋がりにくくなる可能性があります。
都会に住んでいる人は何も気にしなくていいです。
ソフトバンクやワイモバイルのAndroidスマホとの相性が悪い
ソフトバンクやワイモバイルのAndroidスマホは、当然ながらソフトバンク回線には対応していますが、ドコモ回線やau回線に対応していない可能性が高いです。
自分の使いたいスマホの動作確認情報を見て、対応エリアが◯になっていればau回線に対応しているため、引き続きUQmobileでも問題なく使えます。
コミコミプラン+は2段階の速度制限がある
コミコミプラン+は、月間データ容量超過後の通信速度は2段階制限されます。
データ利用量が月間データ容量を超過した場合、当月末までの通信速度を最大1Mbpsに制限します。さらに、月間のデータ利用量が50GBを超過した場合、当月末までの通信速度を最大128kbpsに制限します。
LINEMOベストプランVも同様に、45GBを超えた場合は当月末までの通信速度を最大128kbpsに制限されます。UQモバイルのほうが5GBの猶予があります。
料金は日割り計算されない
LJNEMOから他社に乗り換えるとき・解約するときは、その月の月額基本料金、通話定額などのオプションサービスの月額料金は日割りされないので注意してください。
LINEがカウントフリー(LINEギガフリー)ではなくなる
LINEMOは、LINEアプリのトークはもちろん、音声・ビデオ通話のデータ消費もゼロ、データ容量の大きな画像・動画の送受信やタイムラインへの投稿もギガフリーですが、UQモバイルではしっかりカウントされます。
ソフトバンクまとめて支払いが利用できなくなる
LINEMOではソフトバンクまとめて支払いが利用できましたが、UQモバイルに乗り換えると当然ソフトバンクまとめて支払いは利用できなくなります。
なお、UQモバイルではauかんたん決済が提供されています。
LINEMO(ラインモ)からUQモバイルに乗り換えでよくある質問
LINEMOからUQモバイルに乗り換えるとき、ベストなタイミングはいつ?
LINEMOは、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、日割り計算されずに1ヶ月分の支払いが必要になります。
UQモバイルは、契約した月の利用料金は日割り計算されます。
SIMカードを契約する場合は毎月25日頃までに、eSIMを申し込む場合は28日頃までに申し込むといいでしょう。
日割り計算されないのでいつでもUQモバイルに乗り換えてOKですが、月末ギリギリになっての乗り換えはやめたほうがいいです。
月末ギリギリに申し込んでもいい?
LINEMOからUQモバイルへの回線切替が月をまたいでしまった場合は、翌月のLINEMOの利用料金の支払いが必要になります。
たとえば、
- LINEMOからUQモバイルに乗り換える
- 1月29日にUQモバイルのSIMカードを「他社から乗り換え」で申し込んだ
- 2月1日にSIMカードが届いた
- 2月1日にmyUQモバイルでMNP開通手続きをした
場合は、2月1日付けでLINEMOが自動解約されて、UQモバイルの回線が開通します。
2月1日時点でLINEMOを契約していることになるので、1月分と2月分の利用料金の支払いが必要です。
LINEMOで契約解除料(違約金)は発生する?
LINEMOは、契約解除料(違約金)やMNP転出手数料無料です。
ただし、LINEMOを解約した月・他社へ転出した月の利用料金は日割り計算されずに1ヶ月分満額請求されます。
UQモバイル側で契約時に発生する費用は何がある?
- 【UQモバイル】契約事務手数料3850円
- 【UQモバイル】契約月の利用料金(日割り計算)
- 【UQモバイル】契約と同時にオプションに加入すればオプション料金も日割り
UQモバイルは契約事務手数料として3850円かかります。
UQモバイルを新規契約、もしくは他社からUQモバイルに転入した月の利用料金は日割りされて請求されます。
契約と同時に通話オプションの申し込んだ場合は、オプション料金も同様に日割り計算されます。
LINEMOはどのタイミングまで使える?
UQモバイルで回線切替手続きを実施するまでは、LINEMOのSIMを使ってデータ通信や音声通話が利用できます。